仕事を早退したい!上司にうまく伝える3つのコツや言い訳を紹介
「早退したいけど、なんて上司に伝えたらいいだろう。」
「印象が悪くならない早退の仕方を知りたい。」
とお悩みではありませんか?
正当な理由があるときでも、仕事を早退するときはなんて伝えたらいいのか迷ってしまうことはありますよね。
そもそも仕事を早退することは悪いことなのでしょうか?
そこで今回は、
- そもそも仕事の早退は悪いことなのか?
- 上司に許してもらいやすい仕事の早退理由や伝え方
- 仕事の早退をするときに注意しておくべきこと
について詳しく解説します。
この記事を見れば早退すべきかどうかの悩みが解消するはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも早退は悪いこと?3つの要素から徹底分析
仕事を早退することは、決して悪いことではありません。
体調不良や家庭の事情など、仕事を早退せざるをえない状況は誰にでも訪れます。
ですが、何らかの理由で仕事を早退したい時、どうしても上司や周りの反応が気になってしまう方も多いでしょう。
そこで、仕事を早退することが悪いかどうかを考えるうえで、重要な3つのポイントを解説します。
- 仕事に支障をきたさなければ、早退は問題ない
- 会社はあなたの犠牲で成り立つものではない
- 早退がしづらい職場であるなら環境に問題がある可能性
ひとつずつ見ていきましょう。
1.仕事や周りに支障をきたさなければ、早退するのは問題なし
会社が暇なときなど仕事や周囲に支障をきたさなければ、仕事を早退することは問題ありません。
- 上司に頼まれた今日締め切りの仕事が終わっていない
- 早退してしまうと同僚に仕事をお願いしなければならない
- 大事な打ち合わせで取引先が来社する予定がある
などの状況では別ですが、早退することによって誰かに迷惑をかけなければ、仕事の早退は責められるものではありません。
とくに最近ではフレックス勤務制度や在宅勤務など、働き方改革の影響で「個人の働きやすさ」が尊重されています。
その分、仕事の裁量も個人の責任となっています。
個人の責任の範囲内であれば、突然の仕事の早退も問題ないといえるでしょう。
2.会社はあなたの犠牲で成り立つものではない
会社は、あなたが重大な犠牲をはらってまで身をささげるべきものではありません。
人間なら誰しも、突然の体調不良や大切な家族の緊急事態にみまわれることがあります。
従業員の誰かが緊急事態にみまわれたときでも、機能が停止しないように組織されているのが健全な会社の姿です。
- 急に体調が悪くなった
- 子供の具合が急に悪くなった
- 家族が急に倒れてしまった
などの緊急事態や、どうしても帰らなくてはならないときは我慢をせずに早退しましょう。
とくに体調不良のときなどは周囲にうつしてしまうリスクもあるので、しっかりと休むことも社会人の務めです。
体調不良など、早退せざるをえない状況のときは、仕事の早退は責められるものではありません。
3.早退がしづらい職場であるなら環境に問題がある可能性がある
正当な理由があるのに早退しづらいと感じる場合は、会社の環境に問題がある可能性があります。
理解のある会社・上司であれば、仕事を早退せざるをえない状況が誰にでもあることは理解してくれるはずです。
とくに、普段から仕事を頑張っている人がたまに早退をすることに対して、目くじらを立てるようなことは普通ありえません。
にもかかわらず、
- 体調が悪いのに早退を認めてくれないかもしれない
- 早退を申し出たら評価が悪くなるかもしれない
などと感じる場合は、働く環境として問題があります。
早退がしづらい職場環境の場合は、転職を考えることも視野に入れる必要があるでしょう。
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早退時に上司に許してもらいやすい5つの理由を解説
仕事を早退することは悪いことではありません。
ですが、上司に早退を伝えるときにとても重要なのが「理由」です。
いいかげんな理由を伝えてしまうと早退を許してもらえなくなるだけでなく、今後の信頼関係にヒビが入る可能性があります。
