SESはスキルアップできる?スキルアップできない環境での対処法3選を解説
「SESはスキルアップできる?」
「SESがスキルアップする方法を知りたい」
と思うことはありませんか?
SESとしてスキルアップできるのかわからないと、このままSESとして働き続けて大丈夫なのかと迷ってしまいますよね。
では、SESがスキルアップするとどのようなことが実現できるのでしょうか?
そこで今回は、
- SESはスキルアップできるのか
- SESがスキルアップするとで実現できること
- スキルアップできない解説にいる場合の対処法
について詳しく解説します。
この記事を見れば、SESがスキルアップするための方法がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
SESがスキルアップできるかは個人の努力と会社の環境次第
SESとしてスキルアップすることは可能です。
ただし、SESがスキルアップできるかどうかは、以下の2つが重要になります。
- 個人の努力
- 所属する会社の環境
それぞれについて詳しく解説していきます。
1. 個人の努力
SESはスキルアップできないというイメージが強いですが、個人の努力でスキルアップが可能です。
なぜなら、常駐先の実務を経験することで、現場経験を積むことができるからです。
常駐先の現場で重要な業務を振ってもらうためには、現場で認められることが重要になります。
認められるためには、以下のことを意識して業務に取り組みましょう。
- 任せれた業務をしっかりこなす
- 自分で気づいたことがあればやる
- コミュニケーションを取る
- 業務にコミットする
上記を意識して業務に取り組むことで、現場で認められてさまざまな業務を振ってもらい、現場経験を積むことができます。
重要な業務をおこなっていくことで、SESとしてスキルアップが可能です。
実際にやりたい業務を任されるようになるには、常駐先の現場で信頼を得ることが大切です。
2. 所属する会社の環境
SESとしてスキルアップするには、所属する会社の環境も重要になります。
なぜなら、スキルアップできる現場に配属されるかは所属する会社次第だからです。
また、会社によっては、以下のように社員を育てようとする意識がない場合があります。
- 研修制度はなし
- 社員のキャリアパスは考えていない
SESで働く会社が本人の将来を考えてくれていれば、スキルアップするために色々と教えてくれるはずです。
他にも、定期的に研修や勉強会を開催し、社員のモチベーションを維持するための取り組みも実施しているでしょう。
会社が研修をしてくれない場合、独学でスキルを身につけなければいけません。
しかし、独学はモチベーションの維持が難しく挫折率が高いです。
そのため、スキルを身につけたい方には、プログラミングスクールがおすすめです。
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一般的にSESではスキルアップできないと言われる3つの理由
一般的にSESではスキルアップできないと言われるのは、以下の3つの理由からです。
- 常駐先によって作業内容がことなるから
- 単純作業ばかりだから
- そもそもスキルが身につかない現場で働かされるから
上記に当てはまる環境で働いている場合は、個人でスキルアップしたり、転職するなどの対策が必要になります。
それぞれの理由に当てはまるかどうかを確認しながら、読み進めてみてください。
1.常駐先によって作業内容がことなるから
SESは、常駐先によって求められるスキルがことなります。
なぜなら、常駐先によって作業内容が毎回ことなるからです。
会社や案件によって常駐先に期間は異なりますが、もし3ヶ月ごとで配属先が変わった場合、毎回必要なスキルが異なるとスキルアップは難しくなります。
自分が身につけているスキルが必要なかったり、逆に必要なスキルを持っていないこともあります。
SESが常駐する客先は運やタイミングで決まるため仕方ありませんが、常駐先によって作業内容が異なることは、SESがスキルアップできないと言われる理由のひとつです。
2.単純作業ばかりだから
SESとして働く場合、単純作業ばかりでスキルアップが望めないような環境で働かされる可能性もあります。
常駐先によっては、以下のような単純作業ばかりを任されるケースがあります。
- クライアントがコアな部分を実装して、そのサポート
- システムが想定通りに動くかのテストばかり
- 古いシステムで開発するため作業の範囲が限定的
上記のように開発のコアな実装ができない場合は、スキルアップにつながりません。
