クラウドソーシングの実際の口コミや評判とは?大手サービス2選を徹底解説
「人気クラウドソーシングの口コミや評判は実際にどうなんだろう」
「クラウドワークスとランサーズは、どちらの方が人気なのかな」
と思うことはありませんか??
クラウドソーシングの利用を考えても、良い口コミや悪い評判があり本当なのか気になりますよね。
では、大手サービスの利用者は実際にどのような口コミがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- クラウドワーク・ランサーズの良い口コミ、悪い評判
- 大手サイトに共通するメリット・デメリット
- 口コミの良いクラウドソーシングで稼ぐためのポイント
について詳しく解説します。
この記事を読めば、口コミの良いクラウドソーシングを見つけられます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラウドソーシングの大手サイト2選
近年では、不特定多数の人材や企業にネット上で仕事を依頼する、クラウドソーシングが注目を浴びています。
ここでは、国内最大級と言われている人気のサービスについて詳しく紹介していきます。
- クラウドワークス
- ランサーズ
どのような特徴を持つのか、公式サイトの情報に基づいて紹介していきます。(2022年7月19日調べ)
1.クラウドワークス
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
---|---|
設立日 | 2011年11月11日 |
登録者数 | 470万人 |
利用企業数 | 72万社以上 |
案件のジャンル数 | 200種類以上 |
システム手数料 | 報酬の5〜20% |
登録会員数を日本一に誇るサイトとして、クラウドワークスが注目を浴びています。
クラウドワークスは2011年に創業し、簡単に登録できることから未経験者や初心者も多く利用しているサービスです。
案件数が豊富なことから、
- 会社員の副業
- 家事や育児の間に働きたい主婦
- 実績を持つプロやフリーランス
など、さまざまな方々が仕事に取り組んでいます。
高評価な実績を多く積むことで「Pro Crowd Worker」になり、クライアントから自身に依頼が来ることも。
多くの人が利用していることから、安心と信頼感の強いクラウドソーシングサイトです。
2.ランサーズ
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
---|---|
設立日 | 2008年4月 |
登録者数 | 110万人 |
利用企業数 | 40万社以上 |
案件ジャンル数 | 140種類以上 |
システム手数料 | 報酬の5〜20% |
日本で始めて設立されたクラウドソーシングサイトとして、ランサーズが挙げられます。
クラウドワークスと同様に国内最大級と呼ばれるほど、多くのユーザー数を誇り、仕事の種類も豊富と評判。
また24時間365日のサポート体制もしっかりしているので、セキュリティ関連も安心できる大手サービスです。
クラウドソーシングのタスク型案件は稼げるの?|受注方法からおすすめサイト3選を紹介クラウドワークスの良い口コミ・評判
ここでは、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の良い口コミについて、まとめました。
- 福利厚生が充実している
- 初心者・未経験者でも活躍しやすい
良い評判、悪い評判をそれぞれ順番に解説していきます。
実際の口コミを知ることによって、どちらを利用するか決められるでしょう。
ぜひ参考にしてください。
1.福利厚生が充実している
クラウドワークスの良い評判は、福利厚生がしっかり整えられていることです。
フリーランスや稼ぐ方向けのサポートがサイト内に存在しており、毎月3,000円以上の報酬を獲得している受注者なら簡単に加入できます。
具体的な内容として、
- 引っ越しサポート
- 法律・税務に関しての無料相談
- ライフサービスや保険の充実
- 確定申告や相談LINEなどのワーカー支援
- クラウド会計ソフト・チャットツールの割引
- 語学レッスンや働き方の実現をオンラインでサポート
など、生活面のサポートだけでなく、個人のスキルアップとして多種多様な支援制度が豊富に揃っています。
