UI(ユーザーインターフェース)とは?UI設計のコツから改善事例も紹介
「UI(ユーザーインターフェース)ってなに?」
「なぜUI(ユーザーインターフェース)重要視されているのだろう」
と思うことはありませんか?
Webコンテンツの質を高めるにUIの知識が必要といわれます。
そんなUIとはいったなんのでしょうか?
そこで今回は
- UIとは何か
- UI設計のポイント
- UIの改善事例
について解説していきます。
この記事を読めば、UIがなぜ重要視されるのかが理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
UI(ユーザーインターフェース)とは「接点」のこと
まずは、UIの基礎知識から解説していきます。
- UIとは何か
- UIが重要視される理由
UIの意味と、なぜ重要視されているのかを覚えておきましょう。
1.UIとは何か
UIとは、ユーザー・インターフェースの略称で、商品やサービスとユーザーをつなぐ接点のことをいいます。
具体的には
- Webサイトやアプリの画面
- 画像やイラスト
- フォントや配色
このように、ユーザーが目にするすべての情報をさします。
つまり、商品やサービスの印象を左右する大事な要素なのです。
2.UIが重要視される理由
UIが重要視される理由は、ユーザーが目的を達成しやすくなるからです。
例えば以下のようなWebサイトであった場合、ユーザーは困ってしまします。
- 求めている情報が見つからない
- 購入ボタンがわからい
ユーザーにとって不便に感じさせてしまえば、Webサイトから離脱してしまう可能性が高まります。
これを防ぐためにも、UI設計を高める必要があるのです。
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似ている「UX」との違い
UIとUXは一緒に扱われることが多いですが、それぞれ違った意味があります。
- UIとUXの違い
- UIとUXの関係性
なぜ同じように扱われているのかを解説していきます。
1.UIとUXの違い
UXとUIは似ているようで違う概念です。
具体的には
- UI:ユーザーと製品やサービスとの接点
- UX:製品やサービスをとおして得られる体験
このようにそれぞれ意味が異なります。
UXは具体的に、ユーザーが製品やサービスに対して、どのような体験をしてどのような感情を抱いたかのことです。
もしもユーザーが商品やサービスに対して魅力を感じられたら、UXの質が高いということになります。
2.UIとUXの関係性
UIはUXを構成する要素の一部です。
具体的には、商品やサービスを利用するユーザーが、質の高いUX(体験)をするには質の高いUI(デザインや操作性)が必要になるということです。
例えば気になる商品をWebサイトから購入しようと思った場合、どこから購入していいの情報がわからなければ、質の高いUIとは言えません。
また、UXの質も一緒に下がってしまいます。
つまり、UIUXの関係がユーザーに大きな影響を与えるため、同じように扱われることが多いのです。
UI(ユーザーインターフェース)の2種類について解説
UIのデザインは、ユーザーにとってより魅力的であるように進化してきました。
- CUI
- GUI
この2つのUIについて、それぞれ解説していきます
1.CUI
CIUはキャラクタユーザインターフェースといい、画像やアイコンなどを使うことなく文字だけで表示される画面のことです。
具体的には、キーボードなどの入力と文字の表示のみを用いて、コンピュータやソフトウェアに情報の表示や命令を行い、ディスプレイに文字で結果を表示させる方法です。
つまり、操作の記録や履歴を残しやすく、エラーが発生した際は発見しやすいのです。
そのため原因の特定も早くなるので、操作ミスを大幅に防ぐ事ができます。
2.GUI
GUIはグラフィカルインターフェースといい、マウスやキーボード、タッチパネルで操作できる画面のことです。
具体的には、パソコンの他にも
- スマートフォン
- カーナビ
- ATM
このように指でタッチして操作する画面でもあり、日常生活では使用する機会が当たり前のようにあるモノに使用されています。
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UI(ユーザーインターフェース)をデザインする3つのポイント
UIをデザインするときは、下記のポイントを意識しましょう。
- デザインを意識する
- デバイスごとにデザインを変える
- 情報を詰め込み過ぎない
これらのポイントはすべて、ユーザー目線で考えていきましょう。
1.デザインを意識する
UIの設計のポイントは、デザインを意識することです。
なぜなら、魅力的なデザインであればユーザーの視線や注意をひくことができるからです。
具体的に下記のような、デザインの原則があります。
- 近接:似ている情報はまとめること
- 整列:ばらついてる情報を均等に並べること
- 対比:情報の優先度を明らかにすること
- 反復:関連する情報は同じデザインにすること
