エンジニアの評価制度の実態とは。キャリアアップの4つの秘訣も紹介

2024.01.29
エンジニアの評価制度の実態とは。

「エンジニアの評価制度がよくわからない」
「評価制度がわからないから、昇進への方向性が掴めない」

と思うことはありませんか?

評価制度がわからなければ、日々の業務やキャリアアップの計画が立てられないですよね。

では、実際にエンジニアの評価制度はどのように定められているのでしょうか?

そこで今回は、

  • エンジニアの評価制度のポイント
  • 評価制度の企業における実例
  • エンジニアとしてキャリアアップするために必要なこと

について詳しく解説します。

この記事を見れば、エンジニアの評価制度とキャリアアップのための秘訣がわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニアの評価制度とは?

エンジニアを評価する女性

エンジニアの評価制度は、企業によってさまざまと言われています

その多種多様ぶりこそが、エンジニアの評価制度を理解しづらいものとしているのです。

  1. 多種多様なエンジニアの評価制度
  2. エンジニアの評価は難しい

ここでは、具体的にどのように違うのか、企業によって異なる理由を見ていきましょう。

1.エンジニアの評価制度は企業によって違う

インターネットの黎明期(れいめいき)において、エンジニアは営業やマーケティングなどのほかの部門と同一の基準で評価されていました。

しかし、エンジニアの数が増加する流れとともに、評価制度もさまざまな形に枝分かれしていくのです。

例えば、

  • 定量的な成果だけで評価する企業
  • 数字では捉えきれない技術力を測る企業
  • コミュニケーション能力で評価する企業

といった形で存在します。

現状では、各企業がエンジニアを適切に評価するために、日々評価軸を細分化している状態です。

そしてこの多様化と細分化には、エンジニアを評価することの難しさが大きく関わっています。

2.エンジニアを評価することの難しさ

エンジニアの評価が難しいことには、理由があります。

例えば、大きな理由は下記の通りです。

  • エンジニアの経歴を持つ上司が少ない
  • 長期間にわたるプロジェクトが多い

エンジニア出身ではない人間がエンジニアを評価する、という歪んだ構造がエンジニアを評価する難しさになっています。

一般的に、エンジニアはプロフェッショナルな職業なので、キャリアを貫く道が王道とされています。

エンジニアが、評価の業務をおこなうことは、少ない傾向なのです。

また、エンジニアの仕事では長期間にわたるプロジェクトが多いという特徴があります。

短期的な成果でなら評価しやすくとも、長期的な成果を見越しての評価となるとやはり難しくなります。

こうした困難を克服するために、企業は評価基準を細分化しているのです。

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エンジニア評価の一般的な基準

エンジニアの評価制度を導入する企業

エンジニアの評価基準が、企業ごとに違うなら、入社後に頑張るしかないのでしょうか。

そんな疑問をお持ちの方に向けて、キャリアアップに必要な普遍的スキルを説明していきます

  1. 技術的な能力
  2. 過去の実績
  3. マネジメントスキル
  4. 語学力
  5. 主体性

このような能力を理解し向上させておけば、高い評価を貰える可能性は高くなるでしょう。

1.技術的な能力

エンジニアは専門的な職業のため、やはり技術的なスキルは根本的に重要です。

プログラミング言語の習得や応用はもちろん、IT分野全般の知識も求められます。

スキルの部分は、

  • プログラミングスクール
  • エンジニア対象の研修会

などに参加することで向上可能です。

また、IT関係の資格を取得しておけば、能力があることの証明として役立つでしょう。

2.過去の実績

とくに転職の際には、過去にどのような会社でどのような仕事をしてきたのかが、大きな評価基準となります。

  • 過去に参加したプロジェクト
  • 成果物のポートフォリオ

などがあると、それはそのままひとつの評価として反映されるでしょう。

今、大きな実績が何もない方も、不安に思う必要はありません。

プログラミングスクールで制作したものや、フリーランスで受けた仕事なども、ポートフォリオとして提示できます。

なので、即戦力としてのアピールのために、企業側に提示できる成果を作っておくと有利でしょう。

3.マネジメントスキル

昨今はエンジニアの数が増えていることもあり、技術的なスキルに加えてマネジメントスキルを重視する傾向も出てきています。

