クラウドソーシングの単価事情とは|高報酬があるサイト4選と収入を上げるポイント4つを紹介
「クラウドソーシングの案件の単価は、どれくらいなんだろう」
「単価が高い仕事をするためには、どうすればいいのかな」
と思うことはありませんか?
クラウドソーシングを活用しようと思っても、単価の相場はどれくらいなのか、気になりますよね。
そして、それらの単価の中でも、条件の良い案件に出会えるにはどうすべきなのでしょうか?
そこで今回は、
- よく募集される単価の相場
- 単価が高めのクラウドソーシングサイト
- クラウドソーシングで単価を上げるためのコツ
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、クラウドソーシングで単価が高い案件に携われ、稼げるでしょう。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
クラウドソーシングは報酬が2つの制度がある
クラウドソーシングでは、2種類の報酬制度があり、案件によって異なります。
ここでは、報酬の仕組みについて解説していきます。
- 時間単価制
- 固定報酬制
では見ていきましょう。
1.時間単価制
クラウドソーシングの時間単価制は、時間単価に稼働した時間を乗じた金額が支払われる制度です。
この制度の特徴は、受注者が「働いた時間だけ報酬として反映しやすい」という点で、パートやアルバイトに近い方式の働き方になります。
つまり「稼働時間×設定した時間単価」が報酬として確定し、安定した収入が得られますが、
- 案件数が少ない
- 仕事の幅が限られる
- 時間単価が安すぎるときがある
- 一定の時間、働かなければ収入がない
など、便利と思う反面、デメリットも発生します。
自分の時間を固定で活用したい人に向いている制度ですが、仕事をする前には、欠点も理解しておきましょう。
2.固定報酬制
固定報酬制とは、契約時に設定された報酬額が、成果物に対して発生する方式のことです。
作業時間に関わらず、納品の確認後に報酬を支払います。
具体的には、
- 翻訳
- デザイン制作
- Webライティング
- プログラミング
など、明確に依頼内容が決まっているものは、固定報酬制の案件が多いです。
ひとつの仕事を遂行したい人に向いている報酬制度であり、クラウドソーシングでは時間単価制よりも、固定報酬制が多く取り扱われています。
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クラウドソーシングの単価相場を徹底解説
案件の単価は、職種や自分の持っているスキルによって、大きく変わります。
ここでは、仕事内容や必要なスキル、単価の相場について紹介していきます。
- アンケート
- Webライティング
- データ入力
- デザイン
- プログラミング
ひとつずつ紹介していきます。
1.アンケート
作業内容 | 単価相場 |
---|---|
モニター・アンケート | 1問回答5〜100円 |
市場調査・リサーチ | レポート1枚3,000円 |
クラウドソーシングのアンケートの単価は、一般的に5円〜3,000円です。
なぜなら、すぐに終わるものは単価が安く、高いものほど時間がかかり、知識や経験が求められるので、金額は幅広くなります。
回答すればするだけ稼げるので、主婦や学生に人気があります。
単価は安いものの、初心者が取り組みやすく、隙間時間にお小遣い稼ぎができる簡単な仕事です。
2.Webライティング
作業内容 | 単価相場 |
---|---|
記事作成 | 文字単価0.5円〜5円 |
メルマガ作成 | 1記事20,000円〜40,000円 |
シナリオ作成 | 1話5,000円〜50,000円 |
インタビュー | 文字単価2円〜5円 |
リライト(文章の書き直し作業) | 1記事10,000円〜50,000円 |
クラウドソーシングのWebライティングの単価は、文字数の多さや記事の質で、金額が変動します。
単価が変わる理由は、執筆業務は誰でも始めやすく、経験スキルによって報酬が左右されるからです。
具体的には、
- レスポンスや納品が早い
- ほかの記事の盗用しない
- 記事の内容や構成が分かりやすい
など、依頼主が安心できる記事を作ることで、多くの案件に携われます。
多くの記事数を執筆することで、文字単価の交渉アップもしやすくなり、自分のスキルも身につくでしょう。
3.データ入力
作業内容 | 単価相場 |
---|---|
データ収集 | 100件あたり1,000円〜10,000円 |
データ入力 | 文字単価0.1円〜1円 |
音声データの文字起こし | 1分あたり90円〜260円 |
データ入力の単価は、ほかの案件に比べて安めの仕事です。
パソコンを打つことができれば、どんな人でも取り組みやすい仕事であるため、あまり稼げません。
そのため、タイピングを早くしたり、多くの数をこなすことで自分の作業スピードが早くなるように努力することで、多くの案件に携われます。
また、データ入力の案件は、文字単価の案件だけでなく、時間単価制の仕事もあるので試しに取り組むのもいいでしょう。
4.デザイン
作業内容 | 単価相場 |
---|---|
名刺作成 | 10,000円〜50,000円 |
ロゴ作成 | 20,000円〜85,000円 |
LINEスタンプ | 3ポーズあたり20,000円〜85,000円 |
イラスト作成 | 30,000円〜50,000円 |
キャラクター作成 | 30,000円〜50,000円 |
