プログラミングを3ヶ月でマスターする方法を徹底解説
「プログラミングを短期間でマスターできる方法はないのだろうか?」
「プログラミングを勉強する方法が知りたい」
と思うことはありませんか?
プログラミングをできるだけ早くマスターしたいと思っても、本当にできるのか、どのような勉強方法が一番良いのかで迷ってしまいますよね。
では、プログラミングを3ヶ月でマスターする道筋にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミングの入門書でやるべきこと
- プログラミングで成果を上げるポイント
- プログラミングを3ヶ月でマスターするためにやるべきこと
について詳しく解説します。
この記事を読めば、必ずプログラミングで成果が上がります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラミング学習の1週目で心がけること3選
プログラミングを3ヶ月でマスターするために、その初週でやるべきことを見ていきましょう。
ここで間違ったことをしてしまうと、思った以上に時間がかかってしまうことになります。
- 適切な入門書を購入する
- 入門書完了の期限を設ける
- とにかく手を動かす
ひとつずつご説明します。
1.適切な入門書を購入する
プログラミングの学習を始めるなら、適切な入門書を購入すべきです。
その理由は、入門書は読み進めていけば、自然と力が付くようにできているから。
入門書を適切に選ぶには以下のポイントが大切です。
- 初心者や入門と書いてあるものを選ぶ
- 分厚すぎない
- 専門性が高すぎない
最初にいろいろと詰め込みたいのもわかりますが、まずは学習する言語の全体を理解するようにしてください。
2.入門書完了の期限を設ける
入門書を購入したら、その完了する期限を決めましょう。
なぜなら、期限を決めないと、ダラダラと同じところを読み返したり、無駄な時間を過ごしてしまうからです。
適切な期間として、1週間ほどの短い期間をおすすめします。
わからないところがあってもまずはどんどん読み進めてください。
3.とにかく手を動かす
入門書を読みながら、一番大切なのは手を動かすこと。
入門書を読むだけでは、思った以上に忘れていくでしょう。
最初は意味がわからないコードでも、ひとまずたくさん書いて、動かしてください。
思った通りにならないときこそ、課題が見つかり発見がとても楽しいのです。
プログラミング学習におすすめの本をランキング形式で紹介【20選】プログラミング学習2~3週目でフレームワークを学習する
プログラミング学習を始めた2~3週目ではフレームワークを学習しましょう。
その理由は、プログラミングを学んでいれば、結局最後にはフレームワークを使うことが多いからです。
- フレームワークとは
- フレームワークを学習するメリット
- フレームワークを学習するデメリット
- フレームワークの学習方法
学習の初期段階でフレームワークを知っておけば、その後の学習がスムーズになります。
1.フレームワークとは
フレームワークとは、システムなどに必要な機能が備わっている枠組みのことをいいます。
例えば、
- Java:Spring Framework
- JavaScript:Angular
- Ruby:Ruby on Rails
など、プログラミング言語によってさまざまあります。
フレームワークを活用することで、一からプログラムを開発する必要がなくなり、素早く開発が進められるのです。
2.フレームワークを学習するメリット
フレームワークを学習することで、システム開発をするときに効率アップできます。
ほかにも、下記のような特徴があるのです。
- 開発スピードが上がる
- ミスが少なくなる
- 就職・転職で有利になる
フレームワークを活用して開発をしている企業も多いので、覚えるメリットは多いといえます。
3.フレームワークを学習するデメリット
フレームワークという枠組みを活用できるということは、その分、開発の自由度が下がるということです。
ほかにも、
- フレームワーク自体の知識が必要になる
- プログラミング言語そのものの比重が少なくなる
- プログラミングの方法に制限がかかる
などがあります。
フレームワークを扱う方法を覚えなければいけない点も、デメリットといえるでしょう。
4.フレームワークの学習方法
フレームワークの学習方法は、学習サイトを活用するのが良いでしょう。
なぜなら、フレームワークによっては、解説本が少ないものもあるからです。
もし英語にも抵抗がないのであれば、英語で探せばさらに情報は見つかりやすくなります。
ネットで検索をしつつ、良いサイトを見つけたらその通り進めてみるのがおすすめです。
プログラミングの「フレームワーク」を徹底解説!言語別おすすめ18選も紹介プログラミング学習4~7週目で成果物を作るための9ステップ
