副業したい方向け|エンジニアの時給相場を分野・企業種類別に解説

2024.01.29
副業したい方向け|エンジニアの時給相場を分野・企業種類別に解説

「エンジニアの時給相場が知りたい」
「エンジニアとして副業をすると、どのくらい稼げるのだろうか」

と思うことはありませんか?

エンジニアとして案件を探そうとしても、どのくらいが相場として妥当なのかで迷ってしまいますよね。

では、エンジニアの時給はどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • エンジニアの勤務形態別・企業別の時給相場
  • エンジニアの案件種類やプログラミング言語別の時給相場
  • 副業からフリーランスを目指すメリット

について詳しく解説します。

この記事を読めば、どの程度の時給が相場なのかがわかります

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニアの時給を勤務形態別に公開

エンジニアの勤務形態別の時給

こちらではエンジニアの時給を勤務形態別に見ていきます。

勤務形態により、時給は大きく異なるのです。

  1. 正社員
  2. 派遣社員
  3. アルバイト・パート
  4. 業務委託・フリーランス

それぞれご覧ください。

1.正社員

正社員の給与を時給換算すると、2,000〜3,300円となります。

平均年収が480〜560万円程度で、月に約20日×8時間働くという計算になるからです。

正社員の特徴として、

  • 雇用が安定している
  • 会社の目標やビジョンに共感できる人が集まる
  • 賞与の支給は、景気や企業によって異なる

といったことが挙げられます。

正社員の給与は、年齢や勤務先、スキルの有無により金額が変わってきます。

2.派遣社員

派遣社員の平均時給は、2,000〜2,362円です。

派遣社員の時給が高めなのは、以下が理由となります。

  • 契約期間が定められている
  • 需要が高まっている
  • 派遣会社が間に入ってくれる

一般的に、派遣社員は時給制で、スキルや経験があれば正当な給与が得られる可能性があります。

人手不足の影響により、派遣会社を通じた平均時給は高めとなっているのです。

3.アルバイト・パート

アルバイト・パートでは、1,000〜1,394円の時給です。

未経験者から経験者まで、経験やスキルなどが働き手により大きく異なるので、平均にならすとほかと比べて低い傾向にあります。

業務の例としては、

  • HTMLやCSSのコーディング
  • デザイナーの案に合わせての開発業務
  • データの入力業務
  • 開発工程でのサポート役

といった、下流工程の業務が多いといえます。

ただし間に入る派遣会社などがないため、スキルが高ければ貰える額も大きくなることが期待できるでしょう。

4.業務委託・フリーランス

業務委託やフリーランスの形態であれば、時給は3,000〜3,250円が期待できます。

フリーランスになる方は専門性が高いので、難易度の高い業務が多いからです。

フリーランスとして、高い時給を得るには以下のようなものが必要です。

  • 客観的にわかりやすいスキルや経験
  • コミュニケーションスキル
  • 自分を適切にアピールできるプレゼン力

業務委託やフリーランスの収入は、作業の成果が反映されるため、会社員より良くなることもあれば、売上がなくなる場合も考えられるでしょう。

とはいえ、フリーランスとして安定してくると、良い条件の案件を選べるようになります。

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エンジニアの時給を勤務先の規模別に公開

勤務先の規模によりエンジニアの時給の違い

こちらでは、勤務先の規模別にエンジニアの時給を紹介していきます。

勤務先の規模によって、確保されている予算が異なる場合があるためです。

  1. 従業員100人未満の企業
  2. 従業員100人以上1000人未満の企業
  3. 従業員1000人以上の企業

規模が小さめの会社から見ていきましょう。

1.従業員100人未満の企業

100人未満の企業では、時給は2,200〜2,900円となります。

月収では30万円台後半が期待できるでしょう。

人手が少ない傾向にあるため、幅広い業務に携わることになります。

裁量をもって、幅広い経験を積みたい方におすすめです。

2.従業員100人以上1000人未満の企業

従業員が100〜1,000人規模の企業では、時給は2,500〜3,000円が期待できます。

平均の年収としては500〜550万円です。

年代も幅広くなってくるため、経験を積めば積むだけ、時給は上がる傾向にあります。

3.従業員1000人以上の企業

