プログラマーになるには大学or専門学校のどちらに行くべき?

IT化が進み、様々な場面でプログラミングが活用される時代になりました。
それに伴い、作り手である「プログラマー」の需要がどんどん膨れ上がってきています。
「プログラマーになるために大学にいくべき?」
「専門学校でプログラマーを目指すメリットは?」
「プログラマーになるには大学と専門学校どっちがいいの?」
「プログラミングを大学で学ぶのと独学との違いは?」
こんな疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?
専門学校にしても大学にしても、2~4年間という時間を投資することになるので、情報を集めて決断したいですよね。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、大学・専門学校で学ぶ魅力について理解していきましょう!
プログラマーとは
プログラマーとは、プログラムを作成する職業のことです。
コーディングという作業を主に担当し、作り手としてプロジェクトを進めます。
ITの市場がどんどん大きくなっている反面、その作り手が爆発的に増えているわけではありません。
だからこそ、プログラマーの需要が高まってきているのです。
プログラマーの仕事内容について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

エンジニア転職で、自由な働き方を実現させませんか?
✔経産省認定の転職支援型プログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
✔プログラマーへの転職成功率98%! 最短3か月で正社員へ!
✔受講料最大56万円をキャッシュバック!
\理想のキャリアに合わせて選べる3パターン/
大学でプログラミングを学ぶ理由

それでは、大学でプログラミングを学ぶメリットはどういったところにあるのでしょうか。
その特徴について見ていきましょう!
大学はプログラミングを1から10まで学ぶことは難しい
まず、大学においてプログラミングの実践的な内容を手とり足とり教えてくれるということはありません。
大学は専門学校、学習塾ではないからです。
大学はあくまで「学問として」プログラミングを研究する場となります。
なので、どうしても実際の実務以外での学習が多くなってきます。
その学習をどんな目的で吸収するのか、考えながら履修する必要があります。
自主的な学習時間を増やせる
大学は基本的に自分で授業を選ぶことができます。
そのため、専門学校や就職と比べて自由な時間を作りやすいです。
プログラマーとしてスキルアップしていくには、プログラミングの知識だけでなくビジネススキルも備わっていることが重要です。
ユーザーのニーズを把握するマーケティングスキルや、プロジェクトを推進していくためのマネジメントスキルなどですね。
もし「自分で事業を回せるような人になりたい!」と思うのであれば、授業以外にもビジネスサイドの経験ができるようなインターンを探してみましょう!
プログラマ―になるためはどのような大学の学部にいくべきか
では実際に、プログラマーになるのに適した学部はどこなのか気になりますよね。
おすすめなのはこの3つになります。
・情報工学科
・機械工学科
・電気工学科
プログラム作成を中心に行うのも情報工学科なので、IT知識を身に付けたい方は迷わず情報工学科を選ぶと良いでしょう。
他にも機械工学の場合は、ロボットや家電などを制作するので、工学を広く学習することができます。
電気工学科は半導体についても学習できるので、スマートフォンのデバイスについて理解を進めることもできますよ。
専門学校でプログラミングを学ぶ理由

大学では学問としてプログラミングを学ぶということについて説明しましたが、専門学校ではどうでしょうか?
専門学校で学ぶと良い理由をいくつか紹介していきます!
実戦に近い専門的なカリキュラム
大学と違って、学問ではなく「職業訓練」のようなフローでカリキュラムが組まれていることが多いです。
卒業後にも実務で使えるような知識を教えてくれるのが魅力の一つですね。
もちろん講師の中にプログラマーの方も多く、実務に関する色んな情報をくれるので、プログラマーを目指すのに適した環境なのは間違いありません。
就職保証がある
専門学校の中には、就職保証制度を設けているところも存在します。
例えばHAL東京では、就職が決まらなかった場合はその後2年間の学費を本校が負担してくれる制度があります。
それほど就職に対してかなり力を入れているのが専門学校の特徴です。
実際にどの専門学校に行けばいいのか?と気になった方はこちらの記事がおすすめです。
将来性の高い”IT業界”に転職するため、必須のITスキルを身につけませんか?
✔︎経済産業省認定ののプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
✔︎受講生の97%はプログラミング未経験!独自のカリキュラムで未経験でも挫折なく続けられる
✔︎IT業界への転職成功率は業界最高水準の98%
\生活スタイルに合わせた3パターン/
学校選びのポイント
学校でのプログラミング学習は、学校ごとに習得できるプログラミング言語やスキルに違いがあります。
プログラマーの仕事は、プログラミング言語を習得しただけでは成り立たちません。
学校を選ぶときは、3つのステップで考えてみましょう。
まずは、自分が何のためにプログラミングを学びたいか考えてみましょう。 Webサービスやアプリケーション・ゲームなど、プログラミングを学ぶことによって作ってみたいものは人によって異なるはずです。 どんなものを作りたいかによって学ぶ言語が変わることはもちろんですが、学校ごとに違う特色のどれを重視するのかにも関わってきます。 そのため、まず一番初めに何のためにプログラミングを学びたいか考えてみましょう。
学びたいことが決まったら、次は学校を選ぶ条件を考えてみましょう。 例えば、こんな基準があると考えられます。 このような条件は学校によって異なるため、自分がどれを優先したいか考えてみましょう。 特に交通のアクセスは、毎日通うことを考えると大きな要素であると考えられます。 学費については、補助を受けやすい学校もあるためよく調べてみてください。
ある程度自分がどのような分野の勉強がしたいかが見えてきたら、実際に見学に行ってみましょう。 長期休みなどにオープンスクールを行なっている学校がほとんどなので、そこで見学に行ってみることをお勧めします。 実際に通うことになった場合を想像することができます。 ここまでで自分の行きたい専門学校と出会えていると考えられます!
厳選!プログラミングを学ぶのにオススメな専門学校
それでは、プログラミンを学ぶことに特化したオススメな専門学校を3つ紹介していきます!
HAL