プログラミング学習を始めた4週目以降には、成果物を作ってみましょう。
その理由は、成果物を作りながらアウトプットをすることで、自然とインプットも増え、学習のスピードが速まるからです。
ひとつずつ、その手順を解説していきます。
1.テーマを決める
成果物を作るためには、そのテーマを決めなければなりません。
なぜなら、テーマが定まらなければ、何から手を付ければ良いかの計画が立てられないからです。
テーマを決めるには、以下のようなことをすると良いでしょう。
- 既存で使っているものを真似してみる
- マインドマップでとにかく思いつくことを書き出してみる
- 仲間と話し合って、アイディアを出し合う
学習のためであれば、人のアイディアを借りたり、真似することも問題にはなりません。
時間をかけすぎてもよくありませんので、できそうだな、やってみたいなと思うことをテーマに定めましょう。
2.成果物を作る期限を決める
テーマが定まったら、その完成する期日を決めてください。
期日を決める理由としては、アプリやシステム開発は時間があればあるほど、細かく詳細にこだわりすぎて、なかなか成果が上がらないからです。
ここでのおすすめは3週間程度。
期限を定めて、ひとまずできる範囲で機能を実装していくのです。
3.作ることを人に伝えてみる
プログラミングで成果を残したいのであれば、作ることを人に伝えましょう。
なぜなら、伝えることで、やらなくてはいけない環境を作り出せるからです。
最初は本当にできるか不安で、手が止まってしまうこともあるはず。
その時に投げ出さないためにも、仲の良い人に、自分が取り組んでることを伝えて、やりきらなければいけない環境を作るのです。
身近な人で構わないので、自分が取り組むことを伝えてください。
4.成果物の用途・機能をまとめる
取り組む環境を整えたところで、作るものの用途や機能をまとめます。
なぜかというと、一度作り始めてからだと、あとから機能を追加するのは大変だからです。
最初に成果物の用途を考えて、必要な機能を書き出しておきます。
全体像が明確になってくるでしょう。
5.実際に作り始める
全体像が見えてきたら、実際に作り始めます。
プログラミング言語を使って、必要な機能を形作っていくのです。
この段階は別名で、コーディングと言います。
一から自分で作るのでなく、すでに実装されたソースコードを参考にするのがおすすめです。
実際にコードを真似して書いてみて、機能を実装していきましょう。
6.成果物の検証をする
コーディングが完成したら、その成果物を検証します。
なぜなら、開発した成果物の使い方によっては、意図していることとは違う動作をしてしまう場合があるからです。
プログラムには、以下3種類の検証方法があります。
- 単体テスト
- 結合テスト
- 総合テスト
どの機能を検証したいのかによって、それぞれを使い分けるのです。
7.成果物を公表する
検証が完成したら、成果物の公表をしましょう。
公表することで、知り合いや一般の人に見てもらえるようになるのです。
例えば、ホームページやWebアプリであれば、本番環境にデプロイすることで、一般ユーザーが見られるようになります。
その成果物に合った方法で、人に見てもらえるよう公表してください。
8.フィードバックをもらう
公表をして、人に見てもらえるようになったら、フィードバックをもらうようにしましょう。
フィードバックをもらうことで、検証では見えてこなかった課題がたくさん出てくるからです。
以下のような課題が出てくることが予想できます。
- エラー・バグが見つかった
- デザインへの提案
- 使い勝手がわかりにくい
良いフィードバックだけでなく、できるだけネガティブなものも集められれば、それはあなたの伸びしろです。
できるだけ、素直にフィードバックを受け入れましょう。
9.修正をしてバージョンアップする
フィードバックを元に、修正をおこないバージョンアップしてください。
今まで見えてこなかった課題が解決できて、初版と比べて見違えるように良くなっているでしょう。
修正を加えることで、次に作るときのポイントもつかめます。
できる限りフィードバックと向き合うことで、さらに良いものが作れるのです。
プログラミングで電卓を作る方法とは?|電卓作成のメリットも解説見つけた課題を学習する8~9週目
成果物の修正が終わったら、自分自身の課題を洗い出し、さらに力をつけましょう。
一度成果物を作ったことがあると、過去に覚えたことも違う角度から見えているはず。
- 本を読み直す
- コードを書き写す
- 応用本を学習する
ひとつずつご説明していきます。
1.本を読み直す
課題を克服するためには、過去に勉強したものをもう一度読み直してみることをおすすめします。
なぜなら、課題はもちろんですが、自分自身の成長も実感できて、過去に見逃した大切なことも見えてくるからです。
実際に読み進めていくと、初めて読んだ時にはなんのことかわからなかったことも、理解できるようになっているはず。
