フロントエンドエンジニアに未経験でなれる!おすすめスクール4選
未経験でIT業界に就職するのは、ハードルが高いと思う方が多いです。自分で勉強していくのはモチベーションも続かず、行き詰ってしまうこともあります。
現在はフロントエンジニア向けのスクールも開講されており、実務経験のあるプロからの指導を受けることができます。フロントエンジニアを目指す方に向け、フロントエンジニアに必要なスキルや学習するのにおすすめのスクールをご紹介していきます。
フロントエンドエンジニアとは?未経験からでもなれる?
エンジニアという仕事の中でも、フロントエンジニアとはどういった仕事をするのかをご紹介していきます。
聞き覚えのある言葉でも具体的に何をするのか分からない方は、是非参考にしてみてください。
Webサイトの見た目の部分を構築するエンジニア
フロントエンジニアは、静的コンテンツや動的コンテンツが実装されたWebサイトを、プログラミング言語を使用してサーバーに情報を連携させるWebアプリケーションを開発します。
Webサイトを見たときに表示される文章や画像や動画、ユーザーが入力した操作に応じてWebサイトの表示を変化させます。プログラミングの知識だけではなく、ユーザーが見やすく操作しやすいWebサイトを作るために、UI/UXの知識も必要になってきます。
アプリケーションの操作部分を構築するエンジニア
HTML5、CSS3、JavaScript、PHPなどを使用してWebサイトを開発します。似た職種として、Webコーダーやマークアップエンジニアがあります。
フロントエンジニアは、Webコーダーやマークアップエンジニアの上位職種にあたり、より専門性の高い知識が必要になります。フロントエンジニアは、CMSや各種APIに関する知識も必要であり、技術も日々進歩していくため、自主的に勉強ができる方には向いています。
Webサイトの画面をデザインするデザイナーとも距離感が近い職種になるため、アイディアの提案や話し合いができるコミュニケーション能力も必要です。Webアプリケーションの開発を得意とするエンジニア、アニメーションやWebGLなどの3Dを得意とするエンジニアなどがいます。
どの方面を目指すかによって、必要な知識やスキルは異なってきます。自分が何を開発してみたいかを最初に考えると、プログラミングの勉強も進めやすいです。フロントエンジニアでは、HTML、CSS、JavaScript、PHPを使用する機会が多いです。データベース設計やUI/UXの知識もあれば、フロントエンジニアとしての活躍の幅が広がります。
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未経験でフロントエンドエンジニアになるには?
フロントエンジニアを目指そうという人の中には、プログラミングの勉強は何をしたらよいのかと悩む人も多いです。フロントエンジニアに未経験でもなりたい方のために、どのようにスキルを身につけていけばよいかをご紹介していきます。
実際に自分でサイトの構築をしてみる
フロントエンジニアの入門向けの書籍やWebサイトは現在多数ありますが、それらを眺めているだけではスキルが身につくとはいえません。実際に自分でWebサイトを作成してみることが、スキルを身につける近道です。
テキストエディタの使い方やサーバーへのファイルのアップロード方法など、フロントエンジニアとして必要な知識はプログラミング以外にもあります。
作ったサイトを公開して実績を作る
実際にWebサイトを作成したら、公開をしてみるのも大切です。Webサイトを見たユーザーから得られる反応は、モチベーションにもなります。ユーザーからコメントがあれば、より良いWebサイトにブラッシュアップしていくことができます。Webサイトを公開することは「自分のWebサイト」という作品を見てもらえることになります。
自分でWebサイトを作成したら、公開してどのようなレスポンスがあるか見てみるのもいいです。手始めに、自分のポートフォリオのWebサイトを作成してみるのがおすすめです。実際に就職面接のときに、Webサイトを紹介することを目標にして作成をします。自分の持っている知識やスキルを相手に紹介するのに、ポートフォリオサイトの作成は有効といえます。
他人のサイトのコードを真似してサイトを作ってみる
ネットサーフィンをしていて、良いなと思うWebサイトがいくつかあると思います。実際に自分でWebサイトを作成するときに、一から考えていくのは大変で挫折してしまう人も多くいます。良いなと思ったWebサイトを参考にして、Webサイトを作成するのはおすすめです。
人気のWebサイトやWebアプリケーションは、プロのフロントエンジニアが作成しているので参考にできる箇所が多くあります。良いと思った点を自分の作成するWebサイトにも、積極的に取り入れるようにしてみてください。
未経験のフロントエンドエンジニアの気になる年収
未経験のフロントエンジニアとして仕事をしようと考えている方にとって、年収というのは気になる項目の一つです。フロントエンジニアの年収の相場、フリーランスのフロントエンジニアと違いはあるのかをご紹介していきます。
フロントエンジニアの年収相場は400万円~600万円
フロントエンジニアとして、どんな仕事をしていきたいかという目標により、自分が学ぶべきことや案件の種類も変わってきます。
<Webディレクター>
- 業務内容:Webサイトの運用、UI改善など
- 年収:約400万円~600万円
- 求められるスキル:Web開発、Webデザイン、UI/UXの知識、企画立案スキル、アイディアの提案、社外との交渉力など
<Webプロデューサー>
- 業務内容:Webアプリケーションのプロジェクト企画、管理、指揮など
- 年収:約400万円~700万円
- 求められるスキル:Web開発、Webデザイン、UI/UXの知識、プロジェクトマネジメントのスキルなど
<Webデザイナー>
- 業務内容:動的なコンテンツの作成、ユーザビリティを考えたWebサイトの制作
- 年収:約350万円~600万円
- 求められるスキル:HTMLやCSSの知識、デザインのスキル、グラフィックソフトのスキルなど
フロントエンジニアとして、どのようなキャリアアップをしていくかを考え必要なスキルや知識を勉強する前に、はっきりとさせておくことがおすすめです。
フリーランスのフロントエンジニアなら1000万円の人も!
