エンジニアの情報収集を徹底解説!目的別のおすすめサイト16選も紹介
IT業界の情報のスピードは速いものです。
仕事に関わる技術的な分野や新しいサービスなどの情報がどんどん生まれています。
エンジニアとして働くようになると、あらゆる情報にアンテナを張っておかなければなりません。
そんななかで、
「どうやって情報収集すればいいんだろう?」
「エンジニアが仕事に役立つ情報収集をする上での注意点は?」
「情報収集におすすめのサイトやサービスはあるかな?」
などと悩む方は多いのではないでしょうか。
今回は、
- エンジニアが情報収集する方法
- エンジニアが情報収集する際の注意点
- エンジニアの情報収集におすすめのサイト・ブログ・サービス
などについてご紹介します。
「エンジニアの情報収集のやり方がわからない!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
エンジニアが情報収集する方法7選
世の中にはたくさんの情報が次々と生まれています。
エンジニアは効率的に情報を収集し、日々の仕事や業務に役立てなければなりません。
そのためには、情報収集の方法を知っておくことが大切です。
必要に応じて適切な情報収集の方法を選び、情報を使いこなしましょう。
ここでは、エンジニアが情報収集する方法7選をご紹介します。
- ニュースサイト・アプリ
- Web系企業やエンジニアのブログ
- YouTube
- 学習系Webサイト
- 質問形Webサイト
- オンラインサロン
- 勉強会・イベントに参加する
どれも知っていればすぐに取り入れられる情報収集の方法です。
それぞれ特徴があるので、集めたい情報に合わせて方法を選びましょう。
1つずつご説明していきます。
1.ニュースサイト・アプリ
世の中の大きな流れを知るには、ニュースサイトやアプリが役立ちます。
特に利用者が多くて人気があるものを選べば、世の中で話題になっている事柄などはおおよそつかめるでしょう。
特にITやプログラミング系の分野について知りたいなら、分野特化型のニュースサイトやアプリがおすすめです。
どんなニュースを得たいのかに合わせて選びましょう。
2.Web系企業やエンジニアのブログ
最近は、Web系企業やエンジニアがブログを公開するようになりました。
エンジニアにとって有益な情報を提供していることも多いので、参考にしてみましょう。
企業目線や技術者目線の内容が多く、知っておくと役立つ情報も豊富です。
おすすめのエンジニアブログについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
エンジニアブログまとめ【現役プログラマーが選ぶテックブログとは?】3.YouTube
動画で情報収集するならYouTubeがおすすめです。
最近はYouTubeで情報発信する技術者も増えており、視聴するだけで学びの多い動画がたくさん投稿されています。
タイムリーな話題を扱っている動画も多く、活用したい情報収集方法の1つでしょう。
YouTubeの有料プランを契約すれば、バッググラウンド再生も可能なので、イヤホンで聞き流すこともできますよ。
通勤時などに気軽に情報収集できる点は魅力です。
4.学習系Webサイト
プログラミングのスキルアップに役立つ情報収集なら、学習系Webサイトがいいでしょう。
無料あるいはリーズナブルな価格で利用でき、基本的な技術的情報が体系的にまとまっています。
「ほかの言語について基本知識を学びたい」「言語やフレームワークについてより深く学びたい」という方におすすめです。
単に情報が一覧や記事化されたサイトもありますが、コーディングしながら学べるサイトなど学習しやすい工夫がされているものもあります。
自分に合った学習系Webサイトを見つけてみてくださいね。
プログラミングを練習できるサイトについては、以下の記事でまとめています。
おすすめのプログラミングを練習できるサイト10選!挫折しない5つのポイントも紹介5.質問形Webサイト
疑問点の解消や応用的な内容について知識を深めたい場合は、質問系Webサイトを活用するといいでしょう。
多くのエンジニアが利用しており、経験者からの具体的なアドバイスなどを受けられます。
スレッド形式やチャット形式、ビデオチャット形式など、質問の方法はサイトによってさまざまです。
開発中などに非常に役立つ、実践的な情報収集が可能ですよ。
6.オンラインサロン
一定の目的があるなら、オンラインサロンで情報収集する方法もあります。
たとえば、エンジニアのオンラインサロンとして知られる「入江開発室」は、「自分のサービスだけで生きていく」ことをコンセプトとして集まるコミュニティです。
同じ目的を持つ仲間同士で情報共有することで、目的達成により近づきやすくなるメリットが得られるでしょう。
さらに、オンラインサロンは情報収集だけでなく、コミュニティ内の人間関係も構築できる特徴があります。