そこで、早退時に上司に許してもらいやすい理由を5つご紹介します。
- 体調がすぐれない
- 通院する必要がある
- 家族に関する事情や用事がある
- 役所での手続きが必要である
- 業者の立ち合いをしなければならない
ひとつずつくわしく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.体調がすぐれない
上司に許してもらいやすい早退理由のひとつが「体調不良」です。
どんなに体調管理に気を付けていても、急に体調がすぐれなくなることは誰にでもあります。
また、体調が悪いまま仕事を続けていると
- 仕事の効率が下がる
- 注意力が落ちてミスにつながりやすい
- 会社の同僚にうつしてしまう可能性がある
などのデメリットもあります。
体調がすぐれないときは、無理をせずにしっかりと休むことも社会人の務めといえるでしょう。
そのため、「体調不良」はどんな上司でも許してもらいやすい早退理由のひとつです。
2.通院する必要がある
「体調不良」と同様に、「通院する必要がある」も上司に許してもらいやすい理由のひとつです。
- 持病の定期的な通院が予定されている
- 歯医者に行かなくてはならない
など、通院の必要性は誰にでも理解してもらいやすいからです。
とくに、歯の痛みは突然発生することも多く、我慢をするのも辛い症状なので理解を得やすいです。
病院・歯医者は平日のみしか営業していないところも多いので、早退しないと通いづらいというところもポイントです。
3.家族に関する事情や用事がある
最近では家族を引き合いに出した早退理由も、許してもらいやすい理由のひとつになりました。
以前よりも、家族の記念日などを大事にするという風潮が男性・女性含めて一般化したためです。
- 子供の授業参観
- 結婚記念日
などの家族の行事を引き合いに出すと、上司に早退を許してもらいやすいでしょう。
古い考え方の上司の場合はいい顔をしない人もいるかもしれませんが、仕事に支障をきたさなければ問題はありません。
また「子供や親の急な体調不良」も、以前より理解を得やすくなっています。
- 子供が熱を出したので、迎えにいかなければならない
- 高齢な親の具合が悪く、病院に連れていきたい
などは自分の体調不良同様、上司も理解を示してくれるでしょう。
4.役所での手続きが必要である
「役所や銀行での手続き」も上司の理解を得やすい理由のひとつです。
役所も銀行も、基本的に平日の日中しか営業していないことがほとんどです。
頻繁にあることではありませんが、役所・銀行で手続きを行わなければならないシチュエーションは誰にでもあります。
- 住民票をとりにいかなければならない
- 住宅ローンの手続きのために銀行にいかなければいけない
などで役所・銀行にいかなければならない場合、平日勤務の人は仕事を早退せざるをえません。
そのため、上司にも理解してもらいやすい理由です。
5.業者の立ち合いをしなければならない
自宅などでの「業者の立ち合い」も、上司に理解してもらいやすい理由です。
- ガス・水道の点検
- Wi-Fi工事
- ハウスメーカーの定期点検
など、家に関する工事・点検は、居住者が業者の作業に立ち合う必要があります。
事前に決まっていることも多いですが、ガス・水道などは急に調子が悪くなることもあります。
ほかにも家の修理や家電の修理などは緊急性が高いので、勤務時間中に業者が自宅に来るシチュエーションは誰にでもあります。
そのため急な早退理由としても理解を得やすいです。
早退を伝える望ましい4つのタイミング
上司に早退を許してもらうためには「伝えるタイミング」も重要です。
いくら正当な理由でも伝えるタイミングを間違えてしまうと、悪い印象をもたれたり評価に悪影響がでる可能性があります。
そのため、上司に受け入れてもらいやすいタイミングに気をつけることが大切です。
そこで、上司に早退を伝える望ましいタイミングを4つご紹介します。
- 上司が忙しそうではない時
- 業務報告を上司にする時
- 出社後すぐ
- ランチ後の上司がリラックスしている時
