プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)の5つの違いを解説!

2024.01.12
プログラマーとシステムエンジニアの5つの違いを解説

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いについて説明できますか?
会社によっては、どちらとも未経験でも募集できる職種のため、システムエンジニアとプログラマーの違いがわからず悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回「DMM WEBCAMP MEDIA」では以下のポイントを押さえて、IT業界が未経験の方でもわかるようにシステムエンジニアとプログラマーの違いをわかりやすく解説していきます。

  • 決定的な違い5つ
  • エンジニアの詳しい仕事内容
  • プログラマーの詳しい仕事内容

仕事内容の違いはもちろん、キャリアステップや気になる年収の違いについても解説していくので、「システムエンジニアとプログラマーどちらの職を目指すか悩んでいる」という方もぜひ参考にしてください!

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違い

システムエンジニアはSE(読み方:エスイー)、プログラマーはPG(読み方:ピージー)と略して呼ばれることがあります。

システムエンジニアとプログラマーは似ているようで大きく異なり、仕事内容などは完全に分けて説明することはできません。
ここでは、以下5つの違いに関してシステムエンジニアとプログラマーを比較しながら解説していきます。

  1. 仕事内容の違い
  2. 求められるスキルの違い
  3. 仕事相手の違い
  4. キャリアステップの違い
  5. 年収の違い

ひとつずつ解説していきます。


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❶システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事内容の違い

一言でいうと、システムエンジニア(SE)とはシステムやサービスの設計を考える人
プログラマー(PG)とはシステムエンジニアの設計を元に実際にコードを書いてサービスやシステムを動かす人のことをいいます。

これを聞いただけではピンと来ない方も多いと思います。
では、以下のシステムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事の流れを見て説明していきます。

プログラマーとエンジニアの違い

システムエンジニアが設計したものを、プログラマーが形にするという流れになっています。

一般的にシステムエンジニアが受け持つ工程を「上流工程」、プログラマーが受け持つ工程を「下流工程」と呼ぶこともあります。

では、各工程に必要なスキルや内容を詳しく見ていきます。

STEP.1
STEP.1
要件定義【システムエンジニア】

顧客が必要とする業務をシステム化するための内容を引き出すことで、システムの知識だけでなく顧客の業務内容についての知識も必要になります。

STEP.2
STEP.2
基本設計【システムエンジニア】
 
要件定義で引き出した内容をシステム化するにあたり、システムの概要・画面設計をすることです。

STEP.3
STEP.3
詳細設計【システムエンジニア・プログラマー】

基本設計を基にプログラミングするために必要な詳細設計書を作ることです。
詳細設計にはデータベースの設計も含まれることがあるため、データベースの知識も求められる場合もあります。

時には、プログラマーも混ざって詳細設計を進めることもあります。

STEP.4
STEP.4
システム構築【プログラマー】

詳細設計書を基に実際にプログラミング言語を使いながらシステム化していくことです。

この工程では、プログラミング言語の知識が必要になります。

STEP.5
STEP.5
テスト【プログラマー】

システムを現地に適用する受け入れテストになります。
実際にシステムが設計通りに動き、エラーやトラブルが無いことを確認をします。

STEP.6
STEP.6
運用【システムエンジニア】
テストを通過した後は、実際に運用を行います。
しかし、ここで最終的な終わりではなく、運用したことで分かる改善点やエラーが起こる可能性があるので、今後も試行錯誤を繰り返しフォローしていきます。

システムエンジニアとプログラマーに関してもう少し深く解説していきます。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、開発依頼を受ける窓口となりシステム設計を行います。
考えた設計を元にプログラマーが構築し、その後はシステムエンジニアが運営や改善をしていくという形になります。

しかしシステムエンジニアと言っても以下のように、業務内容の異なる種類のエンジニアがいます。

  • webエンジニア
  • アプリエンジニア
  • AIエンジニア
  • サーバーエンジニア

上記以外にもさまざまなエンジニアがおり、以下の記事ではエンジニアの種類にわけて業務内容を詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。
エンジニアとは?をわかりやすくエンジニアとは?エンジニアの仕事をわかりやすく徹底解説

プログラマー(PG)

プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計図を元にコード書き、システムの構築を行なっていきます。

プログラマーにもシステムエンジニアと同じように、アプリやゲームなどさまざまな分野に特化したプログラマーの種類があります。

  • webプログラマー
  • ゲームプログラマー
  • 組み込み系プログラマー
  • 業務系プログラマー

上記で挙げたのはプログラマーの一部です。

プログラマーに関して詳しく知りたい方は、以下の記事でプログラマーの種類と必要となるプログラミング言語を比較してご紹介しているので参考にしてください。
プログラマーの仕事内容を解説!SEとの違いややりがい、必要なスキルと資格とは?


