「プログラミングが楽しくない」と感じる9つの理由とは?7つの対処法も紹介
最近は、プログラミングを学習する人が増えています。
プログラミングはコツコツ継続的に学習する必要があり、すぐにできるようになるわけではありません。
仕事で役立つレベルまで習得するには、かなりの学習量が必要です。
そんななかで、
「プログラミングスキルを身につけたいけど、学習していてあまり楽しくない」
「プログラミングが楽しくないときは、どうすればいいんだろう?」
と悩むことがあるかもしれません。
そこで今回は、
- 「プログラミングが楽しくない」と感じる理由
- 「プログラミングが楽しくない」の対処法
についてご紹介します。
「プログラミングを楽しみながら学習したい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
「プログラミングが楽しくない」と感じる9つの理由
誰でも、プログラミングが楽しくないと感じるときはあります。
「楽しみながらプログラミングスキルを身につけたいのに、うまくいかないのはどうしてだろう」と思いますよね。
プログラミングを楽しめないときは、理由を明確にして適切に対処することが大切です。
まずは、「プログラミングが楽しくない」と感じる9つの理由を見ていきましょう。
- 目的が明確になっていない
- プログラミングに興味がない
- 地道な作業が続く
- エラーでつまづく
- 覚えることが多い
- 成長している実感がない
- 英語を読むのが苦手
- 選んだプログラミング言語が合っていない
- 一緒に学ぶ仲間がいない
あなたが「プログラミングが楽しくない」と感じる理由を見つける手がかりにしてみてくださいね。
それでは、順番に見ていきます。
1.目的が明確になっていない
プログラミングが楽しくないと感じる理由として、目的が明確になっていないことがあります。
「なんとなくプログラミングスキルを身につけたい」と考えてプログラミングを学んでいないでしょうか。
目的が明確でないと、学習でつまづいたときに「何のためにプログラミングを勉強しているんだろう」と意味が見いだせず、挫折しやすいです。
また、目的が明確ではないのでモチベーションを感じにくく、「楽しい」と感じることが少なくなります。
プログラミングを学ぶ目的を明確にすることで、学習を楽しめるようになりますよ。
2.プログラミングに興味がない
プログラミングに興味がないと、なかなか楽しめませんよね。
そもそも、
- IT業界に興味がない
- アプリやサービス、システムの開発に興味がない
- プログラミングに興味がない
という状態では、プログラミングを楽しむのは難しいでしょう。
「自分はなぜプログラミングを学ぶのか」を考え直してみるといいかもしれません。
もし「プログラミングに興味はないけど、スキルを身につけなければならない」なら、自分が興味を持てる学習方法を選ぶなど、工夫が必要です。
3.地道な作業が続く
プログラミングはパソコンに向かってコードを書き続ける、地道な作業が続きます。
「アプリやサービスを開発するのがかっこいい!楽しそう!」というイメージを持っていた人にとっては、ギャップに感じられるかもしれません。
特に学び始めたばかりの頃は、コードの意味や結果がわからないので、「楽しくない」と感じやすいです。
黒い画面に英語のコードを書き続けるので、地道な作業が好きではない人はつまらなく感じるでしょう。
4.エラーでつまづく
プログラミングでは頻繁にエラーが発生します。
エラーばかりでつまづくことで、「楽しくない」と感じるでしょう。
プログラミングでは、たった1文字でも間違えると正常に動作せず、エラーがでます。
特にまだコーディングに慣れていないうちは、記述を間違えてエラーを起こしやすいです。
時間をかけて書いたのに、エラーばかりだと嫌になりますよね。
エラーは修正することで直りますが、初心者はエラーの箇所や修正の仕方がわからないことも多く、あまりに大変で諦めてしまいがちです。
「開発したいと思っていたのに、エラーばかりで全然うまくいかない」と感じて、楽しくなくなってしまいます。
5.覚えることが多い
プログラミングの情報量は膨大で、覚えることが多いため、「楽しくない」と感じる原因になります。
プログラミングの学習を始めてみると、専門用語やコードの書き方など、たくさんのことを覚えなければなりません。
初めのうちはわからないことばかりですが、少しずつ覚えることで次第に理解できるようになります。
しかし、覚える量の多さから、理解できるようになる前に楽しくなくなってしまうことも少なくありません。
効率的に学習するには、目的を明確にして、覚える情報を絞ることが大切ですよ。
