安くて便利なプログラミングパソコン5選|選び方のポイントも解説

公開日: 2022.11.27
更新日: 2024.01.11
安くて便利なプログラミングパソコン5選

「プログラミングをやってみたいけど、どのパソコンを使えばいいかわからない」
「できるだけ安くて使いやすいパソコンが知りたい」

と思うことはありませんか?

これだけパソコンの種類が多いと、どのプログラミング用パソコンを選べばいいかわかりませんよね。

では、安くて初心者でも扱えるプログラミング用パソコンには、どんなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 安くて便利なプログラミング用パソコンとは
  • プログラミング用パソコンの選び方のポイント
  • 効率的なプログラミング学習のコツ

について詳しく解説します。

この記事を読めば、自分に合ったプログラミング用パソコンを見つけられます

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

プログラミング用パソコンの最低限のスペックは?

プログラミング用パソコンの最低限のスペックは?

プログラミングのパソコンを選ぶには、どのような点を考慮に入れたらいいのでしょうか

ここでは、最低限に必要なスペックについて解説します。

  1. パソコンのモデルはCore i5以上
  2. メモリは8GB以上
  3. ストレージはSSD128GB以上

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.パソコンのモデルはCore i5以上

プログラミングをするなら、最低でもパソコンのモデルはCore i5以上がおすすめです。

なぜなら、Core i5以下のモデルになると処理速度が大幅に低下し、作業に支障が出る場合もあるから。

パソコンのモデルは、データの受理や処理速度に大きな影響を及ぼすため、モデルの数字が大きくなれば性能もアップし、処理速度も早くなります。

ですので、初心者の場合はCore i5を、中級者以上や予算に余裕がある場合は、より上のモデルが良いでしょう。

2.メモリは8GB以上

一般的にプログラミングには、大量のメモリが必要となります。

メモリとは要するにパソコンの記憶できる情報の容量のため、メモリが小さいと作業が快適に進みません

なので最低でも、パソコンのメモリは8GB以上用意することをおすすめします。

8GBあれば、複数のアプリの起動や情報量にも堪えることができるからです。

3.ストレージはSSD128GB以上

ストレージとは、パソコンのあらゆるデータを保存する場所。

ストレージにはHDDとSSDの2種類がありますが、プログラミングの場合はSSDの方が有効となります。

なぜなら、HDDよりもSSDの方が処理速度が速く、その差は作業のスピードにも反映されるからです。

ストレージの容量は、ひとまず128GBあれば十分。

そのため、より大きな容量を必要とする作業をする場合は、256GBのストレージを用意しましょう。

プログラミングに必要なパソコンのスペックとは。プログラミングに必要なパソコンのスペックとは。選び方のコツとおすすめPC5選を徹底解説

プログラミング用パソコンの選び方のポイント

プログラミング用パソコンの選び方のポイント

適切なプログラミング用パソコンを選ぶために、あらかじめ予算やパソコンのモデルを押さえておくのも重要です。

ここでは、選び方のポイントを以下の3つに絞りました。

  1. 予算について
  2. モニター解像度はフルHD以上がおすすめ
  3. デスクトップではなくノートパソコンを選ぶ

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

1.予算について

プログラミング用のパソコンを購入するには、安くとも7~8万円の予算は必要です。

  • Windowsの場合、約8万円前後
  • Macの場合、約10~15万円

もちろん、中古や型落ちであれば上記の予算よりも安く済む場合もあります。

しかし、いずれにせよ、7万円~15万円の範囲でまずは予算を組みましょう。

2.モニター解像度はフルHD以上がおすすめ

モニターの解像度も、プログラミングの効率に大きな影響を与えます。

というのも、解像度が高ければ高いほど、画面に表示される文字や情報の量が多くなるからです。

具体的には、フルHD(1920×1080)以上の解像度がおすすめ。

一度に表示される情報の数が多ければ、画面を動かす手間が省けてプログラミングの速度もアップします。

解像度の高さは必須ではありませんが、よりプログラミングを極めたい方は条件に入れておくことが大切です。

3.デスクトップではなくノートパソコンを選ぶ

プログラミングに関しては、ノートパソコンがおすすめです。

デスクトップ型は解像度などの点で優れていますが、持ち運ぶことができないからです。

例えば、プログラミングは家や職場だけでなく、外出先でおこなうこともよくあります。

ノートパソコンであれば好きなときにプログラミングができるので、場所を選ばずにできるでしょう。

安くておすすめのプログラミング用ノートパソコン5選

安くておすすめのプログラミング用ノートパソコン5選

ここでは、おすすめのプログラミング用ノートパソコンについて紹介します。

それぞれ違った特徴を揃えているので、自分に合ったパソコンを見つけることが大切です。

  1. Lenovo ThinkPad E15 Gen 3
  2. Apple MacBook Pro 13インチ
  3. Apple MacBook Air 13インチ
  4. Microsoft Surface Laptop4
  5. 富士通 FMV LIFEBOOK