システムエンジニアとプログラマーは仕事内容で大きな違いがあり、プログラミング言語を始めとする一朝一夕では習得できない専門知識が必要ということがわかったかと思います。
つまり、両者に求められているスキルも大きく異なるということです。

システムエンジニアとプログラマーそれぞれに求められているスキルを以下で説明しているので、目指したい職業に合ったスキル取得の学習を進めましょう。

❷システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の求められるスキルの違い

仕事内容の違いでも説明したように、仕事内容が異なれば必要になる知識や技術力も違います。




システムエンジニアに必要なスキル

・幅広い基本的なプログラミング知識
・マネジメント力
・課題解決能力
・コミュニケーション能力




プログラマーに必要なスキル

・プログラミングスキル
・コミュニケーション能力



システムエンジニアとプログラマーどちらにもプログラミング知識は必要とされていますが、外部とプログラマーとのやり取りが発生するシステムエンジニアは特にマネジメント力が必要となり、設計等を行うプロジェクトの総合的な知識が必要とされます。

プログラマーは、システムエンジニアの設計した設計図に沿ってプログラムを書いていく能力が必要とされています。
しかし、プログラマーと一言にいっても、さまざまな分野に特化したプログラマーの種類があるので、求められているプログラミングスキルが全プログラマーに共通しているというわけではありません。


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❸システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事相手の違い

システムエンジニアやプログラマーはあまりコミュニケーションを取る職業ではないと思われている方も多くいると思います。
しかし以下のように、両者ともコミュニケーションが大切になる職業です。




システムエンジニアの仕事相手

・システム開発の依頼者
・プログラマー





プログラマーの仕事相手

・システムエンジニア
・プロジェクトに関わるプログラマー



システムエンジニアは仕事内容の違いでも触れたように、システム開発の依頼者へヒアリングや提案を行い、プログラマーとも調整をする必要があります。

プログラマーも、一人でコードを書いていくわけではなく、プログラマーが複数人で仕事を行うことがあります。
そのため、システムエンジニアだけでなく、同じプロジェクト内のプログラマーとコミュニケーションを密に取ることが多くあります。

あまりコミュニケーションの多くないイメージのあるシステムエンジニアとプログラマーですが、両者とも相手と擦り合わせながら仕事を行うことがわかりますね。

❹システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)のキャリアステップの違い

システムエンジニアは、システム開発の設計を行い改善点を見つけながらシステム運用をしていく能力を生かし、ITコンサルタントへとキャリアを進めることがあります。
ITコンサルタントとは、IT技術を活用し経営上の問題点を発見し改善する職業です。

詳しいITコンサルタントの仕事内容は以下の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ITコンサルタントってどんな職業ITコンサルタントになるために何が必要?仕事内容からキャリアパスまで紹介

プログラマーは、設計図を見てシステム構築を行なった経験からシステムエンジニアへ進むキャリアが一般的です。
「プログラミング未経験からシステムエンジニアを目指しプログラマーになった」という方もいれば、「プログラマーから昇格しシステムエンジニアになった」という方もいます。


システムエンジニアとプログラマーは自分の実力や経験によりキャリアステップが異なるため、上述したようなキャリアステップが全ての人に適切という訳ではありません。
ご自身の適性を見て判断をしていきましょう。

❺システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の年収の違い

  • システムエンジニア:550万円前後
  • プログラマー:428万円前後

システムエンジニア(SE)の年収

システムエンジニアの平均年収は550万円前後で、プログラマーよりも平均年収が約100万円高いことになります。

プログラマーよりも年収が高い理由は、一般的にシステムエンジニアはプログラマーからキャリアアップした人がなることが多いためです。

また、システムエンジニアの工程がなければプログラマーの工程まで仕事が回ってこないことから、システムエンジニアの方が重要視されているというのも理由の1つです。

プログラマー(PG)の平均年収

プログラマーの平均収入は450万円前後になります。

ただ、同じプログラマー職種でも使用するプログラミング言語によって年収に差があり、AI・ビッグデータ解析に使用されるプログラミング言語Pythonのプログラマーであれば、年収700万円以上稼ぐ方もいます。


システムエンジニアやプログラマーにはさまざまな種類があり、業務内容によっても年収は大きく変わります。
以下の記事では、エンジニアを14職に分類した際の年収をご紹介しているので参考にしてみてください。
ITエンジニアの種類を徹底図解ITエンジニア15種類を年収や業務内容、難易度で徹底解説!あなたに合ったエンジニア像を紹介

まとめ:システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)には5つの違いがある!

今回「DMM WEBCAMP MEDIA」では、システムエンジニアとプログラマーの違いについて、以下の5つの違いを抑えながら解説してきました。

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