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EdtechとはEducation(教育)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。

定義はさまざまですが、概ね教育をテクノロジーを使って効率的にできるようにしようという取り組み全般のことを指しています。

今回はEdtechの実例やその課題、今後の展開などについてお伝えしていきたいと思います。

Edtechとは具体的にどういうことをしているの?

教育とテクノロジーを組み合わせる取り組み

Edtechとは教育とテクノロジーを組み合わせた造語です。教育をテクノロジーの力を使って効率的に進めていこうと、パソコンやインターネットが普及した2000年頃から始まった取り組みだと言われています。

子どもの教育の現場ではタブレットやパソコンを使って授業が行われるなどの取り組みがが行われ、社会人においても、社内での研修や新しい技術の習得にEdtechが活用されています。

社会人に対して行われているEdtech

社会人に対してはスマホやタブレット、パソコンなどでインターネットを使って学習する取り組みが行われています。近年はインターネット環境が普及したことで、さまざまなIT機器を使った学習のツールが提供されており、場所を選ばず学習することができるようになっています。

社内の研修や新しい技術の習得、英会話の学習、プログラミングの学習など、教育コンテンツは多岐に渡っており、今後もインターネットを活用した教育プログラムの需要は増えていくでしょう。

児童や学生に対して行われているEdtech

児童や学生が通う学校においても、Edtechを活用していこうという動きが出ています。

特に2020年までにプログラミングの授業が必須化されることも受け、タブレットの普及を一人一台にしていくことも検討されているなど、よりテクノロジーを活用した教育を推進していこうという動きが加速している状況です。

以上のことから、インターネットの動画やアプリを使った授業も今後増えていくと予想されています。

学校教育のEdtechには課題も存在する

学校教育の現場では新しい取り組みのEdtech。導入するにあたってさまざまな課題もあるようです。

ここでは学校教育の現場でEdtechについての課題を考えてみたいと思います。

まだインフラが整っていない

インフラが整っていない教育現場がまだ多く存在しているという課題があります。インターネット環境やパソコンやタブレットといったIT機器が潤沢に揃っている環境はまだ少なく、学校や市町村などによっても格差がある状態です。電子黒板もその例です。

今後Edtechの普及がが順調に進めば徐々に解決されていく問題でしょうが、まだまだIT環境がが整っていると言える教育現場は少ないため、ここ数年ですぐに高いレベルのEdtechが実現するのは難しいでしょう。

教職員のITリテラシーをどう高めるか

教職員のITに関する知見があまり高くないという問題があります。特に義務教育の教育にあたっている教職員はITに関する教育を受けてきておらず、教育の仕方も習得していません。ITについて知見が低いため、IT機器を上手く使いこなせないという状況が発生する可能性があります。

年齢層が高い教職員ほどこういった機器に対応するのが難しく、今後Edtechを普及させていくにはこういったIT機器に不慣れな教職員のITレベルを向上させていく必要があるでしょう。この問題も教員の世代交代が進むに従って解消されていくでしょうが、2020年までに教員が世代交代することはあまり考えられないため、当面は教員のIT教育を急ぐ必要がありそうです。

教育補助ソフトがあまり使いやすくない

Edtechが教育の現場であまり普及していない要因として、教育の現場で使いやすいソフトが少ないといったこともあります。教育ソフトを使うにしても、あまり実用的なソフトが存在せず、結局黒板とノートといった昔ながらのツールで学習を進めるほうが早いといった状況があるためです。

Edtechを本格的に学校の教育現場で普及させていくのであれば、優秀な教育補助ソフトの開発がされ、普及されることが大事です。

Edtechは教育を改革できるのか?

Edtechは教育を改革すると多くのメディアで賞賛されていた時期もありましたが、実際現在のところ多くの教育現場でEdtechは普及していません。

Edtechを教育現場で活用するためにはどのような取り組みが必要なのでしょうか。

ここではEdtech先進国のアメリカの取り組みについてご紹介していきます。

Edtech教育の先進国アメリカの取り組み

アメリカは著しい教育格差を是正するために、教育をインターネットでも受けられる仕組みを作り出しました。近年発達してきているMOOC(大規模公開オンライン講座)により、多くの有名大学の授業をインターネットで無料で受講でき、課題などを提出して合格すると修了認定も受けることができます。

また現在アメリカではSTEM教育という理念をかかげ、科学、技術、工学、数学に関する学びを促進しようとしています。この中にIT教育も含まれ、さまざまな団体がインターネット上でテクノロジー、特にプログラミングを学ぶ教材を無料で提供しています。

Edtech教育は今後どのようになっていくか

インターネットやタブレット端末、スマートフォンの普及に伴い、親世代にもIT機器に対して理解が深まっています。かつてEdtechの取り組みが始まった2000年ごろとは比べ物にならないくらい、インターネットが普及し、多くの人々がさまざまなサービスを有意義に利用しています。

このような状況の中、子ども達もITネイティブとしてタブレットやスマートフォンに親しんでいます。IT機器が周囲にある状況があたりまえになっている中、学校という場所だけが取り残されていくとは考えにくく、やがてIT機器をはじめさまざまなテクノロジーが学校教育を支えるようになっていくでしょう。

 

児童・生徒向けのEdtech教材をご紹介

民間企業が多くのEdtech教材を開発しています。

特にプログラミングを学習できる教材は優秀なものも多く、子ども達が主体的にITの学びを進めていくのに有用なツールです。児童や学生が主に利用できるEdtechの教材をご紹介していきます。

