仕事がないフリーランスの案件獲得ルートとは?
会社員と違って収入を一定にするのが難しいフリーランス。
フリーランスの不安の多くは、収入が不安定になることではないでしょうか。
「フリーランスなのに仕事がない」
「スキルには自信があるのに仕事がとれないのはどうして?」
「単価を下げるしかないのかな?」
などのように、悩む方も多いでしょう。
この記事では、仕事に困らないフリーランスになるために重要なポイントについてくわしくご紹介していきます。
これからフリーランスを目指す方や、フリーランスになったけれど仕事がとれずに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
仕事がないフリーランスと仕事が途切れないフリーランスの違いとは?
仕事がないフリーランスと、仕事が途切れないフリーランスにはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、 フリーランスとして仕事が途切れないために必要な3つのポイントについて解説していきます。
- 使える武器を最大限活用しているか
- 人との繋がりを大切にしているか
- 現状の自分のスキルに満足しているか
1.使える武器を最大限活用しているか
仕事が途切れないフリーランスは、自分のスキルはもちろんのこと、アピールする媒体を増やしたり、友人・知人の人脈から仕事につなげるなど、使える武器を最大限活用しています。
一方、仕事がないフリーランスは、仕事獲得のためにできることをやりきれていないのかもしれません。
フリーランスは、まずは自分のスキルを活かしてこそ収入を得ることができます。
アピールが足りないと思う人は、クライアントにポートフォリオで自分のスキルを証明するなど、積極的な営業活動をしてみましょう。
2.人との繋がりを大切にしているか
仕事が途切れないフリーランスは人との繋がりを大切にしています。
「フリーランス白書2019」では、フリーランスが1年間で仕事獲得に繋がった経路の第1位が「人脈」だと公表されました。
このデータから、約80%もの人が知人の紹介で仕事を取得していることがわかったのです。
さらに、第2位も「過去現在の取引先(約60%) 」とあることから、フリーランスにとって人脈はとても大切だということがわかります。
一個人として活動するフリーランスだからこそ、人との繋がりを大切にすることを心がけましょう。
3.現状の自分のスキルに満足しているか
仕事が途切れないフリーランスは、現状の自分のスキルに満足することなく常に新しいスキルを身につける努力をしています。
そのため、新たな分野に需要が集まってきたときも、いち早く対応することができます。
一方、仕事がないフリーランスは現状の自分のスキルに満足してしまっているのではないでしょうか。
時代とともに、求められるスキルは変化していきます。
その中で活躍していくためには、常に新しいスキルを勉強する努力が必要なのです。
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フリーランスが仕事がない状況に陥る3つの原因
フリーランスなのに仕事がないという状況に陥ってしまう原因は何なのでしょうか。
ここでは、 フリーランスが仕事がない状況に陥ってしまう3つの原因について解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
- 営業スキルや活動に問題がある
- 仕事を選びすぎている
- 実績やスキルが不足している
1.営業スキルや活動に問題がある
まずは、営業スキルや活動に問題があること。
フリーランスとして仕事を獲得するためには営業が欠かせませんよね。
どんなサービスであっても、報酬や代金を得るためにはクライアントに価値を提供し理解してもらう必要があります。
クライアントに対して正しく営業するためには、
- 自分自身の強みを明確にアピール
- 営業用のポートフォリオを作成
- 外見も磨き第一印象を良くする
この3つのポイントがとても大切。
フリーランスの営業方法についてくわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
2.仕事を選びすぎている
仕事を選びすぎているのも仕事が取れない原因の一つ。
自分で仕事を選べるのはフリーランスの特権ですが、選り好みをしすぎて仕事がとれないのであれば改善が必要です。
実績がついてくれば、仕事を自分で選べるようになります。
仕事に困っているうちは、必要以上にこだわりを持ちすぎないようにしましょう。
3.実績やスキルが不足している
実績やスキルが不足していれば、仕事を取ることはできません。
クライアントの立場なら、スキルの高いフリーランスに仕事を任せたいと考えますよね。
自分の職種には、
- どのようなスキルが役立つのか
- どのようなスキルが求められているのか
を、改めて認識することで仕事がない状況を変えることができます。
仕事がないフリーランスにならないための5つのポイント
仕事が取れなければ、フリーランスとしての生活が成り立ちませんよね。
ここでは、仕事がないフリーランスにならないための5つのポイントをご紹介していきます。
- 経験・実績作り
- ブログやSNSで情報発信をおこなう
- ポートフォリオを作る
- 営業方法を改善する
- フリーランスの勉強会や交流会に参加して人脈を作る
1.経験・実績作り
クライアントはフリーランスの経験や実績を見て判断するので、経験や実績はフリーランスにとって大きな武器です。
フリーランスには、仕事で求められる専門的なスキルや知識を常に取り入れる努力も必要です。
新たなスキルを仕事に活かすことで、 さらに多くの経験や実績を作ることができます。
フリーランスとしての価値を高めるためにも、常に経験や実績作りへの意識を持ちましょう。
2.ブログやSNSで情報発信をおこなう
あなたの仕事の分野が、影響力を価値にできる仕事ならブログやSNSでの情報発信はやっておくべきです。
フリーランスにとってブログやSNSでの情報発信は、自分の強みをアピールするきっかけ作りにもなります。
仕事を自ら探しクライアントへのアプローチをおこなう必要があるフリーランスにとって、SNSは親和性が高く利用価値の高いサービスです。
フリーランスだからこそ、積極的にブログやSNSで情報発信をおこなっていきましょう。
