大学職員を辞めたい5つの理由とは。おすすめの転職先3選や円満退職の4つのコツを解説

2024.01.03
大学職員を辞めたい

「大学職員として働いているけど、仕事がつまらない
「事務作業が辛くて大学職員を辞めたい

と思うことはありませんか?

仕事が辛くて大学職員を辞めたいと思っても、どんな転職先があるのか、どういう手順で辞めればいいのか迷ってしまいますよね。

では、大学職員の転職先はどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 大学職員として働くメリットや向いている人・向いていない人
  • 大学職員を円満退社する方法
  • 大学職員としてのキャリアを活かした転職

について詳しく解説します。

この記事を読めば、大学職員をスムーズに退職できます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

大学職員を辞めたいと感じる理由5選

大学職員-辞めたい

大学職員は学生の就業・就活のサポートをしたり、公的機関に書類を提出したりといった業務がメインとなります。

苦にならない人にとってはまったく問題ありませんが、日常的に業務をこなしていくなかで、不満に感じる方も多いのです。

  1. 単純作業がつまらない
  2. 人間関係に不満がある
  3. 残業が多い
  4. 休日が少ない
  5. スキルが身に付かない

それぞれ順番に見ていきましょう。

1.単純作業がつまらない

大学職員を辞めたい理由のひとつに、単純作業がつまらないことがあります。

職員がおこなう仕事内容は毎日同じような内容で、まったく新しい業務を始めることはめったにありません。

具体的には、

  • パソコンを使ったデータ入力
  • 書類作成
  • 教員や学生の対応

など、難しいスキルが不要で簡単な仕事の繰り返しなので、面白みがありません。

単調な作業がずっと続くことが嫌になり、仕事を辞める人が多いです。

2.人間関係に不満がある

人間関係への不満で、大学職員を辞めたいと感じる場合もあります。

なぜなら一般的な会社の新卒と違い、同期が1人もいないことが多いからです。

部署移動が頻繁におこなわれるので、腹を割って話せる人が作りにくいでしょう。

ですので、ゆっくりと人間関係を構築していきたい人にとっては、苦痛に感じる場合があります。

3.残業が多い

残業が多いことが原因で、大学職員を辞めたいと思う人もいるでしょう。

大学職員は安定した職業というイメージがありますが、部署によっては膨大な事務作業に追われて、深夜まで残業せざるを得ない場合もあります。

また、大学全体の運営に影響を及ぼすような企画や各部署と連携して進めていく必要のあるものなどは、時間や手間がかかり残業も多くなりがちです。

結果的にプライベートの時間もなくなり、心と体のリフレッシュができず、業務が辛く感じてしまう人も多いです。

4.休日が少ない

「意外と休日が少ない」ということも、大学職員を辞めたい理由の上位に挙がります。

近年の少子化に伴い、経営難に陥る大学も出てきて、休日は年々減少傾向にあります。

以前までは、

  • 学生が休みの日は基本的に休日
  • ノルマがない仕事だから業務が楽

といった、ホワイトな労働環境と言われていました。

ですが、最近では土日も出勤しなければならないケースもあり、まとまった休みが取れないという職場も。

そのような事情があり、「給料は変わらないのに激務で、休日も少なくなった」と不満を感じる人もいるようです。

5.スキルが身につかない

民間企業で求められるスキルが身につかないことも、辞めたいと感じる原因になるでしょう。

なぜなら、大学職員の主な仕事は教員と学生のサポートであり、与えられる仕事を確実にこなしていくことが重要になってきます。

そのため、事務関連の仕事のスキルは身につきますが、ほかの企業で必要とされる営業・企画・問題の解決力などは得られません。

こういった状況の中で、スキルが身につかないことで将来を不安を感じ、退職する人は多いです。

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【離職率は低い】大学職員として働く4つのメリット

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教育機関としての役割を持っている大学ならではのメリットも、たくさんあります。

