バックエンドエンジニアのキャリアパスの考え方を解説!スキルを活かした職種11選も紹介

公開日: 2022.02.13
更新日: 2024.01.12
バックエンドエンジニア キャリアパス

「バックエンドエンジニアにはどのようなキャリアパスがあるんだろう?」
「このままバックエンドエンジニアを続けてキャリアは大丈夫だろうか」

と思うことはありませんか?

バックエンドエンジニアとして就職や転職しようとしても、具体的にどのようなキャリアパスを描けばいいか迷ってしまいますよね。

では、バックエンドエンジニアにはどのようにキャリアパスを考えていけばいいのでしょうか?

そこで今回は、

  • バックエンドエンジニアのキャリアパスの考え方
  • バックエンドエンジニアの専門性を高めたキャリアパス
  • バックエンドエンジニアのスキルの幅を広げたキャリアパス

について詳しく解説します。

この記事を見れば、バックエンドエンジニアとしてのキャリアパスが見つかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

バックエンドエンジニアの業務内容

バックエンドエンジニア仕事内容

バックエンドエンジニアの主な業務内容は、Webサイトやアプリの裏側であるバックエンドの開発です。

具体的には、以下のような業務があげられます。

  • サーバーの構築
  • データベース構築
  • システム開発や運用

バックエンドエンジニアはサービスの目的に合わせて、ハードウェアを選ぶ知識も必要になります。

また、データベース構築に必要なデータベースソフトのスキルも求められます。

バックエンドエンジニアの業務内容は幅広く、Webサイトやアプリ開発において重要な役割をになっています

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バックエンドエンジニアのキャリアで身につくスキル

星を手に入れる男性

バックエンドエンジニアのキャリアで身につくスキルは、以下のようにわけられます。

  1. バックエンドエンジニアの必須スキル
  2. キャリアを重ねることで身につくスキル

バックエンドエンジニアとして就職するために必須スキルと、キャリアを重ねることで身につくスキルはことなります

それぞれどのようなスキルが必須で、どのようなスキルが身につくのかを解説していきます。

1.バックエンドエンジニアの必須スキル

バックエンドエンジニアにとって必須スキルは、以下の3つです。

  • バックエンド開発に使用するプログラミング言語スキル
  • プログラミング言語ごとに開発されているフレームワーク
  • データベース管理のスキル

バックエンド開発が主な業務のため、バックエンド開発に使用するプログラミング言語スキルは必須です。

また、プログラミング言語のスキルは、多くのスキルを習得するというよりも、PHPやJavaなどの比較的昔から使われている言語を習得することからはじめましょう。

2.キャリアを重ねることで身につくスキル

バックエンドエンジニアとして働き、キャリアを重ねていくことで、以下のようなスキルが身につきます。

  • 要件定義のスキル
  • サーバーの構築スキル
  • データベース構築スキル
  • フロントエンドの基礎知識
  • CMS構築のスキル

バックエンドエンジニアとしての働き始めたときは、設計通りにシステムを実装したり、正常に動くかのテストなどが主な業務になります。

その後、クライアントの要望を洗い出す要件定義などの上流工程にもたずさわるようにになっていきます。

バックエンドエンジニアは、キャリアを重ねることで幅広いスキルを身につけていくことが可能です。

バックエンドエンジニアのキャリアパスの考え方2つ

出口に向かう男性

バックエンドエンジニアのキャリアパスの考え方は、以下の2つがあります。

  1. バックエンドエンジニアの専門性を高めるキャリアパス
  2. バックエンドエンジニアで身につけたスキルの幅を広げるキャリアパス

どちらのキャリアパスがあなたに向いているかを考えながら、読み進めてください。

1.バックエンドエンジニアの専門性を高めるキャリアパス

今後もバックエンドエンジニアの需要は高まっていくと予想されます。

そのため、バックエンドエンジニアの専門性を高めるキャリアパスも非常に有効です。

具体的には、以下のようなキャリアパスになります。

  • チームリーダーやマネージャーなどのバックエンドのマネジメント職
  • バックエンドの知識を活かしたシステムエンジニアやフルスタックエンジニア

上記のキャリアパスは、バックエンドエンジニアとしての知識や経験を活かしたキャリアパスです。

バックエンドエンジニアは、システムの根幹部分を実装するため、システムに関する技術全体を把握しやすい特徴があります。

そのため、バックエンドエンジニアで得られる幅広い知識は、どのキャリアパスを選んでも現場の仕事に対する深い理解が強みになります。

2.バックエンドエンジニアで身につけたスキルの幅を広げるキャリアパス

バックエンドエンジニアのスキルに加えて新たなスキルを身につけることで、スキルの幅を広げて新たなキャリアパスを選ぶこともできます

具体的には、以下のようなキャリアパスがあります。

  • Webディレクター
  • Webマーケター

上記の職種でバックエンドエンジニアとしてを持ち合わせた人脈は希少なため、転職市場における価値を高めることができます。

急成長中のIT業界の中でも、「バックエンドエンジニア」はとても需要が高いです。

これからバックエンドエンジニアを目指していきたいと考える方も多いのではないでしょうか。

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エンジニアとしての専門性を高めたキャリアパス7選

宇宙へ飛び立つ男性

バックエンドエンジニアとして、エンジニアの専門性を高めるキャリアパスとしては、以下の7つがあります。

  1. システムエンジニア
  2. システムアーキテクト
  3. フロントエンドエンジニア
  4. フルスタックエンジニア
  5. スマホアプリエンジニア
  6. セキュリティエンジニア
  7. プロジェクトマネージャー