従業員が1,000人以上の大企業では、時給は3,000円〜3,350円となります。

会社が安定している傾向にあるので、社員や外注先への予算が確保しやすいからです。

一人でも何でもこなすというよりかは、役割が明確な業務を請け負うことが多いでしょう。

大手企業の開発に関わった経験は、次へのステップアップにもなり得ます。

副業の場合の時給を年代別に公開

副業の場合の年代別時給

こちらでは、副業の場合の時給を年代別に公開します。

将来フリーランスを目指している方は、副業の時給相場を理解しておきましょう。

  1. 20代
  2. 30代
  3. 40代
  4. 50代

働き手の年齢によっても、時給は異なるため、ひとつずつ解説していきます。

1.20代

20代の方の平均時給は、1,800〜2,000円。

ほかの年代よりも低いのは、社会人としての経験が浅いのが理由です。

できるだけ時給を上げたいのなら、以下を心がけましょう。

  • 専門的なスキルを身につける
  • できないことでも経験と思ってやってみる
  • 積極的にコミュニケーションを取る
  • IT業界の知識を身につける

幅広い経験をつむことで、時給や単価が上がりやすくなるのです。

2.30代

30代エンジニアの平均時給は、2,600〜3,160円です。

社会経験を積みながらも、今後の成長に期待できる年代

例えば、

  • どんな知識を持っているか
  • どのようなプロジェクト経験があるか
  • 過去にやってきたことや、今できること

といった、実力と実績を証明できると仕事に繋がりやすいです。

スキルや経験だけでなく、働く意欲も示せば、良い評価が得られます。

3.40代

エンジニアの40代では、平均時給は、3,200〜3,400円ほど期待できます。

なぜなら、経験が豊富で、専門性が高い働き手が多いからです。

プロジェクトマネージャーなど、マネジメント職の経験がある方は、実績として評価されます。

今までの経験や身に付けたスキルを、わかりやすくまとめておきましょう。

4.50代

50代になると、平均時給は3,200〜3,600円ほどになります。

40代とほぼ変わらないのは、経験はあるものの、今後の成長や将来性という観点で魅力が薄れてしまうから。

そのため50代以降では、

  • 若い人と違う価値を提供できる
  • 技術を磨き続ける

といったことが大切となります。

スキルというよりも、コミュニケーション力やリーダシップにより、年相応の役職で働けることを求められるでしょう。

エンジニアの時給を副業の種類別に公開

副業の種類によるエンジニアの時給

エンジニアの時給を副業の種類別に見ていきましょう。

請け負う案件により難易度が変わり、予算も大きく異なるのです。

  1. LP制作
  2. プログラミング講師
  3. HTML/CSSコーディング
  4. ソフトウェア開発

それぞれご覧ください。

1.LP制作

LP制作の時給は1,000〜2,000円です。

ほかと比べて時給が低めなのは、決まった作業をおこなうことが多いから。

例えば、以下のような工程を担うことが多いです。

  • デザインの決まったものをコーディング
  • すでに作られたLPの検証やテスト

下流工程であるコーディングだけを請け負うと、時給は安くなってしまう傾向にあります。

2.プログラミング講師

プログラミング講師として働くと、時給2,000〜4,000円が期待できます。

プログラミング講師は、人気がある人ほど時給が高くなります。

担当クラスの人数により、結果が目に見えてわかりやすいのが特徴です。

エンジニアとしてのスキルだけでなく、人と関わるのも好きであればチャレンジするのもおすすめです。

3.HTML/CSSコーディング

HTML/CSSのコーディングでは、時給1,500〜2,500円が妥当です。

HTMLやCSSができる人は年々増えてきています。

時給が上がる要素として、

  • JavaScript
  • WordPress

といったものが絡む案件は、コーディングの中でも高めの案件とされているのです。

期日を守ることや報告・連絡・相談を怠らないなど、スキル以外の部分も大切といえるでしょう。

4.ソフトウェア開発

ソフトウェアの開発では、時給2,000〜3,000円が平均的な時給。

専門性の高い知識が必要になることが多いからです。

例えば、副業ではWindows上で動くアプリケーションの開発案件などがあります。

未経験者で請け負えることはほとんどないので、過去に自分が作ったものなどをまとめておくと良いでしょう。

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エンジニアの時給をプログラミング言語別に公開

プログラミング言語別のエンジニアの時給

