「IT業界は残業が多い」は本当か?徹底解説

2024.03.07
暗闇の中でパソコンに触る男

IT業界は将来性があり、おすすめだと言われる一方で残業が多くブラック企業だらけという話を聞いたことがありませんか?

今回はIT業界の残業について徹底解説していきます。

IT業界は必ず残業が発生する?

まずは本題のIT業界の残業事情についてです。

残念ながら今月の労働時間時間が300時間を越えた、3日間家に帰っていない、今週の平均睡眠時間が3時間等々IT業界以外の仕事ではあまりお目にかからない話がありますが、残念ながらこれらは嘘ではありません。

実際上記で例にあげた話は全て私自身も体験したことのあるものです。

しかし勘違いしてはいけないのはIT業界全てが必ず残業があって、過酷な労働環境にある訳ではありません。

残業が発生するまたは残業時間が多いかは、その職種や勤める企業によって大きく差がでてきます。

残業が発生しにくい働き方と残業が発生しやすい働き方の特徴について、解説していきます。

残業が発生しにくい、残業が少ない働き方について

まずは残業が発生しにくく、また残業が発生しても残業時間が少ない働き方についてご紹介していきます。

残業が発生するかしないかは、IT業界の中でも数多くある職種ごとに違いがあります。

例えば残業が少ない職種はヘルプデスク業務、ネットワークエンジニア保守業務などがあげられます。

それでは何故残業が発生にくく、残業が少ないかについて、それぞれの仕事内容を解説していきます。

ヘルプデスク業務

ヘルプデスク業務は企業がメインで稼動している時間帯に、パソコンや使用しているシステムのトラブルの問い合わせをマニュアルに添って対応するのが仕事です。

またマニュアルに載っていないトラブルが発生した場合は、保守業務を行っているベンダーなどに連絡をするのが仕事になります。

残業が少ない理由としては、仕事が発生する起因が現場からの連絡になる為、現場の人が働いている時間が終わるタイミングで問い合わせもなくなる為、残業が発生しにくい特性があります。

また個人が持っている専門的な知識を使う仕事ではなくマニュアルに添って問い合わせ対応を行う為、24時間稼動している企業の場合でも交代制で時間が区切られており、トラブルの問い合わせも引き継いだりして残業を行わないことが多いです。

ネットワークエンジニア保守業務

ネットワークはIT業界の中でも、トラブル対応が非常に重要な職種です。

ネットワークが止まってしまうと多くの場合は、システム運用ができなくなってしまいます。

ネットワークエンジニアの保守業務は基本的には24時間365日体制になっています。

その為、勤務形態としてはシフト勤務が採用されていることが多く大きなトラブルが発生しない限りは残業が発生することは殆どありません。

しかし同じネットワークエンジニアでも保守業務ではなく、設計や構築を行う場合は残業が発生する可能性が高い為、転職などを考えている方はしっかりと自分の役割を確認して入社することが重要です。

残業が発生しやすく、残業時間が長い働き方について

残業が発生しやすく、残業時間の長い働き方の代表的なものとしては、プログラマー、システムエンジニアは残業が発生しやすく、残業時間が長いことが多いです。

それぞの職種について、解説していきます。

システムエンジニア

システムエンジニアの仕事はシステムの設計を行うのが仕事です。

システムの設計はクライアントと打ち合わせを行い、クライアントが望むシステムを実現する為の仕様書(設計図)を作ります。

クライアントの業種にもよりますが、クライアントの業務が複雑な程システム側で対応する為の仕様書作成が必要になる為、残業が発生しやすいです。

また実際にシステムが出来上がった後のレビューなども行うことがある為、業務の幅が広く残業時間も長くなる傾向にあります。

プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアが仕様書を元に、プログラミング言語を使用して実際のシステムをプログラミングするのが仕事です。

よく勘違いされるのが、プログラマーが作成するのはプログラムだけでなく、作成したプログラムを誰でもメンテナンスできるようにする為に詳細仕様書を作成するのもプログラマーの仕事です。

プログラミング以外の詳細仕様書などのドキュメントを作成するのにも非常に時間がかかり、場合によってはプログラミングを行っていることより、ドキュメントを作成していることの方が多いこともあります。

開発するプログラムや企業によっても差はありますが、残業が発生しやすく、残業時間が長いことが多いです。



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正しく求人情報を確認して転職すれば高額収入も可能に

残業時間が長いのは嫌な方も多いかもしれませんが、悪いことばかりではありません。

求人情報をしっかり確認して転職を行えば、残業する代わりに同年代の年収を遥かに超える収入を得ることもできます。

またこれも人によって違いがありますが、残業時間が長いですが比較的肉体の疲労は少ない為、同じ時間他の仕事で残業するのに比べると疲れません。

唯一注意する必要があるのは、求人情報の残業代です。

残業代が全額でる求人でなければ、余程魅力的な条件でない限りは応募を見送るのをオススメします。

特に基本給に残業時間が含まれているものは、ブラック企業の可能性も少なくありません。

私も最初に就職したところが、基本給に40時間分の残業時間が含まれている企業(給与的には残業時間が含まれていない様な金額です)で、「基本は残業ないから大丈夫です。」と言われて入社したのですが、結果は毎日終電帰りそして極めつけは定時後の休憩時間です。

定時後1時間置きに1時間の休憩(休憩は取れる雰囲気ではありません)になっており、実質1ヶ月80時間を越えるまで残業代が発生せず、また残業代も基本給が低く設定されている為高額収入にもなりません。

その後転職を行って、残業代が確実に入るところに転職をし、労働時間は長いですが、同年代の友人に比べて倍近くの収入を得られるようになりました。

現在は独立をしましたが、残業代が確実に貰える求人を選べば収入面は非常に優れています。


終わりに

今回はIT業界の残業事情について、解説してきましたが、いかがでしたか?

同じIT業界でも職種や勤める企業によって残業の有無や残業代にも大きな差があります。

未経験の時点では選べる求人も限られているかもしれませんが、実務経験を積んだり、事前にプログラミング言語などの専門的なスキルを習得することで自分にあった働き方を行うこともできます。

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