仕事のやる気が出ないときの解決策を紹介!原因と保つためのコツとは
仕事は、生活の時間の大半を占めるものですが、
「仕事のやる気がでない…」
「月曜日が憂鬱だ…」
「やる気を出す方法を知りたい…」
という方は多いのではないでしょうか。
今回は、
- 仕事のやる気がでないときの原因と解決策
- 仕事のやる気が出ないときの相談相手
- 仕事のやる気を保つ3つのコツ
などについてご紹介します。
この記事を読めば、原因別に仕事のやる気をだす方法を知ることができますよ!
「仕事のやる気が出ない状態をなんとかしたい」とお困りの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事にやる気がある人はたった6%
まじめな人のなかには「どうして仕事のやる気が出ないんだ」と自分を責めたり、つらい思いをしたりする方も多いです。
しかし、アメリカのギャラップ社が2017年に実施した調査によると、日本で熱意を持って仕事をしている人は社会人全体の6%、調査対象の139カ国中132位となっています。
(出典:ideal leaders)
日本では、約94%の人が仕事にやる気を見い出せずに働いているのです。
そして世界全体では、労働者の約85%が仕事に熱意を持てていないという結果になっています。
「仕事のやる気が出ない」のはあなただけではありません。
そのことを知るだけでも、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
仕事をするのには、やる気がなくても大丈夫です。
それでも、せっかくなら熱意を持って仕事がしたいと感じる方も多いですよね。
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【万能】仕事のやる気がでないときの解決策
仕事のやる気がでない原因は人それぞれですが、
そもそもやる気を出すために根本的に必要なことができていない人は多いです。
- 自分自身の調子を整える
- 仕事の目的意識を持つ
- やることを明確にする
「やる気」はこの3つがあって初めてでてくるもの。
これらがなければやる気がでなくなってしまうのは当然です。
まずはこの3つについてみていきましょう!
1.自分自身の調子を整える
そもそも自分自身が万全の状態でなければ、やる気をだそうと思ってもだせません。
自分が風邪で体調を崩していたり、悩みやストレスで頭がいっぱいの状態では、自然と仕事よりも自分のことに意識が向いてしまいます。
無理やり仕事をしようとしても、高いパフォーマンスはでないでしょう。
そんなときは、
- 睡眠や休息を十分にとる
- 身体を動かしてストレスを発散する
- 悩みは紙に書き出して溜め込まない
- 医者にかかり適切な診断と治療を受ける
など、自分に合った方法で心身の調子を整えるようにしましょう。
自分自身がいい調子でいることで、やる気を仕事に対して向けられるようになります。
2.仕事の目的意識を持つ
仕事をしていて、「なんのためにこれをやっているんだろう」と思うことはないでしょうか。
仕事の目的意識は、やる気に大きく影響します。
目の前にある仕事をただこなすだけでは、やる気はなかなか保てないかもしれません。
現在の仕事について、
- スキルを身につけて独立するため
- 成果を上げて昇進するため
- 昇給して趣味にお金を使うため
- 仕事を通してやりたいことを実現するため
など、自分なりに目的意識を持って取り組んでみましょう。
目的から逆算して現在の仕事の意味を見いだすことができるので、自然とやる気をだすことができます。
3.やることを明確にする
人は、具体的なやることが決まっていない状態では「やるぞ!」という気は起きません。
仕事でやる気が起きないときも、やることが明確でないために「なんか大変そう」と感じてしまうことは多いです。
- できるだけスモールステップにする
- やることがイメージできるくらい具体的にする
- さいごは明確なゴールを設定する
これらを意識してやることを明確にすると、
すぐに行動を起こせる状態になるので「やろう!」という気が起きやすくなります。
仕事のタスク管理についてはこちらの記事をご覧ください。
仕事のやる気が出ない原因2タイプ
やる気を出す準備ができているのにやる気がでない場合には、原因があります。
やる気がでない原因は大きく分けて2つ。
- 自分自身に関すること
- 職場環境に関すること
こうした原因を解決すれば、やる気を出せるようになりますよ。
それでは仕事のやる気がでないときの解決策を原因別にみていきましょう!