では見ていきましょう。

1.Lenovo ThinkPad E15 Gen 3

スタイリッシュなデザインと、持ち運び便利な軽量さが特徴のパソコン。

フルHDの解像度が画面をクリアに表示するため、作業の快適さも抜群です。

  • 公式での販売価格は87,890円
  • OSはWindows

本体のスペックを考えると、破格の安さといっていいでしょう。

冷却機能が本体に搭載されているため、スピーディーな文字入力と処理速度が常に維持されます。

2.Apple MacBook Pro 13インチ

MacBook Proは、Appleから販売されているパソコンです。

決して安くはありませんが、どんなプログラミングにも対応できるメモリが用意されています。

  • 公式での販売価格は178,800円
  • メモリの容量は24GB
  • 超高速のパフォーマンス

タッチIDが搭載されたキーボードは、反応の良さにくわえて静かなタイピングが可能です。

高度なプログラミングを習得したい方には、ストレスなく使えるのでメリットでしょう。

3.Apple MacBook Air 13インチ

Appleから販売されている、MacBook Airの13インチモデルです。

8コアのCPUと最大24GBのメモリ容量が、驚くほど高速のパフォーマンスを可能にしています。

  • 公式での販売価格は134,800円
  • 解像度が2,560 x 1,600ピクセルと高い

高性能なシステムを搭載しながら、バッテリーは最大18時間駆動と耐久性も抜群。

なので、間違いなく値段以上の価値がある1台です。

4.Microsoft Surface Laptop4

Microsoftから販売されている、超軽量型のパソコンです。

指1本で開けるほどスリムなボディは、片手で持ちながらの作業でも支障をきたしません。

  • 公式での販売価格は139,480円
  • 超薄型のボディ

見た目とは裏腹に極めて頑丈なため、落下などアクシデントが起こっても安心です。

外出先での作業が多い方や携帯性を重視する方には、おすすめの1台といえるでしょう。

5.富士通 FMV LIFEBOOK AH

FMV LIFEBOOK AHは富士通から販売されているパソコンです。

「生活空間との調和」をコンセプトとしており、おしゃれなデザインが目を惹きます。

  • 公式での販売価格は143,880円
  • モデルはi7で、メモリは最大64GBと超大容量

容量が大きいぶん、読み込みや処理が非常にスムーズです。

FMV LIFEBOOK AHでは、カタログモデルとは別にオーダーメイド型の商品を注文できます

仕様やソフトウェアを変更することで、自分の作業に一番適切な状態のパソコンをゲットできるのです。

Windowsのパソコンでプログラミングする2つのメリット

Windowsのパソコンでプログラミングする2つのメリット

ここでは、プログラミングでWindowsのパソコンを使うメリットについて説明します。

  1. 費用を安くできる
  2. 幅広い言語に対応している

Macに比べ、Windowsはオールラウンドタイプのモデルなので、プログラミング初心者との相性が非常に良いといえます。

それでは、詳しくみていきましょう。

1.費用を安くできる

Macに比べて、Windowsは安い値段で購入できます。

一般的にMacが10~15万円程度なのに対し、Windowsは7~8万円ほど。

もちろん安いだけMacに比べて性能が劣ることはありますが、プログラミングをすることが十分可能です。

できるだけ費用を抑えたい方は、Windowsを使用することをおすすめします。

2.幅広い言語に対応している

Windowsのパソコンは、使用できるソフトウェアが非常に豊富です。

したがって、Macよりも幅広いプログラミング言語に対応しています。

一部アプリやサイトの開発には不向きですが、大半のことはWindowsで対応可能です。

初心者の場合は幅広い言語に触れることが大切なため、まずはWindowsから始めてみることをおすすめします。

Macのパソコンでプログラミングする2つのメリット

Macのパソコンでプログラミングする2つのメリット

