フリーランスプログラマーの案件例|高単価案件の仕事をする3つの心得
「フリーランスプログラマーになりたい」
「フリーランスプログラマーの案件事情を知りたい」
と思うことはありませんか?
フリーランスプログラマーになりたいと思っても、どのような仕事をしているのかがわからなくて気になってしまいますよね。
では、フリーランスプログラマーの案件や、高単価案件の仕事をするポイントには何があるのでしょうか。
そこで今回は、
- フリーランスプログラマーの案件例
- フリーランスプログラマーになるために知っておくこと
- フリーランスプログラマーのメリットとデメリット
について詳しく解説します。
この記事を読めば、フリーランスプログラマーの案件事情がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラマーの仕事内容
プログラマーの仕事は、プログラミングをすることです。
仕事内容は、業界や事業、サービス内容によって異なりますが、ここでは次の3つを紹介します。
- Web業界…Webサービスやスマホアプリの開発
- Sler業界…情報システムやアプリケーションの受託開発
- ゲーム業界…モバイルゲームや、オンラインゲームの開発
プログラミングのほかにも、企画や仕様書の作成、テスト、運用保守など、プログラマーの仕事は、職種や案件によってもさまざまです。
フリーランスプログラマーの案件例
フリーランスプログラマーの案件には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、案件に必要なスキルや経験を見ていきましょう。
- ソーシャルゲーム開発
- ECサイト開発
- 顧客管理システム開発
- システム運用保守
それぞれ説明していきます。
1.ソーシャルゲーム開発
PHPを使用したソーシャルゲーム開発の案件です。
ソーシャルゲーム開発では、各種機能の改修や新規機能の開発実装をおこないます。
案件の事例は下記になります。
- 単価~850,000円/月
- MySQLやLinux、Gitを用いた経験が求められる
- リモートOK、業務委託契約
ソーシャルゲーム開発の実務経験や、PHPの実装スキルが必要といえるでしょう。
2.ECサイト開発
既存のECサイトで、フロントサイドの改修や機能追加をおこなう仕事です。
クライアントから要件をヒアリングするため、コミュニケーション能力は必須といえます。
案件の事例は下記になります。
- 単価~450,000円/月
- JavaScriptやHTML、CSSの経験が求められる
- Javaの知識があるとよい
HTML/CSSの実務経験があると挑戦できるので、コーダーの経験がある人におすすめです。
3.顧客管理システム開発
顧客管理システム開発の案件では、Webアプリケーションの開発経験が5年以上必要になります。
要件定義から担当するため、上流工程に携わったことがある人向けの案件です。
案件の事例は下記になります。
- 単価~650,000円/月
- Salesforceの開発経験や、プロジェクトリーダーの経験があるとよい
- リモートOK、オンライン商談OK
開発経験が5年以上必要なので、即戦力となるプログラマーが求められているといえます。
4.システム運用保守
システム運用保守の案件では、システム開発と運用保守をおこなうため、Web開発の経験が必須です。
案件の事例は下記になります。
- 単価~550,000円/月
- SQLやJavaの経験、Gitやタスク管理の知識
- 開発と保守を担当する
フリーランスエージェントの場合、担当者から企業の評判や現場の状況が聞けます。
そのため、上記のような案件に応募してもいいのか悩む場合は、事前に確認するようにしましょう。
フリーランスプログラマーが知っておくこと4選
これからフリーランスプログラマーになるには、どのようなことを知っておくとよいでしょうか。
ここでは、フリーランスプログラマーが気を付けることを紹介します。
- 事前準備
- スキルがないと案件が取れない
- 契約形態を理解する
- フリーランスエージェントを利用する
ひとつずつ見ていきましょう。
1.事前準備
フリーランスプログラマーになるには、事前に開業届を提出するのをおすすめします。
開業届を出さないことで罰則はありませんが、次のようなメリットがあるからです。
- 確定申告の際に、青色申告ができるため節税対策になる
- 屋号で銀行口座を開設できる
会社でおこなっていた年末調整を、フリーランスになると自分で確定申告をする必要があります。
