プログラミングのメンターとは?つける3つのメリットや探し方5選も紹介
「プログラミング教材が理解できなくて挫折しそう…」
「どれくらいのスキルを身につければ転職できるのかがわからない」
「現状の自分のスキルがどれくらいかが判断できない」
と、悩んだり、迷ったりしていませんか?
1人でプログラミングを学習していると、さまざまな壁にぶつかってしまいますよね。
こうした問題を解決する1つの手段に、プログラミングのメンターをつける方法があります。
プログラミングを学習するうえで、何度か「メンター」という言葉を見たり聞いたりした経験がある人もいるのではないでしょうか?
この記事では、
- 「メンター」の意味や役割
- メンターをつけるメリット
- メンターを探す際の注意点
- プログラミングのメンターを探す5つの方法
などについてお伝えしていきます。
プログラミング学習に何らかの不安を感じている方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
プログラミングのメンターとは?
メンターとは、「仕事上または人生の指導者、助言者」という意味を持ちます。
(出典:コトバンク)
「プログラミングのメンター」も同じように、その人に合った学習方法や将来のキャリアプランなどについてのアドバイスを適切に行ってくれる存在を意味します。
また、メンターは学習面だけでなく独学では難しいモチベーションの維持もサポートしてくれます。
メンターがいることで、より効率よくプログラミングスキルを身につけていけるのです。
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プログラミングのメンターをつけるメリット3つ
プログラミングは独学でも習得できますが、現実的には厳しい面もあります。
その一方、必要な知識を的確に教えてくれる存在が近くにいればとても心強いです。
モチベーションも維持しやすく、困ったときには頼りになります。
ここからは、メンターをつける具体的な3つのメリットについて見ていきましょう。
- 料金が安い
- 近い距離感で教えてもらえる
- 独学よりモチベーションが保ちやすい
1.料金が安い
メンターについてもらうとなると、どれくらいの費用がかかるのかは気になるポイントですよね。
結論からいいますと、メンターはとてもコスパがいいです。
たとえば「MENTA」という教えたい人と学びたい人をマッチングさせるサービスを利用した場合、以下のような料金で利用できます。
- 単発での相談:1,000円〜/1回
- 週1から気軽に相談:1,500〜5,000/月額
- 毎日がっつり相談:10,000〜30,000/月額
思ったよりも安いと感じたのではないでしょうか?
単発や週1くらいの相談なら、学習サイトを利用したり書籍を購入するのとあまり変わらない金額になります。
2.近い距離感で教えてもらえる
プログラミング学習ではエラーが何度も解除できなかったり、内容が理解できなかったりなど問題が多く起こりがちです。
独学では困ったことがあっても、質問に答えてくれる人が近くにいません。
しかし、メンターならマンツーマンでわからないことに答えてくれます。
すぐに質問や相談ができる環境があれば、安心して学習を進められるでしょう。
身近に教えてくれる人がいるのといないのとでは、スキルを習得する速度が大きく異なります。
3.独学よりモチベーションが保ちやすい
プログラミングの独学ではどうしても「方向性を見失う」「学習が思うように進まない」などの理由から、挫折してしまう人が多くいます。
実際に、「何度もバグが発生しては解除できずにプログラミングが嫌になった」という話も少なくありません。
せっかくプログラミングの学習を始めたのに、諦めてしまってはもったいないですよね。
一方でメンターがいれば的確なアドバイスを得られるので、しっかりと理解を深めながら学習を進められます。
できることが増えると学習は楽しくなるものです。
メンターをつくれば、挫折してしまう可能性を大きく減らせるでしょう。
プログラミングの独学から収入を得るまでの方法についてくわしく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになる方法を6つのステップに分けて解説!プログラミングのメンターのデメリットは当たり外れがあること
ここまでメンターの意味や役割、メリットなどについてお伝えしていきました。
メンターはこれからプログラミングの学習をする人にとって、心強いサポーターとなってくれることは間違いないでしょう。
ただし、メンターも1人の人間です。
人によっては、
- 「的確なアドバイスがもらえない」
- 「相性が合わない」
- 「思ったより質問できない」
などと、不満に思ってしまうケースもあるかもしれません。
個人のメンターとなると、合う合わないはあります。
