データベースエンジニアのスキルセットを7つ紹介!習得方法やキャリアパスを解説
「データベースエンジニアにはどんなスキルセットが必要?」
「データベースエンジニアのスキル習得方法やキャリアパスを知りたい」
と思うことはありませんか?
データベースエンジニアになりたいけど、どんなスキルが必要がわからないと、どのように学んでいけばいいのか迷ってしまいますよね。
ではデータベースエンジニアとは、どんなスキルセットが必要なのでしょうか?
そこで今回は、
- データベースエンジニアに求められるスキルセット
- データベースエンジニアのスキル習得方法
- データベースエンジニアのキャリアパス
について詳しく解説します。
この記事を見れば、データベースエンジニアに必要なスキルセットがかわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
データベースエンジニアの仕事内容を3つ解説
データベースエンジニアの仕事内容を以下の3つにわけて解説します。
- データベースの設計・開発
- データベースの管理
- データベースの運用・保守
それぞれの仕事内容ごとのスキルセットも解説していきます。
それぞれみていきましょう。
1.データベースの設計・開発
データベースエンジニアは、システム開発でデータベースの設計・開発をおこないます。
システムのデータベースに対する要求を理解した上で、データベースの構造を設計書に落とし込む作業になります。
また、設計段階から、稼働後も考慮した上で、データベース設計をおこなっていきます。
データベースの設計や開発には、以下のようなスキルセットが必要です。
- 情報システムに関する全般知識
- システム開発の知識
- 論理的思考
データベースの設計や開発は、システムのデータベースに対する要求を理解することがポイントとなるため、システム開発の知識が欠かせません。
2.データベースの管理
データベースの管理もデータベースエンジニアの仕事内容になります。
データベースの管理では、設計したデータベースできちんとデータの保存や利用できるように管理していきます。
また、以下のような点を確認しながら、データベースが問題なく使用できるように監視します。
- サーバーの効率化
- サーバーの最適化
- データベースシステムのセキュリティ
- データベースシステムの障害に対する対応
データベースの管理に必要なスキルセットは、以下になります。
- データベースを扱う知識・スキル
- セキュリティに関する知識とスキル
3.データベースの運用・保守
データベースの運用や保守は、すでにセットアップ済みのデータベースの運用や保守をするスキルが重要になります。
具体的な内容としては、
- データベースへのアクセス権の管理
- データのバックアップ
- セキュリティ調査・分析
などの運用を行い、バージョンアップなどの保守作業もおこなっていきます。
また、データベースには多くのアクセスが日々集まり、情報漏洩やデータ改竄など、あらゆる観点から情報資産を守ることが重要な役割となっています。
データベースの運用や保守はに必要なスキルセットは以下の3つです。
- データベースを扱う知識・スキル
- データモデルの知識
- セキュリティに関する知識とスキル
また、現状に合わせて対策が必要になるため、論理的思考力も必要になります。
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データベースエンジニアに求められるスキルセット7つ
データベースエンジニアに求められるスキルセットは、以下の7つです。
- 情報システムに関する全般知識
- システム開発の知識
- データベースを扱う知識・スキル
- データモデルの知識
- セキュリティに関する知識とスキル
- コミュニケーションスキル
- 論理的思考
データベースエンジニアは、データベースエンジニア全般に必要なスキルを身につけていきましょう。
それぞれのスキルセットを解説していきます。
1.情報システムに関する全般知識
データベースエンジニアとして働く際に必要なスキルセットのひとつが、情報システムに関する全般知識です。
現在利用中のシステムに関して、以下の点を加味しながら、コスト面などで正しく評価します。
- セキュリティ性や可用性
- 拡張性
- 機能性
データベースを的確に管理していく必要があるため、情報システムに関する全般知識は必須のスキルといえるでしょう。
2.システム開発の知識
データベースエンジニアとして働く際は、システム開発の知識もスキルセットのひとつとして必須になります。
なぜなら、データベース開発はシステム開発の一部に過ぎないからです。
大元のシステム開発の知識がなければ、システムに合ったデータベースの開発は難しくなります。