オンラインサロンによっては、エンジニアに限らない、あらゆる人と交流を持てるでしょう。
7.勉強会・イベントに参加する
勉強会やイベントに参加することで、より質の高い情報を得られます。
インターネット上の情報と比較して、オフラインで開催される勉強会やイベントでは信頼性の高い情報を収集可能です。
イベントの登壇者や勉強会の参加者は、本名や所属を明らかにしているケースも多いため、よりリアルな情報に触れられるでしょう。
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エンジニアが情報収集する際の注意点3つ
エンジニアが情報収集をする方法についてお伝えしました。
方法によって収集しやすい情報は異なるので、それぞれの特性を踏まえて使いましょう。
情報収集では、気をつけなければならないこともあります。
最近では情報の信憑性や妥当性が検討されないまま、発信されていることも少なくありません。
正確で有益な情報を収集するためには、注意すべきポイントを意識しましょう。
ここでは、エンジニアが情報収集する際の注意点3つについてお伝えします。
- 公式の情報をチェックする
- 情報が発信された日付に気をつける
- 複数の情報源を調べる
情報が溢れているからこそ、上記の点には注意したいものです。
詳しく見ていきましょう。
1.公式の情報をチェックする
できるだけ公式の情報をチェックすることを意識しましょう。
ニュースサイトやブログ記事の情報は、表現の仕方によって意図せず誤った内容である可能性があります。
うわさ程度で発信している場合や、筆者の解釈が反映されている場合もあり、確かな情報とは言えません。
もととなる公式の情報が最もありのままの情報です。
情報源をたどり、一次情報を見るようにしましょう。
2.情報が発信された日付に気をつける
正しい情報であっても、古ければ現状とそぐわないことがあります。
情報が発信された日付に注意して見るようにしましょう。
特にIT業界では、たった1年でも状況が大きく変わります。
1年前の記事で紹介されていたサービスが現在は停止されていたり、高性能として紹介されていた機能が現在では当たり前の基準になっていたりなど、珍しいことではありません。
新しい情報や技術が古くなるのはあっという間です。
いつ発信された情報なのかを意識して情報を扱いましょう。
3.複数の情報源を調べる
1つの媒体でしか見かけない情報は、信憑性に欠けます。
複数の情報源を調べ、確かな情報かどうかを見極めましょう。
インターネットだけでなく、新聞やテレビなどのメディアを見ることもおすすめです。
もし複数の投稿や記事があっても、同じ発信者である可能性もあります。
誰が発信しているのか、複数の人が発信しているかに着目しましょう。
エンジニアの情報収集におすすめのサイト9選
エンジニアの情報収集の注意点についてお伝えしました。
情報を扱う際には、公式情報か、いつの情報かなどを確認しましょう。
エンジニアが情報収集する方法の1つに、サイトがありました。
しかし、サイトといってもさまざまです。
「具体的にどんなサイトを見ればいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、エンジニアの情報収集におすすめのサイト9選をご紹介します。
- CodeZine
- Qiita
- TechCrunch
- POSTD
- UX Milk
- StackOverflow
- IT media
- Developers.io
- TeckFeed
エンジニアに役立つ情報が掲載されているサイトなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.CodeZine
「CodeZine(コードジン)」は、ソフトウェア開発者向けのWebメディアです。
株式会社翔泳社が運営しており、「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトとしています。
ソースコードを中心として、現場の開発者が実務上の問題を解決するためのアイデアやテクニックを幅広く公開。
実践的な情報が豊富で、日々の業務に活かせる情報を得られます。
CodeZineで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
2.Qiita
「Qiita(キータ)」はエンジニアリングに関する知識を記録・共有するためのサービスです。
日本最大のプログラマーコミュニティとしても知られ、初心者からベテランまであらゆる層のエンジニアが活用しています。
日本国内でも知識共有サービスとしては先駆けとなった存在で、ユーザー数や記事数も豊富なのが特徴です。
プログラミング学習や開発経験のなかで気づいたことを記録しておいたり、わからないことを質問したりなど、幅広い使い方ができますよ。
Qiitaで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
