【採用、評価される為の極意】仕事が出来ないパート主婦からの卒業!
はじめに
出産などを機に、正社員だった女性が退職して、子育てが一段落した後で、パートに出ることはよくあることです。主婦向けの求人サイトでは、フルタイムで働くのではなく、隙間時間を生かして働こうという方向けに、扶養内OK、ブランクOK、週3日からOKなど、魅力ある言葉が並んでいます。
子供の世話などプライベートな時間と両立させたい思いを持つ主婦にとって、こうしたパートタイムの仕事は応募もしやすいものでしょう。一方で、仕事から離れている間のブランク期間は、仕事復帰のための不安要素の一つです。今回は、こうした不安を持つ方に、どうすればいいかということを書いていきます。
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ミスを起こさないようにする対策
久しぶりに仕事の現場に戻る緊張感、職場で仕事ができない人だと思われないように、気をつけなければと思うほど、裏目にでることがあるものです。
一般的に、パートタイマーは正社員に比べて気楽な立場と思われがちですが、そんなことはありません。今では、ギリギリの人数でやっているところも多く、それなりの期待感を持って迎えられることもあるのです。
最初が肝心、ここでは、職場内で仕事ができない人だと思われないようにするための処方箋を出していきたいと思います。
メモの使い方
メモと聞いて、えええと思った方、ご安心ください。これは、あくまでも仕事の手順書やマニュアルがあって、それらに補足して自分なりに教えてもらった仕事の要点をメモするという意味です。
最初にお断りしておきますが、こういった前提条件なしに、いきなり、仕事で教えられたことは、全部メモを取れといったような雰囲気がある会社は、即座に辞めていいのです。
こういった会社は仕事のやり方が非能率だし、また、言い伝えで仕事が引き継がれているので、ボス格の社員がマウント取る傾向があり、社内の雰囲気が悪いことが多々あります。
それにも増して、大きなミスが生じたり、それによって、会社に損失が出るのを新人や契約社員、あるいはパート社員といった立場の弱い人のせいにするようなところもあるので、早々に出て行った方が身のためです。
それでは、本題に戻りましょう。最初に仕事を教えてもらうときは、手順書やマニュアルに沿ってレクチャーを受けるわけですが、それでは仕事内容を理解しきれないところがでるものです。そこで、手順書やマニュアルに自分なりの補足をして、それを見ながら仕事をしていくことになります。
もし、この段階で、手順書やマニュアル自体を修正してもらった方がより良いものができそうだと思ったら進言してみるといいでしょう。そういった意見をどんどん取り入れてもらえる会社なら、貴方もやる気も出るだろうし、風通しの良い職場なので、予定よりも長く勤めることを考えてもいいかもしれません。
確認の重要性
パート社員に限らず、フルタイムの正社員であっても、新しい職場に配属された当初は、仕事内容などわからないことだらけでしょう。手順書やマニュアルなどでレクチャーを受けても、仕事をやりながらも、その都度、新たな疑問が出るので、質問をしながら補足と復習を繰り返すということになります。
疑問が生じたら、その場ですぐに質問し、回答をもらったら即、実践しましょう。まとめて質問しようと思っていると、どういう疑問が沸いたか忘れてしまうこともあるので、できるだけ早く対処することに越したことはありません。
ここで、教えている側にすれば、仕事を覚えるのに時間がかかっていることに対し、1ヶ月たったのに覚えてないのか、といったことを言う人もいますが、フルタイムの正社員は毎日仕事をやるのに対し、パートタイムは月の半分くらいしか仕事をしないので、そこでハンディキャップが生まれることを認識していない場合も多いです。
野球のバッターで言えば、レギュラー選手は毎試合出ますが、代打要員は少ないチャンスで結果を出さないといけないのと同じですね。それだけパートタイマーは慣れるまで大変なのですが、そういったハンディが最初からあると思っていれば、仕事復帰してすぐに使えないと思われたくないというプレッシャーから解放されるのも早くなると思います。
隙間時間の使い方
仕事復帰しても、最初のうちは隙間時間がなかなか取れないかもしれませんが、与えられる仕事も助走期間は少なめになることが多いものです。規定の勤務時間よりも30分ほど早く終わったりするような状況があれば、それを勉強時間として有効利用しましょう。教えてもらったことを復習するという意味です。
こうしていくと、仕事を覚えるのも早くなるのではないでしょうか。もし、そういう時間がなかったり、自分が仕事を覚えるのが遅いかなと感じるようであれば、通勤時間や家事の合間にでも勉強する時間を設けるといいでしょう。それは賃金支払いの対象にはならないのですが、仕事復帰して、慣れるまでの最初の数日は必要なコストと割り切るのも必要かもしれません。
パートの仕事内容解説
主婦のパートタイムの仕事もいろいろありますが、基本的には身体的負担があまりないものを選ぶことになることが多いでしょう。大きく分けて、主婦のパートタイムは、オフィスワーク系と接客系、裏方系に分けられますが、それ以外に、在宅ワークという働き方も最近では多くなっていますので、ここでは、これらの観点から書いていきます。
オフィスワーク系の仕事
オフィスワーク系の仕事は、一般的には会社や士業系の事務アシスタントの仕事がイメージしやすいでしょう。それ以外にもコールセンタースタッフや、医療機関の事務スタッフもオフィス系になっていることが多いです。
