ITエンジニアの平均年収は?年収アップの4つのコツも紹介
「ITエンジニアの平均年収が知りたい」
「ITエンジニアとして年収をアップさせるには何をすればいいの?」
と思うことはありませんか?
ITエンジニアの年収の実態が分からなければ、勉強や就職活動のモチベーションも上がりませんよね。
では、ITエンジニアの平均年収はどのような値になっているのでしょうか?
そこで今回は、
- ITエンジニアの平均年収
- 年代別のITエンジニアの平均年収
- ITエンジニアが年収を上げる方法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、ITエンジニアの年収の実態が把握できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ITエンジニアの平均年収の実態
ここでは、ITエンジニアの平均年収の実態について解説します。
他業種と比較することで、ITエンジニアの年収がどのあたりの位置にいるのかも把握できるでしょう。
- ITエンジニアの平均年収は430~500万円
- エンジニアの年収は低いのか
- ITエンジニアの年収が異なる理由
ITエンジニアの年収の実態が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.ITエンジニアの平均年収は430~500万円
ITエンジニアの平均年収は、430~500万円ほどです。
もちろん平均年収なので、この数字より低いエンジニアも高いエンジニアもいます。
では、430~500万円という年収は高給取りといえるのでしょうか?
以下では、他業種や日本の平均年収と比較しながらエンジニアの年収をみていきましょう。
2.エンジニアの年収は低いのか
ITエンジニアの年収は、決して低くありません。
ITエンジニアの年収は、日本の中ではちょうど中間あたりです。
例えば、高収入である電気・ガス・熱供給・水道業では、平均年収が700~730万円ほど。
一方、サービス業などの平均年収は、200~300万円ほどです。
また、日本の平均年収は約430万円ということも考慮すれば、ITエンジニアの年収は中間あたりといえるでしょう。
3.ITエンジニアの年収が異なる理由
ITエンジニアの年収は人によって大きく異なります。
なかには平均年収を大きく超えて1000万円以上稼いでいるエンジニアも。
この年収の差には、以下のような要素が理由として関係しています。
- 使用するプログラミング言語
- 業種
- 年代
- 所属している企業
以上のような違いによって、稼げる年収も大きく違ってきます。
したがって、高収入が狙える言語の習得や企業の内定を目指すことが、稼ぐために重要です。
【職種別】ITエンジニアの平均年収
職種によって、ITエンジニアの平均年収は大きく違ってきます。
そこで以下では、7つの職種ごとに平均年収を紹介していきます。
ここでの情報を参考に、自分が目指す業種を決定してください。
1.プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、名前の通りプロジェクトを統括するリーダー的な存在です。
計画の立案から実行、予算管理や期日の調整など、幅広い業務をおこないます。
プロジェクトマネージャーの平均年収は、600~688万円。
ITエンジニアの平均年収と比較すると、かなり高いことが分かります。
プロジェクトマネージャーはITエンジニアのなかでもトップクラスの年収なので、多くのエンジニアが目指すポジションです。
2.プリセールス
プリセールスとは、一般的な営業に近い職種です。
クライアントに対して、IT製品に関する技術的な説明をおこないます。
プリセールスの平均年収は、600~670万円。
プロジェクトマネージャーに次ぐ高収入の職種であり、その分人気も高くなっています。
プリセールスのメインは営業なので、技術的なスキルよりはコミュニケーション能力や座学的な知識が重要です。
3.システム企画
システム企画は、当該企業のシステムの開発や管理をする職種です。
一般的にチームで仕事をする場面が多く、技術的なスキルに加えて協調性が求められます。
システム企画の平均年収は、500~532万円。