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仕事のやる気が出ない自分自身に関する原因と解決策10選
仕事のやる気が出ない原因には2つのタイプがあることをお伝えしました。
まずは、自分自身に関することについて見ていきましょう。
自分自身に関する原因と解決策を10個ご紹介します。
- 睡眠や休息が不足している
- 生活リズムが不規則
- 病気・体質が心配で気になる
- ミスや失敗をして成果を残せていない
- 燃え尽き症候群になっている
- 責任の大きい仕事にプレッシャーを感じている
- 同じ仕事ばかりでマンネリ化している
- 人生における仕事の意味がわからない
- 仕事より副業が気になっている
- 仕事以外にやりたいことがある
順番にご説明しましょう。
1.睡眠や休息が不足している
最近の社会人は働きすぎで睡眠や休息が不足していることが多いです。
- 睡眠時間が6時間未満
- 仕事中に眠気に襲われる
- 頭がぼんやりしてやる気が起きない
- いつも身体の疲れを感じる
- 朝、スッキリ起きられない
これらに当てはまる人は、一度ゆっくりと睡眠や休息をとるようにしてみましょう。
睡眠時間については個人差がありますが、世界でトップレベルの睡眠研究拠点「筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)」の機構長を務める柳沢正史さんは「人間の脳は平均7時間寝るのが最適な作りである」と言っています。
十分な睡眠や休息は、意欲的に仕事に取り組むために必要不可欠です。
日頃から意識してとるようにしましょう。
もし睡眠の質が低いと感じているなら、アイマスクや耳栓を活用するなどの工夫を取り入れるといいですよ。
参考:astavision 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構インタビュー記事
2.生活リズムが不規則
生活リズムが不規則だと、やる気をだしたいときに身体や気持ちがついていきにくくなってしまいます。
- 決まった時間に起床、就寝する
- 朝起きたら日光を浴びる
- 朝食をしっかり食べる
など、自分の生活リズムを整える工夫をしましょう。
また、仕事を始めるときにはメールチェックから始めるなど、行動を習慣(ルーティーン)化しておくと、やる気スイッチが入りやすくなります。
やる気をだしたいときにだせるような生活リズムと習慣をつけておきましょう。
3.病気・体質が心配で気になる
病気や体質があって、仕事のやる気を出すよりそっちが心配になってしまうという方もいます。
- パニック障害で電車通勤が不安
- 鬱傾向で気分が落ち込んで仕事ができない
- 日常生活において特別な配慮が必要
などがあると、仕事どころではないかもしれません。
病気や体質のせいで仕事のやる気がでない、と感じているなら、
- 医者にかかり適切な診断と治療を受ける
- 医者や職場に、仕事や働き方について相談する
- 職場に病気や体質を相談し、理解や協力をしてもらう
など自分にあった働き方ができる環境づくりをしてみましょう。
現在の職場で働き続けることがむずかしいなら、転職を視野に入れてもいいかもしれません。
自分の身体を第一に考え、無理なく仕事にやる気をもてる環境をえらびましょう。
4.ミスや失敗をして成果を残せていない
仕事上でミスや失敗をしたり、思っていた成果が残せなかったりすると、やる気が落ちてしまうことがあります。
そういうとき、こんなふうに考えていないでしょうか。
- 仕事でミスや失敗をしてはいけない
- できて当たり前なのに、どうして自分はできないんだ
- 本当なら成果を残せたのに…こんなはずじゃなかった
責任感があることは素晴らしいことですが、
必要以上に強い責任を感じてしまったり、否定的になってしまうとだんだんやる気がだせなくなってしまうかもしれません。
仕事でミスや失敗をして成果が残せなかったときは、次のように考えてみましょう。
- 挑戦に失敗はつきものだ、反省しつつめげずに頑張ろう
- 今回のミスはこれが原因だから、次回に生かそう
- 自分はこんなものだ、改善してこうなりたい
ミスや失敗は、それを通して得るものがあるはずです。
現実を受け止めたうえで、改善点に目を向けて次にどうつなげられるかを考えると新たにやる気をだすことができるでしょう。
こちらの記事では、仕事でのミスを防ぐ方法や活かし方を紹介しています。
