【実例あり】ノマドワークとは?必要なスキルやメリット・デメリットを詳しく紹介
インターネットの活用が当たり前となった現代。
スマートフォンなどのIT機器やITツールの普及により、柔軟な働き方が増えています。
そんななか、
「ノマドワークなら自由な働き方ができるって本当?」
「ノマドワーカーってどういう人のこと?」
という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
「ノマド」という言葉を耳にしたことはあるものの、あまり聞きなれない言葉ですよね。
今回は、新しい働き方である「ノマドワーク」についてお伝えしましょう。
この記事では、以下の内容で「ノマドワーク」を解説していきます。
- ノマドワーカーになるにはどんなスキルが必要?
- ノマドワークに適した5つの職種と年収例
- ノマドワーカーに向いている人・向いていない人の特徴
- ノマドワーカーのメリット・デメリット
このほかにも「ノマドワーカー」についての情報をわかりやすくまとめました。
どこでも働ける「ノマドワーカー」に興味がある!という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ノマドワーカーとは?
まず最初に気になるのは、「ノマドワーカー」とは一体何かということ。
日本でも増えている新しい働き方の一つですが、きちんと意味を知っている方は少ないのではないでしょうか。
「ノマドワーカー」の意味や、ほかの新しい働き方との違いについてみてみましょう。
ここからは、
- ノマドワーカーとは「遊牧民」のように自由な場所で働く人
- ノマドワーカーとフリーランスの違い
- ノマドワークとリモートワークの違い
- ノマドワークとコワーキングの違い
- ノマドワークとフリーアドレスの違い
についてご説明します。
初めて知る言葉もあるかもしれません。ひとつずつ確認していきましょう。
1.ノマドワーカーとは「遊牧民」のように自由な場所で働く人
ノマドワーカーとは、「遊牧民」のように自由な場所で働く人のことを意味します。
「Nomad(ノマド)」とは英語で「遊牧民」を意味する言葉です。
遊牧民は、移動しながら生活する人々のこと。
つまり、「ノマドワーカー」とは特定の職場や場所にとらわれない自由な働き方をする人をさす言葉なのです。
インターネットの普及により、パソコンがあれば仕事ができる人が増えていることから、ノマドワーカーという働き方が増えているんですね。
2.ノマドワーカーとフリーランスの違い
特定の職場や場所にとらわれない自由な「ノマドワーカー」ですが、「フリーランス」との違いはなんでしょうか。
それは働き方の形態です。
そもそも、「ノマドワーカー」とは働く場所を自由に移動する働き方を意味するもの。
一方で「フリーランス」とは「個人事業主」という形態で、税務署に開業届を提出して活動する働き方です。
ノマドワーカーは場所に制約がなければ個人事業主でも会社員でもありえますが、フリーランスは個人事業主という働き方であるという違いがあります。
3.ノマドワークとリモートワークの違い
「リモートワーク」も最近よく聞く言葉ではないでしょうか。
ノマドワークと似ている言葉の1つですが、その違いに明確な定義はありません。
ただ、一般的に「リモートワーク」はオフィス以外で仕事をする非出勤型の働き方を意味します。
また、狭義では非出勤型の会社員を意味する場合もあり、仕事場所として自宅を指定されることがあるのもリモートワークの特徴です。
あえて使い分けるとするなら、出勤せずに遠隔で仕事をするのがリモートワーク、働く場所を自由に移動するのがノマドワークと言えるでしょう。
4.ノマドワークとコワーキングの違い
場所に縛られない働き方である「ノマドワーク」と、「コワーキング」との違いはなんでしょうか。
それは、作業場所を共有するかどうかです。
「コワーキング」とは、作業場所を共有しながら、それぞれが独立した仕事をする働き方を意味します。
共有場所のことを「コワーキングスペース」と呼び、周囲の人と関わりを持ちながら仕事ができる働き方です。
「コワーキング」の働き方は、ノマドワーカーと比べて他人とのコミュニケーションが生まれることから、孤立感の解消や新たなコミュニティー形成に役立ちます。
5.ノマドワークとフリーアドレスの違い
では、「ノマドワーク」と「フリーアドレス」の違いはなんでしょうか。
