フリーターは何歳まで続けていい?今から正社員になるための7つのヒント
「フリーターの生活を続けているけれど、何歳までやっててもいいのだろう?」
「正社員になりたいけど、フリーターでも今からなれるかな?」
と思うことはありませんか?
フリーターの生活に不安を持っていても、何歳までに正社員になればいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 何歳までフリーターをやっていていいのか?
- フリーターから正社員になるにはどうしたらいいのか?
について詳しく解説します。
この記事を見れば、フリーターから正社員になった方がいい年齢やその方法が分かります。
今後の将来設計のヒントが知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フリーターは何歳まで許される?社員になれる制限とは
今後正社員になりたいと考えているフリーターにとって、「年齢」は非常に重要なポイントとなります。
会社によっては、年齢層が高い求職者を求めていないケースは多いからです。
そのため、まずは年代別での正社員を目指す方法をご紹介していきます。
- 正社員は一般的に20代までが主流
- 30代前半でもスキル次第では就職のチャンスあり
- 30代後半からは紹介予定派遣などを使えば正社員を目指せる
では、それぞれ説明していきます。
1.正社員は一般的に20代までが主流
前提として、正社員を募集する企業の多くは20代を求めています。
とくに専門的な知識が必要となる業界では、例外なく20代が有利といっても過言ではないでしょう。
- 物事を柔軟に捉えられる
- 企業にとっても扱いやすい
- 将来の幹部候補を育成できる
「正社員は20代のうちになった方がいい」といわれる理由は、その求人内容によるところが大きいです。
企業としては長く自社で働いて欲しいと思うので、スキルが無くても若いというだけで価値が現れます。
求人のジャンルも幅広く、求職者にとっても仕事の選択肢が多いのです。
2.30代前半でもスキル次第では就職のチャンスあり
30代前半で正社員を狙う場合は、ある程度のスキルは備えておいた方がいいでしょう。
中途採用の場合は、「社員教育がすでに出来ている人材の採用」という形で企業側も考えています。
そのため、採用側は「新たな環境にすぐ順応できるか」という点も求めています。
- マネジメント経験がある
- 業界や仕事に対する知識が深い
- 資格をたくさん持っている
上記のように、会社の即戦力となり得るスキルを持ち合わせていると、重宝されやすくなります。
また、30代ともなると、会社では部下を持つ立場になる人が多いのが現状です。
アルバイトでも過去に部下をマネジメントした経験があれば、就職のチャンスは高まります。
「今までの経験をもとに何が出来るのか?」が重視されるため、過去にどんな経験をしてきたのかまとめてみることも大切です。
3.30代後半からは紹介予定派遣などを使えば正社員を目指せる
30代後半で正社員を目指す際は、通常の求人枠はどんどん減ってしまい、今まで以上に狭き門となります。
しかし、紹介予定派遣を使えば、正社員を目指すことが可能です。
紹介予定派遣とは、直接雇用を前提とした派遣です。派遣期間終了後に企業側と就業者の双方の合意により正社員になれます。
この「紹介予定派遣」は、内定が決まれば余程の問題行動がない限り正社員への道が開かれます。
厚生労働省が毎年発表している「労働者派遣事業の事業報告の集計結果」では、2018年度で下記のような統計が出ています。
- 紹介予定派遣において職業紹介を実施した労働者数:28,120人
- 紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数:19,214人
(出典:労働者派遣事業の事業報告の集計結果)
上記資料のように、紹介予定派遣により約68.3%の派遣社員が直接雇用されています。
紹介予定派遣の場合、勤務態度に大きな問題がなければ正社員になれる可能性は高いといえるでしょう。
30代後半は紹介予定派遣などを使って、実務形式で自分の実力をアピールする必要があります。
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30代以降のフリーターが就職しづらい5つの理由
30代以降になるとフリーターが就職しづらくなる理由として、以下の5点が挙げられます。
- 実績やスキルが求められる年代だから
- 会社は若い人を育てたがるから
