プログラミングはやめとけと言われる本当の理由6選。後悔しないための方法も解説。
「プログラミングはやめとけと言われるのは本当なのだろうか」
「プログラマーに興味あるけど、学習を始めていいのか知りたい」
と思うことはありませんか?
プログラマーを目指しているのに、周りからやめとけと言われるとプログラミングの道はやめた方が良いのか迷ってしまいますよね。
では、プログラミングはやめとけと言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミングはやめとけと言われる理由
- プログラミングを始めるメリット
- プログラミングに向いている人と向いていない人の特徴
について詳しく解説します。
この記事を読めば、自分がプログラミングにチャレンジすべきかどうかがわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングはやめとけと言われる理由6選
プログラミングをやめた方がいいと言われる理由は、主に6つあります。
まずは、なぜ反対されるのかを見ていきましょう。
- 挫折しやすい
- 将来性が心配される
- 向き不向きが激しい
- 生活習慣病になりやすい
- もう遅いと思われがち
- 残業が多く定時で帰れない
それぞれ解説していきます。
1.挫折しやすい
プログラミングは、覚える前に挫折してしまう人もいます。
覚えなければならないことや準備しなければならないことが多くあるからです。
つまり、何から手をつけて良いのかわからずにつまづきやすくなります。
とくに独学でプログラミング学習をしている人は、周囲に相談できる人がいないので挫折の危険があるでしょう。
継続学習のためにも、まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。
2.将来性が心配される
プログラマーは、将来不要になるとも言われています。
なぜなら、環境が整ったことで必ずしもプログラマーを必要としていないからです。
- AIの発達
- 海外の人材の流入
- 自動プログラミングの増加
これらの理由はありますが、プログラマーの仕事の一部に代わる方法にすぎません。
将来性が心配されるからこそ、知識を習得して選ばれる人材になれば心配ないといえます。
3.向き不向きが激しい
プログラマーには、向いている人と向いていない人がハッキリといます。
その理由は、プログラミングには求められる能力があるため、必要な能力を持ち合わせていない人には難しい仕事なのです。
プログラミングが好きで、努力を続けることができれば一定のレベルには達しますが、その後は伸び悩む可能性はあります。
自分の性格や能力がプログラマー向きであるかどうかはよく考えておくべきです。
4.生活習慣病になりやすい
プログラマーは、生活習慣病にかかりやすい仕事。
長時間のデスクワークを求められるため、運動不足に陥りやすいからです。
例えば、次のような理由も生活習慣病に繋がります。
- 生活が不規則になりやすい
- ストレスが多い
- 肩こりや眼精疲労になりやすい
意識的に健康管理をしなければ、病気になってしまうこともあるでしょう。
5.もう遅いと思われがち
プログラミングは、20代までの若い時期に覚えなければもう遅いと思われがちです。
その理由は、覚えることに時間がかかるので年齢が高くなってから覚えたとしても、長くやっている人には追いつけないからです。
しかし、計画的に学習していけば何歳から始めても遅いということはありません。
早く始めた方が優位な面はありますが、スタートの時期に大きな問題はないといえます。
6.残業が多く定時で帰れない
プログラマーは残業が多い激務だと思われています。
納期のある仕事なので、納期に合わせて仕事の追い込みがあるからです。
これは忙しい時期もあるという話であり、毎日残業ばかりで帰りが遅くなってしまうというわけではありません。
業務によっては定時に終わるものもあるので、大きな心配をしなくても良いでしょう。
プログラマーがきついと言われる6つの理由。取り巻く環境や向いている人の特徴3選を解説本当にやめるべき?プログラミングのメリット5選
プログラミングはやめた方がいいと言われると、その方向に気持ちが傾くこともあります。
始める前にやめるのではなく、プログラミングのメリットも知っておきましょう。
- 社会貢献ができる
- 仕事に困らない
- 市場価値を高められる
- 高収入を目指すことが可能
- 文系・理系に関係なく活躍できる
ここからは、プログラミングのメリットを説明していきます。
1.社会貢献ができる
プログラミングは、社会に欠かせないものであり、社会貢献度の高さは大きな魅力です。