参考にしてみてください。
5.燃え尽き症候群になっている
精力的に仕事に打ち込んできたのに、まるで燃え尽きたかのように、仕事に対するやる気や情熱を感じられなくなってしまった…
そうした状態を、燃え尽き症候群といいます。
- 仕事に一生懸命なのに、なかなか成果がでない
- 熱心に働いているが、適正に評価されない
- 仕事量や負担に対して、給与や休みが少ない
といった状態が続くことで、自分自身がすり減って燃え尽きてしまうのです。
燃え尽き症候群になりそうなときや、なってしまったときは、
- 十分な休息をとる
- 自分と仕事の役割を分けて考える
- 客観的な視点を持って仕事に取り組む
- 仕事について相談できる人をもつ
- 仕事以外に楽しみを見つける
などをして、一度しっかりと休み、客観的に仕事に取り組める状態を整えましょう。
燃え尽き症候群は、頑張りすぎてしまう人がなりやすい傾向にあります。
自分では無理をしていることに気づきにくいもの。
仕事について相談できる相手をもったり、必要があれば休職して休みましょう。
6.責任の大きい仕事にプレッシャーを感じている
規模の大きな仕事や責任ある役割を任されると、
プレッシャーを感じてやる気がでにくくなってしまうことがあります。
- しっかりやらなきゃいけない
- 自分にできるか不安だ
- 荷が重いと感じる
そんなふうに考えていると、マイナスな気持ちばかりでなかなかやる気はだせません。
責任の大きい仕事にプレッシャーを感じてやる気がだせなくなっているときは、
- 完璧でなくていいから行動する
- 不安なことは人に頼る
- やるべきことをリストアップする
などを心がけ、自分ひとりで頭のなかで考え込まずにまずはやってみましょう。
自分には荷が重いと感じるなら、上司や同僚を頼ってみることも一つの方法です。
周囲の人の力を借りて、少しずつゴールが見える状態になれば、やる気もでてくるようになります。
仕事のストレスについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
仕事のストレスを解消するには?5つの解決方法と感じる原因を解説7.同じ仕事ばかりでマンネリ化している
毎日同じことの繰り返しで、仕事がつまらないと感じてはいないでしょうか。
仕事がマンネリ化していると、やりがいも成長も感じられずやる気がでません。
- 仕事の手間を減らし効率化できないか考える
- 仕事の成果を最大化するよう工夫してみる
- より短時間で仕事を終えるようにする
- 仕事内でスキルアップを目指す
- 一定の条件達成で昇給できないか交渉する
これらを通して、仕事を改善し変化をつくると、マンネリ化の解消になりやる気がアップします。
8.人生における仕事の意味がわからない
「この仕事をしていて何になるんだろう…」
「このままこの仕事をしていていいのかな…」
そんなふうに人生における仕事の意味がわからない状態では、仕事にやる気をだすのは難しいかもしれません。
自分がなんのためにその仕事をしているのかを考えてみましょう。
- 生活に使うお金のため
- 趣味に使うお金のため
- 自己実現のため
- 自分の能力を活かすため
- スキルを身につけるため
また、そのためには自分はどんな人生を送りたいのかも考えておくといいかもしれません。
- 家で家族との時間をたくさん過ごせるようにしたい
- 季節ごとに旅行に行きたい
- 夢を追いかけて実現させたい
- 週に3日働いて、4日は自由な時間にしたい
理想の人生を考えて、そのために仕事はどうするべきかを考えると仕事の意味が明確になりやすいでしょう。
「なぜ仕事を頑張るんだろう」と疑問に感じている方は、こちらの記事がおすすめです。
なぜ仕事を頑張るのか。意欲的に働くべき10個の理由と頑張るための5つのヒント9.仕事より副業が気になっている
最近は働き方が柔軟になり、会社員をしながら副業として個人で仕事をする人も増えてきました。
「副業が気になって、本業の仕事にやる気が起きない」
「仕事中も副業のことを考えてしまう」
なんて方もいるかもしれません。
そういうときは、本業の仕事と副業で相互作用する部分を見つけられると、本業の仕事にもやる気をだせるようになります。
たとえば本業の仕事が営業で、副業がエンジニアだった場合、
営業のスキルをエンジニアの案件受注のための提案に活かすことができるでしょう。
