Gitlabって何ができるの?Git初心者でもわかる仕組みを3ステップで解説!

2024.01.06
gitlab

「現場でGitlabを使いたいのにイマイチわからない」
「Gitlabやgithubの区別がつかない」

と思うことはありませんか?

いざ、Gitlabの勉強を始めようとしても、どれも似たようなものに感じてしまって迷ってしまいますよね。

では、Git初心者の方はどのようなことを抑えておけば使えるようになるでしょうか?

そこで今回は、

  • シンプルでわかりやすいGitの概念
  • Gitlabでできる3つの機能
  • Gitlabの導入条件

について詳しく解説します。

この記事を読めばGitlabについて理解でき、仕事がより良く進められるようになります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Gitlabとは

ギットラボのビジネスロゴが入ったスマートフォン

Gitlabは、バージョン管理システムを主体としたRudy on Railas製のアプリケーション開発支援ツールです。

具体的には、Gitのホスティングサービス(サーバの場所を貸し出すサービスの総称)として、ソースコードを置くサーバの機能を果たしています。

Gitlabを理解するためには、Gitの知識が必要不可欠です。

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Gitlabを理解するための3つの前提知識

プログラムコードを背景にしたGitロゴのサイン

Gitlabについて理解するために、Gitから遡って説明します。

  1. Gitの概念
  2. GitとGithubについて
  3. GitlabとGithubの違い

それぞれ詳しく解説していきます。

1.Gitの概念

Gitはファイルのバージョン管理を容易にするシステムですが、バージョン管理システムには、

  • 集中型バージョン管理システム
  • 分散型バージョン管理システム

の2種類があります。

1つ目の集中型バージョン管理システム(Git以外)は、常にオンラインで最新版のファイルを複数人でバージョン管理していく仕組みです。

常に最新版のみを作業するので、シンプルにバージョン管理できますが、オンラインでの作業が必要になります。

例えば、広く利用されているものにSubversionがあります。

2つ目の分散型バージョン管理システム(Git)は、クラウド上と自分のPC内に、共有するファイルの保存先を複数持てます。

分散型バージョン管理システム(例:Git)のメリットとデメリットは下記のとおりです。

メリットオンラインオフライン問わず複数人が並行して作業できる。
デメリット複数人が並行して作業できるため、それぞれの作業を統合するときに工夫が必要。

2.GitとGithubについて

Gitによって管理されるフォルダのことをリポジトリと言います。

Gitを使って効率よく作業するためには、リモートリポジトリとローカルリポジトリを上手く連携させる必要があります。

そのために用意されているリモートリポジトリを提供するサービスにGithubがあるのです。

ですので、GithubはGitをオンライン上で管理するWebサービスといえます。

3.GitlabとGithubの違い

GitlabはGithubと同様の機能を揃えています。

なぜなら、GitlabはGithubを参考に開発が進められたからです。

具体的な違いは下記を参考にみてみましょう。

GitlabGithub
サービスオープンソースのリモートリポジトリアプリケーション
(OSSライセンス)
リモートリポジトリを提供するWebサービス
(商用ライセンス)
料金オープンソースなので基本的に無料で利用できる公開リポジトリであれば無料
特定の人のみ利用できるリポジトリ(プライベートリポジトリ)は課金
特長インストールするためのサーバーとの契約や、その後の保守はユーザーが自分でおこなうクラウド上で運営されるので、サーバ構築は不要

つまり、料金や機能は変わらないので、ライセンスや自社でカスタマイズしやすいかどうかに違いがあります。

それでは、具体的にGitlabを使うと何ができるのでしょうか?

