ITの仕事とは?業務内容や必要なスキルについて徹底解説

2024.01.29
ITの仕事とは?

「ITの仕事って何をするのだろうか」
「ITの仕事に必要なスキルを知りたい」

と思うことはありませんか?

ITの仕事に興味はあっても、多種多様な仕事があるため、どの職種を目指せばいいかわかりませんよね。

では、ITの仕事とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

そこで今回は、

  • ITの仕事とは何か
  • ITの仕事の具体的な職種
  • ITの仕事に必要なスキル

について詳しく解説します。

この記事を読めば、ITの仕事について一通りのことがわかります

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ITの仕事とは何か

ITの仕事を調べる人達

ITの仕事は急激に認知度を高めていますが、実際にどのようなことをしているのかはあまり知られていません。

そこで以下では、ITの仕事の概要について解説します。

  1. 情報技術を扱う仕事
  2. 多種多様な業界や職種がある

具体的な職種を見る前に、まずはITの仕事の全体像を把握しておきましょう。

1.情報技術を扱う仕事

ITの仕事とは、インターネットを使った情報技術を扱うものです。

ITの仕事自体は1940年前後から存在しましたが、近年は著しく規模を拡大。

現代では、電気や水道に匹敵するレベルのインフラ的な存在となっています。

また、ITの仕事は日々新しい技術が開発され、世界に導入されています。

新しいことを追求したい人には、ITの仕事はおすすめです。

2.多種多様な業界や職種がある

ITの仕事といっても、実際は多種多様な業界や職種があります。

実際にシステムを設計するエンジニアはもちろん、ITサービスを提供するIT営業やITコンサルタントもITの仕事です。

そのため、ITの仕事を目指すなら、どの業界のどの職種を目指すのかを決定する必要があります。

ここが曖昧なままだと、途中で挫折したり仕事に就いた後に齟齬が発生したりする可能性があるでしょう。

ITによって何をするのか

ITの仕事の実際

今や世間に定着したITですが、実際にITによって何をしているのでしょうか。

ITによって可能になることがわかれば、仕事のイメージも鮮明になるはずです。

  1. システムやアプリの開発
  2. ソフトウェアの提供
  3. インターネットや電波との通信

そこで以下では、ITによって可能になることについて詳しく解説します。

1.システムやアプリの開発

システムやアプリの開発は、ITが可能にしたことの中でも大きなものです。

私たちが日常的に使っているYouTubeやSNSも、ITの技術がなければ存在しません。

近年はVRやメタバースなども登場し、ますますできることが拡大しています。

自分で何かを作ってみたい人には、システムやアプリ開発の仕事を目指してみるのがおすすめです。

2.ソフトウェアの提供

ITによって、コンピューターで使用するソフトウェアが提供されるようになりました。

例えば、文字の入力や図表の挿入ひとつとっても、ソフトウェアがなければできない行為です。

この記事も、専用のソフトウェアがあって初めて作成できます。

新しい技術の開発とソフトウェアはセットになっているので、今後もソフトウェアの提供は継続されるでしょう。

3.インターネットや電波との通信

ITの技術は、インターネットや電波との通信も可能にしました。

私たちが頻繁に利用するテレビやスマートフォンには、ネットワークとの通信が必須です。

また、近年は5Gが導入されるなど、通信はITの一大トピックとなっています。

人々の生活基盤を支える仕事がしたい方は、ITの中でも通信業界を目指すのがおすすめです。

IT業界にはどんな仕事があるか

IT業界の仕事を調べる男性

IT業界には、多岐にわたる仕事が存在します。

ここでは、代表的な7つの職種を見ていきましょう。

自分が目指す職種を決定するうえで、ぜひ参考にしてください。

1.システムエンジニア

システムエンジニアとは、主にシステムの設計や構築を請け負う職種です。

SEと呼ばれることが多く、ITの職種でも人口の多い職種となっています。

システムエンジニアは実際にシステムを作るよりも、システムの設計や構想の段階が専門です。

そのため、仕事ではクライアントやチームと頻繫にコミュニケーションを取ります。

ITに関する知識はもちろん、マネジメントスキルもシステムエンジニアにとって必要です。

2.プログラマー

プログラマーとは、プログラミング言語を使ってプログラミングをする職種です。

システムエンジニアがシステムの設計を担当する一方、プログラマーは実際の作成を担当します。

したがって、複数のプログラミング言語の習得は必須です。

一方で、何かしらの資格がなくても、技術さえあれば誰でもプログラマーとして仕事ができます。

未経験者からもハードルが高くない職種として人気です。

3.データサイエンティスト

データサイエンティストとは、データを使いながら企業の課題を解決する職種です。

クライアントの課題を解決する仮説を打ち出すため、日々データを収集して分析します。

膨大な数字やデータと日々向き合うことになるため、数字への耐性や統計学などの知識が必要です。

また、ただ数字に強いだけでなく、そこからビジネス上の課題を解決する能力も求められます。

4.ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、IT関連の課題を抱えているクライアントにコンサルをおこなう職種