それは場所の範囲がオフィス内かどうかです。
「フリーアドレス」とは、社員がオフィス内に自分の机と座席を持たない働き方のこと。
社員は自分の仕事に必要なものを持ち歩いて、自由にオフィス内を移動し、好きな場所で仕事ができます。
「フリーアドレス」は、オフィス内のノマドワーカーということもできるでしょう。
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ノマドワーカーはどんな人に多い?5つの特徴
「ノマドワーカー」のイメージがつかめたところで、特徴についてご紹介しましょう。
ノマドワーカーという働き方を選ぶ人には、共通する5つの特徴があります。
- モノより経験を重視する
- 組織に縛られたくない
- 自己管理がしっかり出来る
- 好きなことだけをして生きていたい
- リスクをとる覚悟がある
どれも特定の職場や場所にとらわれない「ノマドワーカー」らしい特徴ですね。
詳しくみていきましょう。
1.モノより経験を重視する
モノより経験を重視するという人がノマドワーカーには多いです。
なにかを所有することよりも、体験することに価値を置いています。
場所に縛られずに働くには、モノを所有していては不便です。
すぐに行動できる身軽さを持っていることで、場所に関係なく新しい体験ができます。
2.組織に縛られたくない
ノマドワーカーには、組織に縛られずに自由でいたい人が多いことが特徴です。
組織に所属すると、関わる人や働く場所、時間が固定化してしまいます。
組織に所属することで行動を制限されることを好みません。
好きな場所に自由に移動するのがノマドワーカーの働き方。
移動の自由が奪われるため、組織に縛られたくないという気持ちを持っています。
3.自己管理がしっかりできる
スケジュールや体調など、自己管理がしっかりできる人が多いこともノマドワーカーの特徴といえます。
自分で好きな場所に移動しながら仕事をするということは、意外と大変なものです。
毎日同じオフィスに出勤するわけではなく、新しい場所や行き方に対応しながら、毎日の仕事を安定的にこなさなければなりません。
そのためには、日々のスケジュールをきちんと自分で管理する必要があります。
自由であるということは、自己管理ができるということでもあるのです。
4.好きなことだけをして生きていたい
「好きなことだけをして生きていきたい」とは誰もが考えることですが、それを実行しているのがノマドワーカーです。
ノマドワーカーなら、会社のルールや人間関係にとらわれることなく、好きな時間や場所で働けます。
自分のしたいことが会社のなかではできなかったり、人間関係に縛られる場合もあるでしょう。
したくないことから解放され、自分の好きなことだけをするためにノマドワーカーという働き方を選ぶ人も多いです。
5.リスクをとる覚悟がある
ノマドワーカーに多いのは、リスクをとる覚悟を持っているということ。
特に個人で働くノマドワーカーにはさまざまなリスクがあります。
- 仕事がないと収入がなくなる
- 社会的信用が低い
- 会社から守ってもらえない
しかし、「リスクを負ってでも自由な働き方がしたい」「やりたいことに挑戦したい」というのがノマドワーカー。
自分の希望する働き方のために、リスクをとる覚悟を持っています。
ノマドワーカーが働く代表的な場所7選
ノマドワーカーはあらゆる場所へ移動しながら仕事をします。
実際には、どんな場所で働いているのか気になるところ。
ノマドワーカーが働く代表的な場所7選をご紹介しましょう。
- コワーキングスペース
- カフェ
- インターネットカフェ
- ファミレス
- カラオケ
- 公園
- 海外
さっそくみていきましょう。
1.コワーキングスペース
はじめにご紹介する代表的な作業場所は、コワーキングスペースです。
コワーキングスペースとは、それぞれ独立した仕事をする人が共有する作業場所のこと。
作業ができるカフェというイメージで、街中を探せば見つかります。
1時間、1日、あるいは月額で料金を支払う形式であることが多く、滞在して作業することを目的としたスペースです。
同じようなノマドワーカーやフリーランスの人と交流を持てるという特徴があります。
2.カフェ
カフェでパソコンをひらいて作業している人を見かけたことがあるでしょう。
ノマドワーカーはカフェも作業場所としてよく利用します。
最近は電源やWi-Fiをフリー利用できるカフェも増えており、ノマドワーカーの作業に十分な環境が整ってきました。