Windowsよりも価格は高いですが、高度な作業にも対応できるのがMacです。

そのため、中級者~上級者にはMacが向いているでしょう。

  1. iOSアプリ開発ができる
  2. 作業を効率化できる

Windowsと同じくMacにも独自のメリットがあるので、それぞれ見ていきましょう。

1.iOSアプリ開発ができる

Macのパソコンは、SwiftやRubyといった言語の使用に適しています

SwiftやRubyは、iOSのアプリの開発には必須の言語になり、iOSアプリの開発をしたい場合は、WindowsよりもMacがおすすめです。

Windowsの場合も、iOSアプリの開発はできますが、そのためには環境の整備など余計な手間が必要。

なので、明確にiOSアプリの開発が目標と定まっている場合は、Macの購入をおすすめします。

2.作業を効率化できる

MacはWindowsより価格は高めですが、そのぶん処理能力は断然に優れています。

処理能力が高いので、読み込みによる待ち時間もWindowsに比べて短いです。

作業効率や快適さを求めるなら、やはりWindowsよりもMacをおすすめします。

SwiftをXcodeで利用する手順を解説未経験からiOSエンジニアになるための方法を解説

効率的なプログラミング学習に備えたいアイテム3選

効率的なプログラミング学習に備えたいアイテム3選

パソコン単体でもプログラミングは可能ですが、ほかのアイテムを揃えることでより効率は上がります。

ここでは、プログラミング学習で便利なアイテムについて紹介します。

  1. 外付けモニター
  2. PCスタンド
  3. キーボード

予算に余裕のある方や効率的なプログラミング学習を備えたい方は、どれかひとつでも購入しておくことをおすすめします。

1.外付けモニター

別途で外付けモニターを購入することで、モニターを複数使って作業ができます。

複数のモニターが使いやすいかは人それぞれですが、使いこなせば効率を上げることが可能です。

複数のモニターを「デュアルモニター」と呼びますが、

  • 接続することとで操作が可能になる
  • 操作方法は基本と変わらないため、初心者でも扱いやすい
  • 画面のスペースが大幅に増え、作業効率が上がる

といった、さまざまなメリットを持ちます。

作業効率を上げたい方にとっては、非常に強力なアイテムといえるでしょう。

2.PCスタンド

ノートパソコンの場合、PCスタンドを使うことで快適に作業ができます

  • パソコンの位置の調整によってタイピングがしやすくなる
  • 作業中の姿勢を良くする効果がある

長時間パソコンに向かい合っていると、つい姿勢が悪くなりがちですが、スタンドを使えば、自分の目線に合った高さにパソコンの位置を設定できます。

なので、快適かつ効率的に作業をするために、スタンドはおすすめです。

3.キーボード

最初からパソコンに備えられたキーボードでも、もちろんプログラミングはできます。

ただ、初期のキーボードの場合、文字入力の速度が追いつかないこともしばしば。

プログラミングでは入力する文字が多いため、入力の速度は作業効率の点から重要です。

そこで高性能のキーボードを購入すれば、文字の入力速度が格段に上がります。

高速で作業を進めたい場合は、別途で高性能のキーボードを用意しておきましょう。

初心者におすすめのプログラミング学習方法3選

初心者におすすめのプログラミング学習方法3選

プログラミングの学習は、どのように進めたらいいのでしょうか

ここでは、初心者がプログラミング学習をするポイントについて解説します。

  1. 学習サービスで学ぶ
  2. 勉強会に参加する
  3. プログラミングスクールに通う

それぞれに一長一短があるので、ぜひ自分に合った学習方法を見つけてください。

1.学習サービスで学ぶ

近年は、プログラミングを独学で学べる学習サービスが充実しています。

スクールに比べて値段も安く、自分のペースで学習できる点がメリットです。

なかには無料の学習サービスもあるため、お試し感覚で始めてみるのもいいでしょう。