私たちの生活の多くがプログラミングによって成り立っているからです。
例えば、スマホが動くこともプログラミングによるものですし、社会インフラにもプログラミングが組み込まれています。
つまり、プログラミングなしには生きていけないと言っても過言ではないため、プログラミングができると社会貢献できるでしょう。
2.仕事に困らない
プログラミングのスキルがあれば、仕事に困ることはありません。
あらゆる場面でプログラミングが必要とされているのは、それだけ多くのプログラマーが必要といえるからです。
仕事の大小はありますが、プログラミングができる人は、どこででも必要とされる人材になります。
これからも優秀なプログラマーは求められるので、仕事に困らないでしょう。
3.市場価値を高められる
プログラマーは、自分の努力次第で市場価値を高められます。
プログラミングを高いレベルでできる人は貴重だからです。
例えば、複数の言語を得意としていれば、引っ張りだことなってより良い条件の仕事を受けられます。
つまり、プログラミングができると多くの企業から必要とされるでしょう。
4.高収入を目指すことが可能
プログラミングのスキルを高めることで、高収入も十分に目指せます。
その理由は、市場価値が高い人材となれば、多くの給料をもらえるからです。
例えば、発注者側もプロジェクトによっては豊富な予算を組んでいます。
なので、発注者から必要とされる技術があれば、高い報酬を得られるでしょう。
5.文系・理系に関係なく活躍できる
プログラミングに、文系か理系かの問題はありません。
理系の仕事というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際に文系出身のプログラマーは多くいるのです。
具体的には、新卒でIT系の仕事に就いた人の約45%は文系出身というデータもあります。
つまり、勉強さえすれば、誰でもプログラミングで活躍できるのです。
プログラミングに向いている人の特徴3選
プログラミングで成功する人とは、どのような能力や性格があるのでしょうか。
プログラミングに向いている人には、下記のような3つの特徴が挙げられます。
- 論理的思考が得意
- 効率重視で働ける
- 流行に敏感
それぞれ解説していきましょう。
1.論理的思考が得意
プログラミングをする上では、ロジカルシンキングは必要です。
論理的思考ができなければ、プログラムを組むこともできませんし、トラブルにも対処できないからです。
例えば、プログラミングはエラーが日常的に発生するので、その原因を論理的に考える能力がなければ解決に導けません。
プログラミングでは、すべての事象に原因があるので論理的思考は欠かせないのです。
2.効率重視で働ける
プログラマーには、要領よく物事を考える力も必要。
その大きな理由は、プログラミングは納期との戦いだからです。
つまり、効率的に仕事を進めていかなければ、納期を守れない恐れがあります。
どうしたら早く問題が解決できるのか、常に思考して行動する力は求められるでしょう。
3.流行に敏感
プログラミングをするのであれば、アンテナを張って学ぶ積極性が大切です。
IT業界は常に新しい技術が研究されているので、そうした動きをキャッチしていないようでは取り残されてしまうから。
新しい技術に関心を持ち、積極的に自分に取り入れている人は、成長が早く重宝されます。
なので、好奇心旺盛でトレンドについていける人は、プログラマー向きでしょう。
プログラマーの「すごい人」に共通する9つの特徴!偉人10名も紹介プログラミングに向いていない人の特徴3選
どうしてもプログラミングには向いていないという人もいます。
その場合、努力をしてもなかなか成功を掴みにくいので、別の分野で活躍する方が良いでしょう。
- 人付き合いが苦手
- 努力を継続できない
- デジタルが苦手
ここでは、プログラミングに向いていない人の特徴を紹介します。
1.人付き合いが苦手
プログラマーには、コミュニケーション能力が求められます。
パソコンに向かって淡々と仕事をしている印象が強いかもしれませんが、プログラミングはコミュニケーションが必要な場面が多いです。
- プロジェクトメンバー内での意思疎通
- クライアントの要望を聞きだす
- プレゼンやこちらの意図を伝える
上記のように、適切なコミュニケーションが取れないと仕事がスムーズに運びません。
そのため、人付き合いを苦手としている人にはプログラミングは難しい仕事です。
2.努力を継続できない
すぐに結果を求めてしまい、努力が続かないタイプの人にはプログラミングは苦痛でしょう。
プログラミングは、一朝一夕で覚えられるようなものではありませんので、結果が出るまでに時間がかかります。
