クラウドソーシングの案件7選を紹介。初心者・未経験者におすすめのサイト4選や注意点3つも解説
「クラウドソーシングの案件ってどんなものがあるんだろう」
「案件を獲得するためにはどうすればいいのかな」
と思うことはありませんか?
クラウドソーシングの案件を受注しようとしても何を選ぶべきなのか、どうやって受注するのか疑問に感じますよね。
では、クラウドソーシングの案件や受注方法は、どのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- クラウドソーシングの案件獲得方法や案件の特徴
- 案件数が豊富なクラウドソーシングサービス
- クラウドソーシングで良い案件を見分ける方法や注意点
について詳しく解説します。
この記事を読めば、クラウドソーシング案件の種類や、獲得する方法が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラウドソーシングは初心者でも案件を獲得できるのか
結論から言うと、クラウドソーシング初心者でも、案件獲得は可能です。
ただし初心者が案件を獲得するためには、案件の種類を理解しておく必要があります。
案件の種類は、大まかに以下の3つが募集されています。
- タスク形式
- コンペ形式
- プロジェクト形式
初心者でも獲得できるのは、単純な作業で報酬が発生するタスク形式の案件です。
タスク形式の例としては、アンケートやデータ入力などが挙げられます。
初心者で案件を獲得したい方は、タスク形式から探してみましょう。
クラウドソーシングのよくある案件7選
クラウドソーシングには、幅広い種類の案件が豊富に揃っています。
ここでは、大手サービスでもよく募集される仕事を具体的に紹介します。
- アンケート・データ入力
- Webライティング
- 動画編集
- 翻訳
- 事務作業
- Webデザイン
- Web開発
自分の得意分野と掛け合わせて、稼げる仕事を見つけましょう。
1.アンケート・データ入力
初心者でも始めやすいクラウドソーシングの案件として、アンケート・データ入力です。
ほとんどの場合、経験や資格を問われるようなことがありません。
またパソコンではなく、スマートフォンひとつでも簡単に取り組めるので、
- 交通機関の通勤・通学時間
- 昼休みの休憩時間
- 就寝前の時間帯
- 家事や育児の間
など、空いた隙間時間を有効活用できます。
初心者や未経験者が実績を作るためにもおすすめの案件です。
2.Webライティング
Webライティングとは、ネット上の記事を執筆・編集する業務のこと。
タイピングができれば、どの年代の方でも取り組みやすい案件です。
案件内容によって、
- 未経験者歓迎
- 学びながら稼ぎたい方向け
といった募集文もあるので、経験の有無に関係なく気軽に応募できます。
依頼者のマニュアルやレギュレーションに添って執筆するだけなので、業務に携わりながらスキルアップも可能でしょう。
つまり自身の技術が上がれば、文字単価も上がり専門ライターとして稼げれるようになる案件です。
3.動画編集
クラウドソーシングで募集される案件として、動画編集が挙げられます。
募集される案件の中には、以下のような内容が集められています。
- YouTubeの文字入れやBGMの挿入
- 企業や会社の紹介動画の制作
- 商品のPR動画編集
ただし、スマートフォンだけで取り組むことは難しいので、ネット環境とパソコンは必須です。
ほかにも配色や、BGMの曲選びのセンスが問われる仕事になるでしょう。
TikTokやInstagramでの動画編集に慣れ、パソコンを持っている方におすすめの仕事です。
4.翻訳
募集される案件のひとつとして、翻訳があります。
募集される言語は英語だけでなく、
- 韓国語
- 中国語
- ドイツ語
- イタリア語
- ポルトガル語
など、多種多様な言語の翻訳も求められています。
翻訳に特化したクラウドソーシングサイトでは、70言語以上の数も揃えていることも。
自身の得意な言語があれば、積極的に翻訳業務に応募してみることをおすすめします。
5.事務作業
クラウドソーシングで継続的案件に取り組みたい際は、事務の業務も良いでしょう。