理想的な人を見つけるためには、気になったらまずは「メッセージを送ってみる」「低価格のプランを受けてみる」などの行動を起こすことが大切です。
事前に調査や口コミSNSなどをリサーチしておけば、高い確率で相性のいいメンターとのマッチングが期待できるでしょう。
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優秀なプログラミングのメンターを探す注意点5つ
いいメンターが見つかれば、プログラミングの学習だけでなく精神面においてのメリットも大きく期待できます。
しかし、ただがむしゃらにメンターを探すのは効率が悪いです。
メンター選びを成功させるためにも、優秀なメンターを探すポイントを知っておきましょう。
ここからは、メンターを探すうえでとくに意識しておきたい5つのポイントをご紹介していきます。
- 現役のエンジニアかどうか
- メンタリングの範囲が決まっているか
- 質問の回数に上限がないか
- 状況に合った提案をしてくれるか
- 課題を見つけてくれるか
1.現役のエンジニアかどうか
実践で使えるスキルを身につけるためにも、現役のエンジニアであるかどうかはとても大切なポイントになります。
現役のエンジニアであれば、現場で経験しているからこそできる教え方が身についています。
さらにIT業界に関する最新の情報やスキルを持っているため、より有益なアドバイスがもらえるでしょう。
しっかりとしたプログラミングの技術や知識を習得するためにも、現役エンジニアを選ぶことをおすすめします。
2.メンタリングの範囲が決まっているか
メンタリングの範囲が曖昧なサービスは、メンター側も教えるイメージが明確でない可能性があります。
そのため、基本的にはメンタリングの範囲が明確なサービスを選択したほうがいいです。
もちろん人によっても重視する項目は異なりますが、たとえば
- 相談のサポート時間と回数は?
- どんな言語を学べるのか?
- カリキュラムやロードマップはあるか?
- 対象者はどのような人か?
などの基本的なことは事前にしっかりと確認しておきましょう。
3.質問の回数に上限がないか
プログラミングを学習するうえで「どれくらい質問できるかどうか」は効率よくスキルを習得するカギとなります。
質問ができないと、わからないことがどんどん増えていき途中で挫折してしまう大きな要因となってしまうのです。
また、質問の回数以外にも、対応してくれる「時間帯」や「曜日」についても確認しておきましょう。
たとえば土日のお昼に集中して質問したいのに、メンターの対応時間外であれば意味がありませんよね。
自分とメンターのライフスタイルが合っているかどうかも大切なチェックポイントです。
4.状況に合った提案をしてくれるか
一般的に、学習サイトやスクールでは決められたカリキュラムから選択するため、すべての項目が自分にとって必要とは限りません。
しかし、メンターならあなたの状況に合わせた学習プランやアドバイスをしてくれる人もいます。
メンターを探す際には、ぜひ状況に合った提案をしてくれるかどうかもチェックしてください。
個別の状況に合わせた提案をしてくれるメンターを見つければ、無駄な学習を省けるためより早く成長していけるでしょう。
5.課題を見つけてくれるか
客観的な視点を持ち、課題を見つけてくれるかどうかも大切なポイントといえます。
プログラミングを学習して間もない頃には、自分の課題にはなかなか気づけないものです。
そんなときに、一緒に課題を整理してくれるメンターの存在があればより効率的に学習していけるでしょう。
メンターはただ技術的なことを指導してくれるだけの存在ではありません。
独学では気づけないことにまで踏み込んで指導してくれるメンターを選ぶようにしましょう。
プログラミングのメンターの探し方5選
プログラミングを学習するうえでの、メンターの重要さをここまでで理解していただけたのではないでしょうか。
ここからは、エンジニアのメンターの具体的な探し方をご紹介していきます。
- MENTA
- ココナラ
- PGColony
- Codementor
- タイムチケット
気になるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
1.MENTA
(出典:MENTA 公式サイト)
「MENTA」は、教えたい人と教わりたい人をマッチングさせるサービスです。
プログラミングはもちろんWebデザインや起業スキルなど、学びたいスキルを絞って検索もできます。
MENTAの主な特徴は以下の3つです。
- 自分の条件に合ったメンターを募集できる
- さまざまなスキルを持つメンターを探せる
- プログラミング教材のサポートもある
個人のメンターと直契約できるため、比較的リーズナブルにメンターになってもらえます。
費用をできるだけ抑えて中長期的なメンターを見つけたい方におすすめのサービスです。
