エンジニアの1年目の理想像は?目安となる3つのスキルや仕事の流れを解説

2024.01.11
エンジニアの1年目の理想像は?

「エンジニアの1年目の理想像が知りたい」
「エンジニアの1年目って辛い?」

と思うことはありませんか?

もうすぐ入社1年目になるけど、エンジニアとして成長できているのか不安になってしまいますよね

では、エンジニア1年目に必要なスキルや技術は、どのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 1年目のエンジニアができるようになるべきこと
  • 1年目のエンジニアの辛いこと
  • 1年目のエンジニアの仕事の流れ

について詳しく解説します。

この記事を読めば、エンジニア1年目の仕事の取り組み方がわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニアの1年目の仕事の流れ

エンジニア1年目の男性

エンジニアの1年目の仕事の流れについて、気になっている方は多いでしょう。

あらかじめ仕事の流れを知っておけば、今から対策や準備ができます。

  1. 入社~3カ月程度
  2. 4カ月~7カ月
  3. 8カ月目以降

ここでは、エンジニアの1年目の一般的な仕事の流れをみていきましょう。

1.入社~3カ月程度

入社してから3カ月程度は、主に新人研修を受けます。

研修の内容は企業によって違いますが、よくあるものとしては

  • プログラミング言語の学習
  • 社会人としてのマナーやマインドの習得
  • IT業界のトレンドや専門用語の理解

などが挙げられます。

なぜ研修をおこなうかというと、いきなり現場に配属しても成果は期待できないからです。

エンジニアとしてのスタート地点なので、研修だからと気を抜かずに取り組みましょう。

2.4カ月~7カ月

新人研修が終わるとそれぞれの部署に配属され、本格的な仕事が始まります。

配属されてからしばらくの間は、中堅やベテランの社員が指導役になるのが一般的です。

したがって、まずは指導社員と二人三脚で仕事を覚えていきます。

最初の段階では、雑務や簡単なプログラムなど任されることが多いです。

また、この期間に重要なのが、部署のメンバーとコミュニケーションを深めること。

先輩の顔を覚え、自分の顔を覚えてもらうことは、今後のキャリアにとって非常に大切です。

3.8カ月目以降

8カ月目以降になると、少しずつ高度な仕事が増え始めます。

任される作業やプログラミングにしても、複雑度が増してくる時期です。

しかしまだ1年目なので、ミスがない方がむしろ不自然。

先輩や指導社員の助けを借りながら、任された仕事を形にしていきます。

1年目のエンジニアが習得すべき3つのスキル

スキルを高めたい1年目エンジニア

エンジニアの1年目をどう過ごすかは、その後のキャリアに大きな影響を与えます。

しかし、1年目にどういったことを成し遂げればいいかわからない方も多いでしょう。

  1. 社会人としての基礎をマスターする
  2. わからないことを調べる調査能力
  3. 簡単なアプリやWebページの制作

以下では、1年目のエンジニアが習得すべき3つのスキルをご紹介します。

1.社会人としての基礎をマスターする

1年目にまずするべきことは、社会人としての基礎をマスターすることです。

なぜかというと、2年目以降に社会人としての基礎に問題があった場合、大きなマイナスになるから。

具体的な項目としては、

  • ビジネスメールや手紙の書き方
  • 報告や連絡の日常化
  • 会食などでのマナー

などがあります。

基礎的なミスであっても、1年目であればそれほど咎められません。

しかし、2年目以降に基礎的なミスがあっては、将来のキャリアに悪い影響があります。

エンジニアとしての技術の前に、まずは社会人としての基礎を習得しましょう。

2.わからないことを調べる調査能力

わからないことを調べる能力も、1年目のエンジニアには必要です。

というのも、1年目のエンジニアはとにかくわからないことだらけだから。

1年目ですから、わからないことがあるのは当然です。

しかし、そこで作業を停止させ、上司から声をかけてもらうのを待っていては仕事になりません。

自分でわからないことを調べて解決し、それでもわからない部分は上司に質問することが大切です。

このマインドはエンジニアとしてずっと役に立つものなので、ぜひ1年目から習得してください。

3.簡単なアプリやWebページの制作

1年目のエンジニアであれば、簡単なアプリやWebページの制作スキルは習得するべきです。

実際、研修が終わり部署に配属になると、アプリなどの簡単な制作を任されることになります。

もちろん先輩からの指導を受けながらですが、最終的には独り立ちしなければいけません。

早い段階から自分でアプリやWebページが制作できれば、周りへのアピールになります。

そして周りから評価を獲得できれば、出世や昇給にも結び付くのです。

プライベートでも少しずつ勉強するなどして、実践的な制作スキルを磨きましょう。

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エンジニアに1年目にありがちな辛いこと5選

エンジニア1年目で辛い男性

エンジニア1年目には、多くの辛いことがあります。

しかし、その辛いことが自分だけのものではないと知っておけば、不必要に落ち込むことはありません。

  1. 社会人生活に慣れない
  2. 会社に貢献している実感がない
  3. 周りと比較して落ち込む
  4. 自分の弱点が把握できない
  5. 人間関係が辛い