基本的な仕事は、オフィスでの電話のやり取りと、パソコンのデータ入力がメインとなるので、身体的負担は軽いです。勤務もたいていの場合、土日祝日が休日になることが多いので、ご家族との日程調整はしやすくなります。未経験者でも歓迎というところも多く、子育てが一段落した後に、パートに出るには適した仕事が多いこともメリットの一つです。
難点の一つは、職場の人数が少ない場合、子どもが病気をしたときなど休みづらい雰囲気があったり、パソコンの事務アプリケーションであるWordとExcelが使えることが条件になっていることも多々あるので、最近はありがちな、スマホオンリーのユーザーだと、事務系のパートが探しづらいということがあります。
従って、独身時代にパソコンを使った仕事をしていた人や、プライベートでパソコンを使っている人なら、スムーズに仕事復帰できるのではないでしょうか。そうでない方は、市役所などでやっているパソコン教室に行ってみるなど、プライベートで使うような形を取ればいいかと思います。
接客系の仕事
接客系の仕事と言えば、代表的なものとして、スーパーやコンビニのスタッフ、レストランやカフェの店員が挙げられます。学歴や事務スキルなどは求められませんが、第一印象の明るさや笑顔など対外的な印象が良いことが採用の条件になります。
基本的に、土日祝日が書き入れ時になるので、子供が自立している家庭の主婦の方が働きやすいと言えるでしょう。慢性的な人手不足なので、職探しは楽かもしれませんが、採用されやすい方と、そうでない方の差がかなりあると言えます。
また、パート社員が多い職場だと休みの融通が利きやすい反面、固定休日が少ないので、家族や友人と都合を合わせるのは大変かもしれません。
裏方系の仕事
裏方系の仕事として、代表的なものは、ビルやオフィスの清掃スタッフと、倉庫スタッフでしょうか。学歴や事務スキルを問われることもなく、人と接することが苦手な人には良い仕事と言えるでしょう。
倉庫スタッフや、清掃スタッフの場合、作業する場所によって、仕事の重労働度が違ってくるため、就職する前に確認することが必要です。ただ、どちらも人海戦術的な職場のため、雇われている人も多く、急な休みに対応してくれやすい職場と言えます。
在宅系の仕事
子供が保育園に預けられなかったとか、介護しなければならない親がいるなど、最近は主婦がパートタイムに出ることも困難になることがあります。そうした場合、従来のように自分が勤め先に出向くのではなく、最近では在宅で仕事を請け負うような形が増えてきています。
ここでいう在宅ワークは、個人事業主として、誰にも雇われずに自由に働くということを意味しますが、従来の内職と違って、パソコンを持っていることや、基本的な事務アプリケーションであるWordやExcelが使えることが必須になることも多いです。
これから在宅ワークを始めようという人は、クラウドワークスやランダーズのようなアウトソーシングの会社に登録してから、自分の得意分野の仕事を始めてみるといいでしょう。ここで仕事をしながら学んでいけば、不労所得を目指すためのブログアフィリエイターや、ユーチューバーとなるための基礎作りもできます。
ただ、一点だけほかの仕事と違うのは、在宅ワークの場合は、誰かから仕事が与えられるのではなく、自分で取りにいかないといけないことが多いことです。自分が何ができるかの自己PRは、一般的な就活以上のものが必要になりますので、それだけは注意が必要です。
https://web-camp.io/magazine/archives/13136
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
気になる質問お答えします
ここまでお読みいただいた皆さんは、フト感じたことがないでしょうか。一見すると、快適に仕事ができるオフィスワーク、そして、不労所得の夢まで膨らむ在宅ワーク、どちらも、パソコンができた方がいいと思いませんか。主婦の方に限らず、今の若年世代もスマホ世代なので、パソコンを触ったこともないという方も多いでしょう。
今のところスマホは、消費者側にとって便利な製品なのです。ビジネスユース、つまり、コンテンツを作り出して、お金を産むためのツールでなく、お金を使う側に便利な製品なのです。何かを産み出したり、複雑な作業をするには、パソコンで作業をすることが多いはずです。
例えば、役所に出す会計書類や社会保険関係の書類一つとっても、パソコンで処理することがほとんどです。在宅ワークで請け負う仕事もパソコンを使うことが多いですし、個人でブログや、動画の編集をするときも圧倒的にパソコンでやることが多いはずです。
そして、仕事の合間のブランクが長ければ長いほど、プライベートでパソコンは使っていた方が、いざオフィスワーク系の仕事をやったとしても、すんなりと入っていけるはずなのです。今や、誰もが情報発信者になれる時代、お金儲けのタネは、情報の受け手よりも発信者側にあるのです。
https://web-camp.io/magazine/archives/14463
まとめ
インターネット上の記事を見ると、パートタイマーの主婦が云々というものが散見されます。でも、パートの社員に限らず、フルタイムの正社員でも使える、使えないというのは頭の回転の良し悪しでもあります。若い人でもダメな人はダメだし、熟年近い方でも切れ味鋭い人もいます。
どこでそうなるかは、日常の過ごし方にあるかもしれません。日進月歩で進化する技術についていくためには、好奇心を持ち、絶えず新しいものにチャレンジしていく気持ちが必要なのです。