プロからのアドバイスだけでなく、自分の生活が大きく支えられる福利厚生は魅力的な特徴です。
2.初心者・未経験者でも活躍しやすい
口コミの中でとくに多かった内容が、クラウドソーシングをはじめて利用する方にもおすすめな案件が充実していることです。
スキルが不要な案件も募集されているため、未経験者でも仕事を簡単に探せます。
また応募する際には、以下の案件は基本自己紹介なしで取り組めるので、すぐに報酬を得ることも可能。
- アンケート
- データ入力
- 簡単な記事執筆
少しずつ経験を重ねていく中で、継続案件や単価の高い案件を獲得できる機会を得られるので、だれにでも躍進できるチャンスがあります。
業界最大サイトのため、未経験者・初心者も安心して取り組めることが評判のサイトです。
クラウドソーシングでの営業成功する6つのポイント|効率化できる3つのコツも解説クラウドワークスの悪い口コミ・評判
日本最大級の登録者数が利用していることから、少なからずともデメリットは必ずあります。
ここでは、クラウドワークスの良くない口コミについて紹介していきます。
- 競争率が激しい
- コミュニケーションを取りづらい
順番に見ていきましょう。
1.競争率が激しい
クラウドワークスは応募の競争率が激しく、なかなか仕事が取れないと言われています。
470万人以上の人材が利用しているため、ひとつの案件に対してライバルが多くいるからです。
例えば、仕事を依頼するクライアントは応募者の中から、一番仕事ができる方だけを選びます。
そのため、実績やスキルのない初心者が仕事をもらうのは、なかなか難しいでしょう。
多くの案件に応募するものの、実際に取り組めた仕事はひとつもないということは初心者にはよくあり、クラウドワークスの利用を辞めてしまう方もいます。
2.コミュニケーションを取りづらい
クラウドワークスの悪い評判として、コミュニケーションや報連相を取りづらいことが挙げられます。
なぜなら案件はすべて、インターネットでのやり取りでおこなうため連絡が取りにくいからです。
サイト内でのメッセージ機能の使いづらさから返信が遅くなったり、認識のズレが出たり、仕事内容に相違が生まれることもあります。
直接話さずにネット上でやり取りをするため、
- 修正箇所が増える
- 納品に時間がかかる
- 期日までに間に合わなくなる
といった、依頼者と受注者それぞれにデメリットが発生してしまいます。
クライアントによっては、チャットツールやメール、ビデオ通話を利用する方もいますが、サイト以外で連絡を頻繁に取りたくない方は良く思わないでしょう。
ランサーズの良い口コミ・評判
もうひとつの大手クラウドソーシングである、ランサーズはどのような特徴を持っているか気になる方も多いでしょう。
ここでは、ランサーズの良い評判や口コミをまとめました。
- ライターやデザイナー向きの案件が多い
- 独自の制度や特典がある
クラウドワークスと似ているようで少し違う面を比較していきましょう。
1.充実したサポートがある
ランサーズを利用する上で評判の口コミのひとつして、支援体制が充実していることです。
なぜならランサーズには「働き方の変革」を実現するために、フリーランスを支援する「フリーランサートータルサポート」というサービスを揃えているからです。
例えば、以下のように受注者向けのサポートが豊富にあり、クラウドワークスと負けないレベルの福利厚生に力を入れています。
- 育児や介護のサービス
- キャリア開発の支援制度
- 税務のプロが経理関連のサポート
- 気軽に利用できるお悩み相談
- グルメや健康サービスを特別優待で活用できる
- 教育機関の提供として、勉強会やセミナーの実施
ランサーズはフリーランスを応援するために、充実したサポートを売りにしているので、サービス利用者の評判が良いです。
2.独自の制度や特典がある
ランサーズ独自の制度や特典が、利用者に高評判と言われています。
サイト内の制度として「認定ランサー制度」があり、以下の条件を満たすことで称号を得られるからです。
- 24時間以内に80%以上のレスポンス
- 90%以上の納品完了率
- 評価が4.8以上の実績数
- 本人・電話番号確認済
- 機密保持確認の実施済
- 過去1年間の報酬額が上位20%以内
(参考:ランサーズ公式サイト)
基準値を達成することによって、月に1回の審査で合否が判明し、認定ランサーとなれます。
具体的なメリットとして、
- 認定エンブレムの付与