ここでは、エンジニア1年目にありがちな辛いことを5つご紹介します。

1.社会人生活に慣れない

いきなり始まった社会人生活に慣れるのに苦しむのは、1年目に多くの人が体験します。

新卒の場合、学生生活と社会人生活のギャップが大きいからです。

学生に比べると、背負っている責任や周りの扱いがまったく違います。

くわえて毎日の通勤や残業によって生活習慣も変化し、ストレスを抱えることもあるでしょう。

いきなり適応するのは難しいので、社会人生活に少しずつ自分を慣らしていくのが大切です。

2.会社に貢献している実感がない

1年目の間は会社に貢献している実感が得られず、それに苦しむエンジニアも多いです。

というのも、1年目は周りに比べてできることが少なく、大きな仕事は任されないから。

そのため、自分は何も貢献していないのに給料をもらっていいのかと悩んでしまいます。

しかし、1年目は会社にあまり貢献できなくて当然です。

会社もそのことを理解しているからこそ、時間をかけて社員を育てていきます。

1年目は焦らず、自分のできる仕事を少しずつ増やしていきましょう。

3.周りと比較して落ち込む

1年目は、周りと自分を比較して落ち込みがちです。

先輩社員はもちろん、活躍する同期がいるとつい自分を比べてしまいます。

周りと比較して自分はできないと思ってしまうと、さらに仕事に集中できないという負のループです。

周りとの比較は、競争心を焚きつけてやる気を出す効果もあります。

しかし、ネガティブな感情を発生させているなら、比較はやめて自分の仕事に集中した方が賢明です。

4.自分の弱点が把握できない

1年目の間は自分の弱点が把握できず、それが辛いと感じることもあります。

なぜなら、1年目のエンジニアでは、自分は何ができていないのかを的確に把握するのは難しいからです。

自分の弱点が把握できていないと、同じようなミスを繰り返してしまいます。

そして上司に怒られ、どんどん辛くなってしまうというわけです。

しかし弱点が把握できないのも、1年目であれば珍しくありません。

ひとりで考えても答えが出なければ、上司や同期に相談に乗ってもらうなどしましょう。

5.人間関係が辛い

1年目のエンジニアは、新しい環境における人間関係にも悩みがちです。

というのも、業種を問わず仕事での人間関係には、何かしらのトラブルが付き物だから。

世間のエンジニアのイメージは、ひとりでパソコンと向かい合っているというのが一般的です。

しかし実際は、エンジニアは多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をします。

イメージと現実のギャップがあるからこそ、余計に人間関係を辛く思う人も多いです。

苦手な人とも仕事だからと割り切るなど、自分なりに妥協していきましょう。

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1年目のエンジニアがレベルアップする方法3選

レベルアップしたい1年目エンジニア

1年目からエンジニアとしてスキルアップしたいと思う方も多いでしょう。

1年目からレベルの高い仕事をすれば、早期の出世や昇給につながります。

  1. プライベートの時間に勉強をする
  2. 上司に質問や相談をする
  3. セミナーや勉強会に参加してみる

ここでは、1年目のエンジニアがレベルアップする3つの方法をご紹介します。

1.プライベートの時間に勉強をする

プライベートの時間に勉強すれば、周りに差をつけられます。

学ぶ内容としては、

  • 新しいプログラミング言語
  • IT関連の資格
  • 社会人としての自己啓発

