もっと社内のことを知って欲しい。大手企業の広報担当者が選んだ手段とは?
こんにちは、Webスク・WebCamp(ウェブキャンプ)です。
先週、WebCampを卒業された5月生の望月夏希さんにインタビューをしました!
1300人に向けたメルマガ、上がらない開封率
ー いまはどんなお仕事をされていますか?
IT系企業にて、所属部門の広報を担当しており、主に部門内ニュースを月一回、メールマガジンにて配信しています。
私の部門だけで1300人もの社員がいますが、たくさんの部署で成り立っているため隣の部署がどんなサービスや商材を扱っているのか、分からないくらい大きい会社です。
メールマガジンを配信するようになったきっかけは、会社のポータルはあるものの、日々の業務に追われ、あまり見る人がいなかったり、きちんと共有されるべき情報が共有されていなかったりという状況だったからです。
周りからもそんな声が聞こえてきたので、リマインドの意味も含め、情報をきちんと共有するための手段の一つとして、メールマガジン立ち上げに携わり、3年ほど経ちます。
メールマガジンの内容は、部門に関係するプレスリリースをはじめ、イベント・セミナー情報、市場分析、部署の紹介やサービスの解説、他部門の情報、などなど、今でこそ色々なコンテンツで成り立っていますが、最初の頃はコンテンツも少なくリッチな情報も少なかったので、あまり興味を持ってもらえない状況が続きました
デザインやイラストの工夫が功を奏す
ー そこから、どういう工夫をなされたのですか?
まず、メールマガジンを読まなければいけないものという強制的なもの、単なる業務メールにしたくありませんでした。
また、どちらかというと堅い社風の会社なので、普段何気なく読むメルマガくらいは、肩肘張らずに読みはじめられるよう、柔らかい言葉の表現や分かりやすい文章を心がけました。
メルマガのトーンは柔らかいけど、結構大事なことが載ってるようなテイストです。ちょっとした遊び心も忘れずに入れました。
コンテンツについても編集メンバーが記事を書くだけでなく、他部署に担当してもらえるようなコーナーを考え、実際に記事を書いてもらうなどして周りを巻き込んでいきました。
自発的に「情報を発信したい」と参加してくれる方もいましたよ。
そうしていくうちに、はじめはテキストだけのメールマガジンも内容が充実し、テキストのボリュームが増えていきました。
テキスト形式のメールマガジンに限界を感じていた頃に思いついたのが、PDF版です。メールマガジンの内容をフリーペーパーの紙面のようにしたものに作り替え、それをPDFにしたものをメールに添付して、配信するようにしました。
その形にしたら一気に表現の幅が広がったため、たまたまイラストを描くことが得意だった私は、部課長の似顔絵を描いて載せたり、コンサルティングの部署を紹介する際は、「難しい内容を取っ付きやすくするようにイラストを交えて紹介するなどの工夫をしました。」更には社長をモデルとしたキャラクターを作る機会があり、一度メールマガジンに載せると、それを知った全社向け社内報の担当者が気に入ってくれ、社内報にそのキャラクターを使いたいという依頼があった時はとても嬉しかったです
そうやってメールマガジンの存在や認知度が上がり、また他部門の方にノウハウを聞かれるようにもなりました。社内の情報交換の活性化になったのは良かったと感じています。
次のミッションへ
ー 広報としての次の目標はありますか?
今後は、メールマガジンの専用Webサイトを作ることを目標としています。
Webで見れるようになると良いねという話が出たので、PDFを切り貼りし「Webっぽく見える」サイトを一応作りましたが、PDFを貼り付けているだけなので、物足りないし、できることが限られてしまいます。
徐々に増えた読者の皆さんに、もっと見やすくなったサイトを見て欲しいという思いから、勉強しようと学校を探すとWebCampと出会いました。
続かなかった前のスクール
ー 実際、WebCampで学んでみていかがでしたか?
