組み込み系エンジニアからWeb系エンジニアへの転職ポイント4選
現在組み込み系エンジニアとして活躍中の方で、Web系への転職を考えていませんか?
もともと人手不足なITエンジニア業界がスマートフォンやタブレットなどのデバイスが普及し、更にITエンジニアの需要が増えています。
ITエンジニアの中でも、特にWeb関係の需要が高く、給与面や社会的な地位についても高くなっています。
そこで今回は組み込み系エンジニアからWeb系への転職するポイントについて、解説していきます。
組み込み系エンジニアとWebエンジニアの仕事内容について
同じITエンジニアでも、組み込み系エンジニアとWebエンジニアでは製作するものはもちろん、重要視する点や使用するプログラミング言語などのスキルについても大きな違いがあります。
転職のポイントを解説する前に、それぞれの仕事内容について解説しておきます。
組み込み系エンジニアの仕事内容
組み込み系エンジニアの仕事は電子機器のCPUに組み込むプログラムを開発するのがお仕事です。
具体的には炊飯器や冷蔵庫などには小さなCPUがあり、それに組み込み系エンジニアが作成したプログラムを入れることでご飯を炊いたり、温度調整などが行えます。
IT化が進んでいる現在の日本でプログラマーを始めとするITエンジニアの仕事はミスが許されません。
現実は数千~数万行があるプログラムをまったくのミスがなく作成するのは困難な為、残念ながらバグが発生することは少なからずあります。
Webなどのシステムを更新することでバグを解消することができます。
しかし組み込み系エンジニアが作成するプログラムはネットワーク機能がついていな機器も多く、システム更新をするすべがない為、ミスが許されません。
ITエンジニアの中でもトップクラスにミスが許されない仕事になります。
Web系エンジニアの仕事内容
Web系エンジニアの仕事はWebサイト開発、SNSなどのWebコンテンツ開発、ソーシャルゲーム開発と非常に幅が広く、また組み込み系エンジニアの技術に比べて、どんどん新しい技術が開発されています。
組み込み系エンジニアとのもっとも大きな違いは、開発速度です。
組み込みプログラムと違い、Web開発は後で修正やバージョンアップなどが行える為、プログラムの正確性以上にどれだけ速くユーザーにサービスを提供することができるかに重点がおかれます。
当然ミスをして良いわけではありませんが、Web系開発を行う企業にとっては新しいサービスをより速く提供できなければユーザーがいなくなってしまいます。
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組み込み系からWeb系開発への転職する時の4つのポイント
組み込み系からWeb系への転職は年齢などにもよりますが、比較的難しくありません。
上述でそれぞれの仕事について解説を行いましたが、重要視する点や使用するスキルについては違いがありますが、プログラミング言語は1つマスターすれば、他のプログラミング言語の習得はそれ程難しくありません。
ITエンジニアとして実務経験さえあれば、十分転職は可能です。
しかし慢心できる程簡単という訳ではありません。
組み込み系からWeb系へ転職する際の4つのポイントをご紹介します。
1.Webの仕組みについて学習する
組み込み系エンジニアやITエンジニア未経験者が転職する前の準備として、Web系プログラミング言語を学習することは少なくありません。
後述でも紹介しますが、Web系プログラミング言語を転職を有利にする為に学習することは決して間違っていません。
しかしまずはWebの仕組みを初歩から学習することが重要です。
Webサイトはどういう仕組みで表示されているか等を理解していなければ、Webプログラミング言語を学習しても正しく理解できないこともあります。
Web系への転職を行う場合はWeb自体の基礎知識から理解し、それからWeb関係のスキルを身につけることで転職を有利に進めることができます。
2.Web系の言語を習得する
組み込み系エンジニアが使用する言語はCまたはC++などC言語をベースとしている為、Webで使用するプログラミング言語とは異なります。
Web開発で主に使われるHTML・CSS・PHPなどマークアップ言語や需要が高いプログラミング言語を習得することがオススメです。
常に人不足な業界の為、人材を新しく育てるのではなく、即戦力として働く人を募集していることが多いです。
基礎となる部分だけ習得するだけでも採用の確率が変わってきます。
3.Webサイトを作成する
Webプログラミング言語などを習得しただけでは、面接や履歴書などの上では自己申告だけになります。
中には全然勉強すらしていないにも関わらず、習得したと虚偽をする方もいらっしゃいます。
しかし企業側の採用担当者からするとこれを見抜くのは困難です。
残念ながら実務経験がない方の自己申告に関しては、せっかく習得したスキルも評価されないこともあります。
そこでオススメなのが実際にWebサイトやを作って、作成したWebサイトを見てもらって評価してもらうことです。
これも組み込み系とは違い、どこでも閲覧できるWebならではのアピール方法になります。
またただアピールできるだけでなく、自身で1から設計して開発まで行うことで、学習したWebの知識とWeb開発で使用するプログラミング言語の復習をしたり、自分の実力を把握することがにもつながります。
4.エージェントサービスへの登録
エージェントサービスはエンジニアと企業を結んでくれる転職にオススメのサービスです。
転職を希望しているエンジニアに1人~複数名のエージェントが転職のサポートをしてくれます。
自身の経歴やスキルとこれから転職したい分野、例えば今回主なテーマとしている「Web系に転職したい」などの希望を伝えることで転職先を探してきてもらえます。
自分のスキルなどを面接でアピールするのが苦手な人にとって非常にオススメのサービスです。
またエージェントは複数の企業とコネクションがある為、自身で求人情報を検索して応募するよりも採用率が高くなることも少なくありません。
無料で登録できるところが殆どの為、登録だけでもしておくことをオススメします。
終わりに
今回は組み込み系エンジニアがWeb系エンジニアに転職する為のポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
上述でもご紹介しましたが、未経験から転職する為にはかなりの努力が必要ですが、分野が多少違ってもITエンジニアとしての実務経験があれば基礎スキルを習得して準備さえ怠らなければ、それほど難しくありません。
またエージェントなどの転職をサポートするサービスを使用することで更に採用される可能性を上げることができます。
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