フリーランスのフロントエンジニアの中には、年収が1,000万円程度の人もいます。相応のスキルや知識が必要で、努力をしなければいけませんが今の年収よりも高くなる可能性があるのは魅力的です。
フリーランスのフロントエンジニアとして、仕事を請け負うには実績がなければいけないため、一通り自分でWebサイトの開発ができるように知識やスキルを身につけていく必要があります。
フロントエンジニアの年収は比較的安定している
IT業界というと不安定なイメージがある方も多いかと思いますが、フロントエンジニアは比較的安定した収入を得ることができます。会社に就職をすれば毎月の収入は安定しますし、フリーランスとしての仕事が安定すれば収入も維持していくことが可能です。
Webサイトの開発に携わりたい方で、年収が心配な方は今とどの程度差があるのか、事前に調べておくのがおすすめです。転職サイトでの給与を確認したり、実際に面接の場で確認をすることで、思ったより少なかったといった事態を防ぐことができます。
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未経験からフロントエンジニアになるために必要な4つのスキル
フロントエンジニアとして、最低限身につけておきたい4つのスキルについてご紹介していきます。
他のプログラミング言語を勉強するときにも、とっかかりやすくなります。
HTML
HTMLは、Webサイトを作成するために開発された言語です。公開されているWebサイトのほとんどは、HTMLが使われています。
<HTMLの特徴>
- 画像、音声、動画ファイルをリンクで埋め込むことができる
- 別のWebページへ移動するためのリンクを埋め込むことができる
- 見出し、段落、表、リストなどを使いWebサイトを見やすく表示させる
CSS
CSSは、Webサイトの見た目のスタイルを指定する言語です。HTMLと合わせて使用されます。CSSでは、Webサイト内の装飾を行います。HTMLで表示する内容を、ユーザーにより見やすくさせることができます。
HTMLではWebページの要素を書き、CSSで要素の装飾を行います。
<CSSの特徴>
- Webサイトの色、サイズ、レイアウトを指定できる
- プリンタなどの印刷機器で出力するときの、スタイルの指定ができる
- Webサイトが音声で読み上げられるときの、再生のスタイルを指定できる
PHP
PHPはHTMLに埋め込むことができる、スクリプト言語の一つです。PHPは、サーバーサイドで実行されるため、セキュリティ対策やWebサイトの管理人のみが見ることができるページを作成するのに便利です。
<PHPの特徴>
- JavaScriptよりセキュリティ対策がしやすい
- HTMLコードを生成することができる
- データベースと連携したWebサイトを簡単に作成できる
- ユーザーが入力した情報を受け取った結果の表示、データベースへの保存ができる
JavaScript
JavaScriptは、WebサイトとWebブラウザのやり取りをスムーズに行うことができるプログラミング言語の一つです。Webサイトのデザインや、クリックしたときのポップアップ表示など、Webサイトの見た目だけではなくユーザーの利便性を高めることができます。
<JavaScriptの特徴>
- ユーザーが行った操作に合わせて実行させることができる
- Webサイトを動的に見せることができる
- デバイス上で即時にタスク処理ができる
未経験のフロントエンジニアになる前のスキルアップのために学ぶべき事
フロントエンジニアとして、知識やスキルを増やしていくことは大切です。
Webサイトの開発では、プログラミング言語以外にも必要となってくるものがあります。
スキルアップに必要なものについて、ご紹介していきます。
Java・PHP・Rubyなどのバックエンド言語も学ぶ
Webサイトの開発をするときには、バックエンド言語のスキルが求められることがあります。バックエンド言語は、ユーザーから直接見えない内部処理を行っています。
<Javaの特徴>
- 大規模なシステム、Androidアプリ開発ができる
- オブジェクト指向のプログラミング言語
<PHPの特徴>
- Webサイト制作やWebアプリケーションの制作で利用される機会が多い
- スクリプト型のプログラミング言語
<Ruby>
- 構文の自由度が高く記述量が少なくて済む
- オブジェクト指向のスクリプト言語
AWSやApatchなどのミドルウェアを学ぶ
ミドルウェアとは、アプリケーションとOSの中間処理を行うソフトウェアです。フロントエンジニアとして、ミドルウェアを学んでおくとWebサイト開発の流れがより分かりやすくなります。
<AWSの特徴>
- 商品の在庫管理やデータ分析を行う
