優秀なエンジニアを確保できない4つの原因とは。優秀なエンジニアの特徴も紹介
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「エンジニアを採用したい」
「優秀なエンジニアには、どのような特徴があるのだろうか」
と思うことはありませんか?
エンジニアを採用したいと思っても、人材の見極めが難しくて迷ってしまいますよね。
では、エンジニアを採用する上で、優秀なエンジニアを見分ける方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 優秀なエンジニアを確保できない理由
- 優秀なエンジニアの特徴
- 企業が優秀なエンジニアを採用する方法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、エンジニアの採用を進める上で、優秀なエンジニアの特徴がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
企業が優秀なエンジニアが確保できない4つの原因
優秀なエンジニアの確保に悩んでいる企業は、決して少なくありません。
IT企業にとって、エンジニアの採用は会社の命運を左右する一大事です。
- 評価・育成制度に欠陥がある
- エンジニアの絶対数が少ない
- 海外での活躍を見据えた人材が少ない
- 採用時のスキルの見極めが難しい
そこでまずは、企業が優秀なエンジニアを確保できない4つの原因をみていきましょう。
1.評価・育成制度に欠陥がある
評価・育成制度に欠陥がある場合、優秀なエンジニアは集まりません。
なぜなら、自分の成果が正しく評価されない企業は、エンジニアにとって居心地が悪いからです。
このような企業はもし優秀なエンジニアを確保できたとしても、すぐに転職されてしまいます。
育成制度が整っていない企業も、自社で優秀なエンジニアを育て上げることが不可能です。
なので、自社の評価・育成制度に欠陥がないか、定期的に確認しておきましょう。
2.エンジニアの絶対数が少ない
エンジニア確保が困難な原因として、そもそもエンジニアの絶対数が少ないことが挙げられます。
エンジニアの認知度は高くなったものの、実際に仕事をしている人数はまだそれほど多くありません。
優秀なエンジニアとなると、さらにその数が少なくなります。
また優秀なエンジニアは、有名企業や海外に奪われてしまうため、採用市場に出てこない特徴があるのです。
なので、自社の就業条件を魅力的にするなど、少しでもエンジニアの関心を集めるような対策が必要でしょう。
3.海外での活躍を見据えた人材が少ない
海外での活躍を見据えた人材の少なさも、優秀なエンジニアの確保を難しくしています。
なぜなら、本当に優秀なエンジニアは、海外でも通用するレベルであるべきだからです。
ところが日本のエンジニアの多くは、日本国内での仕事を前提にしています。
そうすると自然に、実務的なスキルも国内で通用するレベルに留まります。
グローバル化に乗り遅れないためにも、海外での仕事を視野に入れたエンジニアの採用が必要です。
4.採用時のスキルの見極めが難しい
採用時のスキルの見極めの難しいことも、エンジニアの採用の難点です。
エンジニアの採用は、その場でプログラミングを実際におこなうわけではありません。
したがって、そのエンジニアが本当に優秀かどうかを確実に判断できないのです。
その結果、実際に仕事が始まると期待通りの成果を残してくれないという事態が発生します。
ポートフォリオの提出を必須にするなど、採用フローを洗練させていきましょう。
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優秀なエンジニアの特徴10選
優秀なエンジニアを採用しようと思っても、どのような点で優秀さを判断するか迷う方も多いでしょう。
あらかじめ優秀なエンジニアの特徴を知っておけば、採用活動の手助けになります。
ここでは、優秀なエンジニアの10の特徴についてみていきましょう。
1.ITの知識が豊富
ITの知識が豊富なのは、優秀なエンジニアにとって必須の条件です。
なぜなら、ITの知識が豊富であるほど、さまざまな場面で活躍する可能性が高いから。
なお、ここでの知識はプログラミングだけでなく、IT分野全般に関することを指します。
知識の豊富さは、IT関連の資格の有無などで判断可能です。
IT関連の資格を採用条件として設定すれば、優秀なエンジニアが集まる可能性が高くなります。