6.成長している実感がない
アウトプットが少なくインプットしてばかりだと、成長している実感がなく、「楽しくない」と感じやすいです。
プログラミングは手を動かして学ぶことが重要です。
ある程度まで知識をつけたら、実際にアプリなどを作りながら学びます。
しかし、なかには参考書ばかりで学び、アウトプットをしていない人もいるでしょう。
すると自分にどれくらいのスキルが身についたのかが実感できず、学ぶばかりで「できる」という実感を持てません。
プログラミングを楽しむためには、実際に何か作ってみて、自分にスキルが身についていることを実感するといいでしょう。
7.英語を読むのが苦手
人によって、英語の得意不得意がありますよね。
英語を読むのが苦手な人は、「プログラミングが楽しくない」と感じやすいでしょう。
プログラミングで書くコードは、英語を基本としています。
また、インターネット上のプログラミングに関する情報は、英語で書かれていることも多いです。
そのため、わからないことを調べて出てくる情報が英語だと、読むのに苦労します。
わからないことが出るたびに英語に四苦八苦しなければならないため、「楽しくない」と感じてしまうのです。
8.選んだプログラミング言語が合っていない
自分のレベルと、選んだプログラミング言語が合っていないと、プログラミングが楽しくありません。
プログラミング初心者の場合は、言語の特徴や難易度を知らずに選んでしまいがちです。
難易度の高い言語を学び始めて、「難しくてわからない」という状態では、楽しめません。
事前にプログラミング言語の学習難易度を確認し、自分に合った言語を選ぶといいですよ。
難易度が易しければ、ずっと学びやすく、楽しみながら学習を進められるでしょう。
9.一緒に学ぶ仲間がいない
プログラミングを学び合う仲間はいるでしょうか。
一緒に学ぶ仲間がいないと、1人で学び続けることになり、「楽しくない」と感じます。
家族や友人たちが遊んでいるときに、自分だけ勉強をする気はなかなか起きないですよね。
1人だと刺激がなく、モチベーションも上がりません。
もし一緒に学ぶ仲間がいれば、お互いに刺激を与え合って学習に取り組めます。
「あの人が頑張っているから、自分も頑張ろう」と前向きに考えられるでしょう。
また、仲間がいるとわからないことを教え合うこともできます。
プログラミング学習の難しさや習得できたときの達成感も共有でき、楽しさを感じられますよ。
一緒に学ぶ仲間がいるかどうかで、プログラミング学習の楽しさが大きく変わります。
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「プログラミングが楽しくない」の対処法7つ
プログラミングが楽しくない理由をお伝えしました。
あなたがプログラミングを楽しめない理由は明確になったでしょうか。
楽しめない理由がわかれば、適切に対処していきましょう。
ここでは、「プログラミングが楽しくない」の対処法を7つご紹介します。
- 作りたいものを見つける
- 学習の目標を決める
- 学びやすいプログラミング言語を選ぶ
- 新しい教材を試してみる
- プログラミングゲームで遊ぶ
- 一緒に勉強する仲間をつくる
- プログラミングスクールに通う
自分に合った対処法を試してみてくださいね。
それでは、1つずつご説明します。
1.作りたいものを見つける
目的が明確でなければ、学習も楽しくありません。
まずは、プログラミングでどんなものを作りたいのかを見つけましょう。
作りたいものが見つかると、学習することが明確になり、知るべき情報が絞られます。
「これを学習すれば、作れる!」とイメージできるので、モチベーションにつながりますよ。
作りたいものをどんなふうに作るのかと関心が持てるので、日々の学習も楽しくなるでしょう。
簡単なアプリやサービスなど、難しすぎなければ、作るものは何でもかまいません。
作りたいものを見つけて、楽しみながら学んでくださいね。
2.学習の目標を決める
目標に向かって進み、達成したときには、やりがいを感じますよね。
学習の目標を決めると、集中して取り組むことができ、楽しめるようになりますよ。
たとえば、「3ヶ月後までに簡単なアプリを作る」と決めると、3ヶ月の間にすべきことが明確になります。
さらに月ごと、週ごと、日ごとの学習目標を細かく設定すれば、進行度や達成度もわかるでしょう。
目標に向かって進んでいる実感を持ちやすくなり、自分の成長を感じられます。
目標を達成できれば、プログラミングのスキルや知識と同時に、大きな達成感を得られるでしょう。
3.学びやすいプログラミング言語を選ぶ
難易度の難しいプログラミング言語では、楽しめないとお伝えしました。