- サイト内の「認定ランサー検索」に表示
- メルマガやサービス内のページに紹介
- おすすめ案件の紹介
- サポート対応が優先される
といった、通常の受注者よりも優先され、さらに仕事を取り組みやすくなるでしょう。
ほかにも好成績を残した受注者を表彰する「Lancer of the Year」もあるので、目標を決めて仕事に対してのモチベーションを下げることなく携われます。
クラウドソーシングを本業にする4つの方法を紹介。メリット・デメリットも徹底解説ランサーズの悪い口コミ・評判
クラウドワークスと同様、大手サイトには必ず良い評判もあれば、良くない口コミもあります。
ここでは、ランサーズの悪い口コミや評判を見ていきましょう。
- サイトが使いにくい
- 文字単価の低すぎる案件が多い
ランサーズの活用を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.サイトが使いにくい
ランサーズの評判として、サイトが使いにくいという意見もあります。
なぜなら、ランサーズのアプリは不具合が起きやすいからです。
アプリ版の欠点として、
- ログインしづらい
- Facebook、Googleなどから連携ログインを拒まれる
- 通知が来ないため、レスポンスが遅れる
- 添付されたファイルが見れない
- Androidのスマホには登録されていない
など、デメリットが多いと利用者から酷評。
気軽に開けるアプリを使えないことから、結局ブラウザ版を使う方が多いと言われています。
2.文字単価の低すぎる案件が多い
ランサーズの評判の中には、Webライティングという記事執筆の案件に対する「文字単価が安すぎる」というものが多いです。
クライアントの中には、以下のような理由を抱えているからです。
- 相場を理解していない
- 予算が足りずにダメもとで案件を掲載している
そのため、極端に低い文字単価の設定をしている案件も少なくありません。
標準的な単価では1文字1円というのが相場ですが、0.1~0.6円といった具合に極端に低く設定されているケースも見受けられます。
文字単価が低すぎることから仕事量と報酬が見合わず、ストレスに感じる受注者もいるでしょう。
クラウドソーシングでの初案件を取るポイント3つを紹介|注意点や対処法も解説大手2つのサイトに共通するメリット・デメリット
ここでは、クラウドワークスとランサーズのふたつに同じ特徴を持つ点について紹介していきます。
- 大手サイトの共通するメリット
- 大手サイトの共通するデメリット
ほかの人気クラウドソーシングにも類似する点があるので、知っていて損はないでしょう。
1.大手サイトの共通するメリット
クラウドワークスとランサーズに共通する点として、未経験者から経験者向けに対して豊富な案件数を揃えている点です。
大手サイトであることから登録している企業や会社も多く、仕事は随時募集されています。
案件が多い中から仕事を取り組むことによって、以下のような幅広いメリットを得られるでしょう。
- 本業の収入よりも稼げる可能性がある
- 自分のスキルに合った仕事に取り組める
- 新しいスキルを身に付けれる
- 仮払い制度があり報酬を安心して受け取れる
- 納期さえ守れば自分のペースで仕事ができる
- 実績数を多く積むとクライアントから依頼が来る
お小遣い稼ぎや副業から本業に切り替える方もいる程、豊富な案件を揃えているので、自身の働き方を変えられる選択肢が見つかります。
2.大手サイトの共通するデメリット
大手クラウドソーシングサービスを利用する際のデメリットとして、以下が挙げられます。
- 悪質なクライアントがいる
- 継続案件の確保が難しい
- 希望の案件が少ないときがある
- 専門知識・スキルがないと稼げない
- システム手数料を引かれて報酬が減る
クラウドソーシングを使っている方の中には、個人情報を盗みたい方や情報商材を購入させたい方もいるので、完全に信頼することが難しいです。
また信頼関係を築けたとしても、長期的に仕事に関わらせてくれるとは限りません。
高報酬な案件はプログラミングスキルや、記事を執筆できる能力がないと応募を非認証されることもあります。
クラウドソーシングを登録したからといって、大きな金額を必ず稼げるわけではないと知った上で取り組みましょう。
クラウドソーシングを使った業務委託契約のメリットやデメリットを解説クラウドワークスとランサーズ、どちらを使うべき?