参入のハードルが低く、ある程度の収入も確保できるため、未経験者にもおすすめの職種です。
4.データサイエンティスト
データサイエンティストは、ビッグデータを活用した企業の問題解決が主な業務です。
数字やデータへの耐性はもちろん、レポートをまとめるうえでの文章力も求められます。
データサイエンティストの平均年収は、650~750万円。
近年需要が高まっており、将来性も十分なので、時流に乗りたい方にはおすすめです。
5.システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントが依頼するシステムを開発する職種です。
いわゆるSEであり、世間的なエンジニアのイメージと一番近い職種であるといえます。
システムエンジニアの平均年収は、450~550万円。
エンジニアの土台となる技術が習得できる職種なので、未経験者からのスタートにはおすすめです。
6.プログラマー
プログラマーとは、プログラミング言語を使ってシステムやアプリを開発する職種です。
システムエンジニアよりも専門性が高く、職人気質な方には相性が良い職種といえます。
プログラマーの平均年収は、420~440万円。
非正規雇用やフリーランスが多い職種のため、現状の平均年収も低くなっています。
7.Webエンジニア
Webエンジニアは、主にプログラミングやコーディング、デザインの実装をおこなう職種です。
システムエンジニアやプログラマーよりも、さらに幅広い業務をおこなうものとイメージしてください。
Webエンジニアの平均年収は、530~550万円。
業務が幅広いだけ、平均年収も高い値となっています。
Webエンジニアは楽しいのか?仕事のやりがいや働き方を徹底解説【年代別】ITエンジニアの平均年収
ITエンジニアの年収は、年代によって変わってくるのでしょうか。
年代別の平均年収がわかると、キャリアの見通しが立てられるはずです。
- 20代のITエンジニア
- 30代のITエンジニア
- 40代のITエンジニア
今回は20代、30代、40代の年収を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.20代のITエンジニア
20代のITエンジニアの平均年収は、340~360万円です。
ITエンジニアの全体の平均年収に比べると、数十万円のマイナスがあります。
この低さの原因は、20代エンジニアの以下のような特徴が理由です。
- 経験が浅い
- 技術的なスキルが未成熟
- 年功序列の企業では収入が低い
20代はエンジニアとしてまだ経験が浅いため、将来の収入に向けてスキルを磨くことを優先しましょう。
2.30代のITエンジニア
30代のITエンジニアの平均年収は、500~504万円です。
30代になると、平均年収と同程度か少し高いほどの収入が得られます。
30代はスキルも習熟し、職場で中心的なポジションを任せられることも。
こうした点から、30代になると500万円程度の収入を獲得できます。
3.40代のITエンジニア
40代のITエンジニアの平均年収は、600~606万円です。
40代になると役職もつき、エンジニアとして一番脂がのってきます。
月収は40万円を超え、ボーナスは100万円を超えることも少なくありません。
したがって、40代になると平均年収を上回る収入を獲得できます。
ITエンジニアが年収を上げる4つのコツ
平均年収よりも稼げるエンジニアになるには、どのような行動をすればいいのでしょうか。
ここではそんな疑問に答えるために、ITエンジニアの年収を上げる4つのコツをご紹介します。
- 経験を積んでスキルを磨く
- 資格を取得する
- 企業・業種を変える
- フリーランスエンジニアになる
ぜひこれらのコツを実践して、稼げるITエンジニアを目指してください。
1.経験を積んでスキルを磨く
ITエンジニアとして稼ぐ一番王道な方法は、やはりスキルを磨くことです。
とくに若いエンジニアの場合、実務経験やスキルの乏しさが年収アップを阻害します。
会社で働いている時間以外にも学習や実践の時間を確保し、エンジニアとしてのスキルアップを図りましょう。
スキルの証拠としてポートフォリオを作成しておけば、転職や案件の獲得に有利になるのでおすすめです。
2.資格を取得する
IT関連の資格取得も、年収アップに影響を与えます。