成長を実感しつつ、見落としていた部分をしっかり頭にインプットしておきましょう。
2.コードを書き写す
本を読み直す際のコツとして、理解したいと思うコードを実際に書き写してみることをおすすめします。
その理由は、書き写すことがアウトプットすることにも繋がり、インプットだけでは流してしまう細かい部分にも気付けるからです。
できれば重要な部分だけでなく、そのコード全体を書き写し、実行してみると良いでしょう。
自分のアイディアで修正を加えていけば、より理解も深まるはずです。
3.応用本を学習する
基礎本の読み直し、書き写しが終わったら、応用本を学習してみます。
これまでの過程を通じて、専門的に学習したいと思う内容を深堀りしていくのです。
例えば、ホームページやWebアプリの技術を磨きたいのであれば、そのフレームワーク専門の本などが、応用本にあたります。
今まで知らなかったコードがたくさん載っているでしょう。
公開済みアプリの修正をおこなう10~11週目
応用本での学習も済んだら、以前公開したアプリ(プログラム)の修正をおこないます。
以前よりもスキルが身についているので、できることの幅が広がっているからです。
- フィードバックで改善点を洗い出す
- 要件を定義し直す
- 実際にアプリを修正する
- 知人にフィードバックを依頼する
それぞれ何をすべきかをご説明します。
1.フィードバックで改善点を洗い出す
成果物を公開した際にいただいたフィードバックから、改善点を見つけましょう。
フィードバックにこそ、その成果物の改善すべき点が隠れているのです。
開発するプログラムは人に喜んでもらうのが目的。
フィードバックから課題を抽出して、どんな機能を付けるべきかのヒントにしてください。
2.要件を定義し直す
改善点をまとめたら、要件を定義し直します。
要件定義とは、実装する機能やその方法を定義する設計書のようなものです。
要件定義をする際のポイントは以下のとおりです。
- 成果物の目的を明確にする
- 実装する機能が解決する課題を記載する
- レビュー・検証の方法を定義する
コードを書いてからの修正は、成果物の規模が大きければ大きいほど大変です。
現状の成果物をどのように変更するのかの方向性を決めておきましょう。
3.実際にアプリを修正する
要件が固まったら、成果物(アプリ)を実際に修正していきます。
具体的に手を動かさなければ、修正はおこなえません。
作成した要件定義に基づいて、機能を実装し、検証までおこなうのです。
以前とは見違える、新たなアプリが出来上がっているでしょう。
4.知人にフィードバックを依頼する
最後のステップとして、改善を加えた成果物を、知人に見てもらいましょう。
見てもらうことで、さらなるフィードバックをもらえ、あなた自身の成長につながります。
良いフィードバックばかりではありませんが、まだ始めて数か月。
自分の伸びしろだと思って、さらなる課題へ取り組むきっかけとしてください。
12週目は実績を元に仲間づくり
約3か月の学習を経たら、仲間・コミュニティを探しましょう。
仲間を作ることで、学習を継続しやすくなったり、困ったときに助けてもらえたりするからです。
- コミュニティの見つけ方
- 言語別コミュニティ
仲間づくりの方法を、ひとつずつ解説していきます。
1.コミュニティの見つけ方
コミュニティの見つけ方としては、オンラインで探すのがおすすめです。
その理由は、住んでいる地域に関係なく仲間が作れるから。
以下のようなサイトに登録すると良いでしょう。
- Discord
- TECH PLAY
- Doorkeeper
- TechCommit
- connpass
コミュニティに入ることで、勉強がはかどるようになります。
無料なものからで良いので、ぜひ参加してみてください。
2.言語別コミュニティ
学習している言語別のコミュニティに参加するのも良いでしょう。
なぜなら、同じ目的を持っている人が集まる可能性が高いからです。
例えば、以下のようなサイトがあります。
- Python:PyCon JP
- JavaScript:Frontier
コミュニティは各言語で用意されていることがあるので、学習中の言語でお気に入りのコミュニティを探してみましょう。
まとめ:プログラミングは計画的に学習すれば3ヶ月でマスターできる
当記事では、3ヶ月でプログラミングを学べる方法について解説してきました。
- プログラミングの入門書では、とにかく手を動かす
- プログラミングで成果を上げるには、成果物を作ってみる
- プログラミングを3ヶ月でマスターするためにやるべきことは、手を動かして修正の繰り返し
プログラミング学習に終わりはありません。
ただ、最低限形になるまでは3ヶ月でも十分可能。
知人や仲間を巻き込んで、ぜひ3ヶ月間取り組んでみてください。
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