チラシ作成 | 62,500円〜106,500円 |
Webデザイン(ホームページなど) | 6ページあたり150,000円〜200,000円 |
クラウドソーシングにおけるデザインの案件の単価は、おおむね3万円程度です。
依頼される内容の活用性や、種類の多さ次第で金額が上がります。
デザインスキルやイラスト作成の技術は、ほかの人があまり持っていない能力を活かせるため、単価が高めです。
制作期間の目安が3〜10日の案件が多いですが、仕事内容に慣れれば1日で終わらせることも可能になり、短期間で十分な報酬を受け取れるでしょう。
彩色センスや、デザインの知識が求められますが、イラストを描くことが好きな人には向いている仕事です。
5.プログラミング
作業内容 | 単価相場 |
---|---|
Webシステム開発(ネット環境さえあれば誰でも利用できるシステムのこと) | 時給3,500円〜7,000円 |
業務システム(業務を効率的にするシステムのこと) | 2,000円〜800,000円 |
iPhone・iPadのアプリ開発 | 300,000円〜2,000,000円 |
Windowsアプリ開発 | 70,000円〜300,000円 |
プログラミングに携わる案件は、単価が高いものが多いです。
本来、外注先のプロに依頼をすると、単価相場の2倍以上の費用がかかるものの、クラウドソーシングで発注することで大幅に削減できるからです。
その分、ほかの案件に比べて、高報酬な仕事になりますが、高度なスキルも求められます。
必要なスキルとして、
- HTML/CSS
- JavaScript
- Java
- Ruby
- Python
- PHP
など、複雑なプログラミング言語への理解が必須。
単価が高いプログラミング案件に取り組むためには、多くの知識や技術が求められます。
単価の高いクラウドソーシングサイト【おすすめ4選】
クラウドソーシングは、必要経費を少しでも減らすために利用する企業や、人材が多いです。
そのため、単価が低すぎる案件に当たることも少なくありません。
ここでは、単価の高い仕事を取り扱う、クラウドソーシングサイトについて紹介していきます。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- Workship
- コデアル
順番に紹介していきます。
1.ランサーズ
クラウドソーシングで、単価の高いおすすめサイトはランサーズです。
ランサーズでは、
- ライティング
- デザイン
- ソフトウェア・業務システム開発
- 経営・戦略コンサルタント
など、業務単価が高く、スキルを必要とする職種が多いからです。
たとえば、経営コンサルタントでは、150,000円~300,000円が単価相場になります。
高単価な案件が豊富なため、ほかのサイトと比べて、ランサーズは稼ぎやすいでしょう。
2.クラウドワークス
クラウドソーシングサービスの中でも、単価が比較的高いサイトとして挙げられるのが「クラウドワークス」です。
クラウドワークスは、
- 登録クライアント数、約76万社
- 総契約額、約157億円
といった、国内No.1のサービスを運営しています。(2022年5月27日調べ)
クラウドソーシングの中心的な存在でもあり、ほかのサービスよりも単価の質が一歩進んでいると評判です。
またクラウドワークスでは、適正単価の判定をAIにておこなっており、初心者でも相場が分かりやすい表記がされています。
そのため、発注者も適正価格に近い相場で発注する傾向があり、結果として単価がほかのサイトと比べて、比較的高くなります。
3.Workship
クラウドソーシングの中でも、Workship(ワークシップ)は単価の高いサイトです。
なぜかというと、案件成約ごとに1万円のお祝い金を贈呈しているからです。
受注者が案件に取り組む際に、
- 企業側とのやり取りの時給分
- 新しい仕事を始めるための準備
- 打ち合わせの際の交通費や接待費
など、仕事に関する経費が発生することがあります。
その金額をサイト側が「充当してほしい」と考え、お祝い金の制度が開始されました。
お祝い金を貰うためには、Workshipに「報告」することで振り込まれるので、多くの契約を結ぶことで、お祝い金を貰える回数も増えるでしょう。
4.コデアル
コデアルは、単価が高めのクラウドソーシングサイトです。
フリーランス向けの案件を多く掲載している、復業プラットホームだからです。
具体的には、
- 100%リモートワークの実施
- 約75%はフルリモート案件の募集
- 企業からのスカウトで、最短3日で案件開始
といった、自由な働き方を叶えるサポートに特化したサイト。(2022年5月27日調べ)
住む場所やライフワークを選ばずに仕事ができる、フリーランス向けのサイトなので、高報酬の案件が豊富です。
フリーランスとして仕事を得るためには、自分にスキルや実績を持っておく必要があります。
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知っておくべき、クラウドソーシングの単価事情3つ
クラウドソーシングでは、単価事情について、熟知しなければなりません。
事前に知っておくことで、契約時の注意点や、トラブルを回避できます。
- サービス手数料が引かれる
- 不自然に単価が高すぎる案件は気をつける
- 単価相場よりも、低い案件が多いのには理由がある
詳しい単価事情を見ていきましょう。
1.サービス手数料が引かれる
サイトを介して仕事を請け負った場合は、支払われる報酬から手数料が引かれます。
