[転職希望者必見]ハローワークの相談を使いたおそう!

公開日: 2020.05.31
更新日: 2024.10.18
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「ハローワークの職業相談でなにができるんだろう……?」と悩んではいませんか?

本記事ではハローワークで相談できる内容や、相談するメリット・注意点などを解説しています

「ハローワークを使って転職したい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ハローワークの職業相談とは

ハローワークは「公共職業安定所」とも呼ばれる、国が運営している職業紹介所です。

ハローワークでは、仕事を探している人に対して「職業相談」ができるようになっています。

ハローワークの職業相談を利用すれば、

  • 就職先の選び方
  • 自己分析のやり方
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 応募したい企業への手続き
  • セミナーの案内

など、転職のサポートをしてもらうことが可能です

また前職の企業で雇用保険に加入していた場合、ハローワークで雇用保険手続きをすれば失業給付を受給できます。

失業給付をもらうためには、原則として2回以上の求職活動の実績が必要です。

そのため、失業給付を受け取る実績を作るために、ハローワークの職業相談を利用する人もいます。

参考 雇用保険の具体的な手続きハローワーク インターネットサービス


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ハローワークで相談するメリット

転職先を探している人の中には、「ハローワークで職業相談をするメリットはなんだろう……?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

まずは、求職者がハローワークに相談する3つのメリットを紹介します

  1. 相談窓口を無料で利用できるので安心
  2. 地元の求人を紹介してもらえる
  3. 転職に必要なスキルが身につく職業訓練が受けられる

順番に見ていきましょう。

1.相談窓口を無料で利用できるので安心

ハローワークは、就職ができなくて困っている人を助けるために国が運営しているものです。

なのでハローワークでの職業相談は、誰でも無料で使えます。

転職を考えている人の中には、「なるべく早く次の仕事を見つけたい……」「転職にあまりお金と時間をかけられない……」という人も多いでしょう。

ハローワークの職業相談はお金がかからないので、求職者は安心して転職活動に集中できます

2.地元の求人を紹介してもらえる

ハローワークで出されている求人情報は、地元の企業のものが多いです。

そのため次のように考える求職者は、ハローワークに相談することをおすすめします。

  • 今の家から引っ越しはしたくない
  • 地元の企業で働きたい

地元の企業で働きたいならハローワークで就職相談をした方が、希望する企業が見つかりやすいです

逆に有名な大手企業へ転職したい人は、ハローワークよりも転職サイトや転職エージェントを使った方がいいかもしれません。

3.転職に必要なスキルが身につく、無料の職業訓練が受けられる

ハローワークで相談すれば、転職に必要なスキルが身につく職業訓練が受けられます。

転職をしたいと思っても、「企業へアピールできるスキルがなにもない……」「今まで経験したことのない分野に挑戦したい……!」という人もいると思います。

そんな人におすすめなのが、

  • 公共職業訓練
  • 求職者支援訓練

という、ハローワークの職業訓練です。

これらの訓練は基本的に無料で受けられるので、スキルに自信を持って転職ができます

参考 ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)厚生労働省

ハローワークの職業相談に向いている人

ここまで、ハローワークで職業相談をするメリットを紹介しました。

したがって、ハローワークの職業相談が向いているのは、

  • 無料で転職のサポートをして欲しい
  • 地元で就職したい
  • 就職に活かせるスキルを身につけたい

と感じる人です。

もし少しでも職業相談が気になるなら、近くのハローワークを探してみるといいでしょう

「転職したいけど、そもそも仕事の探し方がわからない……」「これからなにをしたいかが明確じゃない……」という人でも、担当者がしっかりと相談に乗ってくれます。

参考 ハローワークインターネットサービスハローワークインターネットサービス


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ハローワークに相談する際のポイント

ハローワークは無料なので、転職を円滑に進めたければ利用するのがおすすめです。

しかしいくら無料で使えるハローワークでも、職業相談をする際になにも考えずに行くと時間がムダになってしまいます

ハローワークへ相談する時間を有意義にするためのポイントは、主に3つです。

  1. 相談に行く時間帯に注意する
  2. 職員に勧められた興味のない求人はしっかりと断る
  3. 相談内容は前もって考えておく

今から順に解説するので、ハローワークで転職をしようと考えている人はぜひ参考にしてください。

1.相談に行く時間帯に注意する

ハローワークで職業相談をするなら、相談に行く時間帯に注意しましょう。

ハローワークは予約制なので、

  • 混みやすい時間帯
