Webデザインが楽しくないと言われる6つの理由|やりがいを感じるための対処法を解説
「Webデザインって大変なの?」
「Webデザインを仕事にするのはやめたほうがいいのかな」
と、お悩みではありませんか?
Webデザインは「楽しくない」「きつい」とよく耳にします。
では、Webデザインをこれから仕事にしたいと考える人は、考えを改めたほうがいいのでしょうか?
そこで今回は
- Webデザインの仕事が楽しくない理由
- Webデザインが楽しくないときの対処法
- Webデザインの仕事が向いている人の特徴
について解説します。
この記事を読めば、Webデザインを仕事にすべきかどうかが理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
「Webデザインが楽しくない」と言われる6つの理由
Webデザイナーが楽しくないと言われるのは以下の6つの理由です。
- 好きなデザインができない
- 修正が何度もある
- デザインが評価されないことがある
- 残業が多く、常に納期に追われる
- 収入が低い
- 常に勉強が必要
- キャリアパスが狭い
Webデザインが楽しくないと言われる理由を知った上で、自分は対処できるのか考えてみましょう。
それぞれの理由を紹介していきます。
1.好きなデザインができない
Webデザイナーとして、好きなデザインができないことがほとんどです。
なぜなら、Webデザインの大半が取引先のイメージや方向性に沿って、形にしていくという作業だからです。
もちろん、こういったデザインはいかかがですか?と提案することはできますが、クライアントに反対されればそれまでです。
つまり、自分が考えたデザインを仕事にすることは滅多にありません。
2.修正が何度もある
要望どおりにデザインしても、修正は発生します。
完成形をみて全体のバランスがおかしかったり、足りない情報あることが明確になるからです。
修正が繰り返されれば、Webデザインの仕事を楽しくないと感じてしまいます。
なので、修正が何度もあることは、Webデザインが楽しくないと言われる理由のひとつです。
3.デザインが評価されないことがある
Webデザインを制作したとしても、制作したデザインが評価されないことがあります。
なぜなら、Webデザインはデザインだけでなく、サイトのアクセス数やユーザーからの評価なども評価の対象となるからです。
満足度の高いWebデザインを制作したとしても、他の項目の評価が低いと、デザイン自体の評価がされないケースも多々あります。
そのようなことが続いてしまうと、モチベーションを維持するのが難しくなります。
4.残業が多く、常に納期に追われる
Webデザイナーは、残業が多い職種です。
なぜかというと、クライアントへの納期があるため必ず間に合わせる必要があるからです。
また、納期直前にクライアントから修正や、新しい要望がはいることもあります。
クライアントからの要望があった場合、対処する必要があるため、残業が多くなるケースがあります。
なので、残業が多く、常に納期に追われることはWebデザインが楽しくないと言われる理由のひとつとなっています。
5.収入が低い
Webデザイナーの仕事は、收入が高いとは言えません。
スマホやPCが普及した昨今では、Web業界の競争率も高まり、Webの知識を網羅した人が増えているからです。
厳密な表現をしますとWebデザイン「しか」できないとなると高収入は見込めません。
なので、Webデザインに加えて以下のようなスキルを身につける必要があります。
- UI/UXデザインのスキル
- Webサイトのアクセス数を増やすためのSEOスキル
- コーディングスキル
Web業界で働きながら収入を上げていくには、さまざまなスキルを身につける必要があります。
6.常に勉強が必要
Webデザインは、最新の知識を知っておかなければならないため、常に勉強が必要になります。
理由としては、Webデザインは2〜3年前の流行りですら古いと言われてしまうほどトレンドの移り変わりが激しいからです。
Webデザインの業務と平行しながら、トレンドを学ぶには相当な時間と体力が必要です。
つまり、技術やトレンドを学ぶことを楽しめる気持ちがない限り、どこかで心に苦痛を覚え、次第に楽しめなくなるケースに陥ってしまうのです。