そのため、申告時期に慌てないように、帳簿の付け方やお金の管理法を勉強しておきましょう。
2.スキルがないと案件が取れない
フリーランスプログラマーには、実務経験が求められることがほとんどです。
スキルがないと案件が取れないため、始めからフリーランスになるのではなく、実務経験を積んでから、フリーランスに転身するのが理想といえます。
なので、フリーランスプログラマー1年目や2年目のうちは、単価の安い案件でも挑戦して実績を積むのがおすすめです。
特定のプログラミング言語や、特定の知識に詳しいと仕事につながるので、日頃からスキルアップに励んでおきましょう。
3.契約形態を理解する
案件を受注する際は、契約形態を確認することが大切です。
フリーランスプログラマーは、業務委託契約を結ぶことが多いですが、業務委託には主に2種類あるからです。
- 請負契約・・・成果物を納品するまで支払いを得られない
- 準委任契約・・・働いた時間数に応じて支払いが得られる
フリーランスの働き方は、納期に間に合わなかったり、成果物の質が悪かったりと、万が一のトラブルも想定して無理せず案件を請け負いましょう。
4.フリーランスエージェントを利用する
フリーランスプログラマーの仕事獲得には、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。
エージェントを利用することで、案件を提案してもらえるからです。
例えば、本業が忙しい人にとっては、案件獲得に時間を割けない場合もあります。
フリーランスエージェントを利用すると、こうした手間のかかる営業活動を代行してくれたり、福利厚生を受けられたりするため、メリットが大きいといえるでしょう。
高単価案件の仕事をする3つの心得
ここでは、高単価案件の仕事をするポイントを紹介します。
今よりレベルアップするために次の3つを心得ておきましょう。
- 複数のプログラミング言語を習得する
- マネジメントに挑戦する
- 開発経験を積む
それぞれ見ていきます。
1.複数のプログラミング言語を習得する
複数のプログラミング言語を習得すると、案件の幅も広がります。
ひとつのプログラミング言語から受注できる案件は、限りがあるからです。
とはいえ、どのプログラミング言語を学ぶかは、キャリアプランによって変わってきます。
なので、需要のある言語やIT技術のトレンドを参考に、複数のプログラミングを習得できるようにしましょう。
2.マネジメントに挑戦する
高単価案件の仕事をするために、マネジメント経験があると有利です。
なぜなら、高単価案件の中には、プロジェクトリーダーの経験を求めるところがあるから。
一般的に、マネジメント経験があると、歓迎されることが多いです。
そのため、次のキャリアを考えたい人や、年収アップしたい人は、マネジメント職に挑戦するとよいでしょう。
3.開発経験を積む
そもそも案件が取れない人には、開発経験を積むことをおすすめします。
プログラミングスキルは、どれだけ案件に携わってプログラミングしてきたかが重要だからです。
フリーランスプログラマーの求人を見ると、開発経験の年数を記載しているところがあります。
受注したい案件があれば、開発経験を満たして案件に参画できるようにしましょう。
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フリーランスプログラマーのメリット3選
フリーランスプログラマーのメリットには、どのようなものがあるでしょうか。
これからフリーランスプログラマーになりたい人は参考にしてみてください。
- 在宅で働ける
- 案件を選べる
- 高収入を目指せる
それぞれ説明していきます。
1.在宅で働ける
フリーランスプログラマーのメリットのひとつに、リモートワークできることがあります。
在宅ワークができるところは、フリーランスプログラマーの良さといえるでしょう。
とはいえ、在宅で働けることは、スキルがあることが前提です。
そのため、求められるスキルに対応できるように、技術を磨いていきましょう。
2.案件を選べる
案件を選べることもフリーランスプログラマーのメリットといえます。
これまでの経験や実績のある分野から、自分で案件を選べるので、会社員と比べて働きやすい特徴があるです。
- 客先常駐
- リモート案件
- 週〇~〇日からOK
とはいえ、実務経験やスキルがなければ案件は選べません。
実務未経験の場合は、リモートワークができないこともあるので、募集要項の確認は入念におこないましょう。
3.高収入を目指せる
