プログラミングはOSに付属のエディタでも書けます。

しかしプログラミングするときにどんなエディタを使うかで、プログラミングの効率をどれだけ上げられるかが変わります。

今回は初心者にも扱いやすい、プログラミングに適した機能のあるエディタを、MacとWindows両方のOSごとにご紹介していきたいと思います。

プログラミングに向いているエディタとは？

エディタとは文字や文章を書き込んで、編集する機能があるアプリケーションのことです。

Mac、Windowsともにもともとインストールしてあるエディタが存在しますが、よりプログラミングをするのに向いているエディタがあります。

プログラミングに向いているエディタが持っている主な機能は以下です。

• 開発言語にあわせてメソッドなどの色分けができる
• インデント機能がある
• 検索・置換機能が便利

開発言語によって、使えるメソッド名やクラス名は異なりますし、文法も少しずつ異なります。

それらの違いに対応して、機能ごとに色分けがされていると、プログラミングをするときにわかりやすくて便利です。

またインデント機能が便利（例えばタブではなく空白文字としてインデントが入るなど）なエディタは、ソースが見やすくなるので大切です。

検索や置換の機能がしっかりしていることも、メソッド名の間違いや、修正をかけたいときなどに、短時間で作業を進めることができるので欠かせません。

エディタはアプリケーションごとに特徴やメリット・デメリットが異なります。

また、どのエディタが使いやすいかというのは、最終的には好みの問題でもあり、まったくエディタを使ったことがなく、どのエディタがいいのか判断がつかないという場合は、いくつか良さそうなエディタを使ってみるという方法で決めるといいと思います。

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Macで役立つエディタ

mi

https://www.mimikaki.net/

MacOSに対応しているフリーのエディタです。

軽い動作が特徴で、HTMLやC言語に対応しています。

検索や置換も得意で、正規表現という記号での検索も可能なエディタです。

また無制限に「元に戻る」機能も使うことができます。

cotEditor

https://coteditor.com/

cotEditorもMacで使うことができるエディタで、無料で利用可能です。

動作も軽く、HTML、JavaScriptなどさまざまな開発言語に対応しています。

文字コードや改行コードもカスタマイズでき、検索や置換の機能も充実しているエディタです。

Windowsで役立つエディタ

NotePad++

NotePad++はWindowsに対応したエディタで、無料で使うことができるフリーソフトです。

動作が軽く、多くの開発言語に対応しています。

予約語や演算子、コメントなどでの色分け、通常の検索や置換機能のほか、複数のファイルにわたる検索など、検索機能も充実しているエディタです。

サクラエディタ

http://sakura-editor.sourceforge.net/download.html

フリーで使えるWindows対応エディタです。

動作が軽く、機能を拡張することで多くの開発言語の色分け機能を使うことができます。

複数の文字コードから選択可能で、正規表現の検索にも対応しています。

またそのほかインデントやショートカットキーの登録など、さまざまな機能を自分好みにカスタマイズできます。

プログラミング言語に対応した機能は、機能を追加することで増やしていくことも可能です。

MacとWindows両方で役立つエディタ

Atom

https://atom.io/

Atomはコード管理システムのGitが提供しているフリーのエディタです。

Windows、Macの両方のOSに対応しているほか、LinuxOSでも使うことができます。

またプログラミングの際に便利な補完機能、複数ファイルに渡る検索機能など、さまざまな便利な機能を備えているエディタです。

初心者だけでなく、中級以上のエンジニアにも使いやすいエディタなので、人気を集めています。

VisualStudioCode

https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/code-vs.aspx

Visual Studio Codeはマイクロソフトがサービス提供しているフリーのエディタです。

Windowsだけでなく、MacやLinuxでも使うことができます。

マイクロソフトのアプリケーションはなんとなく動作が重いイメージがあるかと思いますが、このエディタは動作が軽く、軽快に使うことができます。

コードの自動補完機能、自動保存、複数カーソルなどさまざまな編集に便利な機能があるエディタです。

Gitによるバージョン管理にも対応している高機能エディタなので、複数人での開発に使うこともできます。

SublimeText

https://www.sublimetext.com/

SublimeTextはWindowsとMac、Linuxで使える高機能エディタです。

無料で試用することができますが、継続して利用するためには購入する必要があります。

色分け機能や高性能の検索機能、複数カーソル機能など、開発を行ううえで便利な機能が数多く搭載されており、高速で軽快な開発が可能になるエディタです。

対応している開発言語はC++とPythonですが、プラグインを使うことでその他の開発言語にも対応したエディタにすることもできます。

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まとめ

いかがでしたか？

自分に合いそうなエディタを見つけることはできそうでしょうか。

エディタ選びは開発のスピードを左右する大切な要素のひとつです。

エディタにはそれぞれ特徴や長所・短所が存在しますので、開発言語や自分の好みと照らし合わせて最適なエディタを選ぶといいと思います。

高機能で自分にとって使いやすいエディタを使えば、プログラミングの単純なミスを大きく選らすことができます。

いくつか使ってみて、自分の手になじみやすいエディタを1つか2つインストールしておくと、開発のしやすさが変わってくるでしょう。

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