常駐先によっては、単純作業ばかりになることがあります。
3.そもそもスキルが身につかない現場で働かされるから
SESとして働く場合、そもそもスキルが身につかない以下のような現場で働かされることがあります。
- 事務作業
- ヘルプデスク
- コールセンター
上記の職場がスキルが身につかないわけではありませんが、エンジニアとして開発スキルが身につく環境ではないのはたしかです。
ビジネス上の判断なので仕方ありませんが、会社が売上を上げるために案件を広げた結果、このような現場で働かされることもあります。
SESがスキルアップすると実現できる5つのこと
SESがスキルアップすると実現できることは、以下の5つです。
- 副業で自力で稼げるようになる
- 自社開発系の会社へ転職できる
- フリーランスとして独立できる
- プロジェクトマネージャーへ転向できる
- 営業に転向できる
SESとしてスキルアップすると、さまざまなキャリアアップが可能です。
どの方向性に進みたいかを考えながら、それぞれ読み進めてください。
それぞれ解説していきます。
1.副業で自力で稼げるようになる
SESとしてスキルアップしてエンジニアとしての価値を高めると、以下のような副業で稼げるようになります。
- 業務委託
- 請負開発
- スクール講師
- Webサービス、アプリ開発
- テクニカルライター
また、副業をおこなうことで、本業では経験できないことが経験できたり、人脈が広がるなどのメリットがあります。
SESとしてスキルアップしたいら、副業を紹介しているサイトに登録して仕事を探してみましょう。
2.自社開発系の会社へ転職できる
SESとしてスキルアップすることで、自社開発を行なっている企業へ転職できるようになり、今よりもよい条件で働けるチャンスがひろがります。
自社開発には、以下のようなメリットがあります。
- 開発の企画段階から携われる
- 開発したサービスの評価を実感できる
- スケジュール調整がしやすい
- 新しい技術に触れる機会が増える
エンジニアは慢性的な人手不足であることに加えて、企業がIT部門の内製化を進めていることから、SESから自社開発系の会社へ転職することは可能です。
エンジニアとしてキャリアアップしたいのであれば、スキルアップに取り組んでいきましょう。
3.フリーランスとして独立できる
SESとしてスキルアップすることで、フリーランスとして独立することは可能です。
なぜなら、契約形態が変わるだけで、SESとフリーランスは同じ仕事も多いからです。
フリーランスとして働くと、以下のようなメリットがあります。
- 案件を自分の意思で選べる
- 高収入が期待できる
- 働き方が自由
SESとして働いてる場合、常駐先を選ぶことはできません。
そのため、やりたくないプロジェクトを任されたり、雑用に近い業務をする時間が多くなることもあります。
フリーランスとして働くメリットが大きいと感じているのであれば、スキルアップしてフリーランスを目指していきましょう。
4.プロジェクトマネージャーへ転向できる
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の実行責任者です。
プロジェクトマネージャーは、責任者としての役割を担うため、高収入が期待できます。
プロジェクトマネージャーになるためには、以下のようなことを実行していきましょう。
- 開発現場で必要なスキルを身につける
- マネジメントの資格を取得する
- リーダーの補佐候補を募集している企業へ応募する
プロジェクトマネージャーになるためには、マネジメント経験が積める環境を狙っていくことが重要です。
マネジメント業務に携われる職場に身を置けるように行動していきましょう。
5.営業に転向できる
SES営業は、SES契約を取ってくる仕事です。
具体的な業務内容は、以下のようになります。
- エンジニアの確保
- エンジニアを必要とするクライアントへの提案
そのため、エンジニアとして働いているが営業の仕事に挑戦してみたい方に、おすすめな働き方です。
営業職なので、成績を上げることができれば、年収アップも期待できます。
また、ITコンサルタントへのキャリアアップもしやすいのも特徴です。
SESとしてスキルアップするには、プログラミングスキルの向上が欠かせません。
しかし、業務をしながらスキルを身につけるのは難しいですよね。
そこで、スキマ時間に効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです。
受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