事務作業の案件は、時給単価制や月額固定の業務委託になっていることが多いため、決まった報酬を得られやすいからです。
仕事内容として在宅の案件が多く、以下の内容が募集されています。
- 書類・請求書作成
- メールの送受信
- ディレクション業務の連絡
作業をおこなう整った環境があり、事務業務が得意な方に向いている業務です。
6.Webデザイン
高報酬で募集される案件として、Webデザインが挙げられます。
専門的プログラミング知識や、デザインに関する知識を活用することで、高単価な報酬を受け取れます。
募集される案件として、
- ホームページ制作
- ロゴやバナーの作成
- ライティングページの制作
など、インターネット上で掲載されるホームページや広告を作る業務が主です。
デザインや細かい業務が好きな人に向いている仕事なので、興味がある人はプログラミングスキルを身につけることもおすすめです。
7.Web開発
プログラミングに対しての知識や、作業環境が整っている方には、Web開発の案件も向いているでしょう。
Web開発の案件は、高額な収入を得られるだけでなく継続的案件に携われます。
そのため、多くのクライアントに気に入ってもらえるアプリやシステムを開発すれば、仕事を探す手間も減ります。
副業をいずれ本業にしたいものの、しっかり稼ぎたい人に向いている案件です。
クラウドソーシングでホームページ作成の案件は稼げるのか|おすすめサイト3選&稼ぐコツ3つを紹介クラウドソーシングで案件を獲得する4つの方法
クラウドソーシング初心者にとって、最初の仕事を獲得することが一番難しいといっても過言ではありません。
こちらでは、どのように案件獲得をすれば良いかをご案内していきます。
- プロフィールを充実させる
- 報連相を大切にする
- 多くの実績や高評価を積み上げる
- 取り組みたい案件に必要なスキルを身につける
それぞれ見ていきましょう。
1.プロフィールを充実させる
クラウドソーシングで多くの案件に取り組むためには、自身の自己紹介欄に必要な情報を記入しましょう。
なぜならプロフィール欄は、企業に提出する履歴書に近い役割を持つからです。
何も書かれていない自己紹介欄だと、依頼者は不審に感じて応募から不認証にしてしまいます。
そのようなことにならないためにも、プロフィール欄には、
- 得意ジャンル
- 持っている資格・技術・知識
- 案件に取り組む際に心がけていること
- ポートフォリオ(今まで制作した成果物)の掲載
といった、依頼者が気になる情報を具体的に書くことで、案件に携われるでしょう。
2.報連相を大切にする
初心者でも報告・連絡・相談がしっかりできる人だと伝われば、案件獲得の可能性が高まります。
早めにレスポンスやスムーズにコミュニケーションを取ることが、クライアントとの信頼に繋がります。
具体的には、
- 気になる案件があれば要点をまとめて質問する
- 契約後の不明点や疑問点は積極的に相談する
- 依頼主から反応があった際は、できるだけ早く回答する
といった、自分からアクションを起こしていきましょう。
サービス内には、音信不通になる受注者が一定数いることから、スキルよりもコミュニケーションを重視する依頼主も多いです。
密なコミュニケーションでほかの受注者と差別化をし、案件獲得に向けて自分をアピールしていきましょう。
3.多くの実績や高評価を積み上げる
高報酬の案件や、継続的な案件に取り組むためには高評価の実績を多く積みましょう。
実績が少ない場合、クライアントの不安要素に繋がり、案件に取り組めません。
そのため比較的単純な作業で、案件ごとに報酬や評価がもらえるタスク形式から多くの案件に関わることが大切です。
アンケート回答やデータ入力など、客観的な実績を作った後に小さな案件から応募していきましょう。
4.取り組みたい案件に必要なスキルを身につける
クラウドソーシング初心者でも、スキルを身につけることで案件獲得の確率が圧倒的に上がります。
なぜなら必要なスキルが専門的であればあるほど、競合が少ないからです。
また自分からの応募ではなく、逆にクライアントから依頼されることも増えるでしょう。
専門的な知識や技術を身につけることで、高額報酬の案件にも携われるので専門分野を特化して学ぶことも大切です。
