中卒からITエンジニアに転職できる?中卒者におすすめの職種3選やなり方を紹介

2024.01.29
中卒からITエンジニアに転職できる?

「中卒からITエンジニアに転職したい」
「学歴がなくてもエンジニアの仕事はできるのだろうか」

と思うことはありませんか?

ITエンジニアの仕事に興味はあっても、学歴が中卒だと本当に転職できるのか不安になってしまいますよね。

では、ITエンジニアになるのに、最終学歴が中卒だと難しいのでしょうか?

そこで今回は、

  • 学歴が中卒の方にITエンジニアがおすすめな理由
  • 中卒からITエンジニアを目指す方法
  • ITエンジニアになるための学習方法

について詳しく解説します。

この記事を読めば、中卒からITエンジニアになる方法がわかります

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

中卒からITエンジニアに転職できる?

中卒のエンジニア

結論から言うと、中卒からITエンジニアになるのは可能といえます。

その理由は、就職・転職サイトを見ると、中卒から応募できる求人があるからです。

中卒でも応募できる求人は「学歴不問」や「未経験者歓迎」の表記から探せます。

学歴不問の求人の中には、研修制度があり正社員を目指せるものもあるため、自分が応募できる求人を調査してみると良いでしょう。

IT業界で活躍されている方には、早くからプログラミングに関わり成果を出して成功されている方もいます。

実力実績社会の業界であるからこそ、年齢や学歴は関係なく中卒からでもITエンジニアへ転職できるのです。

最終学歴が中卒の方にエンジニアがおすすめの理由

仕事を頑張る中卒エンジニア

ここでは中卒の方に、ITエンジニアがおすすめな理由を説明していきます。

おすすめな理由がわかると、具体的に行動できるはずです。

  1. 学歴より実力が重視される
  2. 若い人材は重宝される
  3. 早くから実務経験を積める

それでは見ていきましょう。

1.学歴より実力が重視される

ITエンジニアは、学歴よりも実力や実績が評価されやすい業界です。

学歴や資格を持っていたとしても、仕事に使えないと意味がありません

また、IT業界に挑戦する方も多く、

  • 幅広い年齢層 20代~50代
  • 第二新卒
  • 未経験者
  • 中卒、高卒

など、さまざまな方が存在します。

ほとんどが未経験からのスタートとなるので、入社した後にどのくらい成果を出せるかが重要でもあるのです。

2.若い人材は重宝される

IT業界の転職は若い方が有利といえます。

なぜなら、若い人材には熱意や情熱などのポテンシャル採用があるからです。

中卒からエンジニアを目指すには、技術やスキルが足りないことがデメリットとなりますが、若さは強みになります。

キャリア形成の観点からも「35歳以下まで」と年齢制限をしている企業もあるため、中卒からのITエンジニアは重宝される要素なのです。

3.早くから実務経験を積める

中卒の早い段階からIT業界に就職・転職しておくと、実務経験を長く積めるので、大きく成長できるメリットがあります。

大学卒業後にITエンジニアになる人と、中卒から現場で実務経験を積んでいる人とでは、目に見えて実力の差が出るのです。

ほかにも、実務経験を積んでいると、転職の際に有利となります。

採用側は、何ができるのかを重視しているので、実務経験が長いことは自分の市場価値をより高められるでしょう。

中卒者におすすめのエンジニア職種3選

中卒のプログラマー

ITエンジニアには、どのような職種があるのでしょうか。

ここでは、中卒者におすすめのエンジニアの職種を説明していきます。

  1. プログラマー
  2. インフラエンジニア
  3. Webエンジニア

それぞれの職種の特徴を理解していきましょう

1.プログラマー

プログラマーとは、プログラミングをする仕事です。

システムエンジニアの作成した仕様書に基づき機能を実装していきます。

プログラマーが扱うプログラミング言語は、下記のとおりさまざまです。

  • Java
  • PHP
  • C#

プログラミングの学習は、スクールとは別に「職業訓練校」でもおこなっているため、給付金を受け取りながら目指す選択肢もあるでしょう。

2.インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバやデータベース、ネットワークなどを構築・管理するのが主な業務です。

