20代エンジニアの平均年収はいくら?稼げる職種と年収アップの方法も解説

2024.01.17
20代エンジニアの平均年収はいくら?

「年収が高い20代エンジニアの職種を知りたい」
「20代エンジニアが年収アップする方法を知りたい」

と思うことはありませんか?

20代が年収の高いエンジニアに転職したくても、どの職種が年収が高いのかわからなくて迷ってしまいますよね。

では、20代エンジニアで年収が高い職種にはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • 平均年収が高い20代エンジニアの職種5選
  • 20代エンジニアが年収を上げる方法7選
  • 20代エンジニアが転職を成功させる秘訣

について詳しく解説します。

この記事を読めば、20代で年収の高いエンジニアになる方法がわかります

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

20代エンジニアの平均年収

平均年収を気にする20代エンジニア

20代のITエンジニアの平均年収は367万円です。

以下に、年代別の平均年収をまとめました。

全体 20代 30代 40代 50代
442万円 367万円 495万円 621万円 694万円

(参考:doda「平均年収ランキング」

30代になると全体の平均年収以上となり、40代以降は600万円を超えています。

また、全職種の平均年収は403万円なので、20代でもITエンジニアは年収の相場は高めといえます。

とはいえ、これらは年収の平均値です。

もっと稼ぐ人がいれば、年収が低くて悩んでいる人もいます。

そのため、高収入のエンジニアになるには、企業選びとどの職種で働くかが重要となります。

ITエンジニアの平均年収は?ITエンジニアの平均年収は?年収アップの4つのコツも紹介

20代エンジニアで年収が高い職種5選

年収の高い20代エンジニア

20代エンジニアで年収が高い職種を紹介します。

  1. ITコンサルタント
  2. Webエンジニア
  3. システムエンジニア
  4. プログラマー
  5. プロジェクトマネージャー

それぞれについて、詳しく解説します。

(参考:doda「平均年収ランキング」

1.ITコンサルタント

ITコンサルタントの20代の平均年収は448万円になります。

そのため、20代からすでに全体の平均年収を超える高収入の職種です。

また、全体としての平均年収が590万円と高く、30代以降になると600万円を超えています。

ITコンサルタントの特徴は、次のとおりです。

  • ITの知識で企業の課題を解決する専門職
  • 仕事では上流工程に携わる
  • ビジネススキルが求められる

ITの知識だけでなく、マネジメント力やプレゼンテーション能力などのビジネススキルがないと、仕事として成り立ちません。

とはいえ、開発業務に携わった経験のないエンジニアが多く活躍しているのも事実です。

むしろ、技術よりも知識が必要なので、未経験からでも目指しやすい職種といえます。

2.Webエンジニア

Webエンジニアの20代の平均年収は365万円です。

ITエンジニアの相場と同じくらいですが、Web業界の需要とともに将来性が高まる職種といえます。

Webエンジニアの特徴は、次のとおりです。

  • Webに関するスキルと知識を持つエンジニア
  • WebサイトやWebサービスの開発・設計に携わる
  • フロントエンドとバックエンドの制作工程がある

前提として、プログラミングスキルとWebに関する知識がないと、仕事として成り立ちません。

そのため、未経験から目指すには、若干ハードルが高いです。

ただし、Web業界の活発化を理由に、将来性のある20代は未経験でも採用されやすい傾向にあります。

逆をいえば、30代になると一気に採用率が下がるので、未経験からWebエンジニアを目指すなら、早めの転職活動をおすすめします。

3.システムエンジニア

システムエンジニアの20代の平均年収は364万円です。