  • ハローワークでイベントが開催されるとき

などは、相談に行ってもすぐに対応してもらえないかもしれません

ハローワークの職業相談の予約は、地域によっては電話での予約を受け付けています。

なので近くのハローワークに問い合わせてみるか、時間に余裕を持ってハローワークへ行くと相談までがスムーズです。

2.職員に勧められた興味のない求人はしっかりと断る

ハローワークに職業相談すると、相談員があなたに合いそうな求人を紹介してくれます。

しかし担当の相談員に勧められたからと言って、必ずその企業に応募しないといけないわけではありません。

紹介された企業の求人を断っても罰則などはないので、あなたの希望する条件と異なる求人なら断ることも大切です

もし断るのに勇気が必要だと思うなら「一度持ち帰って検討します」と伝えて、その日の相談を終えましょう。

紹介されるがままに流されて、なんとなくで就職先を決めるのはもったいないです。

3.相談内容は前もって考えておく

ハローワークで職業相談をするなら、相談内容は前もって考えておきましょう。

ハローワークの職業相談は無料ですが、予約が必要で時間がある程度限られています

そのため相談に行く前日くらいまでに、

  • 希望する企業の条件
  • 興味のある職種
  • 自分のスキルの棚卸し

などを済ませておいて、聞きたいことをまとめておくのがおすすめです。

また、相談中はメモを取りながら話を進めると、次に相談に行ったときより効率が良くなります。

相談する貴重な時間がムダにならないように心がけて、ハローワークの職業相談を利用してください。

失業給付のための実績作りでハローワークへ行く場合も質問内容を考えておく

ハローワークの職業相談をする人の中には、転職先を見つけるためだけでなく、失業保険を貰うために利用する方もいると思います。

本記事の最初のほうでも言いましたが、失業給付を受け取るためには、原則として2回以上のハローワークでの求職活動実績が必要です

失業給付が目的だと、「職業相談は形だけでいいや!」と思う人もいるかもしれません。

しかし失業給付のためとは言え、職業相談に適当に選んだ企業の求人票を持っていくと、そのまま面接の日程を立てるケースもあります。

なので失業給付のためにハローワークの職業相談を使う方は、

  • 職業訓練にはどんなものがあるか
  • 今のスキルを活かせる業界について
  • 未経験でも採用される職種はなにか

というような、あまり具体的でない質問を考えておくのがおすすめです

すると相談員がいくつか求人を紹介してくれたり、アドバイスをしてくれたりするので「一度検討します」と伝えれば、長い時間を要さずに相談を終えられます。

ハローワークの職業相談を使う目的に合わせて質問内容をあらかじめ考えておくと、効率的に目標を達成することが可能です。

ハローワークに相談する前に注意すること

ハローワークの職業相談を使えば、誰でも転職に関する相談を無料で受けられます。

しかし、「ハローワークを利用するときに、気をつけることはなにかあるんだろうか……?」と疑問に思う方もいるでしょう。

ここでは、ハローワークに職業相談をする際に注意すべきことを2つお伝えします

  1. ハローワークの求人掲載は無料なので、求人の質が良いとは限らない
  2. 相談員は自分で選べない

1.ハローワークの求人掲載は無料なので、求人の質が良いとは限らない

ハローワークは求職者が無料で求人を探せますが、求人の質が必ずしも良いとは限りません

なぜならハローワークは、企業が求人を掲載するのも無料だからです。

ハローワークの求人の中には、

  • 給料
  • 社会保障などの諸手当
  • 残業の実態
  • 業務内容

など、求人票に書いてあるものと実際が異なる求人も多く存在します。

一概にハローワークにある求人の質が悪いわけではありませんが、ブラック企業でなく優良企業へ就職できるように、会社をしっかりと見定めてください。

2.相談員は自分で選べない

ハローワークでの職業相談をする職員は、自分では選べないので注意が必要です

転職のために相談をするなら、「できるなら相性の良い担当者と話がしたい……!」と考える人がほとんどでしょう。

しかしハローワークの相談員は、

  • 親身になってアドバイスをくれる人
  • 事務的に作業をこなすだけの人

というように人による違いがあるため、話をする相手によっては相談の質や、求職者の満足度に差が出てきます。

どの相談員に当たるかはほぼ運によって左右するので、「ハローワークの相談は人による違いがある」と頭に入れておいてください。

ただしハローワークのある地域によっては、相談員を指名できるケースもあります。

そのため、あなたに合う担当者がいるなら、指名して予約できないかの確認がおすすめです。

まとめ

ハローワークの職業相談は、以下のような目的を持った人に多く利用されます。

  • 転職のサポートをして欲しい
  • 失業給付を受給したい

職業相談は無料な上、転職に必要なスキルが身につく職業訓練を受けることも可能です。

したがって転職を考えているなら、ハローワークの職業相談を使ってみてください。

またハローワークの職業相談を利用するなら、次の3点を意識すれば効率的に活用できます。

  1. 相談に行く時間帯に注意する
  2. 職員に勧められた興味のない求人はしっかりと断る
  3. 相談内容は前もって考えておく

あなたが今納得できる転職先を見つけたいと思っているなら、ハローワークの職業相談を最大限に使い倒しましょう!

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