プログラミングは50代からでもできる?中高年におすすめのプログラミングスクールも紹介
「プログラミングって50代からでもできるの?」
「50代未経験でもエンジニアになれる?」
と思うことはありませんか?
プログラミングを学び始めようと思っても、50代だと遅すぎるのではないかと思ってしまいますよね。
では、実際のところ50代からのプログラミング学習は可能なのでしょうか?
そこで今回は、
- 50代からのプログラミング学習の是非
- 50代からプログラミングを学ぶときのポイント
- 50代におすすめのプログラミング学習法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、50代からのプログラミング学習についてわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミングは50歳からだと遅い?
プログラミングを始めたいけど、さすがに50代だと遅いと思う方も多いでしょう。
確かに、20代から始めるのと50代から始めるのとでは、キャリア的にも差があります。
しかし、50代だからといってプログラミングを学ぶのをやめるのは、本当に正しい選択なのでしょうか?
- 50代からでもプログラミングは学べる
- なぜプログラミングを学ぶのか明確にする
ここでは、プログラミングは50代から始めるのでは遅いのかについて解説します。
1.50代からでもプログラミングは学べる
50代からでも、プログラミングは学べます。
なぜなら、今は市販の参考書やプログラミングスクールなど、プログラミングを学ぶための環境が整備されているからです。
既存のツールを使って正しく勉強すれば、年齢に関係なくプログラミングは習得できます。
50代だからといって諦める必要はないことを、まずは理解しておきましょう。
2.なぜプログラミングを学ぶのか明確にする
学習を始めるにあたっては、なぜプログラミングを学ぶのかを明確にしておきましょう。
というのも、学ぶ目的がはっきりしていなければ、途中で挫折する可能性が高いからです。
また、あらかじめ目的を明確にすれば、効率的に勉強できます。
趣味で学ぶのと転職を目指して学ぶのとでは、勉強法のやり方は変わってくるからです。
間違った勉強をしないためにも、プログラミングを学ぶ目的をはっきりさせておきましょう。
50代からのプログラミング学習のポイント3選
50代からのプログラミング学習は、若い人の学習とは違った点がいくつかあります。
若い人がするのと同じような勉強法では、あまり効果が出ない可能性も。
- 50代プログラマーの事例は少ないと知る
- パソコンの操作や専門用語に慣れる
- 学ぶ範囲を限定して始める
以下では、50代からのプログラミング学習のポイントを3つご紹介します。
1.50代プログラマーの事例は少ないと知る
50代でプログラマーに転職する事例は、決して多くありません。
もちろん不可能ではありませんが、かなり厳しい戦いになることは把握しておきましょう。
なぜ厳しいかといえば、基本的に若い人材の方が企業にとって魅力的だからです。
50代の人材は採用したとしても、それほど長い期間働けません。
一方若い人材であれば今後数十年働けるので、企業にすればそれだけ価値ある人材です。
50代からの転職を目指す方は、この事実を受け止めたうえで勉強を始めましょう。
2.パソコンの操作や専門用語に慣れる
50代から学習を始める場合、パソコンの操作や専門用語に慣れる必要があります。
50代からプログラミングを始める場合、パソコンの操作や専門用語に不慣れなケースも多いからです。
プログラミングを仕事にする場合、パソコンをスムーズに扱えるのは欠かせない条件。
不安な方はまずは基本的な操作をマスターし、そこからプログラミングを学び始めましょう。
3.学ぶ範囲を限定して始める
50代からプログラミングを始める場合、学ぶ範囲は限定して始めましょう。
というのも、50代は時間が限定されているので、広い範囲を満遍なく学ぶのには適していないからです。
幅広い言語を学ぶよりも、まずはひとつの言語を完璧にしましょう。
作成するシステムやプログラムの種類によって、学ぶべきプログラミング言語は違います。
自分の目的に沿った言語を選択し、そこから学習をスタートしましょう。
プログラミングを学ぶと転職できる職種3選
50代からプログラミングを学んだ後、どのような職種に就くか迷っている方も多いでしょう。
自分の就きたい職種ができれば、プログラミングを学ぶモチベーションも高まるはずです。
- Webエンジニア
- アプリケーションプログラマー
- Webデザイナー
ここでは、プログラミングを学ぶと転職できる3つの職種をご紹介します。
1.Webエンジニア
Webエンジニアとは、システムの設計や開発に携わる職種です。
一般的には、ディレクターの指示に沿ってコーディングをおこない、システムを開発します。
場合によっては、コーディングの前工程であるシステムの設計に携わる場合もあります。
転職する人も多いため、どの職種か迷ったらまずはWebエンジニアを目指すのもおすすめです。
2.アプリケーションプログラマー
アプリケーションプログラマーとは、名前の通りアプリケーションの開発に携わる職種です。
今やスマホのアプリは仕事や生活のあらゆる場面で欠かせないので、職種としての需要は高くなっています。
また、今後アプリはますます普及すると考えられるため、将来性も高いです。
サイトやシステムよりもアプリを作りたい人には、おすすめの職種といえます。
3.Webデザイナー
Webデザイナーとは、主にWebサイトやホームページのデザインをする職種です。
プログラミングの知識はもちろん、IllustratorやPhotoshopを扱うスキルも求められます。
近年はインターネットが普及したこともあり、Webデザイナーの需要は高まっています。
また、自分でデザインしたページが多数のユーザーに見られるのは、大きなやりがいとなるでしょう。
魅力的なビジュアルやデザインに興味のある方は、Webデザイナーを目指すのもおすすめです。
未経験からIT転職は難しい?狙える職種や勉強方法とは?コツを紹介!50代からプログラミングを学ぶ2つの方法
50代からプログラミングを学ぶには、どのような方法があるのでしょうか?