平均年収だけ見ると低く感じますが、上流工程に携わる大手企業だと年収が高い傾向にあります。

システムエンジニアの特徴は、次のとおりです。

  • ソフトウェア設計が主な仕事内容
  • 主に上流工程に携わる
  • 下流工程で開発業務に携わるケースもある

大手企業の場合だと、クライアントの要望に応じてソフトウェアを設計し、現場のエンジニアに開発業務を一任します。

ただし、中小企業でエンジニアの人数が少ない場合は、上流工程と下流工程の両方に携わるケースも少なくありません。

そのため、高収入の人がいれば、低収入の人もいるのが現状です。

とはいえ、エンジニアとしての知識を高めることで、開発現場の経験がなくても大手企業で働けるチャンスがあります。

最低限のプログラミングは必要ですが、未経験で高収入を目指す人はチャレンジしてみてください。

4.プログラマー

プログラマーの20代の平均年収は364万円です。

システムエンジニアと違い、プログラマーは開発業務に携わります。

プログラマーの特徴は、次のとおりです。

  • 開発業務に携わる
  • 組み込み系やアプリなど、開発業務は多岐にわたる
  • プログラミングスキルは必須

プログラマーは、何を開発するのか、企業の規模がどのくらいなのかで年収の相場が大幅に変わってきます。

また、スキルによりけりな部分もあり、スペシャリストとして専門性を高めれば、高年収を稼ぐエンジニアも多いです。

そのため、開発現場の専門家として働きたい人は、努力次第で稼げるエンジニアになれます。

市場価値だけでなく、実力勝負で稼ぎたい人はプログラマーにチャレンジしてみましょう。

5.プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの20代の平均年収は497万円です。

ITエンジニアのなかではトップクラスに高く、全体の平均年収では686万円となっています。

プロジェクトマネージャーの特徴は、次のとおりです。

  • プロジェクトを統括する責任者
  • 企業とのやり取りから経営面まで携わる
  • ITの深い知識とマネジメント力は必須

高年収の職種とあって、求められるスキルは多いです。

経営面からITに関する深い知識、さらに統括力やマネジメント力などのビジネススキルが必要になります。

よって、プロジェクトマネージャーになるにはキャリアを積んでからが一般的です。

ただし、他の職種でマネジメント経験がある20代をプロジェクトマネージャー候補として採用する企業も少なからずあります。

実際に、エンジニア経験がない人が活躍しているケースもあるので、ぜひ目指してみてください。

ITマネジメントとは?ITマネジメントとは?重視することで得られるメリットと活性化のコツを解説

20代のエンジニアが年収をアップするための7つの方法

年収アップのために頑張るエンジニア

20代エンジニアが年収をアップするための方法を紹介します。

それぞれについて、詳しく解説します。

1.スキルアップをする

稼げるエンジニアになるには、前提としてスキルアップは必須といえます。

なぜなら、エンジニアはスキルとともに年収が上がる職種だからです。

今あるスキルを高めることで、今後のキャリアに大きく関わってきます。

とくに、現職の平均年収の相場が高い場合は、稼げるエンジニアを目指して自分磨きからスタートすることが大切です。

2.需要のある言語を覚える

需要のある別のプログラミング言語を覚えると、年収アップへとつながります。

IT業界は日々進化しているので、すでに習得している言語の需要がなくなる可能性があるからです。

とくに、近年はAIやアプリ開発の需要が高まっていることで、PythonやJavaSprictなどを用いるケースが増えています。

また、汎用性のあるRubyや、データ分析や統計解析に用いられるR言語なども稼げる言語として人気です。

ひとつの言語の専門性を高めたスペシャリストもよいですが、開発から運用までマルチにおこなうフルスタックエンジニアとして活躍の場を広げるのも、年収アップの方法といえます。