- マネジメントスキルを身に着けていく年代だから
- 忍耐力が無いと思われてしまうから
- 精神的なコンプレックスを抱えてしまいやすいから
共通していえることは「20代を採用した方が会社側のメリットが大きい」という点です。
それぞれの内容を細かく見ていきましょう。
1.実績やスキルが求められる年代だから
20代から正社員として働く人と比べると、30代のフリーターは「正社員としての経験値に10年分の差が出来てしまっている」ともいえます。
そのため、30代で正社員を目指す場合は「その10年分の経験値を埋め合わせる実績やスキル」が求められるのです。
例えば下記のようなスキルです。
- リーダーシップ
- マーケティング能力
- 語学力
- トラブル対応の柔軟性
上記の要素を持っていれば、20代と差別化することもできなくはありません。
ですが、主だったスキルを持ち合わせていない場合は、20代と比較すると劣っているように見えてしまうのです。
2.会社は若い人を育てたがるから
企業はできるだけ長い間働いてくれる人材を求めており、若い年代から育てたいと考える企業がほとんどです。
企業が若い人を育てたがる理由は以下のとおりです。
- 会社の将来を担う幹部候補の人材を探している
- 若い人の方が素直で教えやすい
このような理由があり、歳を重ねるごとに正社員の道は険しくなります。
30代で正社員を目指す場合は「30代でもこの人材は採用したい」と思ってもらえるような人材になる必要があるといえるでしょう。
3.マネジメントスキルを身に着けていく年代だから
30代ともなると、一般の企業では部下を持って教えていくマネジメントの立場となります。
そのため、企業側としても「30代を採用するなら、マネジメントができる人がいい」と考えている可能性は高いでしょう。
- 部下や後輩の教育経験
- チームリーダーとして部署を引っ張っていった経験
- プロジェクトのリーダーとして案件を成し遂げる経験
- 自分自身をマネジメント出来る経験
上記のような経験があれば、30代であっても評価に繋がることはあるはずです。
しかしフリーターの場合は、部下をマネジメントする機会はあまりありません。
また入社後に実務的なスキルを身につけていく段階だと、マネジメントにまで手が回らないですよね。
これらの理由から、マネジメント経験がないフリーターは、採用につながらない現状があるのです。
4.忍耐力が無いと思われてしまうから
30代までフリーターをやっていた場合、忍耐力が無いから今までフリーターをしていたと思われるケースが多いです。
実際に正社員になった場合、責任や仕事量などから忍耐力が必要な場面は数多くあります。
採用側からすると「正社員経験が乏しい人に、仕事を任せて問題ないのか」と不安になっているのです。
- 納期が迫っている中でなんとか間に合わせた
- お客さんの無茶な要望に応え、厳しい仕事をやり切った
- 1つの業務だけではなく、複数の業務を同時にやった
上記のような予期しない困難に遭遇した際に、最後までやり切る力や忍耐力が試される場面は数多く出てきます。
他にも採用側からすると「またすぐに辞めるのでは?」という先入観を持たれてしまっている場合もあるでしょう。
現在フリーターの人は、こういった企業側の先入観を払拭できるアピールが必要になるのです。
5.精神的なコンプレックスを抱えてしまいやすいから
一般的な社会人は20代前半から正社員として働いているため、少しずつ環境に差がついてきてしまいます。
その差は次第に顕在化するようになり、他の人と自分を比べ、精神的なコンプレックスを抱えてしまいやすくなるのです。
例えば、仲の良い友人が会社で出世をしたり、家庭を築く人も現れたりしますし、親戚からも白い目で見られることも増えてきます。
すると「どうせ自分はダメなやつだ……」とふさぎ込んでしまい、採用活動でも自信が持てず、うまくアピールできずに終わってしまうこともあるでしょう。
精神的なコンプレックスは、フリーターが採用されづらくなる大きな理由だといえます。
フリーターを続けることで発生する4つのデメリット
「正社員を目指すのは難しいから、フリーターとしてうまくやっていこう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、フリーターを続けることで、いくつかの問題が生じることも覚えておきましょう。
ここではフリーターを継続することで起こるデメリットを4つに絞って説明していきます。
- 生涯年収が正社員に比べて激減する