クラウドソーシングは、発注者と受注者を仲介して、仕事を斡旋するサービスなので、
- サービスの維持
- 継続的運営
- トラブルの対処
など、仲介ならではの問題解決をするために、手数料を取ります。
報酬金額やサイトによって、5%〜20%の利用手数料を報酬から引かれるので、手取りの金額が少額になることも。
案件を取る前には、単価と仕事量だけでなく、手数料がいくら引かれるかも含めて、確認しなければいけません。
2.不自然に単価が高すぎる案件は気をつける
クラウドソーシングで、不自然なほど単価が高い案件を見つけた際は、すぐに応募しないようにしましょう。
不自然に単価が高い案件では、
- 契約中に仕事内容を突然、増やされる
- 初回のテスト案件で納品後に、音信不通になる
- マルチ商法・ネズミ講に誘導させられる可能性がある
など、契約を済ませた後にトラブルが発展するケースが多いからです。
仕事内容を見て、相応の金額と判断できればいいですが、難しい場合は、依頼者のプロフィール情報や、これまでの案件内容を確認しましょう。
問題に巻き込まれないようにするために、単価が極端に高い案件は応募前に一度、踏みとどまるべきです。
3.単価相場よりも、低い案件が多いのには理由がある
募集される案件が、単価相場よりも低いのには、さまざまな理由があります。
その理由は、
- コストを削減したい
- 誰でもできる仕事のため、金額を高くする必要性がない
- クライアントがユーザーの実力を知るために、あえて低単価で発注している
といった、クライアント側の事情があるからです。
たとえば、時給換算した場合を考えて、どのくらいの金額になるかを計算すると、判断がしやすくなるでしょう。
理由を踏まえた上で、受注側にメリットがあるのか、案件を請けるかどうかを考えなくてはなりません。
クラウドソーシングで単価を上げるために【4つの方法】
単価が高い案件に応募したいものの、募集から外されることは、よくあります。
では、単価を上げてもらえるような受注者になるためには、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、自分が稼げるようになるポイントについて、紹介していきます。
- プロフィールを充実させる
- 専門スキルを身につける
- 低単価の案件で実績を多く積む
- クライアントに単価アップを直接交渉する
ひとつずつ紹介していきます。
1.プロフィールを充実させる
クライアント側との高報酬の案件に関わるためには、具体的なプロフィールが求められます。
充実したプロフィールを掲載することで、相手の信用と信頼を得られるからです。
どの仕事でもそうですが、本名も仕事の取り組み方も分からない相手に仕事の依頼は、誰しも不安に感じます。
ですので、自己紹介欄に、
- 自己アピール
- 今までの経歴
- スキル・経験・資格
- ポートフォリオ
など、多くの情報を掲載することで、依頼者の信頼度が高くなり、単価の高い案件に携われるでしょう。
2.専門スキルを身につける
クラウドソーシングを利用して、単価の高い仕事に関わるためには、専門的な知識や技術が求められます。
必要とされる理由は、多くのクライアントは、特化したスキルを持つ人材と契約を結びたいからです。
スキルを身につけるために、
- 資格を取得する
- 独学で勉強する
- セミナーや研修を利用する
- 専門知識が学べるスクールに通う
など、さまざまな方法で、自分に合う勉強方法を活用し、知識をつけましょう。
専門的スキルを多く身につけることで、幅広く仕事に取り組め、交渉アップもしやすくなります。
プログラミングのスキルを学びたい際は「DMM WEBCAMP」での学習もおすすめです。
3.低単価の案件で実績を多く積む
高報酬の案件に応募する前に、単価が低めの仕事を多くこなして、実績数を増やしましょう。
なぜなら、実績数が少ない受注者は、実力がないとクライアントは認識するからです。
やる気はあるものの、実績数が0に近いと本当に仕事を取り組めるのか、依頼者は不安を感じるため、採用から外すことが多いです。
最初は低単価の案件を多くこなし、実績を積み重ねることで、高単価の案件に関われます。
4.クライアントに単価アップを直接交渉する
クラウドソーシングで単価を上げるためには、お世話になっているクライアントに、単価を上げられないか交渉しましょう。
自分からアクションを起こすことで、仕事へのやる気があると思われ、継続案件の量が増える可能性があるからです。
単価交渉を伝えるポイントとして、結論から先に述べて、単価アップをしてほしい理由を具体的に伝えると説得性が増すので、おすすめです。
ですが、取引をし始めたばかりのクライアントへの交渉は、悪いイメージを持たれてしまうことがあるので、信頼度が高くなってから交渉しましょう。
クラウドソーシングで安定した収入は得られるのか|稼ぐ4つのコツを紹介まとめ:スキルがあれば、クラウドソーシングで高い単価の案件に取り組める
本記事では、クラウドソーシングの単価相場や、単価の高いサイトについて解説しました。
- 単価の相場は、案件の難しさによって大きく変わる
- サポートが充実しているサイトに、高報酬の案件は多い
- サイトを利用する上で、手数料が引かれることを理解する
高報酬の案件には、複雑な専門的スキルを求められます。
そのため高度な知識や技術があれば、単価の高い仕事に携われるでしょう。
プログラミングについて学びたいときは、スクールに通うことで早く知識を吸収できます。
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