クラウドソーシングの求人について解説｜在宅・フリーランスにおすすめの求人を紹介

「クラウドソーシングを使って、仕事は見つけられるのかな？」
「クラウドソーシングにはどんな仕事があるんだろう？」

と思うことはありませんか？

クラウドソーシングを使って仕事を探そうとしても、どれを選べば良いのか、どうやって応募するのかで迷ってしまいますよね。

では、クラウドソーシングの求人にはどのようなものがあるのでしょうか？

そこで今回は、

について詳しく解説します。

この記事を見ればクラウドソーシングで仕事を受注する方法がわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

クラウドソーシングの求人は在宅・フリーランスにおすすめ

クラウドソーシングの求人は、在宅で働きたい方や、フリーランスとして働きたい方におすすめです。

おすすめの理由は、

の3つです。

メリットを感じるようであれば、クラウドソーシングを使って案件を探してみることをおすすめします。

1.業務内容を選べるから

クラウドソーシングでは、一般的な雇用契約と違い、業務の内容を自由に選べます。

例えば、報酬が見合わない場合や自分の強みを活かして働きたい場合など、内容によって業務を断ることが可能です。

自分の生き方や目標にまっすぐ進んでいけるのは、クラウドソーシングならではの働き方といえます。

2.時間や場所に縛りがないから

クラウドソーシングでは、依頼者側にワーカーの業務時間や業務場所を決めつけられることはありません。

もし決めつけてしまうと、雇用契約と見なされてしまい、業務委託契約でなくなってしまうからです。

在宅ワークがしたいフリーランサーは、クラウドソーシングの利用を検討すべきといえるでしょう。

3.収入に上限がない

クラウドソーシングでは、案件ごとに報酬が発生します。

やればやるだけ報酬を得られるのが、クラウドソーシングを利用した働き方の醍醐味です。

仕事を断るのも受けるのも、自分次第であることはフリーランサーにとって大きなメリットです。

クラウドソーシング求人の仕事内容と相場

クラウドソーシングでは、さまざまな案件を受注できます。

こちらでは代表的なものとして、

をご紹介していきます。

クラウドソーシング未経験の方は、自分のスキルに見合うものを選んで実績を積んでいきましょう。

出典：クラウドワークスの相場一覧表｜クラウドワークス）

1.翻訳

多言語で書かれた文書を日本語へ翻訳する業務です。

主な言語は、

の3つです。

クラウドソーシングが未経験でも、資格試験の点数や過去の経歴などにより仕事を受注できるのも良さの一つといえるでしょう。

得意な言語がある方はすぐに始められる業務です。

翻訳業の相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
英語翻訳	10,000円〜／記事	7日前後
中国語翻訳	12,000円〜／記事	7日前後
韓国語翻訳	12,000円〜／記事	7日前後

2.ライター

メディアやブログで掲載する記事やコラムを書く業務です。

報酬体系は、

の2種類が一般的で、パソコン一つで始められるのが魅力の仕事です。

初心者でも始めやすく、案件も豊富な点がメリットですが、低単価であることやライバルが多いというデメリットも頭にいれておきましょう。

ライター業の相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
記事作成	2,000円〜／記事	5日前後
記事企画	1,000円〜／記事	5日前後
リライト・校正・編集	2,000円〜／記事	5日前後

3.イラスト

デザイン関連の業務として、イラスト作成も人気の仕事です。

例としては、

などがあげられます。

専門的な要素が高いため、高単価の案件もたくさん存在します。

絵を描くのが得意な方は、どのような案件があるのかを見てみることをおすすめします。

イラスト制作業の相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
イラスト作成	30,000円〜	10日前後
ロゴ作成	20,000円〜	10日前後
チラシ・フライヤー作成	30,000円〜	10日前後