- 老後にもらえる年金額が減る
- 社会的な地位や信用が低い
- できる仕事がどんどん減っていく
「取り返しのつかないことになった」とならないように、今のうちからフリーターを続けることのリスクを把握しておくことが大切です。
それぞれの内容を細かく見ていきましょう。
1.生涯年収が正社員に比べて激減する
フリーターでいる場合、悩まされるもののひとつにお金の問題があげられます。
正社員の場合は、昇給や昇進などもあり年齢を重なるごとに年収は増えていきますが、フリーターはそういった機会はほとんどありません。
実際にフリーターと正社員で生涯賃金を比べた場合、正社員の方が4倍多く貰えるという結果も出ています。
フリーターの生涯賃金:約5,000万円
正社員の生涯賃金:約2億2,000万円
(出典:厚生労働省資料ー正社員とフリーターの格差)
一生涯という期間でみるとフリーターと正社員の間では、生涯賃金に大きな差が生まれます。
「フリーターでいいや」と思っている方も、上記のような大きな差があることは、頭の片隅に入れておきましょう。
2.老後にもらえる年金額が減る
フリーターの場合、国民年金にしか入っていない人も多く、年金を満額で貰えても貯金がなければ生活は難しいでしょう。
その一方で、正社員の場合は厚生年金が貰えます。
例えばフリーターの場合、年金暮らしになってもアパートやマンションを借りていると、それだけで年金はなくなってしまいます。
貯金が十分にある場合はまだしも、貯金に余裕がないフリーターは、老後も働き続けなければ生活をすることは難しいのです。
3.社会的な地位や信用が低い
フリーターの印象は、歳を重ねるごとに厳しくなります。
世間からのフリーターの印象はさまざまですが、下記のように思われていることが多いです。
- 自立できていない
- 責任がない
- 努力していない
また、信用という面においても、銀行からローンなどを組むことも非常に難しくなります。
ローンを組めないと、人生の中で大きな買い物となる、家や車などを買うことすら難しくなる点も覚えておきましょう。
4.できる仕事がどんどん減っていく
フリーターの場合は正社員に比べて仕事の幅が少なく、基本は誰でもできる仕事を任される場合が多いです。
そのため、単純な仕事が多く、自分が成長できる仕事はなかなかありません。
また、歳を取ると体力も衰えてきて働ける時間も少なくなってくるので、できる仕事はどんどん減っていきます。
高年齢の人を採用する企業も多くないため、働ける窓口は年々狭くなっていくことも覚えておきましょう。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
フリーターを続ける3つのメリットとは
フリーターを続けることにデメリットも多いですが、その一方でメリットもあります。
あくまで「やり方次第」ではありますが、下記のような理由から、一時的にフリーターのポジションに立つのもよいでしょう。
- 好きな勤務形態を選べる
- 仕事への責任が軽い
- いろいろな会社で経験を積める
それぞれの項目を細かく見ていきましょう。
1.好きな勤務形態を選べる
フリーターの場合、休みを確保しやすかったり、日によって勤務時間を変えたりと自分の都合のいい働き方ができます。
また、仕事以外にも自分の趣味に没頭したい人にとっては、理想的なスタイルで働けるともいえるでしょう。
その他にも「将来やりたいことがある」など、夢を追っている人にもフリーターはメリットがあります。
「いつでもチャンスを掴めるように、あえてフリーターとして働く」という考えは、ある意味理にかなっているともいえるのです。
2.仕事への責任が軽い
仕事に対する責任は、フリーターの方が正社員よりも遥かに軽いです。
重要な役割はほとんど正社員がおこなうので、フリーターの場合、責任を取る必要はほとんどありません。
たとえば、正社員だと売上などを意識しないといけない場面もありますが、フリーターだと基本的にそういったことまでは考えることはありません。
- 仕事の成果や結果
- 取引先との関係維持
- 仕事の進捗
正社員の場合は上記のような面にも気を張っておく必要があります。
ですが実際のところ、正社員の中には責任を追うことがプレッシャーとなり、日々ストレスを感じてしまう人も少なくありません。
責任の大小は現場によって多少異なる部分もありますが、フリーターは正社員と比較すると仕事としての責任は軽いといえるでしょう。
3.いろいろな会社で経験を積める
正社員で就職した場合は、基本的には同じような業種のみで働くことになります。