クラウドソーシングのプロジェクト形式の案件を取るためには|3つのポイント&おすすめのサイト5選を紹介クラウドソーシングの良い案件の見分け方4選
クラウドソーシングでは、たくさんの案件から自分に合うものを探さなくてはいけません。
しかし、業務を進めにくい発注が初めての依頼主やワーカーに対して、あまりリスペクトのない依頼主なども多く存在します。
ここでは継続して仕事を続けるために、良い案件を見分けるポイントについて解説していきます。
- 報酬が相場と見合っているか確認する
- 案件のキャッチコピーや詳細をチェックする
- クライアントのプロフィールを確認する
- 応募する前に依頼者にメッセージを送ってみる
ひとつずつ見ていきましょう。
1.報酬が相場と見合っているか確認する
クラウドソーシングの良い案件の見分け方として、必ず報酬額を確認しましょう。
報酬と案件の相場の確認を怠ると、
- 高すぎる場合、報酬を支払わないトラブルや詐欺に巻き込まれる
- 低すぎる場合、自身の努力量と見合わずに損をする
といった、問題の種になる可能性があるからです。
ほかにも、お試しでの報酬が低すぎる場合は、成果物を持ち逃げされるトラブルもあります。
実績を作ることを優先事項としながらも、トラブル回避のために相場と報酬金額を確認しながら案件に取り組みましょう。
2.案件のキャッチコピーや詳細をチェックする
案件のキャッチコピーや詳細では、以下の点を細かくチェックしてから応募しましょう。
メリットばかりを記入して初心者や未経験者を狙う、悪質クライアントがいるからです。
具体的には、以下のような特に良いことばかり書いてある、高報酬な案件や怪しい内容には注意が必要です。
- 初心者歓迎や高単価の文言が多い
- 案件内容の明確ではない
- 文章の誤字脱字が目立つ
依頼主の視点に立って、初心者に相場とかけ離れた金額を払うことが現実的かどうかを考えながら、募集要項を細部まで見ていきましょう。
3.クライアントのプロフィールを確認する
案件に応募する前に、依頼主のプロフィールを確認することは非常に重要です。
クラウドソーシングサービスを登録している企業や人材は、すべてが良い人とは限りません。
具体的に確認すべき点として、
- 本人確認の有無
- 過去の成約率・完了率
- 応募した実績数・評価
- 秘密保持契約を結んでいるか
など、チェックすることで、悪質なクライアントではないか見抜けます。
身元が証明されている依頼主と仕事をすることで、良い案件に巡り会えます。
また依頼主ではなく受注者が原因で低い評価ものもありますが、あまりにも低い評価が多すぎる依頼者への応募を控えましょう。
4.応募する前に依頼者にメッセージを送ってみる
気になった案件や依頼主が見つかったら、積極的に質問してみましょう。
なぜなら質問や応募に対する反応で、クライアントの姿勢が分かるからです。
契約ができたとしても、質問への回答が遅かったり、分かりにくかったりすれば案件を完了させることは難しいことが判明できます。
事前のやり取りから、コミュニケーションが円滑に取れる依頼主を選びましょう。
クラウドソーシングで案件が取れない5つの原因とは?対処法6選を徹底解説案件数が豊富なクラウドソーシングサービス4選
こちらでは、クラウドソーシングで充実した案件数を提供しているサービスを厳選して紹介します。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
- シュフティ
どのクラウドソーシングを活用すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
順番に紹介していきます。
1.クラウドワークス
クラウドワークスとは、株式会社クラウドワークスが運営する日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
特徴として、ほかのサイトよりも圧倒的な案件数と登録者数を誇っています。
具体的には、
- 200種類以上の豊富な案件
- 全国の78万社が発注
- ユーザー数480万人
など、多くの発注者・受注者が利用していることが公式ホームページから分かります。
