転職で年収が上がるエンジニアの特徴5つを解説!資格やエージェント3選も紹介
エンジニアとして働く人のなかには、「転職してもっと年収を上げたい」と考える人が多いです。
エンジニアは技術職なのでスキルはもちろん、働く環境によって収入が大きく変わります。
「エンジニアの平均年収に比べて、自分の年収は低い?高い?」
「転職しても年収が上がらないケースがあると聞いたけど…」
「エンジニアが転職で年収を上げるコツや資格が知りたい!」
と悩むエンジニアは多いでしょう。
今回は、
- エンジニアの平均年収
- 転職で年収が上がるエンジニアの特徴
- エンジニアの転職で年収アップにつながる資格
- エンジニアが転職で年収を上げるコツ
などについてご紹介します。
「エンジニアとして転職して年収アップしたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
エンジニアの平均年収は512万円
まずは、エンジニアの平均年収を知っておきましょう。
2021年1月時点において、ITエンジニアの平均年収は512万円です。
(出典:求人ボックス給料ナビ)
国税庁が発表した日本の平均年収は436万円なので、比較的高い傾向にあります。
(出典:国税庁 民間給与実態統計調査)
ただし、全体の給料分布ではボリュームゾーンが429万円〜506万円です。
つまり一部の高収入エンジニアが、平均年収を引き上げていることがわかります。
それでも国内では比較的高い年収の職種です。
さらに、スキルや実績を積み重ねれば、さらなる昇給も十分可能でしょう。
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転職で年収が上がるエンジニアの特徴5つ
エンジニアの平均年収をお伝えしました。
現状のあなたの年収と比較して、転職を検討する参考としてみてくださいね。
エンジニアの転職には、「収入アップできる転職」と「収入アップできない転職」があります。
収入アップできるかどうかは、エンジニア自身のスキルや経験が重要です。
ここでは、転職で年収が上がるエンジニアの特徴を5つご紹介します。
- プログラミングスキル以外にプラスαの能力がある
- 上流工程の実績がある
- コミュニケーションが得意
- 学習意欲が高い
- 資格を取得している
当てはまる特徴が多いほど、転職で年収アップを実現しやすいでしょう。
それぞれの特徴について詳しく見ていきます。
1.プログラミングスキル以外にプラスαの能力がある
プログラミングスキルだけでなく、プラスαの能力があるエンジニアは年収アップしやすいです。
エンジニアにとって、プログラミングスキルは必須でありかつ初歩的な能力。
市場価値を上げて高い年収を得る人材になるには、ほかのスキルと掛け合わせると効果的です。
たとえば、プログラミングスキル以外に
- マーケティングスキル
- 統計の知識
- マネジメントスキル
などがあれば、より上流工程や専門性の高い案件に携わることができるでしょう。
興味のある分野について学習し、プラスαの知識やスキルを習得することが大切です。
2.上流工程の実績がある
転職で年収アップを叶えるエンジニアは、上流工程の実績がある方が多いです。
たとえば、チームをリードする存在としてプロジェクトに携わった実績があると、単なる技術者としてだけでなくマネジメント能力も評価されます。
上流工程の実績があるほど、より高い能力を持っていると判断されるため、年収も上がるのです。
年収アップを目的に転職を検討しているなら、できるだけ上流工程での実績を積み重ねておくといいでしょう。
3.コミュニケーションが得意
転職によって年収が上がるエンジニアには、コミュニケーションが得意という特徴があります。
エンジニアでも、チームプロジェクトやクライアントへの説明など、他人と直接関わる機会は少なくありません。
エンジニアリングを理解している技術者として、チームメンバーとコミュニケーションによって連携をとることは重要です。
また、クライアントなど知識がない相手に対して、専門的な技術や機能をわかりやすく伝える能力も求められます。
コミュニケーションが得意なエンジニアは、周囲と関わりながらスムーズな業務遂行を可能にすることから、評価されて年収が上がるのです。
4.学習意欲が高い
転職で年収アップするエンジニアの特徴として、学習意欲が高いことが挙げられます。
学習意欲が高いエンジニアは、積極的に経験を積みスキルを高めるため、能力が高い人が多いです。