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また、学習を進めていく中で分からないことが出てきたときは、 チャットもしくはビデオ通話でメンター(講師)に好きなだけ質問をすることができます。
オンラインと教室受講のどちらも可能なので、あなたのライフスタイルに合わせて好きなコースを選択してみてください。
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SESがスキルアップする際におすすめの資格5選
SESがスキルアップするためには、資格を取得するのも有効です。
なぜなら、資格を取得することでスキルの証明になり、派遣される常駐先の選択肢が広がるからです。
おすすめの資格は、以下の5つです。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- LinuC(Linux技術者認定試験)
- CCNA(Cisco Certified Network Associate)
- 応用情報技術者
それぞれの資格について解説していきます。
1.ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基礎知識に関する国家資格です。
ITパスポートを取得することで、ITに関する基礎知識を身につけていることを証明できます。
ITパスポートの出題分野は、以下のようになります。
- ストラテジ系:企業と法務、経営戦略、システム戦略
- マネジメント系:開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント
- テクノロジ系:基礎理論、コンピュータシステム、技術要素
ITパスポートの取得に必要な学習時間は、約180時間程度といわれています。
そのため、2〜3ヶ月程度の学習でITに関する国家資格を取得できます。
これから何か勉強していきたいなと考える方に、おすすめな資格です。
2.基本情報技術者
基本情報技術者は、ITに関するパスポートよりも一段階上の資格になります。
なぜなら、基本情報技術者はエンジニアやプログラマー向けの資格だからです。
ITパスポートは、ITの知識が必要な人全般に向けた資格になります。
そのため、ITパスポートよりも出題範囲は広がっています。
基本情報技術者の試験に合格するためには、以下のポイントを抑えて効率よく学習をすすめましょう。
- ひとつの参考書を決めて何度も読み込む
- 過去問題を繰り返し解く
- つまずいた部分はその都度解決する
- プログラム言語については個別に対策する
午後の試験では、プログラミング言語が出題されます。
そのため、既にスキルのあるプログラミング言語であれば問題ありませんが、スキルのない場合は個別で対策が必要になります。
基本情報技術者の合格率は約20%とITパスポートよりも難易度は上がりますが、しっかりと学習しておけば合格は可能です。
3.LinuC(Linux技術者認定試験)
LinuCは、Linuxに特化した民間資格です。
Linuxはサーバーを構築できるOSなので、LinuCを取得することでサーバーに関する知識が身につきます。
試験は、下記の三段階のレベルにわかれます。
- レベル1:サーバーの構築や運用、保守に関する基本的な知識や内容
- レベル2:ネットワークの設定Linuxの知識や技術の内容
- レベル3:サーバーを使ったシステムに関する知識やクラウドシステムに関する内容
サーバーの構築や運用ができるようになることで、エンジニアとしてのスキルの幅をひろげられます。
4.CCNA(Cisco Certified Network Associate)
CCNAは、コンピュータネットワーク機器の大手であるCisco社が主催しているベンダー資格の総称です。
CCNAの試験内容はネットワークに特化しており、ネットワークに関する入門資格となっています。
CCNAを取得することで、SESとしてネットワーク分野へ特色を出せるため、スキルアップにつながります。
資格を取得するには、以下の知識や経験が必要です。
- シスコソリューションの実装及び管理経験
- 基本的なIPアドレス指定の知識
- ネットワークの基礎に関する深い理解
Cisco社からテキストやネットワーク構築およびパケット通信のシミュレーターソフトが提供されているため、それらを活用して学習をすすめていきましょう。
ネットワーク分野でのスキルを証明できることで、常駐先でネットワークインフラやサーバー運用の業務に従事しやすくなります。