カフェによって雰囲気が違い、こだわりのある飲食物を楽しめるため、より快適に過ごせます。
自分のお気に入りのカフェで仕事ができるのは、ノマドワーカーの魅力のひとつでしょう。
3.インターネットカフェ
インターネットカフェも作業環境として適しています。
静かな環境で、個室で仕切られているため、集中しやすいことがポイントです。
時間制のため料金を気にすることなく、ドリンクの飲み放題などのあらゆるサービスを利用できます。
追加料金を支払えば食事をとることもでき、そのまま泊まることも可能です。
4.ファミレス
実はファミレスも作業場所としてよく利用されます。
ファミレスはテーブル自体が広いので、パソコンや資料をひろげて作業しやすいという特徴があるのです。
最近では無料Wi-Fiが利用できたり、テーブルごとに電源がついているところも少なくありません。
ランチタイムなどの混雑時は作業できませんが、空いていて比較的静かであれば、いい作業スペースになります。
ドリンクバーがあり、メニューもリーズナブルなので、お財布にやさしい作業場所といえます。
5.カラオケ
意外かもしれませんが、カラオケもノマドワーカーが作業をする場所としてよく利用されています。
料金時間制の個室で、飲み物や食べ物を注文できるという点では、インターネットカフェと同じです。
カラオケの場合、ほかの部屋からの音も聞こえますが、静かすぎると落ち着かないという人にはむしろいいでしょう。
作業がひと段落したら、思い切り歌ってリフレッシュできるという利点もあります。
6.公園
ずっと室内で仕事をしてばかりいると気が滅入りますが、ノマドワーカーなら公園が仕事場になります。
ベンチやテーブルがある公園なら、パソコンをひらいて作業することもできるでしょう。
電源がないため長時間は難しいかもしれませんが、少しの時間でも公園で作業すると気分転換になります。
日光を浴び、外の空気を吸いながら作業できれば、気持ちも晴れやかになるでしょう。
7.海外
ノマドワーカーは場所にとらわれずに仕事ができるので、海外で働くこともできます。
自分の好きな国に暮らしたい、海外を旅行しながら働きたいという方にはぴったりです。
また、国内の企業と取引しながら、日本より物価の安い国に住めば、ゆとりある暮らしがおくれます。
収入は変わらないまま支出を減らせるので、日本に住んでいるよりも得になるのです。
海外に行きたいなら、日本で収入源をしっかりと確保してから移動することをおすすめします。
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ノマドワークは海外でもできる!おすすめの国を3つ紹介
海外で働きたいと感じている人は多いでしょう。
あの国で働くことが夢だ、という人もいれば、どこでもいいから海外で仕事がしたい、という人も。
では、ノマドワーカーとして海外で働く場合、どんな国がいいのでしょうか。
ここからは、海外でのノマドワークにおすすめな国を3つご紹介します。
- タイ
- フィリピン
- インドネシア
詳しくみていきましょう。
1.タイ
タイは世界中からノマドワーカーが集まる国です。
タイのなかでもバンコクはWi-Fiの速度が速く、ノマドワーカーにとって快適に作業できる環境が整っています。
海外でのノマドワークには、Wi-Fi環境は最も重要なポイントです。
「AISデザインセンター」というコワーキングスペースがあり、年間4,000円という破格の値段で利用できるので、作業場所には困りません。
カフェやゲストハウスも多く、物価が非常に安いため生活費をおさえながらノマド生活がかないます。
2.フィリピン
フィリピンの首都マニラはノマドワーカーの作業場所として穴場な場所です。
ビジネス街エリアであれば、きれいなレストランやカフェで作業ができます。
また「Co.Lab」というコワーキングスペースはノマドワーカーに人気の場所です。
物価も安く、1泊1,000円前後で設備の整ったホテルに泊まれるため、滞在場所の心配はありません。
料理は日本人の口に馴染みやすく、手頃においしい食事が食べられることも魅力です。
3.インドネシア
インドネシアのバリ島も世界中のノマドワーカーから注目されています。
バリにはコワーキングスペースが多く、立地や機能性も抜群です。
- Hubud(ウブド)
- The Onion Collective(ザ・オニオン・コレクティブ)
- WAVE(ウェーブ)