定年まで同じ仕事を続ける人も多く、積極的に転職活動をしなければ仕事はなかなか変わりません。
その一方でフリーターであれば、自分の興味のある業種や会社で経験を積むことが出来ます。
明確な目的を持って、色々な会社で経験を積むことが出来れば、それは今後の強みにもなるでしょう。
20代でも安心できない!?年齢別に見たフリーターの就職事情とは
ここまでで、フリーターが就職するためには、できるだけ若いうちに行動を起こした方がいい理由がわかっていただけたと思います。
とはいえ、20代だからといって手放しに安心できるわけではありません。
以下のデータをご覧ください。
こちらは、過去1年間にパートやアルバイトなどの非定型雇用から正社員へ移行した人の就職率をまとめたデータです。
【過去1年間に非典型雇用から離職した者の性・年齢段階別正社員移行率】
年齢 | 正社員移行率 |
20〜24歳 | 21.9% |
25〜29歳 | 18.3% |
30〜34歳 | 13.0% |
(出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「過去1年間に非典型雇用から離職した者の性・年齢段階別正社員移行率 」2012年調査)
こちらのデータからは、年齢が上がるごとにどんどん就職率が下がっていることがわかります。
同じ20代でも、前半と後半では少し差がありますよね。
さらに30代になれば、20代前半のほとんど半分ほどの就職率になっています。
ではどうして、同じ20代でもこれだけの差が生まれるのでしょうか?
ここからは、企業が年齢別に持っているイメージから原因を探っていきましょう。
20~24歳:成長率に期待
20~24歳は、4年制大学を卒業した方なら「第二新卒」や「既卒」にあたる年代です。
社会人としてもまだまだ若く、物事の吸収力や成長スピードが速い年代といえるでしょう。
教育が必要でも、今後中長期的なキャリアを築いていけると考えられます。
実務経験がなくても人間性やポテンシャル、仕事への熱意があれば、未経験からの入社もしやすいのが特徴です。
今後の活躍に期待できるため、採用率も比較的高いでしょう。
25~29歳:基本的な実務経験と成長率に期待
25~29歳は、社会人としての経験が増えている年代。
基本的なスキルがあり、人によっては後輩がいてもおかしくないでしょう。
まだ1人前とまではいかなくても、社会人としてのビジネスマナーや意欲的に仕事に取り組む姿勢が期待されます。
20代前半よりも、実務経験や今後の成長率が求められるのが特徴です。
30~34歳:即戦力に期待
30~34歳は、即戦力が求められる年代です。
20代で培った経験や実績、スキルなどが問われる年代でもあります。
転職活動においては、未経験入社が難しくなってくる年代といえるでしょう。
基本的なビジネススキルに加えて、リーダー性などプラスアルファのスキルが求められます。
フリーターを抜け出して社員を目指すコツ7選
今までずっとフリーターをしていた人でも、今日から正社員を目指すことは可能です。
フリーターから正社員を目指す上で、成功につながるコツは以下の7つです。
- 何かしらのスキルを身につける
- 未経験を採用してくれる会社を見つける
- フリーター専門の転職エージェントを利用する
- フリーター期間に何をしていたかを説明できるようにしておく
- フリーランスとして仕事の実績を積む
- いきなり正社員にこだわらない
- とにかく早く行動する
できることから積極的に取り組んでみましょう。
1.何かしらのスキルを身につける
今から正社員になりたい場合は、スキルを身に付けておくことがおすすめです。
会社が求めているスキルを持っていれば、面接の場などで20代の求職者との差別化になり得ます。
例えばプログラミングを武器として身につけておくと、IT関係の企業では重宝されるはずです。
今、自分の強みやスキルが何かわからないという場合は、試しに興味を持てるジャンルを調べてみるところから始めてみましょう。
2.未経験を採用してくれる会社を見つける
会社によっては「未経験」でも積極的に採用してくれるところもあります。
職種も業界も未経験の場合でも、下記のような業界では積極採用している企業も少なくありません。
- 交通・販売
- フード・アミューズメント
- IT関連
これらは、未経験でも採用されるチャンスが多い業界ともいえますので、気になる業種があれば応募してみましょう。
あなたがアルバイトで経験した職種や業界の場合は、経験者として優遇されることもあるはずです。