インフラエンジニアの中には、プログラミングができない人も存在しており、実務経験がなくても応募できる求人があります

募集の例は下記のとおりです。

  • 働きながら学べる
  • 成長意欲のある方
  • 手順書通りにデータ入力をする
  • ワークライフバランスを実現できる

そのため、中卒の未経験からでも始めやすい職業といえます。

3.Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebに特化したシステムを構築するエンジニアです。

業務未経験でも、半年ほどしっかり勉強しポートフォリオを作成すれば、転職もしやすい特徴があります。

最近では、スマホアプリの開発も増えてきており、需要のある職業です。

リモートワークやフレックス勤務など、ワークスタイルの柔軟性が高いので、女性にもWebエンジニアは人気があります。

プログラマーのやりがい7選プログラマーのやりがい7選|向いている人の特徴も合わせて解説

中卒からITエンジニアになるための方法

エンジニアの勉強をする

ITエンジニアになるには、どのような方法があるのでしょうか

ここでは、中卒からITエンジニアを目指せる方法を紹介していきます。

  1. エンジニアのアルバイトをする
  2. 未経験OKの企業を探す
  3. ポートフォリオを作る

それぞれ見ていきましょう。

1.エンジニアのアルバイトをする

エンジニアのバイトは、働きながら勉強できるのでおすすめです。

Indeedで「エンジニア バイト」を検索してみると、

  • HTMLコーダー
  • マークアップエンジニア
  • フロントエンドエンジニア

などの職種で募集されています。

アルバイトから始めて正社員を目指すのも、エンジニアになるための方法として覚えておきましょう。

2.未経験OKの企業を探す

中卒からITエンジニアを目指すには、未経験OKの企業から探すと見つけやすいです。

なぜなら、未経験者を採用する企業は、社内研修があるところが多いから。

社内研修があると、わからないことを聞きやすく、実務に活かしやすい特徴があります。

このような研修制度を積極的に利用することで、中卒からのエンジニア転職もできるでしょう。

3.ポートフォリオを作る

なかなか企業へ採用が決まらない場合は、ポートフォリオを作り技術をアピールする方法があります。

スキルを評価してもらいやすく、採用に繋がるでしょう。

最初から難しいものを作ろうと思わず、簡単なWebサービスを真似して作ってみるのがおすすめです。

一人で作るのが難しい場合は、プログラミングスクールでもポートフォリオの作成をおこなっているので利用する方法もあります。

ITエンジニアになるための学習法

良い学習を思いついた男女

こちらでは、ITエンジニアになるために、どのように勉強すればいいか説明していきます。

まずは、自分に合った学習を継続してみましょう

  1. 参考書で学習する
  2. オンライン学習サイトを利用する
  3. プログラミングスクールに通う

それぞれ見ていきます。

1.参考書で学習する

参考書は、体系的に学べるためおすすめです。

興味のある本や学びたいジャンルの本を1冊持っておくと、わからないときにすぐ見返せます。

とはいえ、プログラミング学習においては、とにかく手を動かすことが大切。

なので、参考書や問題集などの教材を何度も復習するのではなく、実際にプログラミングをしてみることが必要でしょう。

2.オンライン学習サイトを利用する

インターネットが繋がる環境では、オンライン学習サイトで学べます。

学習サイトは、解説動画を参考に手を動かしてコーディングしていくため、スキルが身につきやすいでしょう。

  • ドットインストール
  • Progate(プロゲート)

HTMLやCSS、Rubyやほかの言語に関しても、学習サイトで十分知識を習得できるのでおすすめです。

3.プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールによっては、就職・転職支援をおこなっているスクールがあります。

そのため、相談しながら転職を進められるメリットがあるでしょう。

ほかにも最近では、完全オンラインに対応したプログラミングスクールやサブスク型スクールなど、費用もさまざまな種類があります。

自分に合ったプログラミングスクールを利用して、中卒からのエンジニア転職を成功させましょう。

プログラミングおすすめ動画学習5選を紹介。プログラミングおすすめ動画学習5選を紹介。メリットや注意点、挫折しないコツも解説

中卒者におすすめのIT関連資格5選

資格の勉強をするエンジニア

資格を取得してスキルを磨くのもおすすめな勉強法です。

こちらでは、IT業界におすすめな資格を説明していきます。

  1. ITパスポート試験
  2. 基本情報技術者試験
  3. HTML5プロフェッショナル認定試験
  4. Oracle認定Javaプログラマ
  5. LinuC(Linux技術者認定試験)

それぞれ見ていきましょう。

1.ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITを活用するすべての社会人におすすめの国家資格です。