このように、副業と仕事との共通点や活かせるスキルを見つけると、
仕事に励むことがやりたいことにつながるようになるため、やる気を出せるようになります。
10.仕事以外にやりたいことがある
また副業に限らず、仕事以外にやりたいことがあって仕事のやる気が起きないことは多いです。
その場合は、仕事を頑張ることでやりたいことにつながるものを見つけましょう。
たとえば、「好きなアーティストのライブに行きたい」なら、
- 美容を徹底して最高の自分でライブに参戦したい
- ライブで泊まるホテルをランクアップしたい
- アーティストへのプレゼントを奮発したい
- いつでもどこでもライブに参戦できる自分でありたい
などがモチベーションとなって、
「仕事でバリバリ稼ぐ」「リモートで働けるようになる」などのやる気がでてきます。
うまくやりたいことと仕事の意味を関わらせることで、仕事へのやる気をコントロールしましょう。
仕事のやる気が出ない職場環境に関する原因と解決策10選
次は、職場環境に関する原因と解決策を10個ご紹介します。
- 給料が安い
- 仕事量が多い
- 時間外労働が多い
- 通勤の距離が遠い
- 業務の流れが非効率
- 適正な評価が得られない
- 人間関係がよくない
- 理不尽なことが多い
- 物が整理整頓されていない
- 行動の制限が多い
職場に問題があるために、やる気が出ないことも多いです。
それでは、見ていきましょう。
1.給料が安い
給料は仕事に対して支払われる報酬なので、やる気に直結しています。
エン・ジャパンが実施したアンケートによると、
転職の本当の理由 第1位に「報酬を上げたい」がランクインするほど、仕事における報酬は重要なもの。
参考:転職理由(退職理由)ホンネとタテマエ ー エン・ジャパン
自分の仕事に対して給料が安いと、やりがいが少なく感じてられてしまうでしょう。
解決策としては、
- 給料以外のモチベーションを見出す
- 給料相応に頑張りすぎない
- 給料アップの交渉をする
- 満足できる給料の仕事に転職する
などがあります。
現在の仕事の給料を大きく変えることはなかなか難しいので、副業や転職も視野に入れてみるといいかもしれません。
給料が高い仕事についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
高収入の仕事に就きたい!給料・年収が高い仕事ランキングTOP1002.仕事量が多い
「やることが多くていつまでも終わらない…」
「仕事の山を見てやる気がなくなる…」
という方も多いのではないでしょうか。
仕事量が多いと今やるべきことも見えづらく、やる気が起きにくくなります。
そんなときは、
- 仕事の優先順位をつけ、やるべきことや期限を整理する
- 自分1人で片付けられないときは上司に相談する
- 自分がこなせる仕事量を把握し、それ以上抱えないようにする
など、仕事を整理して取り組みやすくしましょう。
今日中に終わらせる仕事が明確になれば手をつけやすくなり、それさえ終えられれば達成感を得ることもできます。
仕事が終わらないと感じている人はこちらの記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
仕事が終わらない原因とは?【辛いサイクルから抜け出す5つの方法】3.時間外労働が多い
会社によっては残業や休日出勤など、時間外労働が多く、仕事に長時間拘束されることでやる気がでなくなってしまうケースもあります。
- 規定の時間内に終わるだけの仕事量を受ける
- 無駄な業務をなくし、仕事を効率化する
- 周囲に合わせた残業や休日出勤をしない
などを実践し、時間外労働をなくすように努めましょう。
しかし時間外労働が常習化している会社では、定時に帰るとまわりによく思われなかったり、もともと時間外労働をあてにした仕事量だったりという環境であることもあります。
その場合は、時間外労働の少ない会社への転職も視野に入れるといいでしょう。
こちらの記事では働きやすい仕事についてさらに詳しく知ることができます。
働きやすい会社の特徴9選【見極めるポイントとは?徹底解説】4.通勤の距離が遠い
職場までの距離が遠いとそれだけでやる気がなくなる、という方もいるでしょう。
毎日の通勤がストレスになってしまうと、その負担がどんどん積み重なり大きくなってしまいます。
- 通勤時間を読書やスキル習得に活用する
- 通勤時間が短くなる場所に引っ越す