従来のように、専門的なスキルさえ十分にあれば評価される企業はむしろ少数派です。

マネジメントスキルには、業務を円滑に進めるための、

  • 意思決定力
  • コミュニケーション能力

などが含まれます。

技術的なスキルや成果とは違い、マネジメントスキルは定量的に測定できる能力ではありません。

プロジェクトを進めるメンバーやクライアントと、積極的に関わる姿勢が重要となるでしょう。

4.語学力

どこの企業でも必須というわけではないものの、語学力も求められるスキルのひとつです。

海外の企業と共同でプロジェクトをおこなう際、語学力がなければ仕事ができません。

また、新しい技術書のマニュアルは、英語で書かれているケースも多いです。

語学力があれば、そうした最新の技術をいち早く習得し、エンジニアとしてのスキルアップが望めるでしょう。

5.主体性

エンジニアに限らず、やはり主体性がなければ厳しい評価にならざるを得ません。

ただ単に指示を待っているだけでなく、自分から仕事を生み出す姿勢が重要です。

世の中の問題を探し、それを自分の技術で解決しようとするマインドを持ちましょう。

またプロジェクト外でも、同僚や上司と積極的にコミュニケーションを取れば、それも主体性のアピールとなります。

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企業における評価制度の事例

評価制度を活用するエンジニア

ここでは、実際に企業で導入されているエンジニアの評価制度を紹介します。

個々の事例を知ることで、エンジニアとして評価されるための具体的なイメージを持ってみてください

  1. VOYAGE GROUPの評価制度
  2. 株式会社はてなの評価制度

それぞれ見ていきましょう。

1.VOYAGE GROUPのケース

VOYAGE GROUPは、広告プラットフォームやポイントメディア事業などを展開するベンチャー企業です。

VOYAGE GROUPは「技術力評価会」を中心とした評価制度を導入しています。

「技術力評価会」とは、各エンジニアが半年間の仕事の中からひとつネタを選んで発表し、それを上司が評価するシステムです。

およそ90分間、綿密な議論を重ねることで、技術力と同時に社内貢献力も測定しています。

また、VOYAGE GROUPでは、評価者が書いた評価シートがすべて社内に公開されます。

評価シートを公開し、それにフィードバックを貰うことで、エンジニアの評価者も同時に育てているのです。

これは先述の、エンジニアを評価できる上司がいないという問題の解決の糸口にもなります。

2.株式会社はてなのケース

株式会社はてなは「はてなブログ」や「はてなブックマーク」で有名な企業です。

はてなのエンジニアには、入社歴の長さに関係なく必ず1人1人にメンターがつきます。

メンターとエンジニアは毎月の目標設定や1on1を通じて、エンジニアを評価しつつ悩みや不安を解決していくのです。

メンターはチーム外のエンジニアが務めるため、技術的な側面からも十分に評価できます。

そしていずれ、評価される側のエンジニアがメンターとして評価する立場に回るという仕組みです。

このメンティーとメンターの循環が、エンジニアを適切に評価し育て上げていくのに貢献しています。

評価されるエンジニアになるためにやること4選

評価制度で昇進するエンジニア

評価されるエンジニアになるためには、何をすればいいのでしょうか

ここでは、どの企業でも一定の評価を貰えるために身に付けたいスキルを紹介します。

  1. 業界知識をインプットする
  2. コミュニケーション能力を向上させる
  3. 語学力を鍛える
  4. 自分のセールスポイントを理解する

1つ1つ詳しくみていきましょう。

1.業界知識をインプットする

IT業界では日々新しい技術や知識が生み出されるため、業界知識のインプットは欠かせません。

最新の業界知識を知っておけば、仕事の効率化に繋がり高く評価されるでしょう。

また、業界のトレンドを知っておけば、トレンドに合わせたプロジェクトや計画の変更などが可能となります。

他社の競合状況も含め、常に新しい知識をインプットすることが重要です。

2.コミュニケーション能力を向上させる

エンジニアといえば黙々とパソコンに向かい合っているイメージが一般的ですが、人とコミュニケーションを取る場面も多いです。

チームのメンバーはもちろん、クライアントともコミュニケーションを取ります。

その際に、やはりある程度のコミュニケーション能力は必要です。

コミュニケーション能力を向上させておけば、プロジェクトの円滑化などの形で役に立ちます。

仕事以外の場面でも、積極的に人と関わりコミュニケーションを取ることがおすすめです。

3.語学力を鍛える

