Javaのバージョンを確認する方法をOS別にわかりやすく解説
「Javaのバージョンアップ後、きちんと反映されているのだろうか」
「Javaには、多くの種類があって混乱してしまう」
と思うことはありませんか?
Javaのバージョンを確認しようとしても、OSや種類が色々あるのでやり方で迷ってしまいますよね。
では、Javaのバージョンを確認する方法はどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- Javaのバージョン確認とは
- Javaのバージョンを確認する方法
- 4種類のJava
について詳しく解説します。
この記事を見ればどんなOSや種類をお使いでもJavaのバージョン情報を確認する方法が全て理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Javaのバージョン確認とは
Javaのバージョン確認とは、お使いのPCにJavaのどのバージョンがインストールされているかを確認する作業です。
なぜ確認の必要があるかというと、Javaで作られたプログラムごとに指定されたバージョンがPCにインストールされている必要があるからです。
Javaのバージョン確認方法を覚えておけば、さまざまなプログラム利用時に発生するエラーの原因を特定することが容易になります。
下記を通じて、Javaのバージョンを確認する方法、Javaの種類についてマスターしていきましょう。
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Javaのバージョンを確認する5つの方法
Javaのバージョンを確認する方法は、お使いのPC環境などにより異なります。
こちらでは主な確認方法を5つご紹介します。
- コマンドプロンプト(ターミナル)で確認する
- Windowsで確認する
- Macで確認する
- Linuxで確認する
- Eclipseで確認する
この5つさえ頭にいれておけば、Javaのバージョン確認方法に困ることはありません。
一つずつ解説していきます。
1.コマンドプロンプト(ターミナル)で確認する
Windowsであればコマンドプロンプト、Macであればターミナル、Linuxであれば端末を利用した方法になります。
下記のコマンドを入力します。
java -version
OSは問わず、こちらで確認できます。
2.Windowsで確認する
こちらでは、コマンドプロンプトではなくソフトウェアを使って確認する方法をご紹介します。
以下、WindowsのOSバージョンは10として説明していきます。
- 【ステップ1】左下の検索バーで、コントロールパネルを入力
- 【ステップ2】コントロールパネルを立ち上げて、プログラムをクリック
- 【ステップ3】Java(32ビット)を選択
- 【ステップ4】一般タブの最上部にある情報(B)をクリック
- 【ステップ5】バージョン情報の表示
以上がWindowsでの確認方法です。
3.Macで確認する
Macでターミナルを使わずに確認する方法は下記の通りです。
- 【ステップ1】左上のAppleのロゴをクリックし、システム環境設定へ
- 【ステップ2】最下部のJavaアイコンをダブルクリック
- 【ステップ3】Javaコントロール・パネルが開き、最上部の情報(B)をクリック
- 【ステップ4】バージョン情報の表示
以上がMacでの確認方法です。
4.Linuxで確認する
Linuxでは、端末を使う以外で確認する方法はありません。
ただし、1でご紹介したコマンドでは、Java Runtime Environment(JRE)のバージョンは確認できますが、Java Development Kit(JDK)のバージョンは確認できません。
JDKのバージョン確認について、下記のコマンドも覚えておきましょう。
javac -version
JDKがインストールされているときは、バージョン情報が表示されます。
5.Eclipseで確認する
こちらでは、Javaの開発で使用するEclipseでの確認方法もお伝えします。
下記のステップで進めていきます。
- 【ステップ1】Eclipse画面の左上ウィンドウから設定へ進みます
- 【ステップ2】Java下のインストール済みのJREをクリックします
- 【ステップ3】右側にインストール済みのJavaの一覧とそれぞれのバージョン情報が表示されます
以上がEclipseでの確認方法です。
Javaのインストール方法(Windows版)を4つのステップで解説4種類のJavaを丁寧に解説
さて、前章ではJavaのバージョン情報を確認する方法を解説しました。
その中で、JREやJDKなどの種類が出てきましたが、Javaにはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
こちらでは、主によく使われるJavaの種類とその特徴を解説します。
こちらでは下記の4つをご説明します。
- Java SEとは?
- JREとは?
- JDKとは?
- Java EEとは?
それぞれ見てきましょう。
1.Java SEとは?
Java SEとは、Java Standard Editionの略称で、Javaの基本となる機能をひとまとめにパッケージ化したものになります。
プログラミングでJavaを使用する際に必要な機能が入っているため、開発者には欠かせないのがJava SEです。
パソコン向けのJava仮想マシン(Java Virtual Machine)もJava SE仕様で動作するため、Androidアプリケーション開発でもJava SEの導入は必須となります。
2.JREとは?
JREとは、Java Runtime Environmentの略称で、Javaで作られたアプリケーションを動かすために必要なソフトウェアのかたまりのことをいいます。
Javaのアプリケーションを実行するうえで、JREは必ず必要になることから、アプリケーションと一緒にインストールされることが多いです。
JREを短くJava実行環境と表す場合もあります。
3.JDKとは?
JDKとは、Java Development Kitの略称で、その名の通り、Javaを使用したアプリケーション開発のための開発環境キット・開発環境のことをいいます。
Java SEとの違いは、Java SEがSDK(ソフトウェア開発キット)と呼ばれるのに対して、JDKはあくまでも、JDK(Java開発キット)であることです。
JREとJDKを区別するには、JREは実行するための環境で、JDKは開発するための環境と覚えておけば良いでしょう。
4.Java EEとは?
Java EEとは、Java Platform, Enterprise Editionの略称で、大規模なサーバーを構築するためのプラットフォームです。
前述したJava SEにサーバー向けの機能や大規模なシステムに向けた高度な機能を追加したものになります。
また、Java EEを使うことで、Webアプリケーションの構築が可能になります。
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まとめ:Javaのバージョン確認はこれで完璧です
本記事ではOS別、Javaの種類別に分けてJavaのバージョン確認方法について確認しました。
- Javaのバージョン確認方法を知るとエラーの原因を特定しやすくなる
- Javaのバージョンを確認はPC環境によって異なる
- 目的に応じたJavaのバージョンを選択する
Javaの確認方法はOS毎に異なるのと、種類も色々合って複雑です。
そのため、自分の環境にあった方法で正しく行いましょう。
もしやり方を忘れてしまったときは、いつでも当記事まで戻ってきてくださいね。