結論として、クラウドワークスとランサーズをどちらにも登録することをおすすめします。
実際に両者を比較して、自分の求める条件に合っているかどうかで判断すべきだからです。
どちらも大手サイトであるため、実績は十分であり使いやすさでは個人の好みが分かれます。
ですが大まかに分けると、
- 幅広い案件数に関わりたい方は、クラウドワークスがおすすめ
- Webライティングやデザインがしたい人は、ランサーズがおすすめ
といった、ふたつに選別されるので活用していく上で、どちらを使っていくべきなのか決めていきましょう。
項目名 | クラウドワークス | ランサーズ |
---|---|---|
知名度 | ◯ | ◎ |
案件数 | ◯ | ◎ |
サポートの充実さ | ◎ | ◯ |
ライバルの多さ | ◯ | ◎ |
システム手数料 | △ | △ |
口コミの良いクラウドソーシングサイトで稼ぐ4つの方法
大手クラウドソーシングを使っても、なかなか稼ぐことができない方もいるでしょう。
ここでは、クライアントの信頼度を上げるためのポイントについて詳しく解説していきます。
- プロフィールを具体的に書く
- 評価・実績を多く積む
- レスポンスを早めに返す
- 継続可能な案件に積極的に応募する
これらを意識するだけで多くの案件に関われ、報酬の金額を大きくできます。
ぜひ、ひとつでも実践してください。
1.プロフィールを具体的に書く
クラウドソーシングで稼ぐためには、プロフィールに力を入れましょう。
なぜかというとプロフィール欄は、自分のことをアピールする箇所になるからです。
具体的に書くべき内容として、
- 経歴
- 得意分野
- 持っているスキル・資格
- 仕事に取り組む際の意識
- 返事が可能な時間帯・曜日
など、記入することによって、依頼者が求めている人材であるかどうかを判断できます。
つまりプロフィールは、案件が入ってくるか左右する重要な要素になるので、妥協せずにアピールする材料を多く用意しましょう。
2.評価・実績を多く積む
クライアントからの信頼を得る方法のひとつとして、実績をとにかく多く積むことが大切です。
依頼者が案件を任せる際は、高評価な実績を残している方に仕事を任せたいからです。
多くのクラウドソーシングサイトでは評価数がひと目で分かるようになっており、評価が高い実績を多数残すことで、
- 依頼者に関心を持ってもらえる可能性が高くなる
- 初めて仕事を任せようとするクライアントにとっても大きな情報となる
といった、仕事の依頼が生まれる好循環が発生することも。
クラウドソーシングのサイトでは、受注者だけでなくクライアントも評価を参考にしているので、実績は多く積んでおくべきです。
3.レスポンスを早めに返す
クラウドソーシングで稼ぐポイントとして、返信は早めに返すことが重要です。
なぜかというとクラウドソーシングは、メッセージ以外の連絡手段がないことも多く、返信が遅い人は急ぎの案件などを任せにくくなるからです。
つまり返信が早い人であれば、すぐに連絡が取れるという安心感をクライアントが持てるので、次の案件も依頼したいと考えます。
反対に返信が遅い人は信頼しづらく感じてしまい、新しい案件を任せる時に躊躇してしまうでしょう。
ですので、レスポンスは24時間以内には返すべきです。
4.継続可能な案件に積極的に応募する
クラウドソーシングでの報酬の幅を広げるためには、継続可能な案件に積極的に応募しましょう。
長期的な仕事に自分から応募することによって、収入の安定に繋がるという効果を出すからです。
単体の案件に応募し続けていくよりも、継続して依頼してもらえる案件を得た方がより長期的な収入の安定に繋がります。
また自分で仕事を探す手間を削減できつつ、案件に集中できるので積極的に応募していくと良いでしょう。
クラウドソーシングで稼ぐには?おすすめの本や稼ぐためのコツを解説まとめ:大手クラウドソーシングの中には良い口コミも悪い評判も存在している
本記事では、クラウドソーシングとランサーズの口コミや、メリット・デメリットについて詳しく解説しました。
- クラウドワークは、競争率が激しいものの福利厚生が充実している
- ランサーズは、アプリのサイトが使いにくいが独自の制度が手厚い
- クラウドソーシングで稼ぐためには高評価な実績を多く積む
大手クラウドソーシングの中には、悪い口コミも存在しますが、メリットの方が大きいでしょう。
クラウドワークスとランサーズの両方を登録した上で、自分に合うものを選ぶことで高報酬に近づけます。