同じエンジニアでも、それぞれ高める専門性や仕事内容がことなりますので、どのキャリアパスに惹かれるかを考えながら読み進めてみてください。

1.システムエンジニア

システムエンジニアは、クライアントのヒアリングからシステム開発までのすべてを担当するエンジニアです。

システムエンジニアの仕事内容は、以下のような仕事があげられます。

  • クライアントのヒアリング
  • システムの要件定義
  • 開発時のディレクション
  • システムのテスト

上記の仕事内容をおこなうため、バックエンドエンジニアのスキルに加えて、クライアントとのコミュニケーションスキルやフロントエンドのスキルも必要になります。

より上流工程で働いていきたいバックエンドエンジニアは、システムエンジニアへのキャリアパスがおすすめです。

2.システムアーキテクト

システムアーキテクトは、システムエンジニアよりも上流工程を担当する職種です。

システムエンジニアは、システム開発の上流工程を担当します。

一方で、システムアーキテクトはシステム面だけでなく、クライアントからビジネス面でのニーズにも対応します。

そのため、システムエンジニアの仕事内容に加えて、以下のような仕事内容も担当します。

  • クライアントのビジネスニーズに応えるシステムがそもそも開発可能かを伝える
  • ビジネスニーズに応えるためにはシステムをどのように変更したらよいか提案

システムアーキテクトとして働くうえで、システム開発の全体像だけでなく、ビジネス全体像を描いてどのようにシステム開発を構造していくかが重要になります。

システムアーキテクトは。システム開発だけでなく、ビジネス面からよりクライアントに関わっていきたいと考えるエンジニアにおすすめな職種です。

3.フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、Web開発やシステム開発などの業務で設計から開発、運用まですべてに対応できるエンジニアです。

フルスタックエンジニアには、以下のようなスキルが必要になります。

  • フロントエンド開発に必要なスキル
  • インフラ環境構築スキル
  • バックエンド開発に必要なスキル

フルスタックエンジニアは、複数のエンジニアでおこなっていた開発を一人でおこなえるため、企業としても人件費の削減が可能です。

また、一人で開発を進められるため、開発スピードもあげられます。

上記の理由から、フルスタックエンジニアの需要は高まっており、バックエンドエンジニアとしての魅力的なキャリアパスのひとつといえます。

4.フロントエンドエンジニア

フロントエンジニアとは、Webサイトやアプリケーション開発のユーザーインターフェース部分を制作する職種です。

フロントエンドエンジニアに必要なスキルは、バックエンドエンジニアと共通する部分が多くあります。

そのため、バックエンドエンジニアの経験を生かして、フロントエンドエンジニアになることは充分に可能です。

フロントエンドエンジニアになるために、身につけたいスキルは以下のスキルです。

  • コーディングスキル
  • JavaScriptのスキル
  • UI/UXデザインのスキル

また、Webデザインの知識を身につけデザイナーと連携したり、ユーザーのニーズを的確にキャッチできるエンジニアとなれれば、大幅な収入アップもねらえます。

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリの裏側だけでなく、ユーザーが目に見える部分を開発していきたい人に向いているキャリアパスです。

5.スマホアプリエンジニア

スマホアプリエンジニアは、スマホアプリを開発するエンジニアです。

スマホアプリエンジニアは、アプリを開発するだけでなく、以下のような仕事内容も担当します。

  • アプリの企画からシステム設計
  • アプリ開発や動作テスト
  • リリースしたアプリの運用や保守

スマホアプリエンジニアのやりがいは、アプリを使った人から直接反応を聞けることです。

また、成果や実績が目に見やすいといった特徴もあります。

新しいものを開発していきたいと考える人は、アプリエンジニアに向いているといえます。

6.セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、情報セキュリティに関する業務に特化したエンジニアです。