それぞれくわしく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.上司が忙しそうではない時
上司が忙しそうなタイミングは避け、なるべく忙しそうではない時に早退を伝えましょう。
どんな上司も人間なので、忙しいときはどうしても気分にムラが生じやすくなります。
- ミーティングが何個も重なっている時
- 重役との重要なミーティング前
- 何か仕事のトラブルが起こった時
などはバタバタしていたり、イライラしてしまうことも多いはずです。
そんなときに早退を申し出ると、
- 気分で認めてもらえない
- 認めてもらえたとしても悪い印象をもたれやすい
といったリスクがあります。
なるべく上司が忙しそうではないタイミングで伝えましょう。
2.業務報告を上司にする時
上司に業務報告をするタイミングもおすすめです。
とくに、上司が喜びそうな成果を報告するタイミングがベストです。
- 頼まれていた案件を締め切りよりも早く提出するタイミング
- 商談がまとまったことを報告するタイミング
など、仕事のいいニュースが聞けるとどんな上司でも機嫌がよくなるはずです。
そのタイミングで「今日は〇〇の用事があるので早退をさせていただきたいのですが」と切り出しましょう。
いい成果を報告された後なので、通常時よりもさらに早退を認めてもらいやすくなります。
成果を報告するタイミングがあれば、ぜひ活用しましょう。
3.出社後すぐ
出社後すぐのタイミングで、朝の挨拶と一緒に伝えてしまうのもおすすめです。
- 朝の挨拶で自然と言葉を交わすので、流れで切り出しやすい
- 「いつ言おう…」と悩む時間がなくなるので、気持ちが楽
- 上司としても1日の仕事の流れを想定しやすくなる
など、お互いにメリットが多いタイミングです。
また、仕事の早退は少なからず上司や同僚に迷惑をかける可能性もあります。
1日のはじまりになるべく早く伝えておくのが社会人の礼儀ともいえますので、周囲の理解も得やすくなります。
4.ランチ後の上司がリラックスしている時
上司がランチをすませた後のタイミングもおすすめです。
- ランチが食べられないほど忙しいわけではない
- ランチ後は上司もリラックスして気分が落ち着いていることも多い
ことが理由です。
上司が忙しそうでない時と同様に、気分にムラがない可能性が高いです。
そのため、リスクが少ないタイミングといえるでしょう。
一方で食事をしている最中は嫌がられる可能性もあるので、食事後のリラックスしている時間帯が狙い目です。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
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要領よく適切に仕事の早退を伝える3つのコツ
上司に早退を許してもらうためには「早退の伝え方」も重要なポイントです。
伝え方次第で、上司の機嫌を損なってしまったり、嫌な印象を持たれてしまう可能性もあります。
上司に理解してもらいやすい伝え方を心がけましょう。
そこで、仕事の早退を伝えるうえで重要なコツを3つご紹介します。
- 口頭で直接上司に伝える
- 単刀直入に伝える
- できるだけ早く伝える
ひとつずつくわしく解説します。
1.口頭で直接上司に伝える
可能な限り口頭で直接上司に伝えましょう。
メールなどで済ませてしまうと、礼儀不足で印象が悪くなる恐れがあります。
仕事を早退することで少なからず周囲に迷惑がかかる可能性もあるので、礼儀正しく口頭で直接伝えることが重要です。
もし直接伝えられない時は、
- 電話で伝える
- メールを送ったうえで、同僚に伝言を依頼する
など、極力誠意が伝わるように工夫しましょう。
また伝え方も「早退してもよろしいでしょうか?」と相談するスタンスが大切です。
勝手に早退を決めるのではなく、相談ベースで伝えることで上司の印象も悪くなりにくいはずです。
社会人としての礼儀をもって上司に伝えることが重要です。
2.単刀直入に伝える
オドオドしたりせずに、単刀直入に堂々と伝えましょう。
早退を認めてもらえるか心配で不安そうに話すと、
- なぜビクビクしているのだろう?
- もしかして嘘をついているのだろうか?