申し込んだ時は「Camp」という言葉から短期間を想像し、必死にやる一ヶ月もいいのではないか?と思い、参加しました。実は7年ほど前に別のスクールに通っていましたが、生徒の数に対して講師の数が少なく、質問の対応が遅くなることがほとんどでした。そういう感じだったので分からないところが分からないまま積み上がっていきました。
また、黙々と自主学習をする学習形態が、私には合わなかったので息詰まってしまい途中で辞めてしまいました。
WebCampは講師の目が行き届く範囲の生徒数だったので、分からないところはすぐに聞くことができました。
恥ずかしいと思うような初歩的な質問にもwelcome!な雰囲気で答えてくれましたよ。
授業外ではチャットを使い、リアルタイムで質問できるのはとても助かりました。
朝早く出社したり昼休みに時間を作って勉強したり、会社が終わってから勉強したりして1日、平均2~3時間ほど勉強時間にあてました。
コーディングを理解できるか不安でしたが、思っていたよりHTMLの勉強はとても楽しく、ちょっとコーディングしてみて、すぐに形になっていく様子が面白くてどんどんはまっていきました。
ポートフォリオの紹介
ー 望月さんが作られたポートフォリオのポイントをご本人に解説していただきました!
ゴルフ教室のサイトにしました。「自分がゴルフ教室をやるなら、どんなサイトにしようか?」と思ったからです。というのも、自分がゴルフ教室を探している時に思ったのですが、きらびやかなファッション性や、銀座や六本木などの立地条件などを押し出した印象のサイトが多かったので、純粋なスポーツとしてのゴルフの楽しさを伝えたいと思いました。
意識したのは、トップページの画像の選定です。ゴルフの魅力が伝わるような、爽快感のあるダイナミックな画像選びに力を入れました。
また背景も、芝生を意識した緑のグラディエーションにして、爽やかなゴルフ場をイメージできるようにしています。
今は無料でHPを直感的に作れるサービスも多く、テンプレートを使えば簡単に綺麗なサイトがつくれます。でも、自分のサイトを持つときには、「もっとこうしてみたい」と、こだわりを出したい部分があると思うんですね。Webデザインができれば、単なるテンプレートのサイトではなく、オリジナリティが出せるのが嬉しいです。
5月生の4週目の最終講義ので発表会の様子。一ヶ月で制作したWebサイトを各々プレゼンします。
一ヶ月だから集中的に頑張れた
ー 振り返るとこの一ヶ月はどうでしたか?
とても新鮮な一ヶ月でした。一ヶ月自分なりに取り組んでみるというのもWebcampに入ったひとつの目標でした。
わからないこともたくさんある中で、予習・チャット・参考本などを活用して一ヶ月間ハングリーに頑張りました。
学校がなければ、その時の気分に左右されて、自分のペースで勉強する時としない時が出てきてしまうと思うんですね。
でも、学校という場所があり、しかも一ヶ月という期間が設定されているので、「一ヶ月だけなら集中して頑張ろう!」と思えました。
ー 最後にこれから学習する人にひとことお願いします。
やっぱり目的を持って取り組むことが大事だと思います。そして一ヶ月という短い期間をどんな一ヶ月にするかを自分で決め、取り組むことが大事ではないでしょうか。
私がいた5月生では、自分のお米を売るためのサイトを作る人、ブロガーとして生計を立てているから、ブログのデザインをより良くしたい人、転職や就職のための人も多く、目的を持っている人が多かったです。
私も5月はゴルフの練習は止め、一ヶ月という短い期間は集中して勉強しました。そういう目的意識を持って取り組むことはとても重要だと思います。
ー 望月さん、本日はありがとうございました!
1ヶ月でプログラミングを学習する!WebCampについて
WebCampは1ヶ月でプログラミング・Webデザインスキルを学ぶ通い放題のプログラミングスクールです。
「プログラミングを学習してみたい」
「将来性のある高いスキルを身に着けたい」
「未経験からIT業界に転職したい」
以上に当てはまる方は、ぜひこの機会に一緒に学んでみませんか?
▼未経験から1ヶ月でWebデザイン・プログライミングを学びたい方はこちら!
転職保証付き!WebCampProについて
WebCampProは、転職保証のある3ヶ月間のプログラミングスクールです。
即戦力になれるカリキュラムと圧倒的に丁寧なキャリアポートで、転職後の離職率は1%(2019年4月実績)です!
「エンジニアとして転職したい」
「今の仕事に行き詰まりを感じている」
「手に職をつけたい」
以上に当てはまる方は、お気軽に無料の相談会にお越しください!
▼IT未経験からエンジニアに就職・転職したい方はこちら!