などがあります。

IT業界は、日々新しい技術が開発され活用される業界です。

そのため、日頃から勉強して最新の情報や技術を吸収すれば、ほかとは違う新しい仕事ができます。

新しい仕事ができれば周りからの評価も高まり、エンジニアとしてのキャリアの幅も広がるでしょう。

2.上司に質問や相談をする

エンジニアとしてレベルアップしたければ、上司に積極的に質問や相談をしましょう。

というのも、1年目はどんなに質問や相談をしても教えてもらえる貴重な期間だからです。

1年目は仕事がわからなくて当然という意識が上司にあるため、質問にも丁寧に答えてくれます。

その期間を活かすことで、エンジニアとして効率的にレベルアップできるのです。

受け身にならず、積極的に上司に相談の機会をもらいにいきましょう。

3.セミナーや勉強会に参加してみる

エンジニア向けのセミナーや勉強会に参加するのも、レベルアップに有効な方法です。

今はインターネットから、セミナーや勉強会に簡単に申し込めます。

セミナーや勉強会のメリットは、同じような志を抱えた人と切磋琢磨できる点です。

独学では難しいモチベーションの維持も、セミナーや勉強会ではやりやすいでしょう。

また、セミナーや勉強会はIT業界の人脈が築けるのも強みです。

積極的にコミュニケーションをとり、エンジニアの仲間を増やしていきましょう。

エンジニアの1年目に関する質問

エンジニア男性の悩み

エンジニアの1年目に関して、まだ疑問や不安が残っている方も多いでしょう。

1年目のキャリアを成功させるためにも、できる限り疑問や不安は解消しておくべきです。

  1. 辞めたいと思ったらどうするべき?
  2. 1年目から出世できる?

ここでは、エンジニアの1年目に関する質問に回答していきます。

1.辞めたいと思ったらどうするべき?

1年目で会社を辞めたいと思った場合、まずはもう少し続けてみることをおすすめします。

というのも、あまりにも早く会社を辞めた場合、後の転職に悪い影響が出るからです。

面接官が履歴書を見て忍耐力がない人材と判断された場合、採用されるのは難しいです。

また、ある程度仕事を続けていれば、悩みやストレスが解消していく可能性もあります。

とはいえ、無理して続けていると何かしらの病気を抱えてしまうケースも。

もう限界だと感じた場合は、無理せず辞めることも大切です。

2.1年目から出世できる?

仕事で大きな成果を出せば、1年目から出世することは可能です。

とくにベンチャー企業など実力主義の雰囲気が強い職場では、1年目から出世できます。

反対に大企業など年功序列が根強い職場では、1年目から出世は難しいです。

したがって、1年目から出世したい方は、実力主義の企業を職場として選びましょう。

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まとめ:エンジニアの1年目を成功させて思い通りのキャリアを歩もう

本記事では、エンジニアの1年目に関して解説してきました。

  • エンジニアの1年目は辛いことも多い
  • 同僚や上司と積極的にコミュニケーションをとることが大切
  • 成果や職場次第では1年目から出世できる

エンジニアの1年目は、辛いことも多いです。

覚えなければいけないことも多く、職場の人間関係も築いていかなければいけません。

しかし、1年目が辛いのは決して自分だけではないとわかれば、仕事のストレスはある程度軽減できます。

ぜひこの記事を参考に、エンジニアの1年目のキャリアを成功させてください。

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