プログラミングを学ぶときには、学びやすいプログラミング言語を選ぶことが大切です。
たとえば、HTMLやCSSは初心者向けのプログラミング言語です。
記述がシンプルでわかりやすく、30時間ほど学習すれば簡単なWebページを作成できますよ。
自分に合ったレベルのプログラミング言語を選べば、学習でつまづきにくく、「できた!」という成功体験を得られます。
プログラミングは長期的に学習しながら自分のスキルを高めることが、成功のポイントです。
1つの言語を学べば、ほかの言語への理解もしやすくなります。
まずは学びやすいプログラミング言語から学習し、少しずつレベルを高めていきましょう。
扱える言語が増えるたびに、自分の成長を感じられるので、楽しめますよ。
4.新しい教材を試してみる
プログラミング学習に飽きてきて「楽しくない」と感じているなら、新しい教材を試してみると刺激を感じられますよ。
ある程度まで学習していると、地道な作業ばかりでマンネリ化してしまいます。
毎日同じことの繰り返しでは、なかなか楽しめませんよね。
最近はプログラミングが学習できるWebサイトやアプリがたくさんあります。
無料で利用できるものも多いので、新しい教材として取り入れてみてはいかがでしょうか。
Webサイトやアプリによって、動画で学べるものや、ゲーム感覚で学べるものなど様々です。
新しい教材を取り入れることで気分転換になり、改めてプログラミングの楽しさを発見できるかもしれません。
5.プログラミングゲームで遊ぶ
「勉強は嫌いだけどゲームは好き」という人は多いですよね。
プログラミングゲームなら、ゲームで遊んで楽しみながらプログラミングを学べます。
プログラミングゲームとは、プログラミングの考え方やコーディングなどが取り入れられたゲームです。
可愛いキャラクターと一緒に学んだり、本格的なRPG風のストーリーで学んだりと、楽しみながら学ぶための多彩な工夫がされていますよ。
「楽しくない」どころか、あまりの楽しさにハマってしまう人もいるほどです。
ゲームで楽しくプログラミングが学べるのは、大きな魅力ですよね。
普段からゲームが好きな方は、取り入れてみるといいでしょう。
6.一緒に勉強する仲間をつくる
1人だと楽しくないプログラミング学習も、仲間がいれば楽しめます。
一緒に勉強する仲間をつくり、刺激し合いながら学びましょう。
一緒に勉強する仲間がいれば、目標を共有して、お互いに応援し合えます。
また、わからないことがあるときの相談相手にもなるので、学習を効率的に進められますよ。
「でも、どうやって仲間を見つければいいんだろう」と疑問に思う方もいるでしょう。
プログラミングの仲間は、SNSや勉強会、エンジニアのイベント、スクールなどで見つけられます。
プログラミング初心者でも気軽に参加できるところが多いので、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。
7.プログラミングスクールに通う
プログラミングが楽しくないと感じているときは、やるべきことが見えていない、適した環境にいないことがあります。
そんな人は、プログラミングスクールに通う方法もありますよ。
プログラミングスクールなら、プログラミング学習に最適な環境が整っています。
- 現在の状態から目標達成までのカリキュラムが明確にある
- わからないことを講師にすぐに聞けて解消できる
- 学習を継続するための工夫がたくさんある
- 一緒に勉強する仲間ができる
- キャリアについて相談できる
目標を立ててしっかり集中して学べるので、自分の成長を感じられるでしょう。
「楽しくない」と感じたときに相談できる環境もあります。
スクールによっては、プログラミング学習に関わるあらゆるサポートを受けられますよ。
多くのプログラミングスクールでは、無料相談を実施しているので、気になる方は気軽に相談してみましょう。
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まとめ:楽しくないが原因でプログラミングを諦めるのはもったいない
今回は、プログラミングが楽しくない理由と対処法についてお伝えしました。
プログラミングを習得するまでには、継続的な学習が必要ですが、長い期間学んでいると、「楽しくない」と感じることがあります。
しかし、「楽しくない」が原因でプログラミングをやめてしまうのは、とてももったいないことです。
「楽しくない」と感じるのには理由があります。
あなたがプログラミングを楽しめない理由を見つけ、適切に対処すれば、楽しくプログラミングできるようになるでしょう。
今回の記事を参考に、ぜひプログラミングを楽しく継続してくださいね。