など、作業環境が整った魅力的なコワーキングスペースがあります。
物価も日本の1/2〜1/3程度と安価なので、暮らしやすい国です。
ノマドワークに必要な持ち物5選
移動の多いノマドワーカーですが、どんなものを持ち歩いているのか気になるところ。
オフィスのある会社員なら仕事に必要なものを置いておけますが、ノマドワークでは常に持ち歩かなければなりません。
必要なものだけに厳選し、コンパクトにまとめる必要があります。
ここからは、ノマドワークに必要な持ち物5選をご紹介します。
- パソコン
- スマートフォン
- 充電器
- モバイルバッテリー
- Wi-Fi
ひとつずつみていきましょう。
1.パソコン
ノマドワークをするために、パソコンは必需品です。
仕事や連絡など、基本的な作業はすべてパソコンでおこないます。
移動が多いため、持ち歩きやすいパソコンを選ぶといいでしょう。
持ち歩きやすさのためには、軽量で大きすぎないことが大切です。
2.スマートフォン
現代の生活に欠かせないスマートフォンは、ノマドワークでも大活躍します。
スマートフォンは手元で扱いやすく、連絡手段として最適です。
ほかにもSNSやメモ、マップ、通話などあらゆる機能をノマドワークに活用できます。
コワーキングスペースの住所や乗り換え案内を調べたり、滞在先へのチェックインもスマートフォンで済ませることが可能です。
海外では翻訳機能も重宝するでしょう。
3.充電器
パソコンやスマートフォンを使うために、充電器は必須です。
場所を移動するノマドワーカーは、充電が切れてしまって仕事ができなくなることが一番の問題。
電源がある場所では、忘れずに充電をしておくことがとても大切なのです。
作業場所も、充電ができるよう電源がある場所を選びます。
4.モバイルバッテリー
移動先に電源が必ずあるとは限りません。
そんなときのために、モバイルバッテリーは必ず持ち歩くアイテムです。
ノマドワーカーは、パソコンとスマートフォンの両方を充電する必要があります。
複数の機器を同時に接続でき、大容量かつ高速で充電できるモバイルバッテリーを選びましょう。
モバイルバッテリーがあれば、電源のない場所でも充電切れの心配をすることなく仕事ができます。
5.Wi-Fi
ノマドワーカーにとって重要なのは快適なWi-Fi環境です。
Wi-Fiがない場所や、速度が遅い状態だと、仕事をすることができません。
ノマドワーカーは場所を選ばず作業ができるよう、ポータブルWi-Fiを持ち歩いています。
インターネット上で仕事をする以上、Wi-Fiを持ち歩くことは必須といえるでしょう。
ノマドワーカーになるにはどんなスキルが必要?
実際に「ノマドワーカーになりたい」と感じている方も多いでしょう。
しかし、ノマドワーカーとして働くためにはいくつかのスキルが必要です。
ここからはノマドワーカーになるために必要なスキルをご紹介します。
- 基本的なインターネット・Web知識
- 遠隔でも意思疎通がしっかりとれるコミュニケーション能力
- プログラミングのスキルがあると仕事に困らない
順番にみていきましょう。
基本的なインターネット・Web知識
ノマドワーカーは主にインターネットやWeb上で仕事をします。
そのため、基本的なインターネット・Web知識が必要です。
- 情報収集
- 情報発信
- 資料作成
- 連絡ツール
など、オンラインで仕事をするために必要な知識を身につけておきましょう。
インターネットを使いこなせることで、スムーズに仕事を進められます。
遠隔でも意思疎通がしっかりとれるコミュニケーション能力
ノマドワーカーは、仕事相手とチャットやビデオ通話でやりとりをします。
基本的に対面で関わることは少ないため、遠隔でも意思疎通がしっかり取れるコミュニケーション能力が必要です。
円滑なコミュニケーションをとることで、仕事相手との信頼関係を築いたり、仕事の進捗について共有したりできます。
特に、すばやい返信や丁寧な連絡は、ノマドワーカーとして安心して仕事を依頼してもらうために重要です。
自由なノマドワーカーだからこそ、関わる相手と意思疎通がとれるコミュニケーション能力を身につけましょう。
プログラミングのスキルがあると仕事に困らない
ノマドワーカーとして最も問題なのは、仕事がなくなり収入が途絶えてしまうこと。
プログラミングのスキルを習得しておくと、仕事に困らなくなります。
プログラミングを使ったサイト制作や開発案件の仕事は非常に多く、単価も比較的高いです。