一般的なコンサルタントの、ITに特化したバージョンというイメージです。

業務内容は幅広く、課題のヒアリングからデータの収集、解決案のプレゼンなどが含まれます。

仕事上、企業の上層部を相手にすることもあるため、そうした場面で物怖じしない精神力も必要です。

仕事量が多く忙しい職種ですが、得られるものも大きく、IT業界を目指す人たちからの人気は高くなっています。

5.IT営業

IT営業とは、IT関連のサービスや商品をクライアントに提案する職種です。

プログラマーが開発したシステムやアプリだけでなく、ネットワーク機器など、幅広い商材を扱っています。

IT営業は、エンジニアやプログラマーとクライアントの間を取り持つ仲介的な存在です。

そのため、両方の立場に寄り添ったコミュニケーションやITに関する知識が求められます。

一般的な営業とは一味違う仕事がしたい方にはおすすめです。

6.Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサービスやサイトを作り上げていく職種です。

プログラミングのスキルはもちろん、サイト設計におけるデザイン的なセンスも求められます。

また、業務ではディレクターやほかのエンジニアと連携する場面が多いです。

したがって、コーディングやプログラミングの技術に加えて、コミュニケーション能力も求められます。

エンジニアの中でも仕事の範囲が広いため、多様な仕事がしたい方にはおすすめです。

7.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、機器の通信に必要なネットワークを開発する職種です。

ひとつの機器の中のシステムやアプリではなく、ネットワークエンジニアは複数のIT機器の関係を扱います。

また、ネットワークを作って終わりではなく、その後の運用やメンテナンスにも携わります。

ネットワークエンジニアがいなければ、ほかのエンジニアの仕事が成り立ちません。

その点では、ネットワークエンジニアはエンジニアの中でも大黒柱的な職種といえるでしょう。

ネットワークエンジニアを徹底解説!ネットワークエンジニアを徹底解説!仕事内容や必要なスキル、平均年収まで

ITの仕事に必要な3つの能力

ITの仕事を学ぶ

IT系の仕事には、どのような能力が必要とされるのでしょうか。

先に必要な能力を知っておけば、効率的にITの仕事を目指せます。

  1. ITに関する知識や技術
  2. 論理的思考力
  3. 対人スキルやマネジメントスキル

ここでは、ITの仕事に求められる3つの能力をそれぞれ見ていきましょう。

1.ITに関する知識や技術

IT系の仕事は専門性が高いため、ITに関する知識や技術が不可欠です。

エンジニアの場合であれば、コードやプログラミング言語に関する知識や技術が求められます。

実際にコーディングやプログラミングをしない職種であっても、ITに関する知識は必要です。

ITに関する知識や技術は、初心者でも独学で習得できます。

なので、市販の参考書などを使いながら、知識やスキルを養っていきましょう。

2.論理的思考力

ITの仕事では、論理的思考力も必要とされます。

というのも、IT業界は数字やデータに触れる場面が非常に多いからです。

とくにIT営業やITコンサルタントの場合、論理的な提案をクライアントに提供しなければいけません。

日頃から物事を論理的に考えるなど、早い段階から訓練を積んでおきましょう。

3.対人スキルやマネジメントスキル

IT系の仕事においても、対人スキルやマネジメントスキルは必要です。

IT系の仕事というと、ひとりでパソコンと向き合っているイメージが根強くあります。

しかし実際は、クライアントや同僚とコミュニケーションを取る場面も多いです。

IT業界で活躍するためには、技術的なスキルだけでは十分ではありません。

知識や技術と同時に、対人スキルやマネジメントスキルも高めていきましょう。

ITの仕事で活かせるおすすめの資格5選

ITの資格を取る男性

IT系の仕事の大半は、資格がなくても求人に応募することや採用されることは可能です。

しかし、IT関連の資格を取得すれば、仕事で間違いなく役に立ちます。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者試験
  3. システム監督技術者試験
  4. CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  5. Oracle認定Javaプログラマ

そこで以下では、ITの仕事で活かせる資格を5つご紹介します。

1.ITパスポート

ITパスポートとは、IT関連の基礎知識を問われる資格です。

経済産業省が認定した国家資格であり、面接でのアピールなどにも十分使えます。

また、ITパスポートは、ITに関する資格の中でも入門的な位置づけです。

したがって、ITに関して知識がない状態からでも試験に合格できます。

どの資格を取得するか迷っている方は、まずITパスポートから始めてみるのがおすすめです。

2.基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、システム開発に関する能力を問われる資格です。

主にシステムエンジニアやプログラマーなど、現場でシステムを作る人が対象者像とされています。

基本情報技術者試験は毎年受験者が多く「IT技術職への登竜門」と呼ばれることも。

合格率はおよそ25%と低めですが、取得すれば仕事の場面で自分の実力をアピールできます。

システムエンジニアやプログラマーとして活躍したい方は、基本情報技術者試験の取得を目指しましょう。

3.システム監督技術者試験

システム監督技術者試験は、システムの監査能力やマネジメントスキルを問われる資格です。

合格率は例年15%ほどで、ITに関する資格の中でも最難関とされています。

主な対象者像としては、システム開発のプロジェクトにおいてマネージャー的なポジションを担う人材です。

難易度が高いだけに、取得していれば昇進のチャンスも格段に大きくなります。

技術者として高いレベルを目指す方は、ぜひ取得を目指してください。

4.CCNA(Cisco Certified Network Associate)