間違った方法で勉強してしまうと、勉強量に比例した成果は出ません。
- プログラミングスクールに通う
- 勉強会に参加する
ここでは、50代からプログラミングを学ぶ2つの方法について解説します。
1.プログラミングスクールに通う
一番王道な勉強法は、プログラミングスクールの利用です。
プログラミングスクールでは、現役エンジニアからの丁寧な指導が受けられます。
独学に比べてモチベーションの維持が容易な点も、プログラミングスクールのメリットです。
また、近年では中高年に特化したプログラミングスクールの運営もされています。
短期間で確実にスキルを習得したい方は、プログラミングスクールを利用しましょう。
2.勉強会に参加する
プログラミングを学ぶ人が集まる勉強会に参加するのも、有効な勉強法です。
勉強会の一番のメリットは、同じような目標を持つ人と切磋琢磨できる点。
ひとりで学習するよりも競争意識が芽生え、それが高いモチベーションにも結び付きます。
また、勉強会で築いた人脈が、転職や仕事の場面で活きる可能性も。
インターネットで検索すれば簡単に勉強会の情報は出てくるので、気になる方はぜひ調べてみてください。
50代におすすめのプログラミングスクール3選
プログラミングスクールを利用しようと思っても、どのスクールにするか迷う方も多いでしょう。
スクール選びで重要なのは、自分に合った費用や雰囲気のスクールを選ぶことです。
- DMM WEBCAMP
- テックアカデミー(TechAcademy)
- TECH GARDEN SCHOOL
以下では、50代におすすめのプログラミングスクールを3つご紹介します。
1.DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、未経験からの学習に最適なプログラミングスクールです。
転職保証制度は29歳以下の方を限定としているため、利用できませんが、それぞれのコースを受講するのに年齢制限はありません。
- 初心者におすすめな「はじめてのプログラミングコース」がある
- 現役エンジニアに相談できる
- 完全オンラインに対応している
無料相談を実施しているので、50代からのプログラミング学習に不安な方は、相談してみるのをおすすめします。
2.テックアカデミー(TechAcademy)
テックアカデミーは、業界でも抜群の知名度と実績を誇るプログラミングスクールです。
また、テックアカデミーはオンライン完結型のため、地方の方でも安心して学習できます。
- 業界トップレベルの実績と知名度
- 費用の安さ
- コースの多様性
テックアカデミーの魅力は、やはりリーズナブルな価格です。
初学者向けのコースの場合、12週間で99,900円という低価格。
100,000円を切るのは、業界の相場からすれば破格の安さです。
また、テックアカデミーでは初心者から上級者まで、幅広い人へのコースが容易されています。
コスパの良いプログラミングスクールに通いたい方にはおすすめです。
3.TECH GARDEN SCHOOL
TECH GARDEN SCHOOLは、50代~60代の中高年に特化したプログラミングスクールです。
インターネットに不慣れな中高年を対象にしたスクールは、業界でもかなり珍しいといえます。
- 中高年に特化したプログラミング学習
- オーダーメイドのカリキュラム
- 起業や在宅ワークまでサポート
TECH GARDEN SCHOOLでは、中高年の指導に定評のある一流講師が指導してくれます。
また、カリキュラムはオーダーメイド方式なので、自分の学びたい範囲をピックアップ可能です。
加えて、TECH GARDEN SCHOOLは、起業や在宅ワークの開始までサポートしてくれます。
40代からプログラミングはできる?稼ぐための3ステップやプログラミングスクールを紹介独学で50代からプログラミングは学べる?