また、プログラミングスキルがあれば仕事を受注するだけでなく、自分でサイトを立ち上げたり、サービスを開発して販売することもできます。
ノマドワーカーとして安定的に仕事を得たいなら、プログラミングスキルを身につけておくと安心でしょう。
プログラミングに興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
プログラミング学習でおすすめのロードマップとは?初心者向け学習サイトも紹介!ノマドワークに適した5つの職種と年収例
ノマドワークとはあくまで「場所にとらわれずに仕事をする」という働き方でした。
では、実際にどんな仕事がノマドワークに適しているのでしょうか。
ノマドワークに適した5つの職種と年収例をご紹介します。
- エンジニア
- ブロガー/アフィリエイター
- webライター
- 翻訳家
- webデザイナー
それぞれみていきましょう。
1.エンジニア
エンジニアは、プログラミングでサイトやアプリなどを作ったり、システムを管理する仕事です。
プログラミングスキルを習得すれば、仕事を受注できます。
スキルの習得には「DMM WEBCAMP」などのプログラミングスクールに通うのが最も効率的です。
エンジニアの平均的な年収例は450〜900万円ほど。
2.ブロガー/アフィリエイター
ブロガーやアフィリエイターは、どちらもブログやサイトを運営し、広告収入を得る仕事です。
有益な情報を記事にまとめ、閲覧数を増やして広告を掲載し、収入を得ます。
ブロガー・アフィリエイターの平均的な年収例は370万円~485万円です。
3.webライター
webライターは、Webサイト上の文章を書く仕事です。
ライティングの仕事案件を受注して、記事や文章を納品することで収入を得ます。
ライターの平均的な年収例は300万円です。
4.翻訳家
翻訳家は、異なる言語を翻訳する仕事です。
最近は翻訳サービスなどもありますが、翻訳家はより正確で伝わりやすい言葉に翻訳することで収入を得ます。
また、外国語のスキルがあれば海外に住むハードルも下がるので、海外でノマドワークをしたい人にも適しているでしょう。
翻訳家の平均的な年収例は200〜500万円です。
5.webデザイナー
webデザイナーは、Webサイトなどのデザインをする仕事です。
デザインの基本的な知識のほか、HTML/CSSなどのプログラミングスキルが必要になります。
平均的なwebデザイナーの年収例は300万円〜400万円です。
webデザイナーについてもっと知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
【在宅Webデザイナー】働き方や仕事内容、未経験者に必要なスキルとはノマドワーカーに向いている人の4つの特徴
あらゆる職種で実現可能なノマドワーカー。
しかし、自分が向いているのかどうか気になる人も多いのではないでしょうか。
ここからはノマドワーカーに向いている人の4つの特徴をご紹介します。
- 早寝早起きができる
- 自発的な行動ができる
- コミュニケーション能力が高い
- 環境に素早く適応できる
自分にあてはまる特徴はあるか、ぜひ確認してみてくださいね。
1.早寝早起きができる
ノマドワーカーは自己管理が大切ですが、朝からしっかりと活動するためには早寝早起きができることがポイント。
1日のはじまりにいいスタートを切れるかどうかでその日の効率は変わります。
普段から早寝早起きの習慣が身についている人は、ノマドワークが向いているといえるでしょう。
2.自発的な行動ができる
ノマドワーカーは自分から行動して仕事を受注し、顧客のためになる働きをする必要があります。
そのため、自発的な行動ができる人が向いている働き方といえるのです。
仕事は勝手に目の前にやってきません。受け身ではなく自分から動いていける行動力が求められます。
3.コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は、ノマドワークに向いています。
ノマドワークでは、オンライン上でのやりとりが中心で、対面と比べて少ない情報でコミュニケーションをとらなくてはなりません。
少ない情報でのやりとりでも、相手を安心させるメッセージや迅速な返信など、コミュニケーション能力の高さが重要です。
コミュニケーション能力の高さによって仕事獲得につながることも多いでしょう。
4.環境に素早く適応できる