Gitの使い方を6ステップで初心者にもわかりやすく解説!【初心者向け】Gitの使い方を徹底解説!機能や学習方法も紹介

Gitlabに備わっている3つの機能

DevOpsプラットフォーム「GitLab」の企業サイトが表示された携帯電話

Gitlabには、ライセンス料金(無料・有料)の違いから2つのサービスが存在します。

ここでは、無料で利用できる「GitLab CE」の主な機能について説明します。

  1. 総合的なコード管理
  2. マージリクエストによる、コードレビュー
  3. プロジェクトやソースコードに対する課題管理

それぞれ詳しく解説していきます。

ステップ1:総合的なコード管理

複数名で開発をするときに、それぞれで変更したソースコードはすべてGitを利用してバージョン管理されます。

なので、異なる作業をしている人でも簡単に現行の作業をチェックできるのです。

例えば、ソースコードの閲覧や、変更履歴の確認、リポジトリへのアクセス管理、他にもブランチの閲覧や操作などができます。

つまり、Gitlabを使うと簡単にコード間の管理ができるのです。

ステップ2:マージリクエストによる、コードレビュー

編集したファイルをコミットする際に問題を早期に発見できます。

なぜなら「GitLab CI/CD」機能で、マージリクエストごとに自動的にビルドとテストが実行できるからです。

例えば、競合の解消やレビュー済みコードのマージが簡単におこなえます。

つまり、共同作業の変更点を確認しながらマージ作業(それぞれの作業を統合)ができるのです。

ステップ3:プロジェクトやソースコードに対する課題管理

バグチケットを発行して課題管理ができます。

なぜなら「Issue Board」機能があり、開発途中やサービス運用で出た課題をすぐに共有できるからです。

例えば、TO-DOリストの作成や、優先順位のラベル付けなどができます。

ですので、課題をタスク化して計画の見える化が簡単に可能です。

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Gitlabを使う3つのメリット

PCのディスプレイにGitLabのホームページが表示される

Gitlabを使うメリットは、

  • プロジェクトのコンテンツ共有ができる
  • オンプレ上(自社内)でセキュリティの管理ができる
  • Gitlabの機能をGit管理下で使える

の3つがあります。

Gitlabを使うと、エンジニアでない社員ともコンテンツ管理ができます。

なぜなら、コンソールを見なくてもブラウザから確認ができるからです。

例えば、社内にGitlabを利用できるエンジニアがいれば導入の検討に加えてもいいでしょう。

つまり、他サービスに依存しないので、どの開発工程でも始めやすいメリットがあります。

Gitlabを導入するための2つの条件

米DevOpsプラットフォーム「GitLab」のロゴ入り携帯電話

ここでは、Gitlabが導入できる条件について説明します。

  1. サポートOS
  2. ハードウェア

条件を確認できていないと、利用できないこともあるので注意してください。

それぞれみていきましょう。

1.サポートOS

GitlabがサポートしているOSは、64bit版以下のLinuxです。

  • Ubuntu / Debian
  • CenOS / Red Hat Enterprise Linux / Scientific Linux / Oracle Linux
  • Open SUSE
  • Raspbian

Windows環境下でGitlabを導入したい場合は、LinuxのVMやコンテナ環境を利用してGitlabを別途構築するようにしましょう。

2.ハードウェア

ユーザー数によってハードウェアの最低条件が変わってきます。

100ユーザーの場合は、最低でも下記の条件が必要です。

CPU最低2Core以上を用意。(1CoreのCPUで稼働した場合、著しく動作が遅くなるため非推奨)
メモリ4GB以上のRAM、2GB以上のSwap領域を確保。
ストレージ応答時間を減らしたい場合は、SASのような高速HDD(7200PRM以上)やSSDの利用を検討する。

参考:GitLab実践ガイド 北山普吾 著

ここまで2つの条件を確認できたら、実際にインストールしてみてください。

Gitlabは下記のサイトからインストールできます。

https://about.gitlab.com/install/

Gitlabに関するQ&A

米国のDevOpsソフトウェアプラットフォーム「GitLab」のロゴが入った携帯電話を持つ人

ここでは、Gitlabに関する悩みに答えていきますね。

  1. Gitlabの日本語版はあるの?
  2. Gitlab(github)とsourcetreeの違いを教えて

疑問点を解決して、Gitlabへの理解を深めましょう。

1.Gitlabの日本語版はあるの?

Gitlabのサイトは、最初はすべて英語です。

しかしユーザー設定をすると、Gitlabの日本語化ができるので、日本語で表示されます。

英語がわからない人は、あらかじめ設定をしておきましょう。

2.Gitlab(github)とsourcetreeの違いを教えて

Gitのサーバーかアプリケーションソフトかの違いです。

なぜなら、Gitlab(github)は、Gitによって管理されたリモートリポジトリ(外部サーバー)を指すからです。

一方sourcetreeは、Gitのクライアントで、ローカルリポジトリの操作をマウスのみでおこなえます。

つまり、同じGitに関する機能ですが、Gitlab(github)の方はリモートリポジトリとの連携のときに必要です。

まとめ:Gitlabを使いこなして効率的な運用を目指そう

本記事では、Gitの仕組みやGitlabの機能、導入できる要件についてお話しました。

  • Gitlabとは、Rudy on Railas製のアプリケーション開発支援ツール
  • Gtlabを使うには、Gitを理解する必要がある
  • Gitlabを導入する前に条件を確認しておく

現場でGitlabを使う際には、Gitの概念から押さえて攻略すると作業がスムーズにできます。

ある程度知識が深まったら、実際にインストールして実装をおこなってみましょう。

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