3.TechCrunch
「TechCrunch(テッククランチ)」は、フィンテックやブロックチェーンなどの最新技術にフォーカスしたサイトです。
最新技術についての発表や紹介が多く、テクノロジーについて情報収集できます。
一方で、プログラミングなどの情報はほぼなく、すぐに使える技術的な内容は少ないでしょう。
将来的にブロックチェーンやAI技術に携わりたいと考えているエンジニアにはおすすめです。
TechCrunchで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
4.POSTD
「POSTD」は、プログラミングするエンジニア向けのトレンドメディアです。
リクルートホールディングスのアドバンステクノロジーラボが運営しています。
国内、海外で話題のエンジニア向けニュースやブログ記事が掲載されていますよ。
海外の情報は翻訳されているので、海外ニュースを読みたい方にもおすすめです。
POSTDで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
5.UX Milk
「UX Milk(ユーエックスミルク)」は、UXデザインをテーマにしたメディアです。
UXデザインとは、ユーザー体験やユーザー経験を設計すること。
Web制作やアプリケーション開発、システム開発などでは、優れたUXデザインが求められます。
本メディアでは、UXデザインの基礎知識や事例のほか、UXデザインの知識を深く身につけるためのセミナーや本を紹介。
UXデザインについて学びたい人、情報収集したい人におすすめです。
UX Milkで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
6.StackOverflow
「StackOverflow(スタックオーバーフロー)」は、世界で最も使用されている開発者向けQ&Aサイトです。
世界中に利用者がいるので、英語がわかれば非常にたくさんの情報にアクセスできます。
良い回答には賛成票が投票されて、サイト内の表示順位が上位になったり、回答者の評価がアップしたりする機能も。
最近では日本語版もできたので、国内でも広がっていますよ。
StackOverflowで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
7.IT media
「IT media(アイティメディア)」は、IT関連のニュースを発信する情報サイトです。
ソフトバンクグループのアイティメディア株式会社が運営しており、日本のIT系情報サイトとして最大手の信頼があります。
海外ニュースに強みがあり、次のようなメディアから配信を受けていますよ。
- Ziff Davis
- CNET
- ロイター
- AP通信
- ウォールストリート・ジャーナル
IT mediaで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
8.Developers.io
「Developers.io(デベロッパーズアイ・オー)」は、技術メディアサイトです。
運営しているクラスメソッド株式会社は、ビッグデータやクラウド分野に特化したコンサルティングを手がけています。
クラスメソッド株式会社の社員がすべての記事の企画・執筆・編集を行い、責任ある情報発信を徹底していますよ。
技術者のノウハウをわかりやすくまとめ、膨大な記事として公開しているのが特徴です。
Developers.ioで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
9.TechFeed
「TechFeed(テックフィード)」は、技術情報共有コミュニティです。
エンジニアやデザイナーなどの技術者に向けた、テクノロジーに関する情報を配信しています。
独自のアルゴリズムによって、あなたが読むべき情報を自動でおすすめしてくれるので、見逃すことがありません。
スマホアプリとしても提供されており、設定すれば1日3回の通知で気軽にニュースをチェックできます。
TechFeedで情報収集したい方は、公式サイトをご覧ください。
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エンジニアの情報収集におすすめのWeb系企業ブログ4選
エンジニアの情報収集におすすめのサイトをお伝えしました。
サイトによって特徴があるので、比較して使いやすいサイトを見つけてみてください。
エンジニアの情報収集には、Web系企業ブログも役立ちますよ。
ここでは、エンジニアの情報収集におすすめのWeb系企業ブログ4選についてご紹介します。
1.Google Developers
「Google Developers(グーグルデベロッパーズ)」は、Googleが運営する開発者向け情報サイトです。