- AWSは、AmazonWebServiceの略称
<Apacheの特徴>
- Webブラウザからのリクエストに対し、Webページのコンテンツを送信し表示する
- Apacheは、Apache Web Serverの略称
データベースについてを学ぶ
Webサイトの共有データとして、様々なデータをデータベースに保存することができます。データベースへのアクセスリクエスト要求の管理や、リクエストされた処理を行います。
代表的なデータベースについて、ご紹介します。
<MySQLの特徴>
- マルチユーザ・マルチスレッドで動作する
- オープンソースとして公開されている
- 処理が高速であり、堅牢性が高い
<PostgreSQLの特徴>
- オープンソースとして公開されている
- トランザクション、サブクエリ、トリガなどの機能がある
- LinuxとApache Web Serverを連携させて使用されることが多い
<Firebirdの特徴>
- オープンソースとして公開されている
- InterBase6.0のソースコードを流用している
- 20年以上使用されており安定性が高い
データベースについて勉強を始めるときには、世界的にも多く使用されているMySQLから取り組むのがおすすめです。自分が請け負う案件に応じて、データベースについても徐々に知識をつけていくとスキルアップを望めます。
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人におすすめのスクール4選
未経験の方がフロントエンジニアとして独学で勉強し、仕事を得ることは途中で挫折をしてしまうこともあります。
フロントエンジニア向けのスクールも開講されているので、自分に合うスクールを探して勉強していくと勉強が進めやすいです。おすすめのスクールについてご紹介していきます。
KENスクール
KENスクールの特徴は、個別指導を行っている点です。
大勢だと質問しにくい、丁寧に苦手な箇所を勉強していきたいという思いがある方におすすめです。
<特徴>
- 立地:東京(新宿、池袋、北千住)、神奈川(横浜)、愛知(名古屋)、大阪(梅田)
- 指導形態:個別指導
- 就職・転職サポート:キャリアコーディネーターのサポートを無料で受けられる
- 体験授業付きの無料カウンセリングを毎日開催
LAフロントエンドエンジニアスクール
LAフロントエンドエンジニアスクールは、フロントエンジニアとしてだけではなくデザイン面も学習したい方に向いています。コースによっては2ヶ月で、全ての課程を修了できます。講座は、少人数のクラス指導を行っています。
<特徴>
- 立地:東京(新宿、池袋)、神奈川(横浜)
- 指導形態:少人数クラス指導
- 就職・転職サポート:キャリアサポートセンター併設
- 入学前の個別カウンセリングを毎日開催
ヒューマンアカデミー フロントエンジニアコース
実際にスクールに足を運ぶ時間が取れない方には、オンラインでも受講が可能なスクールがおすすめです。HTMLやCSSのコーディング技術、JavaScriptのスキル、WordPressサイト作成のスキルを身につけることができます。
<特徴>
- 立地:全国にスクールがあるため立地を問わない
- 指導形態:少人数クラス指導、オンライン指導、少人数クラス指導とオンライン指導の併用
- 就職・転職サポート:3人の専門スタッフによる入学前から就職までのサポートあり
- 全国各地にスクールがあるため、転勤や引越しがあってもスクールに通える
TECHACADEMY
TECHACADEMYは、オンライン受講のみのスクールです。オンライン受講でも、マンツーマンでの個人レッスンやチャットサポートがあるため安心です。自宅で学習を進めていきたい方におすすめです。
受講コースを複数選ぶと割引される制度があるため、学習したい範囲が多岐に渡る方に向いています。
<特徴>
- 立地:オンライン受講のため立地を問わない
- 指導形態:オンライン受講、個別でのサポートもあり
- 就職・転職サポート:無料でのサポート、有料での転職保証コースあり
- 現役エンジニアが学習をサポート、週2回のビデオチャットでのサポートあり
未経験でフロントエンドエンジニアのまとめ
未経験でフロントエンドエンジニアとして仕事をしていくには、始めに学習しておかなければいけないことが多くあります。
フロントエンドエンジニアになっても継続的に学習をしていく熱意や、努力を続けていくことが苦ではない方はフロントエンドエンジニアに向いているといえます。
独学で習得するのは難しいので、プロからの適切な指導を受けることでスキルがより早く身についていきます。フロントエンドエンジニア向けのスクールは多くありますが、自分の学習スタイルに合わせて選ぶことが大切です。