ノマドワーカーはあらゆる場所で仕事をするため、環境に素早く適応できる人が向いています。
カフェ、コワーキングスペース、カラオケなど、ノマドワーカーの作業環境はさまざま。
安定的に仕事をこなすためには、どんな環境にも素早く適応できる柔軟さが必要です。
ノマドワーカーに向いていない人の3つの特徴
ノマドワーカーに向いている人の特徴をご紹介しましたが、もちろん逆もあります。
つぎは、ノマドワーカーに向いていない人の3つの特徴をご紹介しましょう。
- 自己アピールが苦手
- 他人の目がないとだらけてしまう
- 安定が好き
1.自己アピールが苦手
自分をアピールすることが苦手な人は、ノマドワーカーには向いていない傾向にあります。
ノマドワーカーは、仕事を獲得するために自分にどんなスキルや実績があるのかをアピールする必要があるのです。
自分のことを知ってもらい、信頼してもらわなければ、仕事を受注してノマドワークをしていくことができません。
2.他人の目がないとだらけてしまう
他人の目がないとだらけてしまうという人がノマドワーカーになるのは要注意です。
ノマドワーカーは他人の目に関係なく、自分のために行動する必要があります。
会社と違い、上司に管理されたり注意されたりすることがないので、自分で自分を律しなければなりません。
3.安定が好き
ノマドワーカーは自由な働き方ができるかわりに、会社員のような安定性はありません。
安定が好きという人は、ノマドワークでは理想の働き方ができない可能性があるでしょう。
ノマドワーカーとして働く6つのメリット
一般社団法人 日本経営協会の調査によると、現在ノマドワーカーとして働く人のおよそ半数が「10年後もノマドワーカーとして働き続けたい」と答えています。
(出典:一般社団法人 日本経営協会『ノマドワーカーの働き方実態調査報告書』)
ノマドワーカーは万人に向いている働き方とはいえません。
しかし向いている人にとって、ノマドワーカーという働き方にはたくさんのメリットがあります。
ここではノマドワーカーとして働く6つのメリットをご紹介しましょう。
- 会社のルールに縛られない
- 刺激を得られる
- 働く時間・場所が自由
- 人間関係のストレスがない
- 満員電車に乗らなくていい
- 海外でも仕事ができる
さっそく確認していきましょう。
1.会社のルールに縛られない
ノマドワーカーの大きなメリットとして、会社のルールに縛られない点が挙げられます。
会社に勤めると、ルールのなかで働かなければなりません。
やりたいことや働き方が自分次第ということがノマドワークの大きな魅力です。
2.刺激を得られる
ノマドワークはあらゆる場所を移動しながら仕事をするため、たくさんの刺激を受けることができます。
これまで関わったことのない人と出会ったり、知らなかったことを知れたりするでしょう。
新しい出会いや知識、体験が得られることがノマドワークの良さといえます。
3.働く時間・場所が自由
時間や場所にとらわれずに働きたいという人にとって、ノマドワークはぴったりの選択肢です。
ノマドワーカーの働き方は、時間や場所が自由であることが大きな特徴。
ほかにやりたいことがある人や、自分の時間を大切にしたい人には大きなメリットです。
4.人間関係のストレスがない
ノマドワーカーは決まった職場を持たないため、人間関係のストレスがありません。
人間関係のストレスは、同じ職場や同じ部署内に苦手な人がいても逃げられないといった環境が原因になりがちです。
ノマドワーカーの場合、必ず顔をあわせなければならないような人間関係がないため、ストレスを感じずにすみます。
5.満員電車に乗らなくていい
通勤が大きなストレスという人にとって、満員電車に乗らなくていいという点は大きな魅力です。
ノマドワーカーは決まった職場や出勤時間がないため、満員電車を避けることができます。
通勤という概念がなく、自分の好きな場所を仕事場にできるのがノマドワーカーの働き方です。
6.海外でも仕事ができる
海外でも仕事ができるという点はノマドワーカーの魅力のひとつ。
パソコンとWi-Fi環境さえあれば、ノマドワーカーは世界のどこでも仕事ができます。
「海外で働きたいけど希望の場所に配置されるのは難しい」と感じていた人でも、ノマドワークができれば好きな国で働けるのです。
ノマドワーカーとして働く4つのデメリット
ノマドワーカーという働き方には多くのメリットがありました。
しかし、もちろんデメリットもあります。
