Tokyo to Osaka Startup イベントレポート
2019年5月24日、インフラトップ執行役員の長谷川優が、billage OSAKAで開催されたイベント「Tokyo to Osaka Startup」で登壇しました。このイベントは、ここ数年で大阪進出した、株式会社ペイミー・株式会社ジラフ・株式会社インフラトップで、東京と大阪の違いや今後の課題についてディスカッションをしました。今回は、そのイベントの様子を弊社の長谷川に焦点を当ててレポートしていきます。
長谷川:こんばんは。インフラトップの長谷川と申します。
会場に一際目立つ色黒い登壇者(ライトでだいぶ白く見えてます)、それが弊社の執行役員の長谷川です。学生時代から人望が厚く、5,000人規模のイベント運営の経験をもつ長谷川は、落ち着いた表情で話始めました。
長谷川:インフラトップのビジョンは「学びと仕事を通して人生を最高の物語へ。」です。
私達は、世界中の人の一つ一つの人生を「物語」と呼んでいます。自分の物語は自分自身で切り開いていくことができます。前のめりに新しいことに挑戦し、たくさん学び、そして自分が本当に成し遂げたいことに向かって没頭できる。そんな人生を私達は「最高の物語」と呼んでいます。世の中を最高の物語で溢れている、そんな世界にしたいと思っています。
堂々とビジョンや会社の事業について語りつつ、ところどころに笑いを挟みながら和やかな雰囲気でイベントはスタートしました。
ーー関西進出の狙いは何ですか?
長谷川:やはりマーケットの大きさですね。
DMM WEBCAMPはオンライン完結のサービスでないので、東京から離れた地方の方にはどうしても受講していただけない。しかし、知名度が上がるに連れて全国各地からのお問い合わせは増えていく一方でした。「大阪で転職したいエンジニアはいないのか」「大阪でエンジニアとして就職したい」…
大阪進出するベンチャーが増えているということもあり、特にお問い合わせの数が多かったのは大阪でした。もちろんマーケット調査は行いましたが、「期待に答えたい」という気持ちは大きかったです。
また東京に比べると「プログラミング」というキーワード自体がまだまだ浸透していないと感じるところがありますので、そこは私達から積極的に発信していきたいと思っています。
ーー東京と大阪の大きな違いは何ですか?
長谷川:驚いたことは、大阪は東京に比べてインターンを募集している企業が少ないということです。私達は、スクールなので運営スタッフにインターン生も採用します。大阪にインターン先となる企業が少ないということもあり、現在50名のインターン生が在籍していますが、魅力的でかつ優秀な方が多いのは印象的ですね。研修もかなりスピード感を持って進んでいます。
ーー東京と大阪で営業の違いはありますか?
長谷川:私が感じたことはコミュニケーションの取り方の違いです。DMM WEBCAMPのお客様は、エンジニアになりたい受講生と、エンジニアを採用したい企業です。実際に企業に求人獲得の営業をするのですが、東京だと電話のみで求人をいただけるケースが多くあります。しかし、大阪の場合は「とりあえず会社に来て直接説明して!」といわれるケースがほとんどです。営業先でも、だいぶ粘って色々なお話をして、それこそ全然事業と関係ない世間話をして、そしたらふいに「じゃあ契約するよ」と言ってくれたり。
日々の営業というところでは、直接会う”リアル”のコミュニケーションや雑談を通して見えてくる人柄を大切にしているように思います。
ーー関西に来る前のイメージと現在のイメージにギャップはありますか?
長谷川:一番驚いたことは、未経験エンジニアの求人割合です。
この御時世、どの企業もエンジニアは不足していますし、出来ることなら実務経験のあるエンジニアが欲しいのは一緒です。しかし実は、大阪のエンジニア市場では、東京の求人よりも実務未経験者を受け入れる求人の割合が多いのです。
2025年には大阪万博も控えているということもあり、企業にヒアリングすると「今年から未経験求人を公開し始めた」という声を多く耳にしました。
ーー大阪行きが決まったとき、正直どう思われましたか?