未経験者・初心者が始めるなら、まず最初に登録しておきたいサービスのひとつです。
2.ランサーズ
ランサーズ株式会社が運営する「ランサーズ」も案件が充実したサービスです。
2008年に設立され、日本初のクラウドソーシングサービスとして立ち上がりました。
クラウドワークスと並ぶほどの案件数だけでなく、
- アンケート
- Webライティング
- Webデザイン
といった、この3つの仕事が特化して受注されています。
常に多くの依頼者が募集しているため、案件が足りずに困るというケースは少ないでしょう。
3.ココナラ
ココナラとは、個人のスキルを売買できる特徴を持ちます。
自分の得意分野を商品として販売し、それを見たクライアントが案件を依頼して成立します。
また占いや人生相談など、一見変わったスキルを売ることも可能。
500円の商品から気軽に販売できるので、実際にユーザーがどのように活用しているか確認するのもおすすめです。
4.シュフティ
シュフティとは、在宅で活躍する主婦層に人気のあるクラウドソーシングサービスです。
特徴としては、
- スキル不要な案件が多い
- 短時間でできるタスク系業務多数
- 仮払い制度を導入している
などが挙げられ、案件数が豊富なサイト。
隙間時間を活用しながら収入源を増やしたい女性が多いことから、幅広い年代の主婦に注目されています。
未経験で在宅ワークを始めてみたい方に向いている、クラウドソーシングです。
クラウドソーシングはスキルなしでも稼げるのか|収入アップを目指す3つの考え方クラウドソーシングで案件を取る際の注意点3選
初心者がクラウドソーシングを利用するのも良いことばかりではありません。
ここでは案件を取る際には、気をつけなければいけないことについて紹介していきます。
- システム利用料が引かれることを知っておく
- ライティング業のレギュレーションに気をつける
- 自分で経理をおこなわなければいけない
これらを把握しておくことで、トラブルを回避しながら案件に取り組めるでしょう。
ひとつずつ紹介していきます。
1.システム利用料が引かれることを知っておく
クラウドソーシングを利用する際は、システム手数料を引かれることを知っておきましょう。
サイトによって、報酬の5%〜30%の手数料が引かれてしまうため、報酬金額と振込金額にズレが生じます。
多くの案件に取り組んだものの、なかなか稼げない事例も少なくありません。
各クラウドソーシングサービスの利用料を把握してから、自分に合うサイトを登録しましょう。
2.ライティング業のレギュレーションに気をつける
ライティング業には、依頼主や案件ごとに異なるレギュレーションがあるので注意が必要です。
レギュレーションとは、文章を書く際のルールのことを指します。
よく求められる規則として、以下が挙げられます。
- 漢字の表記
- 英数字は半角
- 改行のルール
レギュレーションを守らなければ何度もやり直すことになり、最悪の場合、継続案件を切られることも。
厳しい依頼者も中にはいるので、Webライティングの案件に取り組む際は、提出前に最終確認をしてから納品しましょう。
3.自分で経理をおこなわなければいけない
クラウドソーシングの案件に取り組むときの注意点として、経理を自分でしなければいけないことです。
自身で収入を得ているため、年間20万円以上の所得を得た際は確定申告が必要になります。
確定申告をしなかった場合、無申告加算税や延滞税を払わなければいけなくなります。
自身が損をしないためにも、経理関連に気をつけながら案件に取り組みましょう。
クラウドソーシングの利用に税金はかかるの?|確定申告から節税の方法を徹底まとめ:クラウドソーシングの案件は幅広く存在している
本記事では、クラウドソーシング案件の種類や、案件を獲得する方法・見分け方について解説してきました。
- 未経験者や初心者から始められる案件は豊富にある
- 案件を獲得するために重要なポイントを抑えておく
- クライアントの情報を見極めながら良い案件を見つける
クラウドソーシングには、多種多様な案件が常時募集されているので、自分に合うものを見つけやすいです。
簡単な案件から実績を積み上げ、高報酬の仕事にも関われるよう取り組んでいきましょう。