ノマドワーカーのメリットとデメリットを理解して、自分の働き方を考えることが大切です。
ノマドワーカーとして働く4つのデメリットをご紹介します。
- 社会的信用度が低い
- 自己管理ができないと収入がなくなる
- 将来への不安がずっとある
- 孤独を感じやすい
順番に確認していきましょう。
1.社会的信用度が低い
会社に属さないノマドワーカーは、社会的信用度が低いというデメリットがあります。
社会的信用度が低いと、部屋を借りたり、ローンを組んだりするときの審査に通りづらくなるのです。
会社員の場合は、会社に属していることで社会的信用度が保たれます。
ノマドワーカーは自由を得る一方で、社会的信用度の低さを受け入れなければなりません。
2.自己管理ができないと収入がなくなる
ノマドワーカーは、自己管理ができないと収入が0になってしまうリスクがあります。
自己管理ができなければ、継続的に仕事をしていくことはできません。
ノマドワーカーとして収入を得ていけるように自分を管理していくことが必要です。
3.将来への不安がずっとある
移動しながら働くノマドワーカーは、将来の不安を抱えがちです。
会社員であれば、定年で退職金を受け取って仕事を離れ、年金で生活していくことができます。
しかしノマドワーカーの場合は、退職金はなく、年金も会社員ほど受け取ることはできません。
いつまで働き続けるのかを考えたときに、将来の不安と向き合う必要があります。
4.孤独を感じやすい
多くの人と常に関わりあいながら働きたい人にとって、ノマドワークは孤独を感じやすい働き方かもしれません。
ノマドワーカーは移動した先であらゆる人と関わることができます。
しかし、どこかに所属することはあまりないため、チームでなにかを達成したり協力したりする機会は少なくなるでしょう。
決まったコミュニティに属さないぶん、孤独感を感じやすいといえます。
ノマドワーカーになる3つの方法
「ノマドワーカーに向いてるかも」「ノマドワーカーのメリットが魅力的」と感じて、ノマドワーカーになろうと考える方もいるでしょう。
ここでは、実際にノマドワーカーになるための方法をご紹介します。
すぐに行動できる方法も取り上げているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、ノマドワーカーになる3つの方法を見ていきましょう。
- クラウドソーシングで仕事を受注する
- ノマド向けの求人サイトを活用する
- ノマドワークが可能な企業に転職する
それぞれ詳しくご説明します。
1.クラウドソーシングで仕事を受注する
1つ目は、クラウドソーシングで仕事を受注する方法です。
働きながらでもできるので、気軽にノマドワークを実践できます。
クラウドソーシングとは、「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」をつなげるオンラインサービスです。
Webライティングやプログラミング、デザインなど、オンラインでできる案件がたくさんあるので、自分ができる仕事を受注してノマドワークができます。
クラウドソーシングの案件は未経験からでも受注できるものが多く、初めてのノマドワークにもおすすめです。
副業として始め、収入が増えてきたら会社をやめて独立すれば、フリーランスとして完全なノマドワーカーにもなれますよ。
2.ノマド向けの求人サイトを活用する
2つ目は、ノマド向けの求人サイトを活用する方法です。
ノマド向けの旅に特化した求人サイト、旅をテーマにしたメディアや雑誌の募集などを活用すれば、ノマドで働ける仕事が見つけられます。
雇用形態はさまざまで、特定の企業と直接契約を結ぶケースや、登録して不特定多数の1人として働くケースなどがあるでしょう。
「旅が好き」「ノマドワーカーとして働きたい仕事が決まっている」という方は、求人サイトの活用がおすすめです。
3.ノマドワークが可能な企業に転職する
3つ目は、ノマドワークが可能な企業に転職する方法です。
最近はノマドワークやリモートワークが可能な企業が増えています。
働き方の自由度が高い企業に転職することで、正社員として働きながらノマドワークが実現できるでしょう。
企業によっては、地方にサテライトオフィスを作ってリモートで働けるところも。
総務省の「おためしサテライトオフィス」のサイトでさまざまな事例が紹介されていますよ。