フリーランスプログラマーは、会社員プログラマーと比べて高収入を目指しやすいでしょう。
技術があれば単価も上がるからです。
フリーランスプログラマーと会社員プログラマーの年収を比べると下記のとおり。
フリーランスプログラマーの年収 | 480~720万円(月単価40~60万円) |
会社員プログラマーの年収 | 約434万円 |
(出典:求人ボックス)
会社員プログラマーの実績を積んで、フリーランスに転身する事例はよくあります。
フリーランスプログラマーのデメリット3選
ここでは、フリーランスプログラマーのデメリットを見ていきます。
フリーランスのメリットとデメリットを理解しましょう。
- 確定申告をする必要がある
- 収入が不安定になりやすい
- 孤独を感じることもある
それぞれ説明します。
1.確定申告をする必要がある
フリーランスプログラマーのデメリットに、確定申告が必要なことがあげられます。
毎年確定申告をするのは、慣れないうちは労力のかかる作業です。
そのため、フリーランスプログラマーの中には、税理士に依頼する人もいます。
2年目、3年目と確定申告の経験をしていくことで、慌てずにできるようになるため、1年目のうちは詳しい人に相談しながらおこないましょう。
2.収入が不安定になりやすい
フリーランスは、収入が不安定になりやすいと言われています。
仕事を選べるメリットはありますが、有期契約のため雇い止めされやすいリスクもあるのです。
いくら優秀なプログラマーとはいえ、フリーランスは外注に過ぎません。
そのため、万が一に備えてフリーランス向けの保険に加入することも大切です。
3.孤独を感じることもある
フリーランスプログラマーのデメリットに、孤独を感じることがあげられます。
誰かに雇われているわけではなく、一人で作業を進めていくため、フリーランスの働き方が合わない人もいるのです。
精神的にストレスを感じやすい人は、コミュニティに所属することがおすすめ。
IT業界は、体調を崩して離職する人も多いと言われているので、メンタル不調にならないように、日々の自己管理を徹底していきましょう。
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プログラマーに関する2つの質問
ここでは、プログラマーに関する疑問に答えていきます。
疑問を解決してプログラマーの理解を深めましょう。
- フリーランスプログラマーがやめとけと言われる理由は?
- プログラミング案件は初心者でもできる?
それぞれ説明していきます。
1.フリーランスプログラマーがやめとけと言われる理由は?
フリーランスプログラマーがやめとけと言われる理由は、下記のようにさまざまあります。
- 収入が不安定になりやすい
- スキル不足は、案件が取れない
- 会社に雇用されていないため、信頼性に欠ける
とくに50代以降の年代や、フリーランスの働き方を理解していない場合、やめとけと言われることもあるでしょう。
2.プログラミング案件は未経験でもできる?
プログラミングの案件を未経験から受注するのは難しいです。
プログラミングは高い専門性が必要なため、必ず経験が問われます。
そのため、副業でもいいので、実務経験を積むことがおすすめです。
プログラミングの技術に不安がある場合は、プログラミングスクールに通うのも選択肢のひとつでしょう。
プログラミングスクールでは、現役エンジニアの指導や案件の取り方など、丁寧にサポートしてくれます。
フリーランスになるためのプログラミングスクールの選び方を10個のポイントで解説!
まとめ:フリーランスプログラマーになって、高単価案件の仕事を取ろう
本記事では、フリーランスプログラマーになりたい人に向けて、案件の事例やフリーランスのメリットとデメリットを紹介しました。
- フリーランスプログラマーは、スキルがないと案件獲得は難しい
- 高単価案件の仕事をするには、プログラミングスキルや開発経験が必須
- フリーランスプログラマーは収入が不安定になりやすいが、高収入を目指せる
フリーランスプログラマーが案件を獲得するためには、プログラミングスキルと開発経験が求められます。
会社員プログラマーと比べて、案件を選べたり、自由度の高い働き方ができたりすることはメリットではありますが、必ずデメリットもあるのです。
そのために、フリーランスエージェントを利用するなどして、フリーランス向けのサポートを活用していきましょう。
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