と余計な悪印象をもたれかねません。
また、余計なことまで説明してしまうことも避けた方がいいでしょう。
例えば通院で早退をするときに、聞いてもいない病名までくわしく話しすぎると取りつくろっているような印象を与えてしまいます。
どちらも不必要に悪印象を与えかねないので、堂々と単刀直入に伝えましょう。
3.できるだけ早く伝える
事前に早退することが決まっているのであれば、なるべく早い段階で上司に伝えましょう。
できるだけ早く伝えることで、
- 上司が仕事のスケジュール変更などの対応を取りやすくなる
- 社会人として礼儀正しい印象を与えられる
などのメリットがあります。
逆に以前から決まっていた早退を当日に伝えたりした場合、無駄に悪い印象をもたれかねません。
会社はチームワークです。
なるべく迷惑がかからないよう早めに伝えることが最低限のマナーです。
仕事の早退をする際に注意しておくべき4つのこと
仕事を早退する時には、以下の4つのポイントに注意しておく必要があります。
- 日頃から勤務態度をよくする
- 良好な人間関係を築いておく
- 早退した理由に則った行動をする
- 早退した次の日は上司や周囲に感謝を伝える
これらに注意をしないと、上司や周囲の印象が悪くなる恐れがあります。
職場環境によっては、仕事の早退が許してもらいづらくなってしまうでしょう。
重要なポイントなので、上記で挙げたポイントをひとつずつ見ていきましょう。
1.日頃から勤務態度をよくする
いざというときに早退を認めてもらいやすくするためにも、日頃から勤務態度はよくしましょう。
普段から仕事を頑張っている人であれば、突然の早退の申し出でも理解を得やすいです。
逆に以下のように日頃の勤務態度が悪い人は、いくら正当な早退理由を申し出ても「またサボるのか」と疑われてしまいます。
- 普段から仕事をなまけがち
- 早退や遅刻が多い
普段から仕事を頑張っていれば、「大事な用事があるので早退させてもらえないでしょうか?」と申し出れば上司も快諾してくるはずです。
普段から仕事には真剣に取り組むことが大切です。
2.良好な人間関係を築いておく
会社の上司や同僚とは、なるべく良好な人間関係を築いておきましょう。
良好な人間関係が築かれていないと、早退をしたときに気まずい思いをしてしまう可能性があります。
- 上司から嫌な顔をされる
- 仕事を同僚に引き継ぎしづらい
など、早退がとてもしづらくなります。
無理に人間関係を築くのも良くないですが、些細なことで人間関係が悪化しないように可能な範囲でうまく付き合うことも大切です。
良好な人間関係が築けていれば、早退するときも気まずい思いをせずにすむでしょう。
3.早退した理由に則った行動をする
会社に伝えた早退理由に則っていない行動をするのは避けましょう。
会社には体調不良を理由に早退したのに、会社の近くでショッピングをしている様子を見られたら一気に信頼関係が失われます。
- 外出中の同僚に見られる
- 取引先の人に見られて上司に知られる
- SNSでタグづけされてフォローされている同僚に知られる
など、早退した理由に則っていない行動が知られるリスクはたくさんあります。
とくに最近はSNSが普及したことで、思いがけず自分の行動が知られることが増えました。
早退した理由に則って行動をすることが大切です。
4.早退した次の日は上司や周囲に感謝を伝える
早退した次の日は、上司や同僚に感謝を伝えましょう。
あなたが早退したことで、周囲に少なからず迷惑をかけてしまったこともあるはずです。
- 上司があなたに頼もうと思っていた仕事が頼めなかった
- 急ぎの仕事を同僚に引き継いでやってもらった
どんな状況でも、早退しなければならない事情は仕方がないことです。
ですが、周囲との人間関係を保つためにも、カバーしてくれた周囲にはしっかりと感謝を伝えることが大切です。
- 直接口頭で感謝を伝える
- 簡単なお礼の品を渡す
- ランチをご馳走する
など、どんな形でもいいので、感謝と誠意を伝えるようにしましょう。
まとめ:必要に応じて早退するのはアリだが、周囲に迷惑を掛けない配慮を心掛けよう
仕事の早退は、決して悪いことではありません。
ただし、以下のようなことに注意して、周囲に迷惑をかけないよう心がけることが大切です。
- なるべく早く早退を伝える
- 口頭で誠意をもって伝える
- 早退をしたあとは、周囲に感謝を伝える
やむをえないシチュエーションや、早退したいと思うことは誰にでもありますので、必要に応じて上司に申し出ることは問題ありません。
ただし、あまりに早退したいと思うことが多い場合、それは会社や上司など環境に問題がある可能性があります。
職場環境に問題がある場合には決してため込まず、転職をして環境を変えることが大切です。
職場環境を変える変えないにかかわらず、余計なストレスを抱え込まず気持ちよく働ける環境を見つけましょう。