3.フリーター専門の転職エージェントを利用する
今ではさまざまな転職エージェントがありますが、フリーター専門の転職エージェントもあります。
フリーター専門の転職エージェントには他の転職サイトにはないような求人情報も集まるので、利用する価値は高いです。
転職エージェントは、あなたの今の状態を分析し、これまでの経験をもとに活躍できる企業や転職先を一緒に考えてくれます。
- 残業なしで土日休みありの会社
- 職歴なし・正社員経験なしでもOK
- 書類選考を免除
- 職歴ではなく、人柄で判断してくれる会社
希望を出せば上記のような企業を見つけることもできるでしょう。
転職エージェントによっては、ブラック企業を徹底的に排除しているサービスもあります。
- セミナーや就職講座などの充実した対策
- 履歴書・職務経歴書の作成や添削指導
- 面接日程の調整
- 面接のフォローやアドバイス
- 給料の交渉
- 入社後でも相談に乗ってくれる
などの内容を、懇切丁寧に対応してくれるでしょう。
まずは今のあなたの現状や素直な気持ちを転職エージェントに話してみて、アドバイスを受けてみてください。
4.フリーター期間に何をしていたかを説明できるようにしておく
面接時には「アルバイトの時に仕事に対してどう取り組んだのか」という内容を聞かれることが多いです。
- 接客力
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ力
- 継続力
上記の内容を具体的に例を出して説明できるようにしておくと、面接での評価も高まります。
お客さんがどんなことをされたら嬉しいのかを考え、◯◯を実行しました。
その結果、お店のリピーターになる人が増え、売り上げに繋がりました。
このように、自分の強みをアルバイトの時にどう活かしたのかを説明できるようにしておきましょう。
5.フリーランスとして仕事の実績を積む
アルバイトをやりながらでもいいので、まずはフリーランスとして仕事の実績を積むこともおすすめです。
最近では、フリーランスも簡単に仕事が取れるようになっており、さまざまなプラットフォームができています。
- ブログなどの文章を書くライティング
- 商品の梱包や発送
- アンケートに回答する
- パソコンでデータを入力
フリーランスに向けた募集は数多くあり、在宅で仕事を請け負うことも可能です。
まずは自分に出来ることがないかチェックしてみましょう。
6.いきなり正社員にこだわらない
あえて派遣社員や契約社員を目指す、という方法もあります。
というのも、派遣社員や契約社員から正社員になれるケースは意外と少なくないからです。
2019年には、厚生労働省による「働き方改革」の政策が発表され、残業もできなくなり、正社員の雇用を増やす企業も出てきています。
働き方改革による時間外労働の上限規制残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできない。
(出典:厚生労働省「時間外労働の上限規制とは」)
このように月に45時間以上の残業は基本的には不可となったので、働く機会はますます増えてくると予想されます。
最初は正社員にこだわらずに、派遣や契約社員を目指して、その後にそのまま正社員になれる道を目指すこともおすすめです。
7.とにかく早く行動する
歳を追うごとにフリーターから正社員になることはどんどん難しくなります。
体力や集中力が落ちてしまうと、今以上にできる仕事も減ってしまい、アピールできるところが少なくなってしまいます。
就職したい企業があっても、ハードルがどんどん上がり、希望の職種につけない可能性も高まってしまうでしょう。
人生で今日が一番若い日ということを意識し、今すぐ動けるだけ動くという姿勢で取り組むことがおすすめです。
まとめ:フリーターを抜け出したいなら、いますぐ何かしらの行動を!
フリーターでも今から正社員になる方法をご紹介してきました。
険しい道かもしれませんが、30代からでも正社員を目指すことは不可能ではありません。
とはいえ、確実に正社員になるためにも、プログラミングなどのスキルを磨くことも大切です。
今のままフリーターではまずいと思っている場合は、これをきっかけに正社員への道を考えてみてはいかがでしょうか。
「営業職を辞めたい」と悩んでいませんか?
営業職に向いていないと感じたときにとるべき行動について興味がある方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。