CCNAは、ネットワークに関する基礎知識を問われる資格です。

主催しているのは、IT業界では世界的な大企業であるシスコシステムズ。

海外の有名企業が主催していることもあって、国際的に通用する資格です。

実際、近年はグローバル化によってCCNAの注目度が高まり、求人で必要資格に記載されているケースもあります。

そんなCCNAですが、決して難しい試験ではありません。

したがって、なるべく簡単で知名度のある資格を取得したい方におすすめです。

5.Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマとは、Javaに関する基礎知識を問われる資格です。

上級プログラマーの指導を受けながら、Javaアプリの開発ができるような人材が対象にされています。

Oracle認定Javaプログラマには、

  • ブロンズ
  • シルバー
  • ゴールド

と3つの難易度が用意されています。

ブロンズレベルであれば、Java初心者でも独学で取得可能です。

まずはブロンズレベルを取得し、さらに上を目指す方はシルバーやゴールドにも挑戦してみましょう。

it業界に入るにはIT業界に入るには!5つのポイントや業界の知識・資格についても解説

未経験者がITの仕事に就く方法3選

ITの仕事に就く

未経験者でも、ITの仕事に就くことは十分可能です。

そのためには、どのような方法があるのでしょうか。

  1. 独学で知識や技術を習得する
  2. プログラミングスクールなどに通う
  3. 未経験者歓迎の求人に応募する

そこで以下では、未経験者がITの仕事に就く3つの方法をご紹介します。

1.独学で知識や技術を習得する

独学でもきちんと知識や技術を習得すれば、ITの仕事に就けます。

現在は市販の参考書が充実しているため、独学でも十分に知識や技術を身につけることが可能です。

独学は自分のペースで勉強できるため、忙しい社会人でも無理なく継続できます。

また、独学であれば費用もかなり節約できるため、コスパを追求する方にはおすすめの方法です。

2.プログラミングスクールなどに通う

エンジニアやプログラマーを目指すのであれば、プログラミングスクールに通うのもおすすめです。

プログラミングスクールでは、プロの講師から丁寧な指導を受けられます。

独学では難しい箇所も、プログラミングスクールに通えば問題なく習得できます。

一定の費用は発生しますが、確実にITの仕事に就きたい方にはおすすめです。

3.未経験者歓迎の求人に応募する

未経験者歓迎の求人に応募すれば、経歴に関係なくITの仕事に就けます。

近年はIT業界が成長を続けているため、未経験者の採用にも積極的です。

実際、求人サイトなどでも未経験歓迎の募集は少なくありません。

今すぐにでもITの仕事に就きたいという方は、未経験歓迎の求人に応募してみましょう。

ITの仕事に関する質問

ITの仕事を考える男性

ITの仕事に関して、まだ不明な点が残っている方も多いでしょう。

不明な点や不安が残ったままだと、ITの仕事を目指す過程も非効率になります。

  1. 文系だとエンジニアに向いてない?
  2. フリーランスとしてITの仕事を始めるのはアリ?
  3. ITの仕事の将来性は?

そこで以下では、ITの仕事に関する質問に回答していきます。

1.文系だとエンジニアに向いてない?

文系だからといって、エンジニアに向いていないということはありません。

文系出身でもITの仕事に就くことは可能であり、文系出身で活躍しているエンジニアやプログラマーも多数存在します。

もちろん、理系に比べて多少のハンデを背負っていることは否定できません。

しかし、後からIT系の知識や技術を習得すれば、文系でもエンジニアとして活躍できます。

出身学部問わず、積極的にITの仕事を目指しましょう。

2.フリーランスとしてITの仕事を始めるのはアリ?

いきなりフリーランスとしてITの仕事を始めるのは、あまりおすすめしません。

というのも、フリーランスの世界はピンキリなので、経験が浅い間は低単価の仕事が中心になるからです。

フリーランスとして活躍するには、確かな技術と実績が求められます。

企業に所属しながらある程度経験を積み、その後フリーランスとして独立する方が理想的です。

3.ITの仕事の将来性は?

ITの仕事の将来性は、とても高いです。

IT業界は近年成長を続け、市場の規模も順調に大きくなっています。

ITは今や人々の生活に不可欠であり、消滅する可能性も極めて少ないです。

時代の波に乗りたい方は、ぜひITの仕事を目指してください。

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まとめ:知識や技術を磨いてITの仕事で活躍しよう

本記事では、ITの仕事の実態や必要な能力について解説してきました。

  • ITの仕事は情報技術を扱うもの
  • ITの仕事は将来性がある
  • 経歴や年齢に関係なくITの仕事を目指せる

ITの仕事とは、情報技術を使って生活に変革をもたらすものです。

何か新しいことをしたり、社会にインパクトのある仕事をしたい方には、相性が良いといえます。

また、ITの仕事は年齢や経歴に関係なく、誰にでも扉が開かれています。

ぜひこの記事を参考に、自分のやりたいITの仕事を目指してください。

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