プログラミングの適性を知りたい!【DMM WEBCAMPメンターに調査】

公開日: 2019.03.08
更新日: 2024.01.29
プログラミングの適性を知りたい

プログラミング学習を始めたいけど、自分に向いているのかな?
どんな人がプログラミングを学ぶことに向いている人に向いているの?

何か新しいことを始めるときに、適性について考えることはよくあることだと考えられます。

どの言語を勉強するにしても、所詮は言語ですから、習得できないものではありません。
しかしながら、やはり適正のある人とない人では学習の進度の速さや理解度が異なってきます。

この記事では、実際のDMM WEBCAMPメンターからの話を元に、プログラミングに向いている人を5選でお伝えします。
また、適性について知っておいて欲しいこともまとめているのでぜひ読み進めてみてください!

現役メンターに聞いた!プログラミングの適性がある人に共通する5つの特徴

プログラミングの適性がある人に共通する5つの特徴

ここでは実際にDMM WEBCAMPのメンターに聞いた「プログラミングの適性がある人」についてご紹介していきます。
DMM WEBCAMPは、未経験からのエンジニア転職をサポートするプログラミングスクールです。
今回インタビューした「メンター」と呼ばれる方々は、いわば講師のような存在です。プログラミング学習を最後までサポートしてくれます。

「プログラミングの適性」がある人に共通する特徴は、以下の5つです。
1つずつ詳しく解説していきます。

  1. 素直さがある人
  2. 自分の疑問点と向き合う力がある人
  3. 知的好奇心が高い人
  4. 「なんでだろう?」を深められる人
  5. プログラミング自体に楽しさを感じることが出来る人

❶素直さがある人

素直な人

何と言っても大切なことは素直さです。
「素直さ」と聞くと、何を指しているのかがいまいちわからないですよね。

例えば、素直な人が取ることのできることには以下のようなものがあります。

  • わからないところを、質問することができる
  • 指摘されたことを受け止めることができる

プログラミング学習を始めると、もちろんわからないところがたくさん見つかると考えられます。
特にプログラミングの概念は馴染みのないものが多く、初めて見る方には理解しがたいものも多くあると考えられます。

それを理解するためには、調べることよりもわかっている人に聞く方がより早く、深く知ることができるとも考えられます。

わからないところを恥ずかしがらずに人に聞くことができ、自分の中で解釈していくことのできる人が上達が早く向いていると言えます。

❷自分の疑問点と向き合う力がある人

疑問と向き合える人

2つ目は、自分も疑問に思っていることと徹底的に向き合う力がある人です。
わからないことがあるときに、この3つのことが自分で言葉にできる人を指します。

  • 自分が何に困っているのか(何を知りたいのか)
  • 今自分が置かれている現状
  • これまでに調べたこと

まずはじめに、自分が何を知りたいのかがわからなければ質問された方も理解することが難しいです。
解決したいのは何か、実際にはどんなことがしたいのかなどを言葉にできるようにしましょう。

この3つのことが言葉にできれば、自分の疑問点としっかり向き合うことができていると言えるでしょう。

そして、疑問点がわかっている人は解決までたどり着くことが容易です。
そのため、自分の疑問点と向き合う力があるひとはプログラミング学習に向いていると言えます。

❸知的好奇心が高い人

知的好奇心の高い人

知的好奇心が高い人は、プログラミング学習に向いていると言えます。

プログラミングの世界は日々新しい技術が出てきています。
知的好奇心がないと、新しい技術を追いかけていくことは難しいと考えられます。

また、プログラミング学習は学ばなければいけないことの連続です。
1つ新しいことをマスターする度に、また1つわからないところが出てくると言っても過言ではありません。

そして、勉強をしているとしんどいと感じる時ももちろんあります。
そんな時に「もっと知りたい!」「新しいことを学びたい!」という知的好奇心がある人の方が乗り越えられると言えます。

この理由から知的好奇心が高い人は、プログラミング学習に向いていると言えます。

❹「なんでだろう?」を深められる人

なんで?と考えられる人

プログラミング学習を続けていく上で、根気強く「なんで?」を考えることができる人は伸びると言われています。

例えば何かコードを書いた時に動かせることに満足する人ではなく、なぜこのコードが動いたのかを考えることができる人が向いています。
反対に言えば、安直に答えだけを求める人は向いていないと言えます。

「なんでだろう?」と考えることができることで、プログラミングをしっかりと自分の身につけることができます。
その場限りでうまくいくことは何も意味がなく、それを繰り返し何度も使えることに意味があるからです。

プログラミング学習に限らず、日々の生活の中で「なんでそうなるの?」と理由を考えることのできる人が向いていると言えます。

❺プログラミング自体に楽しさを感じることができる人

プログラミングが楽しい人

プログラミング自体を楽しいと感じることができる人は、間違いなくプログラミングに向いています。

「仕事だから勉強しよう」「やらなければいけないから勉強しよう」ではなく、自分でどんどんと勉強する楽しさを見つけられる人のことを指します。
そう言った人は仕事で使わない技術であっても、プライベートな時間に勉強しようという姿勢があります。