50代から、独学でプログラミングを学ぼうと考えている方もいるでしょう。
もちろん独学もひとつの選択肢ですが、状況によって独学は間違った選択にもなりえます。
- 初心者であれば独学は不向き
- プログラミングの素養があれば独学も可能
ここでは、独学で50代からプログラミングを学べるのかについて解説します。
1.初心者であれば独学は不向き
50代からの場合、初心者が独学でプログラミングを学ぶのは不向きです。
というのも、若い世代に比べて時間やネットリテラシーの格差があるから。
50代からプログラミングを学ぶのであれば、なるべく短期間でスキルを習得しなければいけません。
独学は費用が安いなどメリットがありますが、プログラミングスクールなどに比べて時間が必要です。
したがって、初心者であればプログラミングスクールや勉強会を使うことをおすすめします。
2.プログラミングの素養があれば独学も可能
ある程度プログラミングの素養があれば、50代でも独学はできます。
なぜなら、基本的なITリテラシーがあれば参考書などで必要なスキルを磨けるからです。
独学は、プログラミングスクールに比べて圧倒的に費用が安く済みます。
なので、市販の参考書を使うなどして、自分の学びたい言語を集中的に勉強していきましょう。
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになる方法を6つのステップに分けて解説!50代からエンジニアを目指すのに必要な能力3選
50代からエンジニアを目指すのは、決して簡単ではありません。
しかし、あらかじめ求められる能力がわかっていれば、エンジニアに転職できる可能性は高まります。
- 技術的なスキル
- IT業界への関心と知識
- プログラミングへの熱意
ここでは、50代からエンジニアを目指すのに必要な3つの能力をご紹介します。
1.技術的なスキル
第一に、エンジニアには技術的なスキルが欠かせません。
まったくスキルがない状態で面接に行っても、採用されるのは困難です。
エンジニアとしての勤務経験は必須ではありませんが、ある程度のスキルは必須と理解してください。
面接前に、自分のスキルを証明するポートフォリオなどを作成しておくと役に立ちます。
2.IT業界への関心と知識
エンジニアには、IT業界への関心と知識も必要とされます。
というのも、IT分野は日々新しい技術が開発されるため、日々の勉強やリサーチが欠かせないからです。
そして日々の勉強やリサーチは、ITに対して関心がなければ継続できません。
興味のないことのリサーチは、本人にとって苦痛となるからです。
プログラミングの学習はもちろんですが、より広いIT業界全体に関心を向けるようにしましょう。
3.プログラミングへの熱意
50代からエンジニアを目指す場合、プログラミングへの熱意も必要です。
なぜなら、面接で熱意をアピールしなければ、若い人材に負けてしまうから。
今までの経歴を捨ててでも、エンジニアとして活躍したいという熱意がなければ、採用されるのは難しいです。
また、プログラミングを学ぶにあたっても、熱意がなければモチベーションが維持できません。
途中で挫折してしまわないためにも、プログラミングに対して高い熱量を保ちましょう。
50代からのプログラミングに関する質問
50代からのプログラミングに関して、まだ疑問や不安が残っている方も多いでしょう。
疑問が残ったままプログラミングを始めると、間違った方向に進みかねません。
- 未経験でもエンジニアに転職できる?
- 初学者におすすめのプログラミング言語はある?
- プログラミングの習得に必要な時間は?
以下では、50代からのプログラミングに関する質問に回答していきます。
1.未経験でもエンジニアに転職できる?
50代の未経験であっても、エンジニアに転職できます。
実際、50代未経験からエンジニアへの転職を成功させた事例は、体験談として多数見受けられるからです。
エンジニアとしての勤務経験がなくても、現時点で確かなプログラミングスキルがあれば、業務に活かせます。
転職活動の際は、自分のスキルを証明するためのポートフォリオを作成するのがおすすめです。
2.初学者におすすめのプログラミング言語はある?
初心者がプログラミング言語を学ぶとき、おすすめはPythonです。
なぜなら、Pythonは初めてでも学びやすいうえ、習得すれば幅広い開発ができるから。
PythonはGoogleの三大プログラミング言語のひとつと言われ、世界的にもよく使用されています。
具体的な使用用途としては、
- アプリの開発
- 人工知能の開発
- データ処理や分析のシステム開発
などがあります。
どの言語を学ぶか迷っている方は、まずはPythonから始めてみましょう。
3.プログラミングの習得に必要な時間は?
一般的に、実践的なプログラミングのスキル習得には、1,000時間かかると言われています。
もちろん、学ぶ言語や学習状況によって必要な時間は違うので、必ず1,000時間かかるわけではありません。
また、独学かプログラミングスクールに通うかでも、必要な時間は大きく変わります。
いずれにせよ、一定の勉強時間は必要なので、なるべく早いうちから勉強をスタートしましょう。
まとめ:50代からのプログラミング学習は、継続できる環境に身を置こう
本記事では、50代からのプログラミングについて解説してきました。
- 50代からのプログラミング学習は、目指すゴールを決めて取り組みましょう
- 50代からエンジニアになる人は、少ない傾向ですが、成功事例もある
- プログラミングスクールや勉強会に参加するのがおすすめ
50代から勉強をスタートした場合でも、プログラミングは習得可能です。
実際、50代から勉強を始めてエンジニアになった事例もあります。
しかし、若い人材と同じ領域で戦うのは難しいので、50代の経験や人脈を活かして、新しい技術の習得を継続していきましょう。