フリーランスプログラマーとは?なり方や初心者におすすめの案件サイトなどを解説

公開日: 2025.01.31
更新日: 2025.01.31

フリーランスプログラマーとは、企業に属さず自分のスキルを活かして案件ごとに仕事を請け負う働き方です。自由な働き方や高い収入を目指せる一方、自己管理能力や営業力が求められるため、さまざまな準備が欠かせません。

そのため「未経験からフリーランスとして活動するのは難しいだろう」と諦める方も多いですが、実は初心者向けの案件やサポートを提供するサイトも多く、工夫次第で着実なキャリア構築が可能です。

本記事では、フリーランスプログラマーになるためのステップを解説し、初心者にも取り組みやすい案件サイトを紹介します。自分に合った案件を見つけ、スムーズに独立するためのポイントも押さえていきましょう。

フリーランスプログラマーとは

冒頭でも述べていますが、フリーランスプログラマーは、会社に所属せず個人で仕事を請け負うプログラマーのことを指します。

業務内容はWebサイトやアプリの開発、システム構築、プログラムの保守・運用など多岐にわたります。企業や個人から依頼を受け、要件に応じて設計やコーディングを行うのが主な仕事です。

勤務場所や時間に縛られない自由な働き方が最大の魅力で、在宅やカフェなどで仕事を進めることも可能です。

案件は一般的にクラウドソーシングや自身の人脈を活かして獲得します。スキル次第で高収入も期待できますが、納期管理や営業など自己管理能力が必要不可欠となります。

フリーランスの定義と種類

フリーランスという言葉は広い意味合いで使われるので、定義としては「企業や組織と雇用契約を結んでいるか否か」で決まります。一般的に雇用契約を結んでいないのであれば、フリーランスに該当します。

ひとえにフリーランスといっても、大きく2種類があり、それは「独立して働くプログラマー」と「副業として働くプログラマー」です。

独立して働くプログラマーとは、いわゆる企業に属さずフリーランスとして生計を立てるプログラマーです。クラウドソーシングサイトを活用するほか、企業と直接契約することも多く、安定した収入を得るため高い技術力や継続的な営業活動が求められます。

一方の副業として働くプログラマーとは、本業を持ちながら副業としてプログラミング案件をこなすタイプです。休日や仕事終わりの時間を活用し、報酬を得るケースが一般的です。

短期案件や小規模な開発業務を中心に取り組み、スキルアップや副収入を目的とすることが多いです。将来的に独立を目指す人もいますが、しっかりとした時間管理が大切になります。

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フリーランスプログラマーになるメリット・デメリット

この章では、フリーランスプログラマーとして働くメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

最大のメリットは、自由であることです。

フリーランスプログラマーは働く場所や時間が自由で、自宅やカフェで仕事をすることも可能です。自分のペースで仕事を進められるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができます。

さらに多種多様な案件に挑戦することでスキルを広げられたり、特定の分野で専門性を磨くチャンスも得られたりします。成果に応じた報酬を得やすく、会社員時代よりも高収入を目指せる可能性もあります。

また複数のクライアントと契約することで収入源を分散できるなど、工夫次第でリスクを抑えた働き方ができる点もメリットです。

デメリット

一方のデメリットとしては仕事の安定性が低く、案件を自力で探さなければならないことです。会社員の雇用契約とは異なり、仕事が途切れる可能性が高いからです。

仕事が途切れたらその都度営業活動やクライアントとの交渉、スケジュール管理もすべて自分で行うため、労力がかかります。もちろん収入が不安定になりがちで、繁忙期と閑散期で大きく差が生じることもあります。

社会保険や年金も自分で手配する必要があるため、会社員時代よりも経済的リスクはどうしても高くなります。また案件を受けすぎるとワークライフバランスが崩れ、体力的・精神的な負担が増える点も注意が必要です。

プログラマーがフリーランスとして独立するには?