3.別職種のエンジニアを目指す

平均年収が低い職種の場合は、別職種のエンジニアを目指した方が年収アップできます。

稼げない職種の年収の相場が上がるのを待つより、需要に合わせて職種を変えた方が近道だからです。

別職種のエンジニアを目指す際のポイントは、下記があります。

  • 平均年収の相場をチェックする
  • スキルを高めるのか知識を活かすのかを定める
  • 20代後半の人はもうすぐ30代になることを踏まえる

とくに重要なのが、20代後半の人は直近で30代に突入することです。

今までは20代で将来性を買われていましたが、30代になると即戦力として求められます。

加えて、年収の相場が違えば、30代は管理職も目指せる年齢です。

年齢につれてチャレンジできる回数が減っていくので、何の職種を目指すかしっかりと考えましょう。

4.別の企業に転職する

働いている企業で稼げないなら、別の企業への転職を検討しましょう。

企業の評価制度や昇給制度の問題で年収が低くなっている可能性があるからです。

また、今の企業がそもそもあなたと合っていないとも考えられます。

事実、同じ企業で働いても、評価されない人はいつまで経っても給料は上がりません。

上司のさじ加減で評価している企業も多いので、いっそのこと転職するのも方法といえます。

5.未経験者はプログラミングスクールに通う

未経験者はプログラミングスクールに通うのをおすすめします。

独学でプログラミングスキルを習得するのは簡単ではないからです。

加えて、稼げるエンジニアになるには、プログラミングスキルはもちろん、ビジネススキルや実務スキルが必要です。

これらのすべてを学べるのがプログラミングスクールであり、あなたに合った職種のアドバイスももらえます。

とくに、中途半端にスキルを習得して、稼げないエンジニアになったらもったいないです。

高年収のエンジニアの道は最初が肝心なので、学べる環境を整備したうえでスキルを身につけましょう。

6.フリーランスになる

起業してフリーランスになるのも方法といえます。

企業で働くエンジニアよりもフリーランスの方が平均年収が高いからです。

実際に、どのエンジニア職種でも相場より100万円ほど高く、案件を獲得するほど比例して年収がアップします。

また、フリーランスだと、実力さえあれば年収に年齢が影響しません。

20代でも年収1000万円を目指せるチャンスなので、スキルに自信がある人はチャレンジしてみましょう。

7.上流工程の仕事に携わる

そもそも、高年収のエンジニアは上流工程の仕事に携わるケースがほとんどになります。

上流工程はスキルのほかにITやビジネスの知識などが必要なので、専門性に長けた人じゃないと仕事として成り立たないからです。

そのため、これまではキャリアを積んだエンジニアが上流工程に携わるのが一般的でした。

ただし、近年はITが急激に進化したことで、子どもの頃からネットが身近にある20代の方が知識が豊富になっています。

よって、上流工程に20代が携わる企業が増加しており、技術力より知識が求められる傾向が高まりました。

実際に、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなど上流工程に携わる職種は年収が高いです。

業界未経験からキャリアアップに成功した20代もいるので、ぜひ目指してください。

20代エンジニアが転職を成功させる3つのポイント

転職成功させるために資格を取得するエンジニア

20代エンジニアが転職を成功させるポイントを紹介します。

  1. 転職サイトを利用する
  2. ハローワークを利用する
  3. 資格を取得する

それぞれについて、詳しく解説します。

1.転職サイトを利用する

サポート付き転職サイトを利用すると、転職成功率がアップします。

なぜなら、年収や待遇面など希望条件に合った転職先を紹介してもらえるからです。

転職サイトで受けられるサポートには、下記があります。

  • 職種や年収など希望条件に合う求人紹介
  • 給与の条件交渉
  • 面接対策
  • 書類添削

なかには、エンジニア向けの転職サイトもあり、厳選された非公開求人から高年収の転職先を紹介してもらえるケースもあります。

現役エンジニアだけでなく、未経験からキャリアアップに成功した人もいるので、ぜひ活用してください。

2.ハローワークを利用する

ハローワークを利用すると、思いがけない好条件の求人と出会える可能性があります。

そのなかでも、IT業界の求人で多いのが中小企業やベンチャー企業です。

大手企業に比べると条件面は劣りますが、人手不足を理由に未経験者でも積極的に採用する傾向にあります。

とくに、20代は将来性が見込まれるので、企業からすればほしい人材です。

どちらかというと未経験からエンジニアを目指す人向けですが、仕事をしながらスキルを高めたい人におすすめします。

3.資格を取得する

年収の高い職種に転職するには、資格の取得は必須といえます。

プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを求める企業は、資格がない20代エンジニアを採用する可能性は限りなく低いからです。

年収アップのためにおすすめの資格は、次のとおり。

  • PMP
  • プロジェクトマネージャー試験
  • データベーススペシャリスト試験

どれも上流工程の仕事に関連する資格であり、取得するだけでエンジニアとしてのスキルや知識の証明になります。

その分覚える内容は多いですが、年収アップのためにもぜひチャレンジしてみてください。

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20代エンジニアの年収によくある質問

20代エンジニアのよくある質問

20代エンジニアの年収に関するよくある質問に回答します。

  1. 年収アップにおすすめなプログラミング言語は?
  2. 20代エンジニアで年収が低いけどなぜ?
  3. エンジニアで年収1000万円は目指せる?

それぞれについて、詳しく解説します。

1.年収アップにおすすめなプログラミング言語は?

PythonやR言語は需要高く、将来的にも稼げる言語としておすすめです。

また、GoやJavaも高年収の傾向が強く、ハイブリッド言語であるScalaも将来的な需要が高いと予測されます。

2.20代エンジニアで年収が低いけどなぜ?

理由は人によりけりですが、スキルが足りていない、または平均年収が低い職種で働いている可能性があります。

また、働く企業の評価制度に問題があり、年収が低くなっているケースも考えられます。

どちらにしても、現状のまま働いても年収アップは難しいです。

そのため、スキルアップのために学習するか、転職したり職種を変えたりして対処していきましょう。

3.エンジニアで年収1000万円は目指せる?

フリーランスであれば年収1000万は夢じゃありません

その理由は、案件をこなした分だけ報酬として稼げるからです。

加えて、フリーランスであれば実力勝負となり、年齢が関係なくなります。

また、企業の上流工程に携わるエンジニアだと、年収1000万円を稼ぐ人も少なからずいます。

ただし、年齢と経験が関係してくるので、20代だとよほど企業に貢献しない限り難しいです。

まとめ:20代エンジニアが年収アップするには、スキルアップを目指そう

本記事では、20代エンジニアで年収アップしたい方に向けて、年収が高い職種と高年収を稼ぐ方法を紹介してきました。

  • 年収を上げるためにはスキルアップは必須
  • 転職も視野に入れて別職種を目指す
  • 未経験者はプログラミングスクールに通う

20代エンジニアの年収は、年代別の職種全体で見ると高い傾向にあります。

ただし、働く職種によって差があるので、年収が低いエンジニアもいるのが現状です。

そのため、スキルアップをしながら年齢とともに年収をアップしていく必要があります。

もし20代から高年収を稼ぎたい方は、転職も視野に入れたうえで別職種を目指してみましょう。

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