例えば、プログラミングができても、さらに新しい技術の勉強が欠かせません。
センス以上に努力の才能が求められるので、継続力がない人は向かないでしょう。
3.デジタルが苦手
デジタルを苦手としている人には、プログラミングは難しいです。
プログラミングとパソコンは、切っても切り離せない関係であり、それに抵抗があると覚えるのにも時間がかかってしまいます。
プログラミングは、知識のない状態から始めることは可能ですが、興味を持てるかどうかは大きな差となります。
努力によって克服できますが、苦手な人にとってはプログラミングはいばらの道です。
プログラミングで失敗してしまう事例3選
プログラミングを始めてはみたものの、挫折してしまう人には理由があります。
主な理由は、下記の3つです。
- 学習の目的が曖昧になっている
- 独学で学習する
- 丸暗記しようとする
逆を言えばこの部分に注意すれば、失敗を避けられるでしょう。
1.学習の目的が曖昧になっている
プログラミングは、何のために学習をするのかを曖昧にすると続きません。
時々プログラミングを覚えることを目的としてしまう人がいますが、プログラミングはあくまでもやりたいことのための手段です。
それを間違えてしまうと、途中で自分は何のためにプログラミングを頑張っているのかわからなくなってしまい挫折に繋がります。
プログラミング学習の前には、自分の目的は何であるかを決めるようにしましょう。
2.独学で学習する
独学に固執すると失敗の原因になりやすいです。
プログラミングは独学でも可能ですが、壁にぶつかりやすいという課題があります。
- わからないことがあっても相談相手がいない
- 環境設定が上手くいかずに解決できない
- 孤独を感じる
このような壁に対して解決策を持っていないと、失敗することになるのです。
3.丸暗記しようとする
完璧を追求しすぎて、丸暗記を目指すと失敗しやすいです。
プログラミングのコードはあまりに膨大なので、すべてを覚えるには無理があります。
それを理解せずに、覚えられない自分を責めてしまうと、モチベーションが低下する原因となるでしょう。
手を動かしてみることが大切なので、丸暗記をしようなどと気負い過ぎないことです。
プログラミング学習を後悔しないために、3つの対処法
プログラミング学習には、上手く進める秘訣があるのでしょうか。
ここでは、挫折して後悔しないための対処法について紹介します。
- プログラミング学習の目的を明確にする
- 需要のある言語を選ぶ
- 質の高いプログラミングスクールに通う
では見ていきましょう。
1.プログラミング学習の目的を明確にする
プログラミングを覚えることは目的ではなく手段です。
プログラミングを覚えた先にやりたいことがあり、それを達成するためにプログラミングが必要なのです。
- 便利な仕組みを作りたい
- ゲームを自作してみたい
こうした目的を明確にしておくことで、自分がやるべきことがわかってくるので挫折もしにくくなります。
2.需要のある言語を選ぶ
プログラミング言語は多岐にわたり、その中には需要のありなしが存在します。
いくらあなたが一生懸命学習をしても、その言語に需要がなければ使い道がありません。
需要がない言語では仕事にも繋がりにくく、せっかくプログラミングを覚えたのに意味がなかったと感じることになります。
なので、希望する業界の市場調査を行った上で需要がある言語を選びましょう。
3.質の高いプログラミングスクールに通う
プログラミングを本気で覚えたいのであれば、スクール選びは重要です。
質の高いプログラミングスクールであれば、環境が充実しておりフォローも含めて効率的に学習できます。
プログラミングをコストを抑えて学習したいという気持ちはわかりますが、途中で諦める要因にもなりやすいです。
なので、プログラミングスクールは、将来への投資と考えてこだわりましょう。
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本記事では、プログラミングはやめとけと言われる方に向けて、やめとけと言われる理由や向いている人の特徴について紹介しました。
- プログラミングができると、市場価値を高められるメリットがある
- プログラミングには、向いている人と向いていない人の特徴がある
- プログラミング学習を成功させるために、失敗を避ける対処法を知っておこう
プログラミング学習で大切なことは、プログラミングをしたい目的を明確にすることです。
目標やゴールがわかっていれば、自分が何をすべきかもわかるので、モチベーションアップにも繋がります。
もし、プログラミングの独学がきついならプログラミングスクールもおすすめ。
自分に合った環境で、継続学習に取り組んでみてください。