主な資格としては、
- 応用情報技術者試験
- ITサービスマネージャ試験
- システムアーキテクト試験
などがあります。
もちろん、資格を取得したからといって絶対に収入が上がるわけではありません。
しかし、資格を取得していれば業務の幅も広がり、結果として良い評価を与えてもらう可能性は高まります。
自分の職種とも照らし合わせながら、親和性の高い資格の取得を目指しましょう。
3.企業・業種を変える
企業や業種を変えるのも、収入アップのためのひとつの方法です。
例えば、システムエンジニアとプログラマーの平均年収の間には、およそ50万円の差があります。
ほかにも、大企業と零細企業では、同じ年代や業種であっても収入には差が生まれるのです。
そのため、企業や業種を上手く変えれば、大幅な収入アップが期待できます。
今の環境や収入に不満な場合は、思い切って転職や転業をしてみましょう。
4.フリーランスエンジニアになる
フリーランスエンジニアとして成功すれば、企業勤めよりも遥かに高い収入が得られます。
実際、フリーランスエンジニアで1000万円以上稼ぐケースは珍しくありません。
もちろん、フリーランスのデメリットもあります。
- いつ仕事がなくなるか分からない
- 自分を売り込む営業力も必要
- 企業のように守ってくれる存在がいない
しかし、フリーランスは収入が青天井なため、自分次第で2000万や3000万円以上稼ぐことだってできます。
リスクをとっても稼ぎたい方は、フリーランスの道に進んでみるのもひとつの方法です。
フリーランスエンジニアは今からでも目指すべきか|令和時代に活躍できる存在になる方法を解説ITエンジニアの平均年収に関する質問
ITエンジニアの平均年収に関して、ネット上でもよく質問が投げかけられています。
そこで以下では、ITエンジニアの平均年収に関する質問に回答していきます。
- ITエンジニアになれば年収1000万円稼げる?
- ITエンジニアの将来性は高い?
- 未経験エンジニアの年収は低い?
ここで疑問を解消し、高収入のエンジニアを目指してください。
1.ITエンジニアになれば年収1000万円稼げる?
ITエンジニアとして、年収1000万円を稼ぐことはできます。
現に、企業勤めでもフリーランスでも、1000万円以上稼ぐITエンジニアは存在します。
しかし、すべてのエンジニアが1000万円以上稼いでいるわけではありません。
- 有名企業で役職がついたITエンジニア
- 高いスキルをもつフリーランスエンジニア
- 海外企業で活躍するITエンジニア
こうしたエンジニアが、主に1000万円以上を稼ぎ出します。
1000万円は十分に可能ですが、いずれにせよ努力を続けることが必須です。
2.ITエンジニアの将来性は高い?
現時点では、ITエンジニアの将来性は高いです。
実際、エンジニア関連の求人数は増加しており、IT業界全体も勢いがあります。
また、IT業界はどんどん新しい技術が開発されるため、新技術に対応できる人材の需要が途絶えることは考えられません。
既存のスキルの習得はもちろん、新しい技術も積極的に学ぶことが大切です。
3.未経験エンジニアの年収は低い?
経験者に比べれば、未経験エンジニアの年収はやはり低くなります。
しかし、ある程度実務経験を積めば、そこから先は実力次第で経験者を追い抜けます。
IT業界は、良くも悪くも実力主義の風土です。
その分、未経験でも十分に活躍のチャンスはあるといえます。
エンジニアへの転職で失敗しないために|成功するための方法6つを解説まとめ:スキルを磨いてITエンジニアとして年収を上げよう
本記事では、ITエンジニアの年収に関して解説してきました。
- ITエンジニアの平均年収は430~500万円
- 職種や年代によって年収は違う
- 未経験からでも高収入のエンジニアになれる
ITエンジニアの平均年収は、430~500万円です。
それほど高い値ではありませんが、上のレベルのエンジニアは1000万円以上を稼ぎ出しています。
また、ITの世界では実力主義なので、年齢や未経験に関係なく平等にチャンスがあります。
ぜひ今回の記事を参考に、平均年収以上を稼ぐITエンジニアを目指してください。
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