セキュリティエンジニアには、以下のようなスキルが求められます。

  • サーバーに関する知識
  • OSに関する知識
  • ネットワークに関する知識

バックエンドエンジニアは、通常担う業務においてセキュリティに関する知識が必要なため、比較的スムーズにセキュリティエンジニアになれるでしょう。

インターネットが発展していくのに合わせて、サイバー攻撃はますます複雑になっています。

サイバー攻撃に備えるために、セキュリティエンジニアの需要は増加していくと予想されます。

セキュリティエンジニアは、より専門性の高いスキルを身につけたいエンジニアにおすすめな職種です。

7.プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体を管理する役割をにないます。

具体的には、以下のような業務をおこないます。

  • 企画立案
  • 必要条件の洗い出し
  • チーム編成
  • 完了後の評価と報告書の作成

バックエンドエンジニアとして現場経験を積みながら、マネジメントスキルを身につけることでプロジェクトマネージャーとしてキャリアアップできます。

Webスキルを活かしてスキルの幅を広げたキャリアパス4選

望遠鏡を見る男性

Webスキルを活かしてスキルの幅を広げたキャリアパスを4つ紹介します。

  1. Webディレクター
  2. Webマーケター
  3. ITコンサルタント
  4. テクニカルライター

ここで紹介するキャリアパスは、キャリアチェンジに近い要素が強いキャリアパスになっています。

それぞれ紹介していきます。

1.Webディレクター

Webディレクターは、Web制作のプロジェクトを管理や進行をする職種です。

具体的には、以下のような業務をおこないます。

  • クライアントの要望をヒアリング
  • Webサイトの企画提案
  • プロジェクトの管理
  • 制作したサイトの運用

バックエンドエンジニアからWebディレクターになることで、システム開発を伴う案件のディレクションも可能になります。

Web制作だけでなく、システム開発もできるWebディレクターは希少なため、転職市場における市場価値を上げることができます。

2.Webマーケター

Webマーケターは、Webをメインにマーケティングをおこなう職種です。

Webマーケターには、以下のようなスキルが必要です。

  • SEOスキル
  • SNS運用スキル
  • Web広告運用スキル

バックエンドエンジニアからWebマーケターに転身することで、Web制作もできるマーケターという独自の強みを持つことができます。

WebマーケティングとWeb制作は一括してやったほうが効率もよく、効果もあがりやすいため、クライアントのニーズにも応えやすくなります。

3.ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントのIT分野全般におけるコンサルティング業務をおこなう職種です。

バックエンドエンジニアからITコンサルタントへ転身することで、現場経験を持ったITコンサルタントとして活躍が期待できます

バックエンドエンジニアからITコンサルタントになるためには、以下の経験やスキルがもとめられます。

  • 顧客折衝経験
  • マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル

より上流工程に関わりたいバックエンドエンジニアにとって、ITコンサルタントは魅力的なキャリアパスといえます。

4.テクニカルライター

バックエンドエンジニアのスキルを活かしたキャリアパスのひとつとして、テクニカルライターがあります。

テクニカルライターとは、専門的な文章を書くライターです。

現場経験が豊富なバックエンドエンジニアならば、経験を通じて得たノウハウや個々の技術に関するライティングができます。

テクニカルライターには、エンジニアの知識に加えて、以下のスキルが必要になります。

  • ものごとを正確に伝えるスキル
  • 相手が何を知りたいか読み取るスキル

テクニカルライターは文章と向き合う仕事なので、人に何かを伝えることが好きな人に向いている職種です。

バックエンドエンジニアのフリーランスとして独立

バックエンドエンジニア独立

バックエンドエンジニアは、フリーランスとして独立することも可能です。

なぜなら、バックエンド領域のスキルを持ったエンジニアは人材が不足しているからです。

フリーランスとして独立するには、バックエンドのスキルだけでなく、以下のスキルや知識も必要です。

  • 営業力
  • 自己管理能力
  • 税金関連の知識

フリーランスは自分のペースで働けるなどのメリットもありますが、仕事が保証されるわけではないので、自分自身で動いていかなければなりません。

自分の意志で働きたい方は、フリーランスが向いているといえます。

【別検索意図】フリーランス エンジニアフリーランスエンジニアは今からでも目指すべきか|令和時代に活躍できる存在になる方法を解説

まとめ:バックエンドエンジニアのキャリアパスは幅広い

今回は、バックエンドエンジニアのキャリアパスについて解説しました。

バックエンドエンジニアとして働いていくと、幅広いスキルが身につきます。

そのため、バックエンドエンジニアをスキルを活かしたキャリアパスは非常に幅広くなります。

以下、今回のまとめです。

  • バックエンドエンジニアのスキルを活かしたキャリアパスは豊富
  • 方向性に合わせて専門性を高めたり、スキルを身につけるのが重要
  • バックエンドエンジニアはフリーランスとして独立も可能

バックエンドエンジニアのキャリアパスは多様ですが、自分がどの方向性に進むかを決めるのに迷ってしまう人は少なくありません

自分に合ったキャリアパスを知るためには、プログラミングスクールの無料カウンセリングを試してみるのもおすすめです。

専門のキャリアアドバイザーから、あなたに合ったキャリアパスを紹介してくれます。

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