ここでは、プログラマーがフリーランスとして独立するための代表的な方法を紹介します。

正社員から独立する

正社員から独立する場合まずは現職で実務経験を積み、スキルや実績を蓄えます。信頼できるクライアントや同僚との人脈を構築し、副業で小さく案件を受け始めるのが一般的です。

そして一定の収入が見込めるようになった段階で退職し、フリーランスに転向します。また社会保険や税務手続きなど、独立後の生活基盤も事前に整える必要があります。

正社員経験があることで、案件獲得時の信用度が高まるのもメリットでしょう。

プログラミングスクールから独立する

プログラミングスクールから独立する場合は、スクールでの学習期間中に基礎から応用まで幅広くスキルを身に付けます。

スクールの就職支援を活用のうえ、いち早く企業で働き始め、実績を積むのが一般的です。スクールによってはフリーランス向けの案件紹介サービスもあるため、これを活用して直接独立するケースもあります。

未経験からの挑戦でも、転職や独立への明確かつ確実なルートが描けるのが特徴です。

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独学で身につけて独立する

独学で身に付けて独立する場合は、オンライン教材や学習プラットフォームを使い、必要なスキルを自力で学びます。まずは簡単な案件から始めて、ポートフォリオを作成して実績を積みながら、徐々に難易度の高い案件を受けていく流れが一般的です。

SNSやクラウドソーシングサイトで案件を探し、信頼を築くことで本格的にフリーランスとしての活動が可能になります。最初は小さな案件をこなしつつ、実績と経験を武器に徐々に大きな案件を受注していくことで、収入を上げることが可能になります。

フリーランスプログラマーになるために必要な準備

この章ではフリーランスプログラマーになるために必要な、事前準備を紹介していきます。

1.必要書類を提出する

フリーランスプログラマーになるためには、必要書類の提出が欠かせません。

まず個人事業主として活動する場合は税務署で「開業届」を提出し、確定申告時の青色申告を申請します。青色申告により、税制上の控除を受けられるため、節税効果が期待できます。

加えて、業務で使用する専用の銀行口座の開設もしたほうがいいでしょう。またフリーランス向けの国民年金や健康保険の切り替え手続きも必要です。

これらを早めに準備のうえ、スムーズに独立できる体制を整えましょう。

2.金銭面の計画をする

金銭面の計画も独立には不可欠となります。フリーランスは独立したてはとくに収入が安定しない可能性があるため、数か月分の生活費を貯金しておくのが理想的です。

また案件によっては報酬の支払いが遅れる場合もあるため、キャッシュフロー管理も重要になります。必要経費や税金、保険料も見込んで予算を立て、家計のバランスを維持する計画を立てましょう。

フリーランス保険や事業用のクレジットカードの利用も、万が一のリスクに備える手段として有効です。

3.備品や通信環境の整備

備品や通信環境の整備も重要です。自宅で仕事をすることが多いことから、パソコンやディスプレイ、キーボードなどの快適な作業環境を用意しておくのが望ましいでしょう。

とくにプログラミングは高い処理能力を求めるため、ある程度性能の良いPCを選ぶことが推奨されます。さらにオンライン会議やデータのやり取りも多くなるため、安定した高速インターネット環境の整備も必須です。

フリーランスプログラマーの案件獲得方法

この章では、フリーランスプログラマーの一般的な案件獲得方法をご紹介します。

フリーランスエージェントを利用する

フリーランスエージェントを利用することで、案件を効率的に獲得できます。エージェントは企業とフリーランスのマッチングを専門としているため、高単価かつ長期の案件を紹介してもらえる可能性が高いからです。

契約や報酬の交渉もエージェントが代行してくれるため、交渉に不慣れな人にも安心です。ただし報酬の一部を手数料として支払う必要があるため、事前に条件を確認しましょう。

初めてのフリーランス独立なら、信頼できるエージェントのサポートは心強い存在となります。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングは、初心者でも手軽に案件を見つけられる方法として知られています。