CMなどでも有名なHALは、特にゲーム開発に関わりたいと考えている方におすすめです。
任天堂を始め、スクウェアエニクスやCygamesなど有名な企業へ就職している実績もあります。
もちろんゲーム開発向けの学科以外にも、WEBやスマートフォンアプリ開発向けのWEB開発学科、高度なシステム(ATM・宇宙開発)について学習することができる高度情報処理科もあります。
他にもロボット開発なども存在するため、幅広い分野が準備されています。
現役のプログラマーやシステムエンジニアが授業に加わるなど、授業内容も充実したものが多くの学生から非常に人気です。
昼間だけでなく、夜間でも通うことができる為、高校卒業後に進学する方と現在転職を考えている社会人にも人気の専門学校になります。
CMを含め認知度がしっかりしているため、就職や転職にも強いのが特徴です。
東京マルチメディア専門学校

東京マルチメディア専門学校は情報処理科を始め、ゲームクリエイタ―科などがあります。
学べるプログラミング言語はJavaとCが基本になります。
今使われている言語の元になっているような言語なので、他のプログラミング言語の習得か簡単になります。
授業方針は少人数制を採用しているため、積極的に学びたい方にオススメです。
また特徴的な学科として、モバイルアプリに特化したモバイルアプリケーション科があります。
モバイルアプリケーション科は最近注目されているスマートフォン向けのアプリ開発専門の科です。
国内ではモバイルアプリ開発専門の科は少ない為、特化した就職を狙うならかなりおすすめですよ。
大原学園

出展元:http://www.o-hara.ac.jp/senmon/jouhou/koudo/
大原学園の高度情報処理コース・高度情報処理チャレンジコースは、基本情報技術者試験から応用情報技術者試験などの国家資格取得に力を入れている学校です。
プログラミング言語はJava・C・VBなどを習得できるカリキュラムになっています。
また、プログラミング言語以外にもネットワークやデータベースなどプログラマー業務をする上で必要になってくる知識も習得することができます。
他にもマネジメントの授業も受けることができる点が魅力です。
独立しない場合は、プログラマーとしてスペシャリストを目指すか管理職としてマネージャーになるか大きな選択をすることになります。
就職後のキャリアアップのために、マネジメントを学んでおくのは大きな経験値となります。
プログラマーになるのにおすすめな専門学校についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

結局どっちがいい?大学か専門学校
高校卒業してプログラマーになるために、大学か専門学校かという選択肢で悩む人もいるのではないでしょうか。
目的を達成するには二つどちらを選んでもできそうですが、学費や期間、技術面を総合して考えていきたいですよね。
それぞれのメリット・デメリットを比較すると、次のようになります。
メリット | デメリット | |
大学 | ・進路を柔軟に選びやすい ・大卒の資格を取れる(平均給与が高くなる) ・自由な時間を作りやすい | ・実践的なプログラミングは学びにくい ・学費が高い(理系だと4年間で700万円ほど) |
専門学校 | ・実践的なプログラミングのみを集中して学ぶことができる ・早くから就職できる(2年で就職できるところも) ・現場で働いているプログラマーから教わることができる | ・プログラマー以外の職を目指しにくい ・大卒の資格を取れない(大卒より平均給与DOWN) |
結論、「プログラマーになると決断できている人」であれば、専門学校をオススメします。
なぜなら、就職しても使える実務経験を積めるからです。
大学では、どうしても学問としての教育に偏ってしまいます。
Webの歴史はどういう背景があったか、プログラミング言語は何が最初に使われていたか、基礎的なプログラムを作る方法・・・
会社で使うスキルではなく、プログラミングに関する知識全般を学習することがほとんどです。
逆に、「情報技術は学びたいけど、他の進路も視野に入れている」という場合は、大学の進学がおすすめです。
4年間という大学生活の中で、どんなキャリアを積みたいか考える期間に使うのも一つの手です。
独学という選択肢は?
大学と専門学校でどちらが良いか、何となく検討はつきましたか?
もう一つ触れておくべき点は、「独学でプログラマーを目指すのはアリか?」ということです。
結論・・・
・疑問点を解決してくれる人がいる
・就職対策する環境がある
・高レベルのポートフォリオを作成することができる
これらを解決できそうなのであれば、独学で就職することは可能です。
したがって、デメリットとしては人脈作りや就活を完全主体的に進めていく必要があるという点です。
周りの力を借りずに全て成功させるのはかなり厳しいです。
これらを意識しなければいけないため、ずっとプログラミングに専念できるというわけでもなくなってきます。
「最初から独立して事業を立ち上げたい!」という人には向いている方法かもしれませんが、就職前提で考えている人は進学の方がベターと言えるでしょう。
プログラミングの独学方法について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

まとめ
今回はプログラマーになるためには大学か専門学校か、どちらいいのか解説しました。
大学では学問としてプログラミングを学習することになるので、少し遠回りしてしまうのは間違いありません。
しかし、自由な時間が多いため「自分のやりたいこと」に時間を投資しやすい、情報技術以外の強みを身につけられるというメリットもあります。
対して専門学校は、プログラマーになる点において大学より長けています。
その代わりに進路を決め切る必要があるのと、大卒資格が取れないというデメリットも存在します。
どちらにしても、多大なお金と時間を投資することになるのは間違いありません。
自分の進路がプログラマーで良いのかどうか、就職後にどんなことがしたいのか明確にして検討してみてください。
プログラミングに興味を持てた方には以下の記事もおすすめです!
プログラミングは誰でもできる!5つの理由や挫折しないコツを解説