5.応用情報技術者
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位の資格にあたります。
応用情報技術者試験は、基礎的な技術は十分に理解しており、開発現場で一つの工程を任せられる技術力があるかを問われる資格になります。
よって、スキルアップしてより上流工程に行きたい場合は、取得することをおすすめします。
応用情報技術者に合格するためのポイントは、以下の3つです。
- 過去問を解いてわからなかったところをテキストで再学習する
- 午後試験は得意分野を2つ作る
- 学習時間を確保する
応用情報技術者は、合格率が約20%と難易度が高い資格なので、計画的に学習をすすめましょう。
SESが今いる環境でスキルアップできないときにやるべき3つのこと
SESが今いる環境でスキルアップできないときは、以下の3つを実行していきましょう。
- プログラミングスクールに通う
- エンジニア専門のQ&Aサイトを使う
- SNSのエンジニア向けコミュニティに参加してみる
今いる環境を変えていくためには、少しずつでも行動していくのが重要です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.プログラミングスクールに通う
初心者や経験の浅いエンジニアでスキルが身についていない場合、以下のような業務ばかりになってしまいます。
- コーディング
- 事務
- システム運用のテスト
単純作業ばかりになってしまう原因は、実務に対応できるスキルを身につけていないことです。
そのため、実務に対応できるスキルを身につけるために、プログラミングスクールに通うのも選択肢のひとつです。
プログラミングスクールでは、現役エンジニアから開発現場で必要なスキルを直接教えてもらうことができます。
学んだことを常駐先で即実践していくことで、常駐先の評価が上がることに加えて、実践を通してスキルも身につきます。
単純作業ばかりで、スキルアップが難しい状況であれば、プログラミングスクールに通って実務に必要なスキルを身につけましょう。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選2.エンジニア専門のQ&Aサイトを使う
エンジニア専門のQ&Aサイトを使うと、常駐先でわからなかったことを質問できるため、不明点を解消できます。
なぜならエンジニア専門のQ&Aサイトは、エンジニアが抱えている悩みを共有して解決するためのサービスだからです。
エンジニア専門のQ&Aサイトは、以下の2つが代表的です。
- StackOverflow(スタック・オーバーフロー)
- teratail(テラレイル)
SESとしてスキルアップするためには、分からないことを解決し知識をつけていくことが必要です。
エンジニア専用のQ&Aサイトを利用すれば、一人で悩み続ける必要がなく、スキルアップの手助けをしてくれます。
3.エンジニア向けコミュニティに参加してみる
SESとしてスキルアップするために、エンジニア向けコミュニティに参加してみるのもおすすめです。
なぜならエンジニア向けのコミュニティに参加することで、最新情報を収集できたり、エンジニアの人脈がひろがるからです。
エンジニア向けのコミュニティを4つ抜粋して紹介します。
- Debelopersjp
- Forkwell
- Qiita
- WEBCAMP ENGINEER COMMUNITY
エンジニア向けのコミュニティを使用することで、エンジニアとしての活動の幅がひろがります。
社外のつながりもできることで、今の環境では見えなかった視点で見ることができるようになります。
まとめ:SES企業でスキルアップが難しいなら、プログラミングスクールの無料カウンセリングへ
今回は、SESがスキルアップするための方法について解説してきました。
以下、今回の記事のまとめです。
- SESがスキルアップできるかは個人の努力と会社の環境による
- SESがスキルアップするとさまざまなことが実現できる
- SESが今いる環境でスキルアップできないなら、プログラミングスクールの無料カウンセリングがおすすめ
SESはスキルアップできないと一般的に思われていますが、個人の努力でスキルアップは可能です。
しかし、何から始めたらよいのかわからないと悩む方も多いです。
何から始めたらよいのかわからないと悩む方は、プログラミングスクールの無料カウンセリングを活用して、今後どのようにすればよいかを相談してみてください。
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