先述した通り、グローバル化にともなって語学力も重要なスキルのひとつです。

読み書きはもちろん、

  • リスニング
  • スピーキング

ができれば仕事の幅が広がります。

仕事の幅が増えれば、評価されるチャンスも増えるということです。

今や、語学力はほかのエンジニアと自分を差別化できるツールとなっています。

英語に加え、ITの発展が著しいアジアの言語を学んでおけば、エンジニアとしての価値はより高くなるでしょう。

4.自分のセールスポイントを理解する

エンジニアとして必要な能力を上に挙げましたが、やはり人には得意不得意があります。

技術力や語学力は十分ながら、コミュニケーションが少し苦手というケースもあるでしょう。

だからこそ「自分の強みは何か?」を整理することは重要です。

自分の強みがわかっていれば、活躍できるプロジェクトに自分を持ち込めます。

当然、良い評価を貰える可能性はほかのプロジェクトよりも高いです。

一旦立ち止まって、自分のセールスポイントを理解する時間を設けてみましょう。

おすすめのプログラミングスクール3選

プログラミングスクールに通うエンジニア

今でこそ、プログラミングは一般的なものになっていますが、やはり独学には限界があるとも言われています

ここでは、おすすめのプログラミングスクールを3つ見ていきましょう。

  1. DMM WEBCAMP
  2. TECH ACADEMY
  3. tech boost

気になるスクールがあれば、ぜひホームページなどを覗いてみてください。

1.DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、業界でも珍しい転職保証付きのプログラミングスクールです。

DMM WEBCAMPでは、受講者の9割以上が未経験からエンジニアへの転職を成功させています

  • 転職保証付き
  • 転職できなければ全額返金
  • プロのカウンセラーへの無料相談

本気でエンジニアとして働きたい方には、とても相性の良いスクールです。

全額返金保証があるので、転職に成功すればスクールの料金を問題なく回収できることを考えれば、リスクは高くありません。

こちらはプロのカウンセラーに無料で相談ができるので、まずは試してみるのがおすすめです。

2.TECH ACADEMY

TECH ACADEMYは、オンライン完結型のプログラミングスクールです。

過去に30,000人の受講実績があり、業界でも抜群の知名度を誇っています。

  • 業界随一の知名度
  • リーズナブルな価格
  • 多様な学びのコースの用意

初学者向けの「はじめての副業コース」は、12週間で99,000円となっています。

100,000円を切るのは、業界の相場を考えると驚くべき低価格です。

また、ほかにも即戦力となることを目指すコースなど、多様な学び方が用意されています。

無料体験も可能なので、手軽にプログラミングを学んでみたい方にはとてもおすすめです。

3.tech boost

tech boostは、リーズナブルな価格でプログラミングが学べるスクールです。

国からの給付制度を利用することで、お得に受講できるサービスがあります

  • 現役エンジニアからの絶大な支持
  • 多様なコースと自由な学び方
  • スクールとしてのバランスの良さ

エンジニア以外にも、コンサルタントやコーダー職に対応できるスキルを学ぶことも可能です。

オンラインか教室かの選択に加え、受講期間や学べる技術も幅広く用意されています。

非常にバランスの良いスクールなので、どのスク―ルに行くか迷っている方にはおすすめです。

プログラミングスクールの現実は闇?やめとけ?の写真プログラミングスクールの現実は闇?やめとけ?優良スクールを選ぶポイントとは

まとめ:評価制度を理解して活躍できるエンジニアを目指そう

本記事では、エンジニアの評価制度の特徴や、キャリアアップするために必要なことについて解説してきました。

  • エンジニアの評価制度の実態を知る
  • 自分の強みと弱みを整理する
  • 弱みはプログラミングスクールなどで補う

IT技術の発展に伴って、企業のエンジニアの評価制度も多様化しています。

しかし、エンジニアとしての根本的なスキルやコミュニケーション能力は、どの企業でも必須です。

エンジニアの評価制度は、そのまま給与に反映されやすいので、会社の評価基準を理解して、スキルアップに役立てる必要があります。

その際は、評価されるエンジニアの特徴を知っておくことが大切。

プログラミングに関する悩みは、プログラミングスクールも検討しながら、ご自身の技術向上に活用してみてください。

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