コンピュータを利用したCBT方式の試験のため、気軽に受験できる特徴があります。

試験内容には、

  • AI、ビッグデータ、Iot
  • セキュリティ、ネットワーク
  • プロジェクトマネジメント

などの範囲が含まれ、幅広い分野を学習できる試験です。

2.基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が定めている国家資格です。

ITエンジニアにとって、ITパスポートの上位試験となる基本情報技術者試験まで取得していれば、評価されやすい特徴があります。

少し難易度が高いため、実務経験を積んで取得する方も多いです。

資格取得することで、資格手当を貰える企業もあるので事前に確認しておきましょう。

3.HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、実務やキャリアアップに役立つ試験です。

HTMLは基礎力として押さえておきたいWeb技術のため、中卒からのエンジニア転職におすすめといえます。

資格需要も高く、エンジニアが今後身につけておきたい資格です。

Webを扱う現場で使えるため、未経験者や初心者が始めに学習したい言語でしょう

4.Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマは、Oracle社が認定している資格です。

試験の難易度に合わせて、

  • Bronze
  • Silver
  • Gold

の種類があります。

資格取得を推奨しているIT企業もあるため、まずはBronzeの資格取得から目指すのをおすすめします

5.LinuC(Linux技術者認定試験)

LinuC(Linux技術者認定試験)は、Linuxに関する技術を証明する資格です。

Linuxを扱えると実務未経験からの転職で有利になります。

エンジニアの中でもインフラエンジニアへの就職・転職を考えている方におすすめな資格です。

クラウドやDX時代において、資格需要もあるため知識を身につけておくと役立つでしょう。

プログラマーに資格はいらない?プログラマーに資格はいらない?資格を取るメリット5選と取得するタイミングを徹底解説

ITエンジニアに関する3つの質問

質問をする中卒エンジニア

ここでは、ITエンジニアに関する悩みに答えていきます。

疑問を解消してITエンジニアの理解を深めましょう

  1. PCをさわったことがなくてもエンジニアになれるか?
  2. ITエンジニアに向いている人の特徴は?
  3. 中卒からエンジニアを目指す際に気を付けること

それでは、見ていきます。

1.PCをさわったことがなくてもエンジニアになれる?

PCをさわったことがない人やタイピングができない方でも、エンジニアを目指せます。

というのも、実際に手を動かしながらパソコンに慣れていけるからです。

それよりも、ITの領域に興味があるかどうかが大切。

興味があると長く学習できるので、成果が出ると自信が得られ、活躍できるエンジニアになれるのです。

2.ITエンジニアに向いている人の特徴は?

論理的思考能力のある方は、ITエンジニアに向いています。

プログラミングをするにしても、仕様書を理解するにしても、物事をロジカルに考えられる力は必要だからです。

向いていない人の特徴としては、集中力がない方といえます。

仕事を進める上で、急な呼び出しや電話、会議などがよくあるため、自分のタスクを終わらすためにも集中力は欠かせない要素といえるでしょう。

3.中卒からエンジニアを目指す際に気を付けること

求人数が少ないことも頭の片隅に入れておきましょう。

中卒から応募できる求人には限りがあるため、自分のなりたい職種や会社を選べないこともあるのです。

未経験者を育てるのは時間がかかると思う企業は、採用を見送ってしまうこともあります。

なので、受け入れ企業が、すべてやってくれるという気持ちでいるのではなく、自ら勉強してチャンスを活かすように努力することが大切です。

まとめ:中卒からITエンジニアになるために、基礎学習と転職活動を始めよう

本記事では、中卒からITエンジニアに転職したい方に向けて、ITエンジニアになるための方法を解説してきました。

  • IT業界には、未経験や学歴なしでも目指せる環境がある
  • 中卒からITエンジニアになるには、採用してくれる企業を分析しよう
  • 就職・転職支援のあるプログラミングスクールに通う選択もある

IT業界は、成長産業でもあるため、未経験者から即戦力まで採用枠が広いのが特長です。

そのため、中卒者でもITエンジニアを目指せる環境はあるといえます。

扉は開かれているとはいえ、まだまだ求人数が少ないというデメリットがあるのが実情です。

なので、効率良く実力を上げていけるように、プログラミングスクールの検討やポートフォリオ作成を進めるなど取り組んでいきましょう。

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