これらを取り入れて設計することで、ユーザーにとって使いやすいWebサイトになります。
Webデザインに必要な基礎知識3つを解説!ツールやおすすめの本7選も紹介2.デバイスごとにデザインを考える
UIを設計するときは、デバイスごとにデザインを考えましょう。
なぜなら、利用者が使用する情報端末によって画面サイズが異なると使い勝手が変わってしまうからです。
具体的には、
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
など、これらは画面サイズが大きく異なります。
それにも関わらず、UIデザインが統一されていると、ボタンが押しにくかったり文字が見にくくなるのです。
つまり、ユーザーがどの端末からWebサイトを訪れてもいいように、それぞれの端末に合わせて設計をおこなう必要性があります。
3.余白を意識する
情報を詰め込み過ぎず、余白を意識するようにしましょう。
なぜなら「程よい空白」「余白」をもたせることで、画面に洗練された印象をもたせ、見やすさを向上できるからです。
逆にぎっしり文章で画面を埋めてしまうと、読みづらくなってしまいます。
具体的には、
- 見出しと本文の間
- 本文とリンクされる関連情報の間
などに適度な空白、余白があることでユーザーは情報を理解しやすくなります。
オブジェクト指向UIとタスク指向UIを解説
下記の2つは、UI設計の考え方のひとつです。
- オブジェクト指向IU
- タスク指向UI
それぞれ解説していきます。
1.オブジェクト指向IU
オブジェクト指向UIとは、目当てとなるオブジェクトを起点に設計したUIです。
「オブジェクト」とはユーザーに体験して欲しい、対象の商品やサービスのことをいいます。
例えば、通販で服を購入するときに、サイト上に並んでいる商品がオブジェクトです。
オブジェクトに対して「購入」「お気に入り」などのボタンでアクションを決定するだけなので、UIを設計する際もシンプルな構造になります。
2.タスク指向IU
タスク指向UIとは最初に操作内容を選択するUIです。
例えばATMを利用する場合、最初の画面に「引き出し」「入金」「振り込み」を選択したあとに、金額を入力します。
つまり、オブジェクト指向とは、反対の考え方です。
タスク指向IUを使用したほうがいいケースも多数ありますが、UIを設計する際に構造が複雑になってしまうというデメリットがあります。
UI(ユーザーインターフェース)デザインの改善事例3つを紹介
UIで優れた改善事例を紹介します。
- 大事なポイントは画像を添える
- 無駄な情報を取り除く
- 視線誘導を意識する
設計をしてもなかなか改善されない、というときは上記を意識して改善に取り組んでみましょう。
1.大事なポイントは画像を添える
UIの改善の際に大事なポイントの一つとして、画像を添えることがあげられます。
なぜなら、ユーザーが一目見ただけで次にどんな操作をするのかがわかるからです。
具体的には、画像を一目見ただけで「ここでは何を伝えたいのか」を理解できるようにすることがよいデザインとなります。
サイトやアプリケーションのUIを改善するために画像を添えることは効果的です。
2.無駄な情報を取り除く
優れたUIの改善事例として、無駄な情報を取り除くことがあげられます。
なぜならユーザーにとって必要な情報のみ伝えられる効果があるためです。
例えば、ある地域のお土産について調べているのに、まったく関係のない地域のお土産を紹介されても、ユーザーにとっては邪魔な情報になってしまうだけです。
情報をたくさん与えられることがユーザーにとってメリットがあるわけではありません。
必要な情報をわかりやすく教えてくれるWebサイトを求めているのです。
3.視線誘導を意識する
UIを改善するには視線導線を意識しましょう。
なぜなら、ユーザーに伝えたい情報の順番をコントロールすることができるからです。
視線誘導には、2つの効果があります。
- ユーザーに情報を認知させる
- ユーザーの視線誘導をサポートする
ユーザーはデザインによって、無意識の目線が誘導されています。
要するに、どこにどんな情報を配置するかが重要です。
UI(ユーザーインターフェース)のスキルを上げるための2つの方法
よりよいUIを設計するためには、多くの技術やスキルを取り入れていかなければなりません。
具体的は方法は
- 検証を繰り返す
- 他のWeb サービスを調べる
UIを設計後、すぐに効果が現れるわけではありません。
何度も検証を繰り返すなかで、ユーザーにヒットするデザインを見つけることができるのです。
また、設計で行き詰まったときは、他のWebサービスのUIを調べてみましょう。
いいUIを設計するためのヒントを得られるかもしれません。
まとめ:UIとは質を高めるとサービスの質が向上する
本気記事では、UIの設計について解説しました。
- UIとはユーザーと商品やサービスとの接点
- UIはUXの一部である
- UIを設計する際はユーザー目線で考える
UI設計を高めれば、UXも同じように高まります。
また、UIにもトレンドの移り変わりがあるので、常に新しい情報に耳を傾けなければなりません。