エンジニアの時給をプログラミング言語別に見ていきましょう。

扱う言語によって、請け負える案件の種類が大きく変わり、時給にも影響があります

  1. Swift
  2. C++
  3. Ruby

ひとつずつご説明します。

1.Swift

Swiftを扱う仕事では、平均時給が、4500〜5,180円です。

非常に単価が高いのは、比較的新しい言語なこともあり、扱える人が少ないことが理由。

もし今から覚えるのなら、SwiftでのApple製品向けのアプリ開発をできるようにしておくと良いでしょう。

2.C++

C++言語に関わる仕事の平均時給は、4,500円〜4,842円となります。

比較的単価が高い理由としては、以下のとおり。

  • 処理スピードが速い
  • C言語と互換性がある
  • オブジェクト指向の開発ができる

扱える案件の幅が広く、使える人材も少ないのが特徴です。

C++も平均よりも高い時給が狙える言語です。

3.Ruby

Rubyを扱えると、平均時給は4,500〜4,810円が期待できます

Webサイトやシステム開発など、関わるプロジェクトが多い割に、扱える人が少ないのです。

案件の例として、以下のようなものが挙げられます。

  • 検索システムの構築
  • 個人向けWebサービスの開発
  • スポーツチームで利用する体調管理システム開発

今後も、ますます需要が高まる可能性が高い言語のひとつといえます。

フリーランスエンジニアとして働くメリット5選

フリーランスエンジニアとして働くメリット

フリーランスとして働くメリットを見ていきましょう。

副業でエンジニアとして働くなら、フリーランスを目指すのもひとつかもしれません

  1. 単価が上がりやすい
  2. 働く場所の自由度が高い
  3. 得意分野に集中できる
  4. 好きな時間に働ける
  5. 人間関係での悩みが少なくなる

合わせて5つのメリットをご覧ください。

1.単価が上がりやすい

フリーランスとして働くと、単価が上がりやすくなります。

その理由は、より条件の良い案件を選んで働けるからです。

フリーランスになると、報酬は案件ごとに発生することが多くなるので、好きな案件に絞って受注できます。

雇用契約を結んでいない、フリーランスのメリットといえるでしょう。

2.働く場所の自由度が高い

働く場所の自由度が高いのも、フリーランスとして働くメリットです。

なぜなら、フリーランスエンジニアへの案件の多くは、リモート可能なものが多いから。

時間に縛られていないため、働く場所も問われません。

好きな場所で働きたいなら、フリーランスも選択肢に入れておきましょう。

3.得意分野に集中できる

フリーランスとして働くと、得意分野に集中できます。

仕事に取り掛かる前から、どのような業務をおこなうかが明確なのです。

正社員やパート・アルバイトなど、雇用契約を結ぶと、業務の線引きが曖昧になってしまうこともあります。

経験を積み、スキルを身に付けたら、得意分野に絞った業務を請け負って、単価を上げていくのも良いでしょう。

4.好きな時間に働ける

フリーランスエンジニアに、時間の縛りはほとんどありません。

なぜなら、業務の内容や成果物で、仕事が判断されるからです。

時間に融通がきかせられるのは、フリーランスの大きなメリットといえます。

5.人間関係での悩みが少なくなる

人間関係での悩みが少なくなるのも、フリーランスエンジニアのメリットです。

なぜ、人間関係で悩まなくなるかというと以下のとおり。

  • リモートで働ける
  • 同じ職場に何年もいることがない
  • 嫌な環境であれば、簡単に離れられる

自分の実力次第で、どのような職場や勤務先で働くかを選べます

人に悩まされないのは、雇用契約を結ばないフリーランスのメリットといえるでしょう。

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まとめ:エンジニアとして時給を上げたいなら言語や勤め先にこだわろう

当記事では、エンジニアの平均時給をプログラミング言語や勤務先別に細かく解説してきました。

  • エンジニアの時給は勤務先企業の規模やエリアで異なる
  • エンジニアとして時給を上げたいなら、適切な案件やプログラミング言語を選ぼう
  • 副業から独立フリーランスを目指すなら、計画的に

扱うプログラミング言語や案件種類により、エンジニアとしての時給は異なります。

各業務の難易度や、どの部分を任されているかによるからです。

もしもっと時給をあげていきたかったり、いずれはフリーランスとして独立したいと考えているのなら、経験を積みつつ、確実なスキルアップが必須といえるでしょう。

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