「入社後は現在よりさらに成長して貢献してくれそう」「周囲にプラスの影響を与えてくれそう」というポテンシャルも感じさせることから、評価されやすくなります。
エンジニアは常に学習してスキルを磨く必要がありますが、学習意欲の程度は人によるでしょう。
学習意欲が高い人ほど、早く市場価値の高い人材になり、高年収を得られるようになります。
5.資格を取得している
資格を取得しているエンジニアも転職後に年収アップを叶えている傾向にあります。
「資格って転職に有効なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
技術力が重視されるエンジニアは、実際のスキルや実績が大きな評価基準になります。
しかし、資格も無意味ではありません。
むしろ、幅広い知識と経験がなければ取得できないような、専門性が高い難関資格を持っていることは年収アップに有利に働きます。
資格もエンジニアとしての能力を証明する大切な武器です。
年収アップを目指すなら、取得を検討してはいかがでしょうか。
エンジニアの転職で年収アップにつながる資格6選
転職で年収が上がるエンジニアの特徴をお伝えしました。
現状で当てはまらなくても、転職を見据えて行動を始めれば役立ちますよ。
転職で年収が上がるエンジニアの特徴の1つに、資格を取得していることを挙げました。
「年収アップに役立つ資格について知りたい!」という方もいるでしょう。
ここでは、エンジニアの転職で年収アップにつながる資格6選をご紹介します。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ITコーディネータ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
どれも年収アップを目指すエンジニアにおすすめの資格です。
それぞれについて、詳しくご説明します。
1.基本情報技術者試験
「基本情報技術者試験(FE)」は、高度なIT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力があることを証明する国家資格です。
IPA(情報処理推進機構)が実施しており、「情報処理技術者試験」の1つとして位置づけられています。
情報処理技術者資格は4つのスキルレベルに分かれ、数字が大きいほどレベルが高い資格です。
基本情報技術者試験はスキルレベル2に該当します。
合格率はおよそ25%程度です。
過去問などを活用し、十分な対策をしておく必要があります。
エンジニアとしてまず取得を目指したい資格と言えるでしょう。
2.応用情報技術者試験
「応用情報技術者試験(AP)」は、高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持ち、高度IT人材としての方向性を確立していることを証明する国家資格です。
IPA(情報処理推進機構)が実施する「情報処理技術者試験」の1つで、「基本情報技術者試験(FE)」の上位資格として位置づけられています。
応用情報技術者試験はスキルレベル3です。
試験は午前と午後の150分ずつ、午前は選択式、午後は記述式の問題です。
合格率はおよそ22%程度と低くなっています。
「基本情報技術者試験(FE)」の取得後に目指したい資格です。
3.ITコーディネータ試験
「ITコーディネータ試験」は、経営に役立つIT活用の知識を持ち、経営者への助言・支援を行う能力を証明する民間資格です。
ITコーディネータ協会が実施しており、経済産業省の推進資格となっています。
試験に合格して資格を取得すると、ITコーディネータとして活動が可能です。
エンジニアとしての技術だけではなく、経営者視点でのIT活用を理解できる点がポイント。
経営の課題解決に役立てる能力を身につけることで、年収アップが期待できるでしょう。
試験は年3回実施され、CBT方式で受験できます。
試験時間は120分、問題数は100問です。
合格率はおよそ50%〜70%程度と、試験によって幅があります。
4.ネットワークスペシャリスト試験
「ネットワークスペシャリスト試験(NW)」は、ネットワークシステムの構築から運用までの技術を持ち、下位者を指導する能力を証明する国家資格です。
IPA(情報処理推進機構)が実施しており、「情報処理技術者試験」の1つとして位置づけられています。
ネットワークスペシャリスト試験は最も高いスキルレベル4です。