そのため、データベースエンジニアとして、システム開発のスキルも身につけていきましょう。
3.データベースを扱う知識・スキル
データベースエンジニアとして働く際に必要になるスキルセットの中で最も大切なものは、データベースをあつかうスキルです。
データベースエンジニアは、データベースをあつかうスキルがなければ、全ての仕事において支障が出てしまうからです。
具体的には、
- オクラル製品
- SQL Server
- My SQL
- Post greSQL
などの、主だったデータベースソフトの知識が必要になり、SQL言語をよく理解している必要があります。
データベースをあつかうスキルは必ず身につけておきましょう。
4.データモデルの知識
データベースエンジニアは、データモデルの知識は必要不可欠なスキルセットです。
データモデルとしては、以下の2つがあります。
- 論理データモデル
- 物理データモデル
論理データモデルの作成や、倫理データモデルを実現できる形にした物理データモデルの知識は必要不可欠です。
データベースエンジニアは、システム利用者の要求にあわせて、データベースを実装するため、データモデルの知識が必要です。
5.セキュリティに関する知識とスキル
データベースエンジニアとして必要なスキルセットとして、セキュリティに関する知識も重要です。
なぜなら、セキュリティの知識がないと安全なデータベースを作れないからです。
データベースには外部に漏れてはいけない機密情報も含まれるため、確実なセキュリティ対策をし、データを外部の攻撃から守ることが重要になります。
データベースを扱う上て大切な守りの知識である、セキュリティのスキルは必ず身につけておきましょう。
6.コミュニケーションスキル
データベースエンジニアとして必要なスキルセットとして、技術的なスキルが重視されがちですが、コミュニケーションスキルも非常に重要になります。
コミュニケーションスキルがなければ、クライアントやプロジェクトマネージャー求めるものとは異なるデータベースになる可能性があるからです。
また、プロジェクトの一員として主要メンバーになることもあり、専門分野の人たちと関わることも考えられるため、必須のスキルといえます。
7.論理的思考
データベースエンジニアには、論理的思考が必要なスキルといえます。
なぜなら、多くのスキルを駆使してクライアントが満足するデータベースを構築するには、ものごとを体系的に整理して考えられる論理的思考がなければ構築できないからです。
また、業務範囲も広いため、設計から運用までの一連の流れ理解し、データベースを構築する必要があります。
データベースエンジニアには、道筋を立てて考えられる論理的思考は必須といえるでしょう。
ロジカルシンキングを身につける5つのメリットを解説!フレームワークや注意点も紹介データベースエンジニア4つのスキルセット習得方法
ここでは、データベースエンジニアがスキルセットを習得するために効率的な学習方法を解説していきます。
- 書籍で習得する
- 業務を通して習得する
- 資格学習を通して習得する
- プログラミングスクール
自分にはどの習得方法が合うかを確認しながら、読み進めてください。
1.書籍で習得する
データベースエンジニアのスキル習得をするなら、自分のレベルを把握し、自分のレベルにあった書籍で学習していきましょう。
何を選んだらいいかわからないという方は、、資格試験対策や基礎知識が記載されている専門書で学習をすすめていきましょう。
資格試験対策の書籍や基礎知識が記載されている専門書は、サンプルコードが多く記載されているため、実際にデータスキルを操作学習できる本になっています。
データベースエンジニアに必要なスキルを身につけるためには、インプットだけでなくアウトプットが重要になります。
2.業務を通して習得する
データベースエンジニアは、業務を通してスキルを習得する方法もいいでしょう。
なぜならデータベースの構築などの実務を通して経験することで、自分のスキルとして定着しやすいからです。
また、実際の業務がどのような流れでおこなわれるかを体感できるため、実務で必要なスキルが身につきます。
企業で働きながら、実務経験を通してスキルを習得していきましょう。
3.資格学習を通して習得する
データベースエンジニアは、知識やスキルを身につける方法として、資格学習がおすすめです。
資格学習で習得する場合、必要なスキルを無駄なく学ぶことができ、自身のスキルの証明にも使えます。
具体的には、以下のような資格です。
- 情報処理技術者試験
- データベーススペシャリスト試験
- OSS-DB
- Oracle Master
- MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)