2.他業種の分野の知識もある
優秀なエンジニアは、IT以外の分野の知識も豊富です。
IT以外の知識が豊富であると、ITと異分野を繋いだ新しい仕事ができます。
IT産業は成長を続けてはいるものの、企業同士の競争は激化しているのが現状。
そうした状況で、革新的な仕事をするエンジニアを確保すれば、競争を勝ち抜けます。
IT以外の分野の知識も、面接やテストで問うようにしてみましょう。
3.コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力の高さも、優秀なエンジニアの条件です。
なぜなら、エンジニアは他人とコミュニケーションをとりながら仕事を進めるから。
エンジニアといえば、孤独にパソコンと向き合うイメージがありますが、実際は、チームメンバーやクライアントとコミュニケーションを頻繁にとります。
その際、コミュニケーション能力に難があると、仕事がスムーズに進みません。
コミュニケーション能力の高さも、採用の基準に設けることが大切です。
4.高度なプログラミングスキルがある
優秀なエンジニアにとって、高度なプログラミングスキルは欠かせません。
その理由は、プログラミングこそエンジニアの根幹にある業務だからです。
どれだけコミュニケーション能力が高くITの知識が豊富でも、プログラミングのスキルが乏しければ採用すべきではありません。
プログラミングスキルに関しても、多くの言語に精通していることや高いコーディング技術が必要です。
採用の際は、ポートフォリオを提出してもらうなどして、エンジニアのプログラミングスキルを判定できる体制を整えておきましょう。
5.海外の情報やトレンドをキャッチしている
優秀なエンジニアは、海外の情報やトレンドをキャッチしています。
なぜなら、IT分野の新技術は海外で開発されることが多いからです。
海外のトレンドに精通していれば、最新の技術をいち早く仕事に活用できます。
したがって、海外の情報をきちんとチェックしているエンジニアを採用すれば、会社の成長にもつながるのです。
6.納期を守る
納期の厳守も、優秀なエンジニアの特徴のひとつです。
非常に初歩的なことですが、納期を先延ばしにするエンジニアは案外少なくありません。
納期を守らないエンジニアがひとりでもいれば、プロジェクト全体に遅れが生じます。
納期をどれだけ守るかということは、エンジニア本人のプロ意識の高さを反映しているのです。
7.自分から仕事を生み出す
優秀なエンジニアは、自分から仕事を生み出します。
なぜなら、与えられた仕事をするだけのエンジニアは、最後には指示待ち人間になってしまうからです。
与えられた仕事をするだけのエンジニアは、自分の近くの仕事しかできません。
一方、自分から仕事を生み出すエンジニアがいれば、全体的な仕事が円滑に進みます。
周りに目を向け自分から仕事を作り出すエンジニアは、企業にとって有用な人材といえるでしょう。
8.柔軟な対応力
優秀なエンジニアには、柔軟な対応力も必要です。
プロジェクトが予定通りに進まなかったとき、自分の予定や業務を柔軟に変更しなければいけないから。
納期の遅れやシステムの不具合など、仕事上ではさまざまなトラブルが発生します。
そのとき、柔軟に対応できるエンジニアであれば、なんとかプロジェクトを成功させる確率が高いです。
トラブルにも臨機応変に対応できるかどうかは、エンジニアの優秀さを判断するひとつの基準でしょう。
9.語学力がある
ほかのエンジニアよりも優秀な人材の特徴に、語学力の高さがあります。
なぜなら、英語を始めとした外国語のスキルがあれば、コードの意味や海外の技術を深いレベルで習得できるからです。
エンジニアの多くはプログラミングのスキルに集中しがちで、語学力まで手が届きません。
そんななかで、高い語学力があるエンジニアは市場価値が高いです。
また、語学力があれば、海外の企業との仕事にチャレンジできるなどのメリットもあります。
10.難しい仕事にもチャレンジできる
優秀なエンジニアは、難しい仕事にも積極的にチャレンジします。
なぜなら、困難な仕事にチャレンジしてこそエンジニアとして成長できるからです。
自分のレベルに合った仕事だけしてしまうと、いつまでたってもスキルが磨かれず価値は高まりません。
また、チャレンジ精神があるエンジニアは、今はそれほどでも今後優秀なエンジニアになる可能性があります。
難しい仕事にも挑戦する気概があるかどうかは、面接などでよくチェックしておきましょう。
企業が優秀なエンジニアを確保する方法4選