7.キャリアパスが狭い
Webデザイナーのキャリアパスが狭いのも、Webデザインが楽しくないと言われる理由のひとつです。
なぜなら、Webデザイナーからステージアップした先は、大半がディレクター業務になるからです。
ディレクター業務は、自分自身もデザイン業務をしながら、その他の進捗管理をしなければなりません。
- スケジュールの進捗管理
- 部下のマネジメント
- クライアントとの折衝スキル
ディレクター業務を行なうためには、上記のスキルを身につける必要があります。
WEBデザイナーを目指すなら必要なプログラミングスキル。
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Webデザインが楽しくないときの5つの対処法
Webデザインの仕事が辛いときの対処方法は以下の5つです。
- 余裕がないときは仕事を断る
- スキルアップを目指す
- クライアントと念入りに打ち合わせをおこなう
- 思い切って転職する
- フリーランスで活動する
Webデザインの仕事が楽しくないと感じても、対処法を知っておくことで、仕事に前向きに取り組めるようになります。
それぞれの対処法について解説していきます。
1.余裕がないときは仕事を断る
余裕がないときは、勇気をだして仕事を断ってみましょう。
理由としては、気持ちに焦りがあると、仕事の数をこなしているだけで、Webデザインの質は下がってしまうからです。
例えば、期限にどうにか間に合わせて納品したとしても、質が悪ければクライアントにダメ出しをされてしまいます。
すると、再度修正が必要になりますし、残業も増えてしまい、悪循環に陥ってしまいます。
なので、余裕がないときは勇気を出して仕事を断るのも選択肢のひとつです。
2.スキルアップを目指す
Webデザインの仕事が楽しくないと感じたら、スキルアップを目指しましょう。
なぜかというと、スキル不足のまま仕事を続けても、単純作業などを任せられることが増え、よりWebデザインの仕事を楽しめなくなるからです。
- Webデザインの基礎見直す
- レスポンシブデザインを学ぶ
- UI/UXデザインを学ぶ
スキルを身につけていけばいろんな案件に対応できるため、結果として收入アップにもつながります。
收入が増えれば、仕事をこなした分やりがいを感じられるようになります。
3.クライアントと念入りに打ち合わせをおこなう
案件を引き受けたら、クライアントと念入りに打ち合わせをおこなうことが大事です。
なぜなら、打ち合わせで要望を細かく確認しておけば、修正の数を減らすことができるからです。
後に修正が入るよりも、時間を短縮して納品できます。
打ち合わせする際は、以下のようなポイントを確認しておきましょう。
- Webデザインの用途
- コンテンツ素材
- スケジュールや予算
- 載せたいコンテンツ
後々の工数を削減するためにも、事前にクライアントと念入りに打ち合わせをおこないましょう。
4.思い切って転職する
Webデザインの仕事がどうしても辛いと思った場合は、転職を考えるのもひとつの手です。
ただし、この場合は具体的に何が原因で楽しくないと感じたのかを明確にすることが重要です。
原因を明確にしておかなければ、同じ理由で転職を繰り返してしまいます。
- 職場の人間関係に疲れた
- Webデザインのスキルがないからやれることが少なかった
- そもそもWebデザインをするのが向いていなかった
また、Webデザイナーの職歴を活かした職業も十分にあるので、選択肢を広げて転職活動をおこなってみてください。
5.フリーランスで活動する
Webデザイナーとして、フリーランスで活動することもおすすめです。
なぜかというと、営業スキル次第で自分に合ったクライアントと仕事ができます。
得意なデザインを売りにして、営業をすれば「Webデザイナーは好きなデザインができない」という悩みもなくなります。
つまり転職をしても良い会社に巡り合わなかった時は、フリーランスで活動することを検討してみてください。
未経験からフリーランスWebデザイナーになれる?スキルや案件獲得方法を紹介Webデザインの仕事に向いている人と向いていない人の特徴を紹介
Webデザインの仕事に向いている人と向いてない人にはどのような特徴があるのかを紹介していきます。
