10年後はどうなってる?IT業界の今後の動向を解説
『今後数年間でこういった職種がなくなる』『こういった職種は機械に仕事を奪われる』といった内容のニュースをたびたび目にすることが多くなってきましたが、IT業界は今後どのように進化していくのでしょうか?
IT業界への転職を考えている方にとって、今後IT業界がどのようになっていくのかという業界の動向に目を光らせていくことはとても重要です。
頑張って転職活動をおこない、なんとか採用を勝ち取ったにもかかわらず、その業界がすぐに衰退してしまっては元も子もありませんよね?
そこでこの記事では、IT業界が今後10年間でどのように変化していくのか、IT業界の今後の動向について紹介していきたいと思います。
IT業界への転職を考えている方で、今後業界がどうなっていくのかわからず初めの一歩が踏み出せずにいるという方は、ぜひ参考にしてください。
ここ10年間でIT業界はどう変わったのか
業界の動向を知る上でその業界がこれまでどのように変化してきたのかを知ることはとても重要です。
まず、IT業界がこれまでの10年間でどのように変化してきたのかについてみていきましょう。
歴史を変えるスマートフォンの登場
約10年前の2007年。この年に携帯電話業界の歴史を変えるスマートフォンが登場します。それがApple社のiPhoneです。
当時は大手キャリアでの取り扱いがなかったことと、まだまだガラケーが主流だったこともあってスマートフォンの普及率は10%程度でしたが、たった10年間で携帯電話利用者の8割がスマートフォンを利用するようになり、完全にガラケーとの立場が逆転してしまいました。
また、最近では格安SIMが登場しキャリアの選択肢が多様化するなど、かなりのスピードで変化を続けています。
メディアのあり方を変える動画配信サービスの登場
iPhoneが登場した翌年には大人気の動画配信サービスであるYoutubeが登場します。こちらも当時は利用者の少ないサービスでしたが、今では月間の視聴者数が15億人を越える規模まで成長しました。
当時Youtubeがたった10年でここまで成長すると予想できた人はほとんどいなかったのではないでしょうか?
Youtubeの登場によりテレビや新聞の影響が弱まりましたし、大手のレンタルビデオ店に変わりネットで映画をレンタルするHuluなどの動画配信サービスが主流になってきました。
データの保存がクラウド化
一昔前まではデータを保存するとCD-RやDVD-R、あるいはハードディスクやUSBなど記録媒体が主流でしたが、今ではクラウド環境に保存し、どこからでも好きなときにデータを取り出せるようになりました。
それに伴い、クラウド環境を提供する会社やサービスも誕生しています。
音声で機械に指示できる時代に
さらに最近ではAI(人工知能)技術が発達したことにより、音声で機械に指示が出せるような時代になってきました。
GoogleやAmazonなど世界有数の企業がこぞってAIスピーカー事業に参入するなど、AI関連の事業はこれからますます発展していくことが予想されます。
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IT業界の市場規模はどう変化したのか
IT業界の市場規模がどのように変化してきたかのか、市場の動向についてもみていきましょう。
2002年のインターネットバブルの崩壊などもあってIT業界離れが進んでいるというような声をよく耳にしますが、実はそんなことはありません。
むしろその逆で、IT業界は右肩上がりの成長を続けている業界です。
伸び率としても18%以上を記録するなど、全ての業界においてトップの伸び率となっています。
IT業界時代が誕生して数十年という若い業課とはいえ、この伸び率は驚異的だと言えますね。
また、GoogleHomeなどで有名なスマートスピーカーなどAI関連事業が賑わっていることから今後も伸び続ける業界だということが推測できます。
IT業界は今後どうなっていくのか
今現在も右肩上がりに成長を続けるIT業界ですが、今後どのように変化していくのでしょうか?今後の動向についてもみていきましょう。
先ほど紹介したようにIT業界では今AI関連事業が賑わっています。
スピーカーなどの従来の製品とAIの技術を連動させるなど製品のlot化が進んでいますが、この流れは今後も加速していくことと予想されています。
また、これらの技術の開発にはエンジニアが欠かせため、今IT業界では優秀なエンジニアの確保に力を入れる企業が増えてきています。
エンジニアの人材不足と相まって、エンジニアの市場価値はちょっとしたバブル状態になっているので、今からIT業界に進もうと考えている方はエンジニアとしてのスキルを身につけておくといいかもしれませんね。
セキュリティの専門家も重宝される時代に
IT業界の発展に伴いセキュリティについて世間の注目が集まるようになってきたこともあって、エンジニア同様セキュリティ関連の技術者の需要も高まってきています。
セキュリティ関連の技術者や専門家は10年後の需要も高まり続けることが予想されているので、セキュリティ関連の知識やスキルを身につけておくのもいいかもしれませんね。
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IT業界の平均年収ってどのぐらい?
IT業界に進むのであればIT業界でどのぐらい稼げるのかについても把握しておくといいでしょう。
IT業界の平均年収は537万円でとなっています。
こらは全ての業界の中でも低い方となっていますが、年々上昇し続けているので今後ますます高くなっていくと思われます。
また、IT業界には様々な職種があるので、当然ですが年収が低い職種もあれば高い職種もあります。
先ほど紹介したエンジニアや情報セキュリティ関連の職種であれば年収1000万以上という、照射並のも珍しくありません。
IT業界の未来は明るいが変化に対応し続けることが重要
IT業界の今後の動向について詳しく解説してきました。
稼げるなどの良いイメージとブラック企業や業界の衰退などの悪いイメージが混在しているIT業界ですが、これまでのデータや、業界全体のニュースや動向を見ているとIT業界の未来は明るいと言えますね。
しかし、IT業界のこれまでの変化の項目でも紹介してきたように、IT業界は目まぐるしく変化を続ける業界でもあります。
そのためその変化に対応し続け、求められる知識やスキルを身につけ続けることが求められる業界でもあります。
これからIT業界に進もうと考えている方は業界の未来は明るいということだけに飛びつくのではなく、変化し続ける必要があるということもしっかりと理解しておきましょう。