退職することでメリットを失うため、本当にやめるべきなのか悩む方は多いでしょう。

ここでは、大学職員として働くメリットについて解説していきます。

  1. 安定した収入を得られる
  2. 精神的なストレスが少ない
  3. 大学施設を利用できる
  4. やりがいを感じる瞬間が多い

辞める行動に移す前に、失っても問題のないメリットなのか、確認していきましょう。

1.安定した収入を得られる

大学職員で働くメリットは、安定した収入を得られることです。

大学職員は「みなし公務員」とされており、給与は待遇は公務員と同程度の水準であるケースが多いからです。

また、国立と私立だと待遇も異なりますが、福利厚生も充実していていることが多いでしょう。

人気がある有名な私立大学だと年収も上がるので、安定した収入と福利厚生を希望するときには最適な職種です。

2.精神的なストレスが少ない

精神的なストレスの少なさも、メリットに挙げられます。

民間企業と比べて、ノルマや出世を気にしなくていいからです。

たとえば民間企業では、

  • ノルマ未達で上司から詰められる
  • そもそも達成不可能なノルマを渡される
  • 同期の中で自分だけ出世できず、自信を無くす

など、多くのストレスに日々晒されてしまうことも多いでしょう。

サラリーマンのストレスの大部分を占める、ノルマや出世について考えなくても良いことが大学職員のメリットです。

3.大学施設を利用できる

大学が所有している大きな図書館やグラウンドなどを自由に利用できるのも、大学職員ならではのメリットとして挙げられます。

一般的な企業よりも敷地が広大で自然豊かなことも多く、気軽に気分転換ができるので、長時間オフィスで働くストレスも少ないでしょう。

大学によっては、土日に体育館を借りてスポーツをしたり、会館を借りて音楽イベントを開催することも可能です。

通常であればお金を払わないとできない施設を利用できるため、大学職員の大きなメリットでしょう。

4.やりがいを感じる瞬間が多い

大学職員として働くメリットとして、やりがいを感じる瞬間が多いことを挙げる人も多いです。

大学職員は教育者としての側面もあるので、学生の人生を支えているという実感を感じやすいです。

とくに、入学時から知っている学生が卒業するときには「この子の4年間を支えたのだな」と至高のやりがいを感じられるでしょう。

教師のような人を育てる仕事と近いやりがいを感じられるのは、大学職員の醍醐味です。

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大学職員に向いている人・向いていない人の6つの特徴

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ここでは、大学職員に向いている人と向いていない人の特徴について、ひとつずつ解説します。

今の環境や働き方に不満を感じながら働き続けることは、簡単ではありません。

  1. 向いている人
  2. 向いていない人

長く働ける仕事を見つけるには、自分の適性を考えて職業を選択することが重要です。

では、見ていきましょう。

1.向いている人

下記の3つの特徴に当てはまる方は、大学事務に向いていると言えるでしょう。

  • 文章の読み書きが得意
  • 単純作業が苦にならない
  • 世話好きで面倒見がいい

なぜなら、大学事務の仕事は、マニュアルに沿って確実な業務を遂行することが求められるからです。

そのため、文章を読んで内容を理解する能力がなければ、業務をこなすことは難しいでしょう。

また、具体的な業務としては、

  • 教員や学生に対してメールでの送信
  • 学生向けのパンフレット作成
  • 財務諸表・物品を購入する契約書の作成
  • 文部科学省へ調書を提出

など、単純なものが大半を占めます。

単純作業が苦にならないと感じるのであれば、大学事務の仕事は向いているといえるでしょう。

2.向いていない人

一方で、大学職員に向いていない方は、下記のような人です。

  • 日々仕事の方法の改善し、効率的に業務をおこないたい
  • 新しい企画を立案したり、常に新しいことに挑戦したい

大学という組織の性質上、新しいものはあまり求められず「前回もこの方法だったから、今回もそうする」ということがほとんどです。

基本的には毎年同じような内容で業務が進んでいくため、改革意識のある人にとってはストレスを感じてしまうことも少なくないでしょう。

このため、常に新しいことを考えて挑戦していきたいという人は、思ったように振る舞えなくてストレスを感じてしまうことが多いです。

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大学職員の将来性は明るいのか

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結論からいうと、将来性は明るくないというのが現状です。

なぜなら、多くの私立大学では少子化の影響から定員割れを起こしており、どんどん受験生が減っている状況にあるからです。

このような状況から一部の有名な大学に応募が殺到し、殺到し求人倍率も高くなるでしょう。

少子化の波は止まらない可能性が高く、今後の雇用も楽観視はできません。

大学職員を円満退職する4つのコツ

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職場を円満退職することで、今後のキャリア形成に有利になります。