- Webデザインの仕事に向いている人
- Webデザインの仕事に向いていない人
それぞれの特徴を知った上で、あなたがどちらに当てはまるのかを考えてみてください。
1.Webデザインの仕事に向いている人
Webデザインの仕事に向いている人は、下記のような特徴がある人です。
- Webが好きな人
- 創ることが好きな人
- パソコンで長時間仕事ができる人
Webデザインの仕事はイラストや絵の才能が必要だと思われがちですが、上記の特徴があれば、未経験からでも目指すことができます。
2.Webデザインの仕事に向いていない人
Webデザインの仕事に向いていない人は、下記のような特徴の人です。
- こだわりが強い
- コミュニケーション能力がない
- スケジュール管理が苦手
Webデザインの仕事は、クライアントとのコミュニケーションが必須です。
また、他のメンバーと協力しながら仕事を進めていくため、メンバー間のコミュニケーションも必要になります。
パソコンと向き合うだけでなく、コミュニケーションが必要な場面も多いことは覚えておきましょう。
スキマ時間に効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです。
受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
【DMM WEBCAMP】なら、初心者向けに開発された独自のカリキュラムと充実した学習サポートで、挫折することなくプログラミング学習を進めることができます。
また、学習を進めていく中で分からないことが出てきたときは、 チャットもしくはビデオ通話でメンター(講師)に好きなだけ質問をすることができます。
オンラインと教室受講のどちらも可能なので、あなたのライフスタイルに合わせて好きなコースを選択してみてください。
Webデザインを仕事にするメリット3つ
ここまでWebデザインが楽しくないと言われる理由を紹介しましたが、Webデザインを仕事にするメリットもあります。
- スキルが身につく
- 働けば働くほど収入が増える
- 成果が目に見える
Webデザインは大変な仕事ではありますが、その分やりがいがある仕事でもあるのです。
それぞれのメリットを紹介していきます。
1.スキルが身につく
Webデザインは、仕事をこなせばスキルが身についていきます。
理由としては、クライアントによって依頼されるWebデザインが異なるため、さまざまタイプの案件を経験することで、自然と適応する能力がつくからです。
スキルが身につけば、任せてもらえる仕事も増え、仕事のやりがいも感じられるようになります。
また、Webデザインをメインとしたフリーランスとしても独立できるようになるため、働き方の選択肢も増やせます。
2.働けば働くほど収入が増える
Webデザインの仕事は、個人に依頼するクライアントも多いため、働けば働くほど収入を増やせます。
また、フリーランスであれば、基本的にクライアントとの打ち合わせ以外には在宅勤務も可能なので、スケジュールの許す限りは自由に仕事を進めることができます。
そのため、自分のキャパシティーが許す範囲でのパラレルワークが可能なのです。
3.成果が目に見える
Webデザインは、自分の制作したWebコンテンツの成果を目で見ることができます。
なぜなら、Webデザインによって、ユーザーの購買意欲を高めたり、顧客満足度をあげられるからです。
ユーザーからの反応よく、クライアントに喜んでもらえればまた依頼してもらえる可能性は高まります。
制作したWebコンテンツをとおして、ユーザーの反応をみれることはモチベーションに繋がります。
まとめ:Webデザインは大変だけど、やりがいのある仕事
本記事では、Webデザインが楽しくないと言われる理由を解説しました。
- Webデザインはクライアントありきの仕事で大変なときがある
- 楽しくないと感じたときはスキルアップやキャリアアップが有効
- Webデザインを仕事にするメリットも多い
Webデザイナーは大変だな、とおもうことは多いかもしれません。
しかし、今後もWeb業界の成長は続くものであるため、Webデザインは今後も必要とされる仕事なのです。
メリット・デメリットを踏まえて、Webデザインの仕事を続けていくべきかや目指すべきなのかをもう一度考えてみてください。