3.ポートフォリオを作る
ポートフォリオはあなたのスキルを対外的にアピールするものであり、自己PRや仕事を獲得する手段にもなります。
ポートフォリオはフリーランスとしての過去の実績だけでなく、完成度も評価の一つとなるため、内容を充実させることが大切です。
自ら仕事を獲得するフリーランスだからこそ、自分の強みを効果的にアピールできるポートフォリオを作っておきましょう。
4.営業方法を改善する
スキルや実績に問題がないのにも関わらず、仕事が獲得できないのであれば営業方法を改善する必要があります。
どんなに素晴らしいスキルを持っていても、人に伝わらなければ仕事に繋がることはありません。
営業にはさまざまな方法がありますが、何よりも大切なのは自分の強みを的確に把握すること。
- 自分はどんなことができるのか
- 自分の得意な業務は何か
- 他のフリーランスと差別化できる部分はあるか
など、これまでの経験や実績から自分のアピールポイントを準備しておきましょう。
5.フリーランスの勉強会や交流会に参加して人脈を作る
知人や友人から人脈が広がることもありますが、新しい出会いを求めているのならフリーランスの勉強会や交流会に参加するのも一つの方法です。
最近では、SNSなどで気軽に呼びかけられるものや、エージェントが呼びかけるものなど、さまざまな交流会があります。
直接仕事に繋がる出会いがなかったとしても、自分以外のフリーランスと交流することで勉強になることもあります。
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フリーランスなのに仕事がない時の3つの受注方法
フリーランスなのに仕事がとれない状況がつづくのは、生活に関わる深刻な問題です。
ここからは、具体的にフリーランスが仕事を受注するための3つの方法についてご紹介していきます。
仕事がなくて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- クラウドソーシングで仕事を見つける
- フリーランス専用エージェントを利用する
- 知人や過去の取引先に営業する
1.クラウドソーシングで仕事を見つける
一つ目は、クラウドソーシングサイトで仕事を見つける方法。
クラウドソーシングサイトはインターネット上で仕事を受発注したい人がマッチングできるサービスです。
日本国内で有名なクラウドソーシングサイトには、
- クラウドワークス
- ランサーズ
などがあります。
手数料は発生しますが、フリーランス初心者であっても仕事を簡単に受注できることが魅力的なポイントです。
2.フリーランス専用エージェントを利用する
次におすすめなのが、フリーランス専用エージェントを利用する方法です。
「フリーランス白書2019」では、 最も収入が得られる仕事の獲得経路が「フリーランス専用エージェントサービスの利用」という結果が公表されています。
なんと、年収400万円以上稼いでいるフリーランスの中でも70%以上もの人がエージェントサービスを利用しているのです。
もしまだ利用したことがないのなら、フリーランス専用エージェントを利用してみるのもおすすめです。
3.知人や過去の取引先に営業する
色々と試してみても、仕事がなかなか見つからないのであれば知人や過去の取引先に営業してみるのも一つの方法。
前述した、クラウドソーシングサイトやフリーランス専用エージェントを利用しても、自分に合った案件が見つかるとは限りません。
一方、知人や過去の取引先なら、自分のスキルを理解し信頼してくれるため営業もしやすいですよね。
困ったときには、頼れる人に助けを求めることも大切です。
フリーランスが安易に報酬単価を下げてはいけない3つの理由
仕事が取れなくなったフリーランスが一番に思い浮かべるのは報酬単価を下げることではないでしょうか。
クライアントとしても、できるだけコストが安い人に仕事を頼みたいのが本音です。
しかし、本当に報酬単価を安くしてでも仕事を取るべきなのでしょうか。
長くフリーランスをしていくためは、単価を安易に下げるデメリットをしっかりと理解しておく必要があります。
ここでは、
- 下げた単価が当たり前になってしまう
- 仕事を紹介してもらっても単価が下がったままになってしまう
- フリーランス業界全体の単価が下がる
この3つのフリーランスが安易に報酬単価を下げない方がいい理由について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.下げた単価が当たり前になってしまう
一つ目の理由は、下げた単価が当たり前になってしまうこと。
相性の良いクライアントに恵まれても、継続の仕事は、はじめに設定した単価が基準となるため、単価を下げると今後の報酬にも影響を与えてしまいます。
フリーランスは安定した生活があってこそ、仕事の品質の安定や向上を図ることができます。
フリーランスとして長く活躍するためにも、単価を安易に下げることはやめましょう。
2.仕事を紹介してもらっても単価が下がったままになってしまう
フリーランスをしていれば、今のクライアントから仕事を紹介してもらうこともあります。
通常、新しいクライアントから仕事をいただく場合には、少しずつでも単価や仕事の質を上げていくことが理想的な働き方です。
しかし、単価を下げたクライアントの紹介で新規のクライアントに繋がった場合、下げた価格が当たり前の価格になってしまいます。
それでは、せっかく紹介してもらっても収入アップが見込めません。
この悪循環がつづけば、後戻りができない状況に陥いってしまいます。
自分で自分の首を絞めないためにも、安易に単価を下げるのはやめましょう。
3.フリーランス業界全体の単価が下がる
一人のフリーランスが単価を下げることで価格競争が起き、業界全体の単価が下がることに繋がってしまいます。
クライアントの立場なら、低い単価を提示したフリーランスがいれば他のフリーランスにも同じ単価を要求するのは自然なことです。
多くのフリーランスが同じように単価を下げて、業界全体が低単価になればフリーランスとして活躍することは難しくなります。
このような状況にならないためにも、一人一人のフリーランスが単価を下げなくても仕事が獲得できる努力をおこなう必要があります。
フリーランスが単価を下げずに仕事を獲得するためには?