- キャリアチェンジの機会に家から近い場所の配属を希望する
などの方法で、通勤の距離によるストレスを軽減しましょう。
5.業務の流れが非効率
会社によってはいまだに書類を送る方法としてFAXを使っていたり、メールと合わせて電話での連絡が必須だったりなど、業務の流れが非効率なところがあります。
「この仕事はやる必要があるのだろうか」と思うようなことでも、会社の風習としてやらなければいけないとなると、やる気がなくなってしまうのも無理はありません。
- 上司に効率化の方法を提案してみる
- 効率化することで仕事量が減らせることを実践して見せる
- 効率化のためのツールやスキルを共有する
- 非効率な仕事は他の人に任せる
などを取り入れて、非効率によるストレスを減らしましょう。
また、会社のなかでは変えられなくても、そこで気がついた効率化の方法を自分の副業などに生かすという手もあります。
仕事を効率化する方法については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
仕事を進めるための段取り術とは?業務効率をあげる12個のコツ 【いますぐ使える】仕事を効率化できるアプリ28選をジャンル別に解説6.適正な評価が得られない
適正な評価を得られていないと感じると、やりがいがなくやる気も落ちてしまいます。
適正な評価が得られない原因は、
- 周囲とのコミュニケーションが不足している
- 人間関係に問題がある
- そもそも会社の評価制度に問題がある
ということが考えられます。
- 自身の働きとその成果をわかりやすく伝える
- 周囲とのコミュニケーションをとる
- 評価について上司に相談してみる
などを試してみましょう。
人間関係や評価制度などの問題がどうしても改善されない場合は、転職を考えることもひとつの道です。
場所が変われば評価も大きく変わることがあります。
7.人間関係がよくない
人間関係がよくない職場では仕事のやる気も失せてしまいます。
会社では同僚、上司、部下、取引先など、あらゆる人と関わり協力しながら仕事を進めていくもの。
その人間関係に問題があれば、仕事に支障がでたり、職場に行くのがいやになってしまったりして、仕事のやる気が落ちる原因となります。
解決策としては、
- 仕事上の関係だと割り切る
- 人間関係を良くするコミュニケーションを心がける
- 部署や所属を変えてもらい関わりを減らす
などがあげられます。
人間関係に悩んで仕事に行きたくないと感じている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
「仕事に行きたくない」人間関係で悩む人へ贈る5つの解決方法8.理不尽なことが多い
仕事では納得できない理不尽なことがあってやる気がなくなることもあります。
- 仕事を無理に押し付けてくる
- 報告したのに「聞いていない」と言われる
- 多くの目があるところで怒鳴られる
こうした理不尽なことに対しては、
- 真に受けずに流す
- さらに上の役職の人に相談する
- 相手に期待せず、報告は記録の残る方法でする
- パワハラなど度が過ぎる場合は専門機関へ相談する
などの対策をとりましょう。
またやる気がなくなる以前に、会社としてパワハラ問題になっている場合もあります。
9.物が整理整頓されていない
物が整理されておらず、なにをするにも探し物から始めなくてはならない環境だと、やる気が起きません。
人がやる気になりやすい条件として、ひとつはすぐに物事に取りかかれる状態にあることがあげられます。
長期的なやる気アップや、仕事の効率化のために、一度職場の物や配置の整理をするといいでしょう。
なにがどこにあるかがわかるようになるだけで、スムーズに仕事が進むようになり、やる気につながります。
デスク周辺の整理整頓については、こちらの記事でまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
10.行動の制限が多い
最近は、
- メガネ禁止
- SNS禁止
- 副業禁止
など行動を制限されたり、守っているか監視されることも多いです。
しかし、このように自分のあり方を否定されたり主体性を阻害されたりすることは、
やる気がでなくなってしまうことにつながります。
特に、理由をきちんと説明されていない、納得できないと余計に抑圧感があるので、
- 禁止している理由を確認する
- 納得できなければ上司や上層部に相談する