また、もし新しい働き方の導入に積極的な会社なら、転職する前に一度ノマドワークができないかを交渉するのも手です。
正社員として働きながらノマドワークをすることはまだ一般的ではありませんが、少しずつ広がっており、行動次第で希望の働き方が叶います。
ノマドワークを始めるときの3つの注意点
さて、実際に「ノマドワークを始めたい」という人も多いかもしれません。
実はノマドワークを始めるときに注意したいことがあります。
ノマドワークで失敗しないためにも、ぜひ覚えておいてください。
ここからは、ノマドワークを始めるときの3つの注意点をご紹介します。
- 休みの日を設ける
- 連絡はしっかり返す
- 収益の分散などリスクヘッジをする
みていきましょう。
1.休みの日を設ける
ノマドワーカーとして働いていくために、まずは休みの日をしっかり設けましょう。
ノマドワーカーは自分のペースで仕事をするため、働きすぎてしまうことも少なくありません。
うまく休みをとれないと、仕事を抱えすぎて会社員以上に働くことになってしまいます。
無理をしすぎて身体を壊さないためにも、休みの日は確保することが大切です。
2.連絡はしっかり返す
ノマドワーカーが仕事をするうえで最も注意すべきことは、連絡をしっかり返すことです。
仕事においては、質も大切ですが、同じくらいに連絡がきちんととれることが求められます。
仕事のクライアントは連絡がスムーズにとれる相手と仕事をしたいと考えているのです。
連絡をしっかり返すという基本的なことを意識しましょう。
3.収益の分散などリスクヘッジをする
ノマドワーカーは仕事がいきなりなくなってしまうリスクがあります。
そのため、常に収益を分散するなどリスクヘッジをしておくことが重要です。
ノマドワーカーとして働いていると、メインの収入となっていた案件がいきなりなくなることも珍しくありません。
複数の収益をもち、収入がなくなるリスクに備えましょう。
ノマドワーカーの1日のスケジュール例
ノマドワーカーは具体的にどんな1日を過ごしているのか、イメージがつきにくいのではないでしょうか。
移動しながら働くノマドワーカーは、毎日が同じスケジュールではありません。
ここではノマドワーカーの1日のスケジュール例をご紹介します。
仕事のスケジュールや体調によって、好きな時間に起きることができます。
満員電車を避けて移動できるので、移動のストレスも少ないです。
午後の作業効率をアップさせるために昼寝をすることも。
カフェのコーヒーを飲みながら、パソコンの画面と向き合う時間です。
もちろん、自分の好きなタイミングで終わることも可能です。
仕事のあとはプライベートの時間を過ごします。
1日の仕事時間は、抱えている仕事量にもよります。
仕事をしすぎないことも、ノマドワーカーとして働きつづけるためには大切です。
ノマドワーカーが求めるのは「働きやすい環境」
ゆったりとした1日を過ごすイメージがあるノマドワーカーですが、求めているのは「働きやすい環境」です。
ノマドワークという働き方に限らず、「働きやすい環境」をかなえることはできるようになってきています。
「働きやすい環境」が広がっている現状についてみていきましょう。
在宅ワークやサテライトオフィスなど出社しない働き方も増えてきた
最近では会社員であっても、在宅ワークやサテライトオフィスなど出社しない働き方が増えてきました。
リモートワークやフレックスタイム制など、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ノマドワークという働き方以外にも、柔軟な働き方ができるように社会全体が変化してきています。
今後はさらに働き方の多様化が進み、場所や時間の自由度が高い仕事が増えていくでしょう。
場所を選ばず働けるスキルがあれば社会の変化に強くなる
自由な働き方が増えてきたときに必要なことは、場所を選ばず働けるスキルを身につけておくことです。
たとえ時間や場所に縛られない働き方ができるようになっても、自分自身がオンラインで働けるスキルを持っていなければ自由にはなれません。
社会の変化に対応し、どこでも働く力をつけるために、いまからスキルを習得しておくことが大切です。
まとめ:スキルを身につけて自由な働き方を実現しよう!
今回はノマドワークについてお伝えしました。
ノマドワーカーの働き方は、働く時間や場所が自由である一方で、あらゆるスキルが必要です。
まずはノマドワーカーとして仕事をするスキルを身につけて、理想の働き方に近づきましょう。