優秀なエンジニアを採用したくても、実際にどのような方法をとればいいかわからない方も多いでしょう。
企業の制度や雇用条件を見直せば、優秀なエンジニアを確保できる可能性は高まります。
- 企業の風通しを良くする
- 評価制度を見直す
- 就業条件を工夫する
- 就職・転職エージェントを活用する
ここでは、企業が優秀なエンジニアを確保する4つの方法についてみていきましょう。
1.企業の風通しを良くする
優秀なエンジニアを確保するには、企業の風通しを良くする必要があります。
なぜなら、風通しの悪い企業では、エンジニアが伸び伸びと働けないからです。
風通しの悪い企業は働き手に取って魅力に欠け、結果として優秀なエンジニアを遠ざけてしまいます。
逆に言えば、企業内の雰囲気を改善するだけで、優秀なエンジニアを確保する可能性は高まるのです。
2.評価制度を見直す
優秀なエンジニアを確保できない場合は、評価制度を見直してみましょう。
その理由は、評価制度が不適切だと、エンジニアの成果が反映されずモチベーションが低下するからです。
そうした企業は、優秀なエンジニアの育成も採用もできません。
現場のエンジニアの声を聞きながら、評価制度を一度抜本的に見直してみましょう。
3.就業条件を工夫する
優秀なエンジニアを確保するには、就業条件を工夫する必要があります。
給与や労働時間に魅力がない企業には、優秀なエンジニアは集まらないからです。
例えば、
- ワークライフバランス推進企業
- 残業が少ない
- 完全フレックスタイム制
- 週休3日
など、独自の働き方があると、この企業で働いてみたいと思ってもらえるでしょう。
就業条件が劣悪な場合、優秀なエンジニアの選択肢に入らないのです。
給与のアップや福利厚生の充実などで、優秀なエンジニアの関心を集めましょう。
4.転職エージェントを活用する
転職エージェントの活用も、優秀なエンジニア確保の方法のひとつです。
なぜなら、エージェントを使えば優秀なエンジニアに自社を紹介してもらえるから。
その紹介が結果として、優秀なエンジニアを確保する可能性を高めます。
応募者の不足に悩んでいる場合は、転職エージェントの活用もおすすめです。
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優秀なエンジニアに関する2つの質問
優秀なエンジニアに関して、まだ疑問や不安が残っている方も多いでしょう。
確実に優秀なエンジニアを確保するためにも、疑問や不安は取り去っておくべきです。
- 優秀なエンジニアは辞める人も多い?
- エンジニアの採用手法とは?
ここでは、エンジニアに関する2つの質問に回答していきます。
1.優秀なエンジニアは辞める人も多い?
優秀なエンジニアには、辞める人も多いです。
なぜなら、優秀なエンジニアは、待遇の良い企業に転職しやすいからです。
近年の転職の一般化は、エンジニアの離職に拍車をかけています。
したがって、優秀なエンジニアを確保し続けるには、相応の待遇を用意しておくべきです。
2.エンジニアの採用手法とは?
エンジニアの採用手法は、企業によってさまざまです。
具体的な手法としては、
- 人材紹介会社
- 求人サイト
- ダイレクトリクルーティング
- リファラル採用
などがあります。
また、採用フローもさまざまで、ポートフォリオの提出やスキルを測るテストを実施している企業も。
重要なのは、企業とエンジニアのミスマッチを防ぐことです。
応募してきたエンジニアの実態を把握できる採用手法を実践しましょう。
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まとめ:優秀なエンジニアの特徴を知り、エンジニアの採用を成功させよう
本記事では、優秀なエンジニアを確保する方法やエンジニアの特徴について解説してきました。
- 優秀なエンジニアの確保は難しい
- 優秀なエンジニアには特徴がある
- 制度や採用手法を見直せば、優秀なエンジニアは確保できる
優秀なエンジニアを採用することは、決して簡単ではありません。
しかし、エンジニアの特徴を把握し、企業の制度や採用手法を見直せば、優秀なエンジニアは確保できます。
まずはエンジニアが魅力的に感じるような就業条件を整えることが、企業側にとって重要です。
ぜひこの記事を参考に、エンジニアの採用を成功させてください。
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