4.データ入力

事務系の業務で、データを入力していくのが主な内容です。

これらの業務はタスク形式であることがほとんどで、

というメリットがあります。

初めての方が実績を積むのにもってこいの業種といえるでしょう。

事務業の相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
データ収集・リスト作成	100円〜／件	7日前後
テープ起こし・文字起こし	5,000円〜	5日前後
事務業務	1,000円〜／時間	–

5.動画編集

YouTubeや企業サイトの動画を編集する業務です。

初心者でもできる動画をつなげるだけの内容から、編集ソフトを使って文字の打ち込みなどが必要な上級者向けの内容まで、さまざまな案件が存在します。

動画コンテンツへのニーズが高まっていることから、今後にも期待ができ、経験を積んでおく意味がある業種といえるでしょう。

動画制作業の相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
動画制作	50,000円〜	20日前後
声優・ナレーション	10,000円〜	7日前後

6.Webサイト制作・Webデザイン

初心者向けのバナー作成から、経験者向けの実際のWebサイトのデザインやコーディングなどがWebデザイン系の業務です。

日本政策金融公庫が公表したデータだと、中小企業が発注した業務の1位と2位がWebデザインとWebサイト制作であることがわかります。

経験を積んでおけば受注に困らない可能性が高い業種といえるでしょう。

Webサイト制作・Webデザインの相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
ホームページ制作	200,000円〜	30日前後
コーディング	30,000円〜／ページ	7日前後
ウェブデザイン	50,000円〜／ページ	15日前後

7.システム設計・開発やプログラミング

プログラミングを使って、システムを設計したり、開発したりする業務です。

高い専門性が必要となる業務のため、ほかの業種と比べると高収入が期待できる案件になります。

ITエンジニアの経験がある方はもちろん、独学で学んできた方も実力を客観的に証明できれば、案件も豊富なため受注しやすいのも特徴です。

システム設計・開発やプログラミングの相場表は以下のとおりです。

項目	報酬相場	納期
サイト構築・ウェブ構築	100,000円〜	20日前後
業務システム・ソフトウェア改修	100,000円〜	14日前後
アプリ開発	300,000円〜	30日前後