フリーランスが単価を下げずに仕事を獲得するためにはどういったことをおこなえばいいのでしょうか。
ここでは、
- 単価を下げる仕事は見極める
- 予算交渉をしっかりとおこなう
- スキルや実績を作る
この3つの方法についてくわしく解説していきます。
1.単価を下げる仕事は見極める
フリーランスをしていると、現実では単価を下げなくてはいけない状況もあります。
その場合には、単価を下げる仕事を見極めるようにしましょう。
たとえば、
- 仕事の経験が価値になる案件
- 自分のスキルを高める案件
- 実績としてアピールできる案件
などであれば、単価を少し下げたとしても納得して仕事に取り組めます。
2.予算交渉をしっかりとおこなう
単価を下げずに仕事を獲得するためにも、予算交渉をしっかりとおこなうことが大切。
フリーランスとクライアントはお互いに価値を提供しあう関係です。
しかし、人によってはフリーランスがクライアントから仕事をもらう立場であることから、無意識にクライアントよりも低い立場であると考える方も少なくありません。
そのため、予算交渉をおこなうと仕事がもらえなくなるのではないかと過剰に恐れる人もいるので注意が必要です。
仕事に取り掛かってから報酬のことで揉めないためにも、しっかりと予算交渉をおこなうスキルをつけておきましょう。
3.スキルや実績を作る
フリーランスとして、単価を下げずに仕事を獲得するためにはスキルや実績を作ることが大切です。
基本的なことですが、スキルの高さと仕事の単価は比例します。
高い価値があるものを提供することでクライアントからの評価も高くなり報酬も上がるのです。
単価の高い仕事を獲得するためにも、少しでもスキルや実績を作る努力を日頃からおこなうようにしましょう。
仕事に困らないフリーランスになるためにやるべきこと
最後に、フリーランスが仕事に困らないためにやるべきことをご紹介していきます。
- 将来的な需要も考慮してスキルアップに励む
- 人との繋がりを大切にする
- 自分がアピールできることを増やす
1.将来的な需要も考慮してスキルアップに励む
一つ目は、将来的な需要も考慮してスキルアップに励むこと。
フリーランスとして、
- これから注目されるスキルは何なのか
- 仕事の幅を広げるにはどんなスキルが必要か
など、考えることはたくさんあります。
需要の高いフリーランスでいるためにも、 現状で満足することなくスキルアップに励むことが大切です。
2.人との繋がりを大切にすること
フリーランスにとって、人との繋がりを大切にすることはとても重要なことです。
フリーランスは基本的に一人で活動しますが、一人で仕事を作り出すことはできません。
フリーランスだからこそ、人との繋がりの中で助けられることも多いでしょう。
知人や友人、これまでの取引先から仕事がもらえることもあります。
フリーランスとして長く活躍するためにも、人との繋がりを大切にすることを日頃から心がけましょう。
3.自分がアピールできることを増やすこと
フリーランスは、自分のスキルや自分自身が商品です。
そのため、自分がアピールできる強みを増やすことで収入を上げることができます。
たとえば、フリーランスエンジニアなら使えるプログラミング言語の数を増やすのもいいでしょう。
さらに、エンジニアとしてのスキルだけでなくマネジメントなどの上流工程のスキルを手に入れることも大切です。
フリーランスとして活躍していくためにも、アピールできるスキルを増やしていきましょう。
まとめ
仕事に困らないフリーランスになるためには、
- 経験・実績作り
- 人との繋がりを大切にする
- 常にスキルアップを目指す
- 営業スキルをつける努力をする
- 自分がアピールできることを増やす
この5つのポイントがとても大切です。
特に、フリーランスにとってスキルの高さは収入に比例します。
常に現状のスキルに満足することなく、新しいスキルを身につける努力をおこないましょう。