ことわざに「好きこそ物の上手なれ」という言葉がある通り、好きだと思える人の上達は早いです。

こう言った理由からプログラミング学習を始める前に、プログラミングに触れてみることもお勧めします。

今はアプリで簡単に触れてみることもできるので、ぜひこの記事を読んでみてください。

プログラミング学習アプリおすすめ プログラミング学習アプリおすすめ13選【子ども・初心者向け】

また、この記事を読んでいく中で「自分には適性がないのではないか…」と思う方もいると思います。
そう感じた場合は、「プログラミングの適性について知っておいてほしい事」を読んでみてください。


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プログラミングの適性を調べることのできる検査

プログラミングの適性を調べることのできる検査

実は、プログラミングの適性を調べるための検査があります。
実際に企業の採用の段階でその検査を行うことも多くあります。

ここでは3つの検査を紹介します。
客観的に自分を見つめるためにも、ぜひ受けてみることをおすすめします。

  1. CAB
  2. GAB
  3. ATPP

❶CAB

CAB(Computer Aptitude Battery)は、「コンピュータ職適性テストWebCAB」のことです。
その名前の通り、コンピュータ職の適性を図るためのテストです。

その測定科目として以下のものが用意されています。

  • 暗算
  • 法則性
  • 命令表
  • 暗号
  • パーソナリティ

このテストの開発元である日本エス・エイチ・エル社は以下のように説明をしています。

コンピュータ職としての適性を診断します。
SE・プログラマーそれぞれについての職務適性だけでなく、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性についても予測します。

*日本語だけでなく英語での受検、個人結果報告書の出力にも対応しております。

(参考:日本エス・エイチ・エル社

❷GAB

GAB(Graduate Aptitude Battery)は、上記の「CAB」と同様の日本エス・エイチ・エル社が開発した適性検査です。

測定科目は、以下の3つです。

  • 言語理解
  • 計数理解
  • パーソナリティ

CABがコンピュータ職で用いられることが多い一方、GABはさらに幅広い職種で採用されている適性検査です。
プログラマーの適性検査でも採用されているため、多少の知識は持っておくことをおすすめします。

❸ATPP

ATPPは日本IBMによって行われている適性検査です。

数学的な素養を測ることによって、プログラマーの適性を見ています。
問題としては、以下の3つで構成されています。

  • さまざまな文字を含んだ5×5のマトリクス
  • 数列
  • 算数

ネットでの情報も少ない上、参考となる本も少ないですが、CAB検査の対策がそのまま活きてくると言われています。

プログラミングの適性について知っておいて欲しいこと

プログラミングの適性について知っておいてほしい事

ここまでは、プログラミングに適性がある人の特徴についてお話ししてきました。
ここではプログラミングの適性は人によって捉え方が異なるということと、適性がないと感じた時に考えて欲しいことについてお話しします。

適性の捉え方は人によって異なる

プログラミングの適性については、人によって考え方が異なります。
この記事の他にもプログラミングの適性についての記事が多くありますが、似たようなことが書いてある場合もあれば違う内容が書かれていることもあります。

そして適性に当てはまらなくても、プログラミングの勉強をすることはもちろん可能です。
プログラミングは、簡単に言ってしまえば言語でしかありません。
そのため、練習すれば誰でもできるようになるのがプログラミングです。

この記事、あるいは他の記事でプログラミングの適性が自分にないと感じても諦める必要はないのです。
何か作りたいものがある、どうしてもエンジニアになりたい、そう考えている方はまず始めてみてください。

適性がないと感じても、それを乗り越える方法を探してみることも1つの方法です。

もしプログラミングの適性がないと感じたら?

もし実際にプログラミング学習を初めてみて自分に適性がないと感じた場合にしていただきたいことは2つです。

まず最初に、なぜ自分に適性がないと感じたのかを考えてみてください。
もしその理由が記事を読んだことや、他の誰かに言われたということであれば心配することはありません。
自分が適性がないと言われた理由や、感じた理由を考えることで克服することが出来るからです。

それとは反対に、自分の中で自分がこのままプログラミング学習を続けていくことに不安を持ったことから適性がないのではないかと思った場合もあると思います。

その時は、ぜひ学習の方法を見直してみてください。
これが適性がないと思った時にしていただきたいことの2つ目です。

プログラミング自体が向いていないのではなく、その学習の仕方自体が向いていない場合もあります。
独学が向いていないなら、スクールを検討してみることも1つの方法です。


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まとめ:プログラミングの適性を知って次のステップに!

今回「DMM WEBCAMP MEDIA」では、以下の内容について解説しました。

  • プログラミングの適性がある人の特徴
  • プログラミングの適性を調べることのできる検査
  • 適性について知っておいてほしい事

自分のプログラミングへの適性を客観的に見たい方は、紹介したような検査を受けてみることも1つの方法です。

また、自分には適性がないと感じても方法によって乗り越えることができるかもしれません。
ぜひ自分にあった学習方法を見つけてみてください。

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