クラウドソーシング求人に応募する際のポイント

クラウドソーシングで応募をする方法やポイントは、求人の形式により異なります。

クラウドソーシングには、以下の3つの形式が存在します。

それぞれの場合での仕事を受注方法を見ていきましょう。

1.タスク形式への応募方法

タスク形式の案件は、短時間で終わる作業を中心とした業務です。

タスク形式の応募方法は以下のとおり。

仕事を見つけたら、即受注でき、作業に取りかかれるのが特徴です。

2.プロジェクト形式への応募方法

プロジェクト形式の案件は、一つの案件を段階的に進めていく業務です。

案件の完了までに確認や修正の必要性があるものは、この形式が使われます。

プロジェクト形式の応募方法は以下のとおり。

応募時には、実績や経歴が大切になりますので、整理しておくことをおすすめします。

3.コンペ形式

コンペ形式の案件では、応募時に完成した作品を提出し、依頼主の意向に合う作品が選ばれる形式です。

コンペ形式の応募方法は以下のとおり。

もしあなたの作品が一番良いとされれば、採用となり報酬が支払われます。

採用となる前に、修正依頼が来る場合もあります。

このときは対応すれば採用の確率が上がりますので前向きに取り掛かりましょう。

クラウドソーシング初心者におすすめの求人の選び方

クラウドソーシングでまだ実績が無い方に向けておすすめの求人の選び方をお伝えします。

主な選び方として、

という3つの方法があります。

クラウドソーシングは、正しく実績を積み上げれば、条件がみるみる良くなります。

まずは実績を積むことを最優先に案件を探してみましょう。

1.案件の形式で選ぶ

クラウドソーシングの案件には、

の3種類が存在します。

この中でも、実績がまったくない初心者の方には、タスク形式がおすすめです。

なぜならタスク形式は作業中心の業務のため採用から支払いまで時間がかからないからです。

まずは実績を積むために、タスク形式から始めてみましょう。

2.業務内容で選ぶ

タスク形式の中でも、さまざまな業務を見つけられます。

例えば、

などとなります。

実績が全く無いのであれば、経験が問われないアンケートやデータ収集がおすすめです。

実績ができてきたら、今後獲得したい業務に近いものを選ぶのが良いでしょう。

実績を作るのを最優先としながらも、今後の方向性を意識して案件の獲得をしてください。

3.案件単価で選ぶ

実績を積むのが最優先でも、案件単価を見ておくことは大切です。

なぜなら案件単価が低すぎる依頼主は、あまり好意的なクライアントでない場合があるからです。

案件単価で判断するために、相場を把握してから、案件探しに進んでください。

クラウドソーシングで受注する5つのコツを紹介｜案件が取れないときの対策3つも解説

クラウドソーシング求人は副業として応募していいのか

「本業を続けながら、クラウドソーシングで稼ぎたい」という方も多いのではないでしょうか？

実際に副業で働いている方が多いのは事実ですが、副業が大丈夫か心配な方もいらっしゃることと思います。

こちらでは、安心して副業をするために、

という2点を解説していきます。

稼ぎたくてクラウドソーシングを始めたのに、副業が原因で本業に影響が出てしまうのは本末転倒です。

しっかりとリスクを理解して、問題がないことを確認しておきましょう。

1.会社の規則を確認する

一般の会社員に対して、法律では、副業は禁止されておりません。

ただし企業によっては、副業に

などのリスクがあることから、会社規定で副業禁止としています。

副業全般が禁止されているケースから、一部の業種だけに限定されている場合などもありますので、会社の規程を確認することをおすすめします。

なおこちらに関しては、クラウドソーシングに限ったことではなく、副業全般が当てはまるので注意してください。

3. パート・アルバイトは問題ない

会社規定で副業が禁止となっていても、パートやアルバイトの方は当てはまらない場合があります。

なぜならパートやアルバイトは元々掛け持ちする人も多いからです。

採用時にとく言われていないければ、クラウドソーシングを含めた副業をしても問題は無いでしょう。

求人数が多いおすすすめクラウドソーシング3選

こちらでは、求人数の多いクラウドソーシングサービスをご紹介します。

これらのサービスは総合型と分類され、案件だけでなく、種類も豊富です。

どれも登録は無料なので、まずは始めてみることをおすすめします。

1.クラウドワークス

クラウドワークス（CrowdWorks）は、初心者から専門性の高い人材まで、実績豊富な日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

全国78万社からの豊富な案件と480万人のワーカーをマッチングしています。

秘密保持契約や報酬の仮払制度など、依頼主にもワーカーにも安心できる仕組みが使われているのが特徴です。

登録者数や案件数から、必ず登録しておくべきサービスといえるでしょう。

2.ランサーズ

ランサーズ（Lancers）は、2008年創業で、日本最古のクラウドソーシングサービスです。

登録者数や案件も多いので、クラウドワークスと並んで人気のあるサービスです。

デザイン業やシステム開発、ライティングなど豊富な案件が揃っています。

ワーカーをランサーと呼び、ランサーの表彰制度や相談サポートが充実しているのも特徴です。

3.ココナラ

ココナラとは、個人のスキルを売り買いできるスキルマーケットプラットフォームです。

自分のスキルを出品し、それを見た依頼主が案件を依頼します。

プロフィールだけでなく、ブログで業務をアピールできるのも特徴です。

ちょっとした業務を頼みたい場合や、スキルを活かして働きたい方は登録することをおすすめします。

まとめ：クラウドソーシングには求人が豊富なので、初心者に優しい

本記事では、クラウドソーシングの求人や応募方法について解説してきました。

クラウドソーシングには、フリーランスや副業として働きたい方などさまざまなワーカーが登録しています。

直接企業に営業をすることなく、豊富な案件から自分に合うものを探せるので、初心者に優しいサービスといえるでしょう。

自分の目的に合わせて案件を選び、実績を積み重ねれば、高単価の案件で稼ぐことも可能です。