Scratch

https://scratch.mit.edu/

MITメディアラボが開発した、プログラミングの思考方法を学習するためのツールです。実際にプログラミングのコードを書くことはせず、指示のあるブロックを組み合わせてプログラミングの結果を主とするといった方法でプログラミングをしていきます。

アニメーションを動かしたり、ゲームを作ったりと、さまざまな課題がアップされているので、学習者は好きな課題を選んでプログラミングの思考方法などを学んでいきます。

Hour of code

http://hourofcode.jp/

Code.orgが主催するプログラミングを学習するためのサイトです。多くの学習イベントが後悔されており、ログインも会員登録も、学習費用も必要ありません。女性や有色人種、マイノリティの人々に学習の機会を広く提供し、IT教育の門戸を広く開放することを目標として活動しています。

提供されているイベントは、幼児から大人まで参加することができ、誰もがITや科学技術に関する幅広い知識を学習することができます。

プログラミン

http://www.mext.go.jp/programin/

文部科学省が開発した子ども向けのプログラミング学習ツールです。

命令文が書かれたブロックを組み合わせてプログラムを実行していく、ビジュアルプログラミング言語のひとつです。

プログラミングの思考方法を学ぶことができます。flashで開発されているので動きが繊細で可愛らしく、遊びながら学習しやすいようになっています。

進研ゼミ

http://sho.benesse.co.jp/sho1/touch/

進研ゼミの提供する学習コンテンツです。タブレットでの学習を導入し、視覚的にもわかりやすい授業を提供しています。特に小学校低学年向けの授業内容は、ゲームの要素を多く取り入れ、勉強に飽きないような工夫もされています。

インターネットに繋がらない専用のタブレットも用意されており、子ども達のセキュリティにも考慮されています。

社会人向けのEdtech教材をご紹介

社会人が学びを深めるためのコンテンツも多く提供されています。社会人がインターネットを通して学習することができる役立つコンテンツをいくつかご紹介していきたいと思います。

ドットインストール

https://dotinstall.com/

ドットインストールは約3分という短い動画でプログラミングを学習できる学習サイトです。

多くの初級者向けのコンテンツは無料で提供されており、プログラミングを初めて学習するといった方や、プログラミングの雰囲気をざっくりと掴んでおきたい方におすすめのサイトです。

progate

https://prog-8.com/

progateはプログラミングを動かす環境を自分のPCに構築しなくても、ブラウザにコードを書いて実行結果を取得することができる学習サイトです。初級のコンテンツは無料で提供されているものもありますが、中級以上のコンテンツは有料となっています。

さまざまな言語の学習コンテンツが提供されており、ブラウザを立ち上げるだけで学習がスタートできるので、忙しい社会人でも気軽にプログラミングを学ぶことができます。

duolingo

https://www.duolingo.com/

こちらは英語などさまざまな外国語を無料で学ぶことができるサイトです。

ゲームのように学習が進んでいくので、楽しみながら外国語を学ぶことができます。

外国語の読み書きのほか、ヒアリングや発音の練習も可能です。スマートフォンのアプリも配布されているので、通勤中などにも学習を進めることができます。

JMOOC

https://www.jmooc.jp/

近年講義をオンラインで公開し、教育を広く普及させるMOOCという動きが世界で起こっています。

日本にもその動きが始まっており、東京大学や京都大学を始め多くの大学がJMOOCに参画しはじめています。科学、工学、数学といった理系の講義のほか、文学や芸術といった講義も公開されており、幅広い分野の知識を学習することができるオンライン講義です。

公開されている講義はインターネットを通して受けることができるので、自分に都合の良い時間帯で受講することができるので社会人にも受講できます。また一部の講義では有料オプションで修了書を発行してもらうこともできます。

edX

https://www.edx.org/

edXと書いてエデックスと読みます。

MITとハーバード大学が設立したMOOCで、大学レベルの講義をインターネットを通して無料で、全世界の学生が受講することができます。単位は発行されませんが、有料で修了証書を発行してもらうことも可能です。

MITやハーバードのほか、ボストン大学、北京大学など世界の有名大学が加入しているほか、日本からは京都大学がedXに参画しています。ちなみに東京大学はスタンフォード大学が立ち上げたCourseralというMOOCに参画しています。

まとめ

いかがでしたか?Edtechについて理解して頂けましたでしょうか。

Edtechはテクノロジーを活用し、教育をより高度に効率的に進めていこうという取り組みです。インターネットが普及し、IoTなどのテクノロジーがますます発展している今日、テクノロジーを除外した教育は成り立たなくなってくるかもしれません。

また、世界では広がる教育格差を是正しようという動きが盛んになってきています。特に教育格差が深刻な問題となってきているアメリカでは、インターネットを活用して無料で講義を受けることができる仕組みづくりが進んできています。

IT教育の分野についても例外ではなく、無料で学習できるコンテンツも数多く提供されるようになってきている状況です。テクノロジーを使った教育が本格的な広がりを見せているのは、本当にここ数年のことですが、今後ますますテクノロジーを使った教育は増えていくことでしょう。

インターネットを通じて得られる学習機会は、ここに紹介したもの以外にも膨大に存在するので、ご自身の学習してみたいと思うような講義を探してみてはいかがでしょうか。

WebCamp・WebCamp Proについて

WebCampは1ヶ月でプログラミング・Webデザインスキルを学ぶ通い放題のプログラミングスクールです。WebCamp Proは3ヶ月間で未経験から即戦力エンジニアを育成するプログラミングスクールです。

2つのサービスを運営するインフラトップでは、「学びと仕事を通して人生を最高の物語にする」という理念で会社を経営しています。

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