ITパスポートのおすすめ参考書3選|勉強のコツも紹介
「ITパスポートの資格取得のための良い参考書が欲しい」
「ITパスポートの資格を取るにはどれぐらいの勉強が必要?」
と思うことはありませんか?
いざITパスポートのための勉強を始めようとしても、参考書の数が多すぎてどれを使うべきか迷いますよね。
では、ITパスポートの資格所得にはどの参考書を使って、どのような勉強をすればいいのでしょうか?
そこで今回は、
- ITパスポートのおすすめ参考書3選
- ITパスポートの資格取得に必要な勉強量
- ITパスポートの資格の活かし方
について詳しく解説します。
この記事を読めば、ITパスポートの資格取得とその後の行動の計画が立てられます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ITパスポート試験の概要
ここでは、ITパスポート試験の概要を説明します。
ITパスポート試験は、過去に問題の内容や形式が変更されています。
- 試験時間と問題数
- 問題形式と解答形式
- 受験料
ですので、勉強を始める前にITパスポート試験に関する最新の情報をチェックしておきましょう。
1.試験時間と問題数
ITパスポート試験は、120分で100問の問題を解くテストです。
問題の出題分野は、
- ストラテジー系:35問
- マネジメント系:20問
- テクノロジー系:45問
となっています。
このうち、それぞれの分野で300点以上を獲得すれば合格です。
2.問題形式と解答形式
問題形式は、四肢択一の選択式です。
解答形式には、CBT(Computer Based Testing)方式が採用されています。
CBT方式とは、紙ではなくパソコン上で問題の解答を進める方式のことです。
したがって、パソコンさえあれば自宅から受験することもできます。
3.受験料
ITパスポート試験の受験料は、税込7,500円です。
受験料は、
- クレジットカード
- コンビニ
- バウチャー
のいずれかの方法で支払います。
なお、コンビニ支払いをする場合は、別途手数料が必要なので注意してください。
ITパスポートの難易度は?勉強時間や合格率を詳しく解説ITパスポートの参考書を選ぶ3つのポイント
ITパスポート試験の参考書は無数にあるため、どれを選べばいいかわからなくなります。
そこで以下では、ITパスポート試験の参考書を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
- なるべく最新の参考書を選ぶ
- 図解が充実しているものを選ぶ
- 問題集がセットになった参考書を選ぶ
参考書選びを失敗しないために、ここでポイントを押さえておきましょう。
1.なるべく最新の参考書を選ぶ
ITパスポート試験の参考書は、なるべく新しいものを選ぶようにしてください。
なぜなら、ITパスポート試験は問題の形式や内容が変更されるからです。
そのため、昔の年度版の参考書を古本で買った場合、当日の試験問題と齟齬が生じます。
当日までの勉強を無駄にしないためにも、最新の参考書を選ぶようにしましょう。
2.図解が充実しているものを選ぶ
図解の充実度も、参考書を選ぶときの大きなポイントです。
ITパスポート試験は覚えることが多いため、活字がメインの参考書ではやる気が続きません。
わかりやすい図解があれば、勉強のハードルも下がり、かつ効率も上がります。
そのため、本屋で実際に手に取って、図解の程度を確かめてみるのがおすすめです。
3.問題集がセットになった参考書を選ぶ
問題集がセットになった参考書があれば、そちらを買うことをおすすめします。
問題集がセットになった参考書を使用すれば、インプットとアウトプットが同時にできるからです。
また、参考書と問題集を別々に購入する手間も省けます。
1冊で勉強を完結させたい方は、問題集とセットになった参考書を選びましょう。
おすすめのITパスポート参考書3選
ここでは、おすすめのITパスポート参考書をご紹介します。
いずれの参考書も、解説のわかりやすさや図解の充実度は抜群です。
- よくわかるマスター 令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集
- いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
- かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和4年度
気になる参考書があれば、ぜひ手に入れてください。
1.よくわかるマスター 令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集
参考書と問題集が一体になったタイプのものです。
- 体系的な学習で確実に知識を習得
- 本番をリアルに再現した問題集
- Web試験を使えばスキマ時間で学習できる
本書の特徴は、記載されている用語の数と幅の広さです。
予想問題に加え800問の過去問題が用意されています。
これだけの量があれば、本番に向けて十分備えることが可能です。
さらに、購入特典であるWeb試験を活用すれば、スマホやタブレットで過去問題にチャレンジできます。
受験者の間でも人気が高い、王道の参考書です。
2.いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
本書は、短期間でITパスポート試験に合格するために作られた参考書です。
- 徹底してわかりやすい解説
- 豊富なイラスト
- 読者専用サイトで疑問や悩みを解消
本書の特徴は、圧倒的なわかりやすさです。
ITパスポートについて何も知らない場合も、本書は基礎から丁寧に解説してくれます。
イラストの量も豊富なため、学習のストレスも大きくありません。
また、本書には購入者専用の読者サイトがあり、そこでは疑問や悩みを解消できます。
試験まで時間がない方や効率よく試験に合格したい方におすすめの参考書です。
3.かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和4年度
本書はITパスポート試験の過去問題集です。
参考書に加え、問題演習をしっかりやりたい方は購入してください。
- 5年分の過去問題を収録
- 著者厳選の模擬問題と分野別の頻出問題も収録
- 電子版の用語集と過去問アプリで気軽に復習できる