試験は1日を通して実施され、問題形式は選択式と記述式になります。
合格率はおよそ14%程度で、難易度が高い資格と言えるでしょう。
大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し、運用できるネットワークエンジニアやインフラエンジニアとして専門性を高めるのに役立ちます。
5.システムアーキテクト試験
「システムアーキテクト試験(SA)」は、システム開発に必要な知識と実践能力を証明する国家資格です。
IPA(情報処理推進機構)が実施しており、「情報処理技術者試験」の1つとして位置づけられています。
システムアーキテクト試験は最も高いスキルレベル4です。
合格率はおよそ15%程度で、難易度の高い資格と言えるでしょう。
論文が合否を分ける重要なポイントになります。
上流工程を主導するシステムエンジニアとしての専門性を高めるのに役立つ資格です。
6.プロジェクトマネージャ試験
「プロジェクトマネージャ試験(PM)」は、システム開発の計画、実行、管理する知識や実践能力を持ち、下位者を指導する能力を証明する国家資格です。
IPA(情報処理推進機構)が実施しており、「情報処理技術者試験」の1つとして位置づけられています。
プロジェクトマネージャ試験は最も高いスキルレベル4です。
合格率はおよそ15%程度で、難易度の高い資格です。
試験に合格するには、試験範囲の知識だけではなく、定められた文字数で論述する能力が求められます。
プロジェクト全体に責任を持って成功まで導くプロジェクトマネージャーとして専門性を高めるのに役立ちます。
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エンジニアが転職で年収を上げるコツ3つ
エンジニアが転職で年収を上げるのに役立つ資格をご紹介しました。
高めたい専門分野に合わせて、受験を検討してみるといいでしょう。
資格取得以外にも、エンジニアが転職で年収を上げるコツはあります。
年収アップを目指して転職するなら、成功に向けてできることはしておきたいですよね。
ここでは、エンジニアが転職で年収を上げるコツを3つご紹介します。
- 大手企業や外資系を目指す
- 企業の評価基準を知る
- おすすめの時期は12月
意外と見落としがちなポイントなので、ぜひ活用してみてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう。
1.大手企業や外資系を目指す
1つ目のコツは、大手企業や外資系企業を目指すことです。
中小企業と比較して、大手企業はエンジニアの年収が高い傾向にあります。
また、アメリカのエンジニアの年収相場は日本の2倍であることをご存知でしょうか。
国内と海外で大きな年収格差があることから、外資系企業を選ぶことで年収アップできる可能性が高いです。
年収アップを目的とするなら、企業選びでは大手か外資系に注目しましょう。
2.企業の評価基準を知る
2つ目のコツは、企業の評価基準を知ることです。
あなたの持つ能力をそれほど評価しない企業に転職しても、年収アップは望めません。
あなたの能力に価値を見出す評価基準を持つ企業なら、転職することで年収を上げることができます。
企業によって評価基準はさまざまです。
自分の価値を理解すると同時に、企業の評価基準もよく知りましょう。
3.おすすめの時期は12月
3つ目のコツは、12月に転職活動をすることです。
年が明けると求職者の数が増加する傾向にある一方、年末はライバルが少ない時期と言えます。
企業の目に止まりやすく、アピールもしやすいメリットがありますよ。
転職活動をしている人が少ない時期なら、年収アップにつながりやすいです。
12月から転職活動をしておくと、翌春からの入社にもちょうどよい時期でしょう。
エンジニアが転職する際の注意点3つ
エンジニアが転職で年収を上げるコツをお伝えしました。
転職を検討しているなら、ぜひ実践してみてくださいね。
エンジニアが年収を上げようと転職する際には、注意すべきポイントもあります。
気をつけないと、転職後に後悔することになるでしょう。
ここでは、エンジニアが転職する際の注意点を3つご紹介します。
- 年収が上がると責任も増える
- 残業代で年収が底上げされている可能性もある
- 転職で年収が下がることもある
それでは見ていきましょう。
1.年収が上がると責任も増える
「年収アップしたい!」というエンジニアが見落としがちなのが、年収が上がると責任も増えるということです。