ここでは、大学職員を円満退職するためのコツをご紹介します。

  1. 早めに退職の意思を伝える
  2. 前向きな退職理由を伝える
  3. 引き継ぎをしっかりおこなう
  4. お世話になった方に挨拶をする

すべて重要な要素ですので、必ず押さえておきましょう。

1.早めに退職の意思を伝える

大学職員を円満退職するには、上司に早めに退職の意思を伝えることが大事です。

退職時のトラブルの大半は「早く伝えること」で防げます。

法律上では、退職日の14日前に退職の意思を伝えることで辞めることが可能。

ですが、社内規定で退職に関した規則もあるので、従うことによって円満に退職できます。

早めに退職の意思を伝えることで、会社側も引き継ぎ・後任者を探すときに余裕ができ、快く送り出してくれるでしょう。

2.前向きな退職理由を伝える

退職理由は、前向きな退職理由を伝えるようにしましょう。

マイナスの理由で退職をしてしまうとその噂が社内に広がり、転職に悪影響を与えてしまう可能性もあるからです。

たとえば、

  • 仕事が忙しい割に給料が低い
  • 休みが少ない
  • 人間関係に不満があった

といった、理由での退職もおすすめしません。

本当は上記のような理由があったとしても、退職者は「一身上の理由」で退職する方が安全です。

誤解や噂で今後のキャリアを邪魔されないためにも、前向きな退職理由を伝えましょう。

3.引き継ぎをしっかりおこなう

大学職員を円満退職するためには、引き継ぎをしっかりおこなうことを徹底しましょう。

引き継ぎをやらないまま退職してしまうと、後任者や部署へ迷惑がかかり、トラブルになることもあります。

自分は退職するから関係ないと感じても、どこで関連するかわかりません。

たとえば、別の大学の職員として働いているときに、元々働いていた大学の職員と繋がることも十分にあり得ます。

退職した時にトラブルなどを起こしていると、新しい職場にその評判が広まって居心地も悪くなるので、後任者には丁寧に引継ぎをおこないましょう。

4.お世話になった方に挨拶をする

お世話になった方に挨拶をすることも、円満退職の重要なポイントです。

挨拶をしないまま退職してしまうと「あの人は私に挨拶もしないで辞めていった」と悪い印象を抱かれる可能性もあります。

また、挨拶をする時は一緒に菓子折りなどを渡すと、さらに印象は良くなります。

どうしても直接挨拶ができない場合は、メールで感謝の気持ちを伝えるのも良いでしょう。

上司や後任者に敬意を払いながら、これまでの感謝の気持ちが伝わる表現ではっきりと退職することを伝えましょう。

仕事-辞めたい「仕事を辞めたい」辞めてもいい8つの判断ポイントと円満退職について徹底解説

大学職員におすすめの転職先3選

大学職員-辞めたい

大学職員のスキルや経験を活かして異業種に転職する場合、どのような転職先があるのでしょうか。

今回は大学職員が持っているであろう資質も鑑みて、3つのおすすめの転職先をご紹介します。

  1. 営業サポート
  2. キャリアコンサルタント
  3. プログラマー

ぜひ参考にしてみてください。

1.営業サポート

大学職員の転職先として、営業サポートがあります。

営業サポートの仕事は外回り営業などをする営業マンに同行し、議事録の作成やスケジュール管理などをおこなう仕事です。

事務職の知識や経験をそのまま使えるため、即戦力として働けるでしょう。

具体的な業務内容としては、

  • スケジュール管理
  • 電話やメール対応
  • 見積書、契約書等の文書作成

などがあり、マルチタスク能力が求められます。

大学職員として気苦労なく働けていた場合は、問題なく営業サポート業務もこなせるでしょう。

2.キャリアコンサルタント

次におすすめなのが、キャリアコンサルタントです。

サポート対象が学生から社会人に変わるだけなので、業務知識を転用できる場面が多いからです。

キャリアセンターでの経験があって国家資格も持っているなら優遇されますし、実務経験があるので採用もされやすいでしょう。

基本的にはノルマがある会社が多いですが、ノルマが嫌な場合は、ノルマが無い会社を選ぶことも可能。

人の手助けをしたり、キャリアをサポートするのが好きな人には、とくにおすすめです。

3.プログラマー

大学職員の転職先として、プログラマーもおすすめです。

真面目できっちりとした性格の人が多い大学職員は、確実な作業が求められるプログラマーのスキルとマッチしているでしょう。

未経験からでも挑戦しやすい職種で、働きながらプログラミングスクールに通ってスキルを学んでおけば転職もしやすくなります。

就活や転職支援をおこなっているプログラミングスクールもあるので、こういったサポートがあるスクールを選ぶのが良いでしょう。

また、プログラマーは独立もしやすい業種なので「将来的にフリーランスとして働きたい」という人にもおすすめです。

まとめ:大学職員を辞めたい人は、セカンドキャリアの計画を立てよう

本記事では、大学職員を辞めたいと思ってる人向けに、辞めたい理由やおすすめの転職先などを紹介してきました。

  • 大学職員は年々労働環境が悪化している現状がある
  • 大学職員のスキルや経験を活かせる職場はたくさんある
  • 大学職員のセカンドキャリアとして、プログラマーもおすすめ

毎日決まった業務をこなすことに苦痛を感じている場合は、大学職員を辞めてやりがいのある仕事を見つけるのも良いでしょう。

転職でプログラマーを目指すときは、プログラミングスクールに通うことで短期間でスキルを身につけることもできます。

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