本書の強みは、5年分の過去問題だけでなく、模擬問題や頻出問題も充実している点です。
解説は間違いの選択肢が間違いである理由まで説明してくれるため、学びが一層深まります。
また、購入者特典として電子版の用語集や過去問アプリが利用できます。
そのため、時間や場所を問わず復習できるわけです。
ITパスポートのおすすめ勉強法4選
ITパスポートの勉強をしようと思っても、どうやって勉強を進めていけばいいのでしょうか。
ここではそんな疑問に答えるために、おすすめのITパスポート勉強法を紹介します。
- まずは参考書で基礎を学ぶ
- 問題集でアウトプットする
- 過去問で実際の試験に備える
- アプリなどを活用してスキマ時間を活用する
それぞれ見ていきましょう。
1.まずは参考書で基礎を学ぶ
ITパスポートの勉強のスタートは、参考書を使った学習からです。
最初は用語の暗記などが多くて疲れますが、ここを避けて通ることはできません。
基礎が固まっていない状態で問題集や過去問をやっても、あまり意味がないからです。
とくにITパスポート初学者の場合、まずは参考書で基礎をしっかり学んでください。
2.問題集でアウトプットする
ある程度知識のインプットをしたら、次はアウトプットです。
よくある失敗例として、アウトプットが足りないケースがあります。
しかし、どれだけインプットしても、アウトプットが不十分では当日の試験も解けません。
また、問題集を実際に解くことで、自分の苦手な分野も把握できます。
最初はインプットを重視し、試験が近づいてきたらアウトプットを重視していきましょう。
3.過去問で実際の試験に備える
当日の試験を迎える前に、最低1回は過去問を解いておいてください。
もちろん問題集でも実践的な対策はできますが、一番の対策はやはり過去問です。
制限時間を設定した上で、過去問演習を繰り返しましょう。
なお、ITパスポート試験の過去問はインターネットにて無料でダウンロードできます。
4.アプリなどを活用してスキマ時間を活用する
参考書の購入特典でついてくるアプリ版の用語帳などは、積極的に活用すると良いです。
アプリをスマホにダウンロードしておけば、電車の待ち時間といったタイミングでも学習ができます。
仕事や家事が忙しい場合は、なかなかまとまった学習時間が確保できません。
学習時間を取れない人は、スキマ時間を活用して効率的に試験の合格を目指しましょう。
ITパスポートの活用の仕方3選
ITパスポートの資格を取得した場合、どのような活用の仕方があるのでしょうか。
実際の活用法が理解できれば、学習のモチベーションも上がるはずです。
- 就職や転職で活用する
- 人事評価で活用する
- さらに上位の資格取得への土台として活用する
ここでは、ITパスポートの活用の仕方を3つご紹介します。
1.就職や転職で活用する
ITパスポートは、就職や転職で活用できます。
近年、ITに強い人材の需要はますます高まっているからです。
したがって、IT企業以外の面接や書類審査でも、ITパスポートは効果を発揮します。
TOEICや簿記などのありがちな資格とも差別化ができるので、とてもおすすめの活用法です。
2.人事評価で活用する
実際に企業で働いている場合、ITパスポートは人事評価で活用できます。
ITパスポートはITに強い証明になるため、より幅広い仕事を任せられる人材として評価されます。
今では企業だけでなく、官公庁でもITパスポートの取得が推奨されているほどです。
これはつまり、ITパスポートが当人の人事評価に大きな影響を与えることを意味します。
3.さらに上位の資格取得への土台として活用する
ITパスポートを取得した後に、さらに上位の資格取得を目指すのもひとつの道です。
ITパスポートは、IT関連の資格のなかでもかなり初歩的な資格といえます。
ITパスポートの上位資格には下記のとおり。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
いきなり上位の資格に挑むのは困難なため、その土台としてITパスポートの取得は有効です。
副業に役立つおすすめの資格22選!取得するメリットも解説ITパスポート試験・参考書に関する質問
ITパスポート試験や参考書に関して、まだいくつか疑問が残ってはいないでしょうか。
疑問を解消したうえで学習を始めれば、効率的に合格を目指せます。
- 古本で勉強しても試験を突破できる?
- 資格取得にはどれぐらいの勉強時間が必要?
- ITパスポート試験の難易度はどれぐらい?
そこで以下では、ITパスポート試験や参考書に関する質問に回答していきます。
1.古本で勉強しても試験を突破できる?
古本で勉強した場合も、試験突破は不可能ではありません。
ただ、ITパスポート試験の問題は改訂がおこなわれます。
したがって、購入した古本が最新の問題に対応していない場合、合格は難しいです。
古本で勉強する場合でも、必ず最新の問題に対応したものを使用するようにしましょう。
2.資格取得にはどれぐらいの勉強時間が必要?
ITパスポートの取得には、およそ100~150時間の勉強が必要です。
もちろん概算なので、人によって必要な勉強時間は異なります。
1日3時間勉強すると仮定した場合、およそ1カ月半~2カ月が合格の目安です。
直前に勉強を始めるのではなく、余裕を持った学習計画を立ててください。
3.ITパスポート試験の難易度はどれぐらい?
ITパスポートの試験は、決して難しくありません。
合格率はおよそ50%で、受験者の半分は合格します。
また、ITパスポートは、IT関連の資格のなかでも初歩的な資格です。
しっかり勉強すれば合格できる資格なので、ぜひ積極的にチャレンジしてください。
プログラマーに資格はいらない?資格を取るメリット5選と取得するタイミングを徹底解説まとめ:適切な参考書でITパスポートを取得しよう
本書では、ITパスポートの取得するためにおすすめの参考書を紹介してきました。
- ITパスポート取得に適切な参考書選びは不可欠
- ITパスポート試験は難易度は高くない
- ITパスポートは転職や人事評価で活用できる
効率的にITパスポートを取得するために、適切な参考書選びは欠かせません。
最新の問題に対応しており、解説や問題が充実している参考書を選びましょう。
また、ITパスポート試験は難しくない上に、さまざまな場面で活用できます。
ぜひこの記事を参考に、ITパスポート試験に挑戦してみてください。