掲載される情報は、API、オープンソースプロジェクト、プロジェクトのホスティングに関する内容などが多い傾向にあります。
言語を選択でき、日本語で閲覧することも可能です。
Google Developersで情報収集したい方は、こちらからご覧ください。
2.Yahoo! JAPAN Tech Blog
「Yahoo! JAPAN Tech Blog(ヤフージャパンテックブログ)」は、Yahoo! JAPAN開発者による技術系ブログです。
技術系のほか、デザイン、イベントレポートなどの情報が掲載されています。
Yahoo! JAPAN Tech Blogで情報収集したい方は、こちらからご覧ください。
3.Mercari Engineering Blog
「Mercari Engineering Blog(メルカリエンジニアブログ)」は、名前の通りメルカリのエンジニアによるブログです。
メルカリは、最近幅広い世代に使われるようになった国内最大級のフリマアプリです。
フリーマーケットのように不用品を出品し、販売・購入ができます。
2021年時点で8,000万ダウンロードを突破している大人気のアプリ。
メルカリを開発したエンジニアが、エンジニアに役立つ情報を発信しています。
Mercari Engineering Blogで情報収集したい方は、こちらからご覧ください。
4.はてなブログ開発ブログ
「はてなブログ開発ブログ」は、はてなブログ開発者による公式のお知らせを発信するブログです。
はてなブログの新機能や、公式からのお知らせを掲載しています。
開発者目線の情報が得られるので、参考になるエンジニアも多いでしょう。
はてなブログを使いこなしたい人や、はてなブログのようなサービスを開発したい人にはおすすめです。
はてなブログ開発ブログで情報収集したい方は、こちらからご覧ください。
エンジニアの情報収集におすすめのイベント検索サービス3選
IT業界では、エンジニア向けの作業会や勉強会などのイベントが数多く開催されているのをご存知でしょうか。
イベントに参加すれば情報収集やスキルアップができるだけでなく、エンジニアの人脈を広げられます。
エンジニアとして生の一次情報を得るためにも、業界のイベントに参加することは有意義です。
しかし、「作業会や勉強会ってどこで開かれているの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
エンジニアのイベント情報を見つけるには、検索サービスが便利です。
ここでは、エンジニアの情報収集におすすめのイベント検索サービス3選についてご紹介します。
- connpass
- DoorKeeper
- TECH PLAY
それぞれのサービスについてご説明しましょう。
1.connpass
「connpass(コンパス)」は、エンジニア向けIT勉強会のプラットフォームです。
TwitterやFacebookなどのSNSと連携でき、知り合いがイベントを開催したり参加したりしたときには通知が来ます。
さらに、カテゴリ・日付・地域などからイベントを検索できますよ。
イベントを開催、参加したいときに便利なサービスです。
知り合いの開くイベントなら安心感もありますよね。
connpassでイベント検索したい方は、公式ページをご覧ください。
2.DoorKeeper
「DoorKeeper(ドアキーパー)」は、イベントを主催したい人のためのサービスです。
コミュニティやイベントを作成・公開できます。
参加者は所属したいコミュニティやイベントを見つけて、互いに切磋琢磨できるのが魅力。
公開したイベント情報はほかのイベントサイトにも自動で掲載されるので、あらゆる媒体で集客が可能です。
参加者の管理もしやすく、便利なサービスと言えます。
DoorKeeperでイベント検索したい方は、公式ページをご覧ください。
3.TECH PLAY
「TECH PLAY(テックプレイ)」は、イベント情報検索サービスです。
IT勉強会などのイベント情報や、スキルアップやキャリアアップのための情報をまとめて収集できます。
さらに、東京・渋谷にはTECH PLAYのイベントスペースもあり、こちらを会場としてイベントを開催することもできますよ。
勉強会などのイベントだけでなく、会議、研修、ミーティングなど、幅広い用途で利用されています。
TECH PLAYでイベント検索したい方は、公式ページをご覧ください。
まとめ:自分に合った情報収集の方法を見つけることが大切
今回は、エンジニアの情報収集についてご紹介しました。
エンジニアの情報収集にはさまざまな方法があります。
目的に応じて使い分けましょう。
たくさんの情報をすべて把握することはできません。
大切なことは、自分に合った情報収集の方法を見つけて、必要な情報を得て役立てることです。
情報が変わるにつれて、情報収集の方法も変わっていく可能性もあります。
今後もアンテナを張り、情報に対する感度を高めていきましょう。