たとえば「Lancers」や「クラウドワークス」などのサイトを使えば、幅広い案件が検索できます。短期の案件が多いため、スキルを磨きながら働けるのがメリットです。

また完全リモートで対応できる案件も多く、働く場所や時間を自由に調整できます。とはいえ競争が激しく、低単価の案件も多いため、最初は実績を積んで評価を上げることを目的に始めるのがいいでしょう。

友人・知人経由で紹介してもらう

友人・知人を通じた紹介は、信頼性の高い案件を獲得する有効な手段です。素性の知れた友人および知人から紹介してもらうことによって、契約や報酬の交渉も円滑に進むことが多いです。

とはいえ取引先とのトラブルがあると、紹介元の知人や友人にも影響をきたす可能性もゼロではありません。紹介に限らずですが、誠実な対応がさらに紹介を生む好循環をもたらします。

レジュメ経由でスカウトを受ける

レジュメ(履歴書・ポートフォリオ)経由でスカウトを受ける方法もあります。

「LinkedIn」や「Wantedly」などのプラットフォームに自身の実績を公開することで、企業から直接スカウトを受けることが可能です。スカウト案件は企業が自らオファーを出すため、条件が良い場合が多く、採用につながる確率も高まります。

ポートフォリオには自分の強みを効果的に示し、プロジェクトでの具体的な成果を盛り込むと効果的です。

ビラ配りをする

ローカルな案件や店舗向けの仕事に効果的な手法です。

ビラにサービス内容や過去の実績、連絡先を載せて配布することで、ターゲット層にアピールできます。

地元の商店街や展示会など、ターゲットに合った場所で配布するのがポイント。シンプルながらも意外なつながりを生む可能性がある手法です。

フリーランスプログラマーの案件獲得におすすめのサイト

フリーランスプログラマーの案件獲得におすすめのサイトを紹介します。

1.レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはIT業界に強いフリーランスエージェントで、高単価な案件が豊富に揃っています。

とくにエンジニアやクリエイター向けの案件が多く、平均月単価が高水準なのが魅力。専任のコンサルタントがサポートし、契約から稼働後まで手厚いフォローが受けられます。

東京や大阪など都市部の案件が中心ですが、リモート案件も拡充中。未経験者向けの案件は少ないため、ある程度の実務経験がある人に適しています。

2.TechStock

TechStockは傾向としてはフリーランスエンジニア向けのエージェントで、AIやクラウド、ブロックチェーンなど最先端分野の案件も多く取り扱われています。

業務委託案件を中心に長期のプロジェクトが多いため、安定収入を目指せます。平均月単価も比較的高く、専門性の高いスキルを持つ人に向いています。

スキルシートの作成や契約面のサポートも充実しており、働きやすい環境が整っています。AIやデータ関連に強いエンジニアにはおすすめです。

3.ランサーズエージェント

ランサーズエージェントは、クラウドソーシングサイト「Lancers」運営のフリーランス向けエージェントで、豊富な案件数が魅力です。大手企業の案件も多く、未経験者向けの案件も含まれています。

フリーランスに特化した福利厚生制度があったり、手数料も比較的低めだったりと、フリーランスに嬉しいサポートが魅力。短期・長期両方の案件が揃っており、専任コーディネーターが適した案件を紹介してくれるため、スムーズな案件獲得が可能です。

4.クラウドワークス

クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトで、初心者から高度な実績をもつ経験者まで幅広く活用されています。案件数と種類が非常に多いのが特徴で、IT系のほかライティングやデザインも充実しています。

短期案件や単発の仕事が多く、実績を積む場としても有効です。手軽に応募できる一方、単価が低い案件もあるため、スキル向上とともに高単価案件を狙う工夫が必要です。

副業や初めてのフリーランスにも、実績を0から1にするのにおすすめです。

5.Midworks

Midworksはフリーランス向けのエージェントで、正社員並みの保障制度が整っている点が最大の特徴です。たとえば収入の安定を重視する人向けに、案件が見つからない場合の報酬保証が用意されているなどです。