- 禁止の範囲の線引きを確認する
などを通して折り合いをつけ、納得して受け入れられるようにするといいでしょう。
仕事のやる気が出ないときの相談相手
仕事のやる気が出ない原因別に解決策をお伝えしました。
自分の状態に合わせて、適切に対処しましょう。
仕事のやる気がでないときには、誰かに相談することで気持ちが楽になり、モチベーションを向上させられることがあります。
1人で悩みを抱え込んでいるより、信頼できる相手や仕事にはまったく関係のない相手に相談してみてはいかがでしょうか。
相談相手には、次のような選択肢がありますよ。
- 会社の同僚、上司、部下
- 学生時代の友達、先輩、後輩
- 学生時代にお世話になった先生
- 配偶者や恋人、パートナー
- 自分の両親や祖父母
- 自分の兄弟姉妹
- 民間のカウンセラー
- 心療内科や精神科の医師
自分と近い立場で具体的なアドバイスがほしいなら、職場で頼れる相手に相談するのがおすすめです。
また、あたたかく話を聞いてもらいたいと感じているときは、家族がいいでしょう。
普段からあなたの姿を知っている相手なら、あなたに寄り添った言葉をかけてもらえます。
「やる気が出ない」ことに対して、なんだかおかしいと感じている場合、病院で医師に相談するのも1つの方法です。
もし、うつ病などの精神的な不調や病気にかかっている場合は、必要に応じて適切な処置を受けられます。
仕事に対して無気力な状態に悩む方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
仕事のやる気を保つための3つのコツ
仕事にやる気がでて調子の良い状態をできるだけ保っていたいと考える方も多いでしょう。
ここでは、仕事のやる気を保つための3つのコツをお伝えします。
- 睡眠や休息を十分にとる
- 完璧主義をやめる
- 目標を決めてスキルを身につける
それでは見ていきましょう。
1.睡眠や休息を十分にとる
仕事のやる気がでているときに、ついがんばり過ぎてしまうということはないでしょうか。
どんなに調子が良いと感じていても、毎日限界まで仕事に熱心だと気づかないうちに疲れがたまってきます。
- 睡眠は7時間以上とれているか
- 仕事から離れる時間があるか
- 趣味などでリフレッシュしているか
など、感覚的ではない指標で意識的に睡眠や休息をとるようにしましょう。
身体に負担をかけず無理のない生活を送ることが、長期的なやる気の維持につながります。
2.完璧主義をやめる
仕事のやる気を保つには、「しっかりやらなければ」「できて当然だ」といった完璧主義の考え方をやめるという意識を持ちましょう。
完璧主義は、仕事に取り組むハードルを自分自身であげてしまったり、完璧にできない自分を否定してしまう可能性があります。
- 理想はこれくらいだけど、ここまでできればOK
- まずはやってみて、あとから改善していこう
- 自分ひとりでやらず、周囲の人に頼ってみよう
このように考えることで、大きく背負いこまずに着手することができ、やる気を保ちやすいです。
3.目標を決めてスキルを身につける
ただ漠然と仕事をするよりも、このときまでにこれができるようになろう!など、目標があると、日々の仕事に意味が生まれてやる気につながります。
単に会社の目標ではなく、自分自身の成長に関わる目標であれば、自分のできることが増えて仕事に活かせたり、自信をつけたりできておすすめです。
最近は語学やプログラミングなどのスキルを身につける方も増えています。
また自分自身にスキルがあれば、会社への依存度が少なくなるので、仕事で必要以上に悩むことがなくなり、やる気が左右されにくくなるメリットもあります。
まとめ:仕事のやる気が出ないときはまず3つの意識を持つ!
今回は、仕事のやる気がでないときの解決策をお伝えしました。
仕事のやる気がでなくて悩んでいる方は、まず
- 自分自身の調子を整える
- 仕事の目的意識を持つ
- やることを明確にする
の3つを意識してみましょう。
また、自分自身にスキルを身につけて、会社への依存度を下げることでやる気を左右されにくくする方法もあります。
どうしても今の会社では改善が難しいという場合、転職で身の回りの環境を変えることも視野に入れておくといいでしょう。
大切なのは、仕事のやる気がでない原因を知り、自分を大事にしながら無理なく仕事ができるようにすることです。
この記事を参考に、仕事のやる気とうまく付き合っていってくださいね。