長谷川:私は正直、「事業が伸びるのであればぜひ行きたい!」と思うのと「俺がやってやる!」という気持ちがあり、迷うことはありませんでした。ただ、私が何よりも悩んだのは東京から連れて行くメンバーです。今もすでに立ち上げとして来てくれているのですが、その子達の人生を預かっているということにはすごく重みを感じます。
もちろん親御さんも心配するでしょうし、人生をかけて来てくれるわけですから、そういったところは一番大切に想っています。時間をかけて向き合って、しっかりプロジェクトのゴールや期間を明確にしていく。立ち上げメンバーが店舗展開の肝だと思っています。
ーーどういった軸で一緒に来るメンバーは決められたのですか?
長谷川:やる気あるやつですね。(会場笑)
「行くぞー!」と言った時に「はい!」って言った人で決めました(笑)。でも結構それって大事だと思っていて、やはり会社から口説いてお願いするのでは”行かされてる”という感覚になりがちかなと思います。拠点立ち上げは、一つ会社を立ち上げるようなものじゃないですか。しっかりと自分のキャリアプランが見えていて、そこに対して取り組める子がついてきてくれてるなと思います。
ーー立ち上げ期の時は何人で大阪に進出しましたか?
長谷川:まさに今が立ち上げ期ですが、東京から大阪に来るのは5名ですね。ちなみにうちの嫁も連れて行きます(笑)。カスタマーサポートと総務をやってくれています。それぐらいの気持ちで大阪にコミットして行きます!
ーーすごくパッションを感じます(笑)。
長谷川さんから見て今後どうすれば大阪のスタートアップ界隈は盛り上がると思いますか?
長谷川:私は盛り上がってないという感覚は正直ありません。でも、その中でも大阪が「これから」というのであれば、大阪で創業した企業ももちろんですし、私達のような東京からきた企業が勢いをつけていくことも大切かなと思います。協力して大阪を盛り上げていきたいと思っています。
ーー今後の課題はありますか?
長谷川:私達は、企業に受講生を紹介させていただきます。先ほど未経験求人の比率が高くて驚いたと申し上げましたが、母数は東京と比べるとまだまだ少ないのが正直なところです。
もちろん実務経験がない、未経験のジュニアエンジニアではあるのですが、その方たちが活躍していくことによって徐々にその輪を広げていきたいと思います。「今の仕事が面白くない」「転職したいけど将来が不安」「何からはじめればいいかわからない」、そんな方たちが思い切って挑戦できる環境を作ることが私達のミッションです。実は少し前の東京も、未経験のジュニアエンジニアはあまり受け入れられていない状態でした。
DMM WEBCAMPの卒業生が就職後に企業で活躍してくれること、それが実績となり紹介先企業が増えていく…そこは大阪に関しても同じことだと思います。一人一人にしっかり向き合って、着実に積み上げていきたいと考えています。
ーー責任者という立場へのプレッシャーや仕事への向き合い方はありますか?
長谷川:私は正直、プレッシャーを感じないようにしている、というのが答えです。
DMM WEBCAMPは今後も店舗展開をしていく必要があるビジネスモデルなので、初めての地方展開に身が引き締まりました。また去年の11月にDMM社にグループインをして最初に始まったプロジェクトでもあり、より一層「絶対成功させよう!」と思います。プレッシャーをかけないつもりで頑張った結果15kg太る、という。(会場笑)
なので結果的にプレッシャーは感じてますね。
ーーそのプレッシャーの解消方法はありますか?
長谷川:私自身、責任感は誰よりも強いと感じています。
先ほどお話したように、社員が人生をかけてついてきてくれています。やっぱりそこを一番に考えると、自然と頭が働くし、体は動くし、やらなきゃな、という思いが溢れてきます。メンバーと向き合って、なぜやるのかに向き合う。これに尽きると思っています。
インフラトップ1 熱い男、長谷川優。
彼の、目の前の人に対する「向き合い力」は、確実にインフラトップの文化の基盤となっています。
1時間半のイベントを終えると長谷川の前には多くの方々が。
貴重なご縁をいただき、たくさんの名刺を交換をさせていただきました。
参加者からも「目の奥が熱くて感動しました!」とのお声をいただき、7月1日のDMM WEBCAMP難波OPENに向けて順調なスタートを切りました。
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