多くの場合は、より上流工程を担当するなど、責任が大きい立場になるにつれて年収が上がります。
年収が高くなるほど、会社の売上や経営を左右するような重要なポジションにつくことになるでしょう。
期待される働きや責任を果たすことを理解した上で、年収アップを考える必要があります。
2.残業代で年収が底上げされている可能性もある
募集要項で年収が高い求人を見つけたときに、すぐに飛びつくのは注意が必要です。
実際には残業代で年収が底上げされている可能性があります。
残業代込みの金額ではないかどうか、選考時点でよく確認しましょう。
また、「500万円〜800万円」など年収幅が表記されている場合も、どのような基準で年収が決定するのかを聞いておくと安心です。
残業代や手当などを除いた、純粋な年収を知って判断することで失敗を避けられます。
3.転職で年収が下がることもある
最も注意したいのが、転職で年収が下がるケースです。
実は転職によって年収が下がるのは珍しいことではありません。
特に、専門性の高いスキルや実績があまりない状態で転職をすると、年収が下がる可能性が高いです。
年収アップを目的に転職をしたのに、結果的に年収が下がっては悔やんでも悔やみきれません。
転職失敗しないためには、年収アップするための土台を整え、準備をすることが大切です。
また、エンジニア転職に精通したエージェントに頼ることも有効な方法と言えるでしょう。
年収アップを目指すエンジニアにおすすめの転職エージェント3選
エンジニアが転職する際の注意点についてお伝えしました。
転職で年収アップを成功させるなら、しっかり対策をとっておきましょう。
年収アップに有効な手段の1つに、エージェントの活用があります。
エンジニア転職に特化したエージェントなら、年収アップに必要なアドバイスをもらい、転職成功の可能性を上げることが可能です。
ここでは、年収アップを目指すエンジニアにおすすめの転職エージェント3選をご紹介します。
- レバテックキャリア
- マイナビITエージェント
- ワークポート
どれもエンジニア転職において高い実績があるエージェントです。
順番に見ていきましょう。
1.レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアとデザイナーに特化した転職エージェントです。
IT業界経験者向けに、ステップアップを実現する転職サポートを提供しています。
エージェントにはエンジニア経験者のキャリアアドバイザーも在籍し、エンジニア目線でのアドバイスをもらうことが可能です。
年収アップの相談だけでなく、実務内容に関する質問やあなたのスキルレベルについての相談もできますよ。
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2.マイナビITエージェント
マイナビITエージェントは、IT業界への転職に特化したエージェントです。
人材業界大手のマイナビが全国展開するサービスで、数多の求人数を誇ります。
特に20代〜30代の若い世代に人気があり、心強い転職サポートは質も高いです。
大手だからこその対応の良さが魅力で、1人1人の転職者の相談やサポートに定評があります。
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3.ワークポート
ワークポートは、IT業界への転職に強い総合型転職支援エージェントです。
もともとはIT・Web・ゲーム業界専門の特化型転職支援エージェントでしたが、近年は営業や販売など幅広い分野の求人を扱っています。
拠点は全国各地にあり、地域ごとの特色を踏まえた転職サポートを受けられますよ。
また、ワークポートには未経験分野への転職サポートにも強いです。
エンジニアとしてのスキルを活かしつつ、新たな分野に挑戦して年収を上げたい方にぴったりでしょう。
ワークポートで転職の相談をしたい方は、公式サイトをご覧ください。
まとめ:まずは自分の市場価値を知ろう
今回は、エンジニアの年収を上げる転職についてご紹介しました。
転職によって年収アップを叶えるエンジニアはたくさんいます。
成功させるためには、自分の市場価値を把握し、高めることが大切です。
エンジニアは能力次第で高年収を実現できます。
「転職して年収を上げたい!」という方は、スキルや実績を高めて転職活動を始めましょう。
転職をうまく活用してステップアップし、あなたの理想の年収に近づけてくださいね。