会社員として働きつつ、リスクを抑えながら安心して独立した働き方を選びたい方におすすめです。また稼働日数が少ない案件やリモート案件も多く、副業としての活用も可能です。

都市部の案件が中心ですが、柔軟な働き方を望むエンジニアに適したサービスです。

フリーランスプログラマーを目指せるおすすめのプログラミングスクール5選

この章では、フリーランスプログラマーを目指せるおすすめのプログラミングスクールをご紹介します。

1.DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPでは、プログラミング初心者向けの基礎から、転職時に即戦力となる高度なスキルまで、幅広い学習ニーズに対応したカリキュラムを提供しています。  

また学習中の疑問や不安を解消するため、専任のライフコーチがサポートを担当。定期的な面談を通じて学習の進捗を確認し、挫折することなく目標達成へ導いてくれます。

さらに教育訓練給付金の対象となっており、活用することで授業料の70%が返金される点が大きな魅力です。

これによって効率的にスキルを身につけられることはもちろん、転職やキャリアアップを目指す人に最適な環境が整っています。初心者でも安心して知識を深められるのがDMM WEBCAMPの大きな強みです。

>>DMM WEBCAMPのコース一覧を見る

2.COACHTECH

引用:COACHTECH

COACHTECHの魅力は、実践的な開発スキルを習得できる体系的なカリキュラムにあります。受講者がWebアプリ開発の技術を学んだ上で、プロのエンジニアと一緒に実際の開発案件に携われる仕組みが強みです。

また案件参加を通じて得た実績は、転職活動や案件獲得の際に有利に働くため、フリーランスエンジニアを目指す方にも最適。スキル習得から実務経験、そしてその後のキャリア形成までを一貫してサポートしてくれるため、即戦力として活躍するための道筋が明確になるでしょう。

3.侍エンジニア

引用:侍エンジニア

累計指導実績は45,000名以上のSAMURAI ENGINEERは、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業として、経済産業省に認定されているスクールです。受講者は、最大70%の受講料支給を受けられるため、コストを抑えつつ質の高いプログラミング教育を受けることが可能です。

また転職保証コースで内定が出なかった場合、条件はあるものの受講料を全額返金する制度も整っています。金銭リスクを減らしつつ安心して学びたい方におすすめです。

4.テックアカデミー

引用:テックアカデミー

テックアカデミーもリスキリングを通じたキャリアアップを支援しています。期間限定の対象講座では70%のキャッシュバックが可能で、無料相談も提供されています。

「はじめての副業コース」では、Web制作に必要なスキルを学び、最短4週間で副業を開始できます。仕事の紹介として5万円分の案件提供や、作業から納品までのサポートがあり、安心してスタートできるため、フリーランス独立にも最適です。

また「Webエンジニア転職保証コース」では、転職保証制度が付いており、履歴書や面接対策のサポートも充実しています。さらにWebデザインやプロンプトエンジニアリング、Python、Javaなど、多様な専門コースが用意されており、個々のニーズに応じた学びが可能です。

5.忍者CODE

引用:忍者CODE

未経験からプロを目指すWeb制作・プログラミングのスクール「NINJA CODE」では、挫折しないオンライン学習を提供しています。

経験豊富なメンターによる手厚いサポート、実務を重視した実践的なカリキュラム、そして業界最安クラスの受講費用から高い人気があります。とくに現役クリエイターからの指導を受けながら課題制作を行い、ポートフォリオを作成できる点が評判です。

また追加費用が発生しない独学プランがあったり、コースの種類が豊富だったりと、多様なニーズに対応しています。

まとめ

フリーランスプログラマーは、自分のスキルを活かし、自由に働けるプログラマーのことです。この記事ではフリーランスになるためのステップや、初心者に適した案件サイトを解説しました。

とくに案件サイトの活用は、初めての仕事を得るための重要なポイントになります。選ぶ際には自分の技術や興味に合ったものを見つけることが成功の鍵といえるでしょう。

リスクを最小限にしつつ小さく実績と経験を積みながら、ぜひフリーランス独立を目指してみてはいかがでしょうか。

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