2.ココナラ
(出典:ココナラ 公式サイト)
「ココナラ」は、ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできるスキルマーケットです。
200種類以上のカテゴリから豊富なサービスを選択できるのが特徴です。
プログラミングのメンターの他にも、
- Webシステム開発
- アプリ開発
- Webサイト制作
など幅広いIT関連のスキルが販売されています。
さまざまなプログラミング言語やAIや機械学習など、より幅広いジャンルから相談してみたい方におすすめです。
3.PGColony
(出典:PGColony 公式サイト)
「PGColony」は、プログラミングのメンターを探せるコミュニティサービスです。
月額料金を支払うことでコース内容に沿ったアドバイスを受けられます。
また、無料のプログラミング勉強会やコミュニティもあり、メンターだけでなく共にプログラミングを学習する仲間も見つけやすいのが特徴です。
プログラミング初心者のユーザーも多いので、未経験の方でも参加しやすいでしょう。
4.Codementor
(出典:Codementor 公式サイト)
「Codementor」はコード専門のクラウドソーシングサイトです。
英語オンリーですが、くわしい専門家に800種類以上のプログラミング言語についての質問や相談ができます。
料金は、最低でも15分15ドル。
相場は15分30ドルほどと、他のサービスと比較すると料金が少し高い傾向があります。
ただし中には「最初の相談15分無料」という人もいるので、まずはそういった人を絞って質問してみるのも1つの方法としておすすめです。
英語が得意な人にとっては、プログラミングと英語のスキルアップにもなる利用価値の高いサービスといえます。
5.タイムチケット
(出典:タイムチケット 公式サイト)
「タイムチケット」は個人の時間を30分単位で売ったり買ったりできるサービスです。
会員登録者数は20万人。(2020年12月現在)
IT専用のサービスではないですが、プログラミングのメンターも多数サービスを提供しています。
検索をする際には、「PHP」や「JavaScript」といったようにプログラミング言語名で検索してみましょう。
プログラミングスキルはもちろん、Web制作やビジネスなど幅広いサービスが展開されています。
プログラミングをゲーム感覚でたのしく学べる学習サイトに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
プログラミングゲーム・学習サイト26選!作成方法とサンプルコードも紹介手厚いサポートならプログラミングスクールがおすすめ
ここまでご紹介してきたとおり、プログラミングのメンターを探す方法は沢山あります。
メンターを探す際のポイントをおさえて探せば、あなたに合ったメンターを見つけられるでしょう。
しかし、「プログラミングスキルを身につけて必ず転職したい」「しっかりとしたサポートを受けたい」と思っているのならプログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングスクールなら、手厚いサポートを受けられます。
具体的には、
- マンツーマンで学習継続をサポート
- 徹底した転職支援
- 未経験者向けカリキュラムが整っている
- 現役のエンジニアに直接質問できる
などです。
確実に実践で活かせるスキルを短期間で身につけたいなら、プログラミングスクールに通うのがもっとも効率的でしょう。
プログラミングスクールを選ぶ際に知っておくべきポイントについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
プログラミングを短期で学ぶ3つのメリットとは?スクール選びのポイントも解説まとめ:メンターはプログラミングの学習に効果的
今回はプログラミングのメンターについてさまざまなことをご紹介していきました。
プログラミング学習におけるメンターの大切さを理解していただけたのではないでしょうか。
メンターはあなたのプログラミング学習を強力にサポートしてくれます。
わからない問題にぶつかれば助けてくれますし、1人では気づけない課題を見つけてくれることもあるでしょう。
さらに、最終的な目標に向かってよりよい方法をナビゲートしてくれます。
メンターをつけることで、あなたの学習スピードは劇的に高まっていくでしょう。
また、手厚いサポートの中でスキルを身につけたいならプログラミングスクールを検討するのも1つの方法です。
スクールによってはメンター制度を採用しています。
より効率よく確かなスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールを選ぶとよいでしょう。
ぜひ、自分に合った方法でプログラミングスキルを身につけてくださいね。