独学で学んでも、スキルを習得することは出来ますが、客観的なスキルの証明は難しくなります。
資格学習することで、スキルの証明にもなり、転職活動などでも自分のスキルをアピールできます。
4.プログラミングスクール
データベースエンジニアは、プログラミングスクールに通ってデータベースの知識を習得するのがおすすめです。
なぜなら、プログラミングスクールであれば、体系的にデータベースに関するスキルを学ぶことができ、現役のエンジニアに直接質問しながら学ぶことができるからです。
ビックデータ解析や高速のデータ処理が実装されるようになり、最新のデータベースソフトをあつかえる人材の需要は高まっています。
プログラミングスクールで最新の知識を身につけ、データベースエンジニアとしてキャリアアップをしていきましょう。
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厚生労働省認定のコースでは、高いスキルが身につく上、受講料最大56万円のキャッシュバックもついてきます。
ぜひあなたのライフスタイルに合ったプランを見つけてください。
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データベースエンジニアのキャリアパス4選
データベースエンジニアは近年、需要が減少傾向にあるといわれています。
なくなるわけではありませんが将来性を考え、さらに上を目指すキャリアパスを考えておきましょう。
- プロジェクトマネージャー
- データベースコンサルタント
- データサイエンティスト
- フリーランス
それぞれのキャリアパスを解説していきます。
1.プロジェクトマネージャー
データベースエンジニアは、開発現場の経験があるため、プロジェクトマネージャーへのキャリアパスも視野に入れることができます。
プロジェクトの計画からリリースまでを担当したことがあれば、一連の流れを熟知しているので、プロジェクトマネージャーになることもできるのです。
また、プロジェクトマネージャーになるためには、データベースの知識や現場経験に加えて、マネジメントのスキルがもとめられます。
以下のような経験を積みながら、マネジメントスキルを身につけていきましょう。
- クライアントとの折衝
- 後輩の指導
データベースエンジニアとしてさらに経験の積めるプロジェクトマネージャーは、おすすめのキャリアパスといえます。
2.データベースコンサルタント
データベースエンジニアのキャリアパスの一つとして、データベースコンサルタントがあります。
データベースコンサルタントは、社内だけでなく他の企業やクライアントの悩みをヒアリングし、ITの視点から問題解決に向けたアドバイスをする業務です。
IT関連サービスを扱う企業にとって、顧客のデータ管理や効率的な運用方法はとても重要な課題になります。
データベースエンジニアの知識と経験のあるコンサルタントは、今後需要が高まるといえるでしょう。
3.データサイエンティスト
データサイエンティストは、企業内に蓄積されるさまざまなデータを分析し、下記のような提案をおこないます。
- 新しいサービスの立案
- 既存サービスの改善提案
データサイエンティストの技術スキルは、データベースエンジニアと重複している部分も多いため、スムーズにキャリアアップできる職種です。
また、AIを活用したデータ分析のニーズは高まっているため、企業からのニーズも高い職種です。
4.フリーランス
データベースエンジニアとしてスキルや経験を身に付けることで、フリーランスとして独立することも可能になります。
フリーランスとして働くと、以下のようなメリットがあります。
- 頑張り次第で年収アップが見込める
- 自分のスケジュールに合わせて働ける
- 案件を選ぶことができる
自分のスタイルにあった案件を選ぶことができ、やった分が収入に反映されるので、モチベーションもあがります。
また、いまはフリーランスのエンジニア向けのエージェントサービスも増えており、案件獲得をエージェントに任せることもできます。
自由な働き方を実現したい人には、おすすめのキャリアパスです。
まとめ:将来を見すえてスキルセットを身につけ、キャリアパスを考えることが重要
ここまで、データベースエンジニアのスキルセットについて詳しく解説してきました。
データベースエンジニアとしてのスキルセットを身につけることで、将来性のあるキャリアパスがみえてきます。
以下は今回のまとめです。
- データベースエンジニアは必要なスキルセットが多い
- 今のスキルのままだ厳しくなる
- データベースエンジニアはさまざまなキャリアパスがある
将来的なキャリアパスを見すえて、自分自身のスキルセットを広げていくのが重要です。
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