ただ、学習サービスは独学のためモチベーションの管理が難しく、挫折してしまう人も少なくありません。

学習サービスの場合は、モチベーションやスケジュールの管理も入念におこないましょう。

2.勉強会に参加する

場所や形式を問わず、近年はエンジニアの勉強会が盛んです。

ここではプロのエンジニアや専門家から指導を受けたり、悩み相談ができます

また、勉強会の大きなメリットは、エンジニア間での人脈が築けることです。

そこで築いた人脈から、エンジニアとしてレベルアップしたり仕事を貰うこともあり得ます。

ひとりで勉強するのが苦手な方や人と交流するのが好きな方は、ぜひ一度勉強会に参加してみてください。

3.プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールは、充実した指導やフィードバックを貰えるため、成果が期待できます。

おすすめのプログラミングスクールとして、

  • DMM WEBCAMP
  • テックアカデミー
  • tech boost

といったスクールがあります。

プログラミングスクールはさまざまあるので、気になるスクールがあればぜひホームページなどを覗いてみてください。

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プログラミングのパソコン選びに関する3つの質問

プログラミングのパソコン選びに関する3つの質問

プログラミングパソコンの購入は通常のパソコンの購入とは違うため、やはり多くの疑問が生じます。

なかでも特に多いのは、以下の3つの質問です。

  1. 安くパソコンを買う方法はあるか
  2. 安いパソコンでもプログラミングできるか
  3. 初心者におすすめなプログラミング用のパソコンはあるか

ここでは、それぞれの疑問に答えていきます。

1.安くパソコンを買う方法はあるか

安くプログラミング用パソコンを買う方法はあります

なぜなら、Amazonや家電量販店のサイトなどでは、中古のパソコンが安く販売されているからです。

ほかにも、旧モデルであれば、新品でもかなり安く購入できます

デメリットとしては、中古や旧モデルの場合、処理速度が悪く作業が快適に進まない可能性がある点です。

プログラミングには動作や処理の速度が非常に重要なので、安く購入する場合も、パソコンの性能や状態には気を配りましょう

2.安いパソコンでもプログラミングできるか

安いパソコンであっても、先述した最低限のスペックさえ満たせばプログラミングはできます。

しかし、安いパソコンの場合、動作や処理速度に問題がある場合が多いです。

とくにゲーム開発など大きな仕事をするときは、容量不足になる可能性もあります。

こうした欠点を理解して使用するのであれば、安いパソコンでも問題はありません。

3.初心者におすすめなプログラミング用のパソコンはあるか

初心者には、バランスの取れたパソコンがおすすめ。

その理由は、プログラミングの目的は多様なので、初心者が特定のパソコンを指定することは現実的ではないからです。

例えば、以下のようなパソコンは初心者とは相性がよくありません。

  • 性能は抜群だが重量が大きい
  • 極めて軽量だがメモリやストレージが小さい

まずはバランスのとれた、汎用性の高いパソコンを選ぶことが大切です。

まとめ:自分に合ったパソコンで効率的にプログラミングを学ぼう

本記事では、これからプログラミングを始めたい方に向けて、プログラミング用のパソコンの選び方について紹介しました。

  • プログラミング用パソコンの最低限のスペックを押さえる
  • 自分の用途に合ったノートパソコンを選ぶ
  • スクールに通うなどして効率的にプログラミングを学ぶ

プログラミングを効率的に学ぶには、適切なパソコン選びがとても大切です。

プログラミングに必要なスペックを理解し、さらにそこから自分の用途に合ったパソコンを選択しましょう。

プログラミング学習においては、自分に合ったスタイルで学ぶことが大切。

学習サービスやプログラミングスクールを使いながら、効率的な学習を進めてみてください。

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