エンジニアの自己PRを効果的にする方法7つを詳しく解説!職業別の例文も紹介

公開日: 2021.02.25
更新日: 2024.01.12
エンジニアの自己PRを効果的にする方法7つを詳しく解説!職業別の例文も紹介

エンジニアに転職するときには、入念な準備が必要です。

面接では転職理由や志望動機をしっかり話せるようにしておかなければなりません。

なかでも、「自己PR」に頭を悩ませる人は多いでしょう。

「エンジニアの自己PRってどんなことをアピールすればいいんだろう?」
「エンジニア職の面接の自己PRで気をつけるべきことは?」
「エンジニア転職の自己PRの例文が知りたい!」

そんな方のために、今回は

  • 自己PRで企業が見ているポイント
  • エンジニアの自己PRでの注意点
  • 職種別!エンジニアの自己PRの例文

などについてご紹介します。

自己PRは、企業があなたを採用するときに重視するポイントの1つです。

「エンジニア転職の自己PRで悩んでいる!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

自己PRで企業が見ているポイント3つ

自己PRで企業が見ているポイント

まずは、企業が自己PRでどんなことに注目しているのかを知っておきましょう。

企業の判断基準を知っておくと、自己PRで盛り込むべき内容が見えてきます。

いきなり自己PRを考える前に、よく理解しておいてくださいね。

ここでは、自己PRで企業が見ているポイントを3つご紹介します。

  1. 企業に合った人材かどうか
  2. 自己分析がきちんとできているか
  3. 何を学んでどう成長してきたのか

それでは見ていきましょう。

1.企業に合った人材かどうか

企業は自己PRから、あなたと自社との適性を判断しようとしています。

企業が求めている人物像と合致しているかどうかがポイントです。

たとえば、企業は技術力とマネジメント力を兼ね備えて現場をリードする人材がほしいのに、技術力ばかりアピールしては要件に合致しないと判断されるでしょう。

企業が求めている人材を把握し、効果的なアピールをすることが大切です。

2.自己分析がきちんとできているか

自己PRでは、自分自身を客観的な視点から分析して、強みと言えることを話すものです。

そのため、企業は自己分析がきちんとできているかどうかを判断しようとしています。

自己分析ができていない人は、自分の能力を効果的に発揮して会社に貢献することができないでしょう。

適切な自己分析ができることは、客観的な視点を持ち、物事を俯瞰して考えられることを意味します。

ビジネスマンとしてはもちろん、エンジニアとして十分に自己分析ができている人でなければ、採用されるのは難しいです。

3.何を学んでどう成長してきたのか

企業は自己PRを通して、あなたがエンジニアとして何を学びどう成長してきたのかを知ろうとしています。

エンジニアは技術職のため、実力や実績が重要です。

過去の学習方法や学習内容などを伝えることで、企業はあなたにどれくらいの実力や実績があるかがわかります。

また、スキル習得に対する熱力や今後のポテンシャルも伝わるでしょう。

自己PRによってあなたの積み重ねを把握し、企業が求める働きが期待できるかを見ているのです。


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エンジニアの自己PRを効果的にする方法7選

エンジニアの自己PRを効果的にする方法

自己PRで企業が見ているポイントについてお伝えしました。
3つのポイントを意識して、自己PRを考えていきましょう。

ただの自己PRでは、企業にあなたの魅力を十分に伝えるのは難しいです。

自己PRを効果的にする方法を知り、あなたの面接対策に活かしてくださいね。

ここでは、エンジニアの自己PRを効果的にする方法7選をご紹介します。

  1. 技術力は実績アピールする
  2. 知識やスキルは職務経験で伝える
  3. 経験の豊富さは期間で説明する
  4. マネジメント経験は人数や内容を忘れずに
  5. 提案力や調整力は調整業務や折衝の経験でアピールする
  6. トラブルへの対応経験で現場での対応力を期待してもらう
  7. 情報収集やスキルアップのために工夫していることで差をつける

どれも自己PRに取り入れたい方法ばかりです。

さっそく見ていきましょう。

1.技術力は実績アピールする

自己PRで技術力を伝えたいときは、実績をアピールすると効果的です。

単純に「◯◯ができます」よりも、技術を使った実績を伝えるとより具体性が高まるので、伝わりやすくなります。

たとえば、次の場合は後者のほうが効果的なアピールなのがわかりますね。

  • 「Pythonの経験が2年あります」
  • 「Pythonで開発したAIシステムで、業務効率を30%アップさせた実績があります」

学習期間や実務経験の年数だけでは、あなたにどれほどの技術力があるのかが曖昧です。

技術力は、具体的な数字や結果をもとにした実績とともに伝えることを意識しましょう。

2.知識やスキルは職務経験で伝える

あなたが持つ知識やスキルは、職務経験とともに伝えましょう

同じ知識やスキルであっても、書籍で学んだものなのか職務経験で学んだものなのかで理解度は異なります。
実際に現場で使えなければ、意味がありません。

職務経験のなかで得たものなら、実践的な知識やスキルを持っていることが伝わります。

たとえば、次の例なら後者のほうがスキル保持者としてより信頼できるでしょう。

  • 「わたしはCAD、CAM、CAEの知識やスキルがあります」
  • 「わたしはCAD、CAM、CAEを用いた機械設計を3年経験し、5つの商品開発プロジェクトに携わりました」

職務経験は年数や携わったプロジェクト数のほか、どのように知識やスキルを用いたのかまで説明できるとより効果的です。

3.経験の豊富さは期間で説明する

エンジニアとしての経験の豊富さをアピールするなら、期間で説明しましょう。

企業は募集要項で「◯◯:3年以上の経験」など、期間を指定する場合が多いです。
技術者の採用の上で、期間は重要な判断基準となっていることがわかりますね。

もし期間で経験の豊富さを伝える場合、内訳もできるだけ具体的に伝えると効果的です。

  • 「Javaの経験は9年です」
  • 「Javaの経験は9年です。そのうち3年はAndroidアプリ開発、4年はフレームワークを使ったシステム開発、2年はWebサービスの開発に携わりました」

内訳を具体的に伝えることで、どんな経験をしてきたかがより明確になります。

4.マネジメント経験は人数や内容を忘れずに

自己PRでマネジメント経験を話す場合、具体的な人数や業務内容を必ず伝えましょう。

エンジニアのマネジメント業務は、企業や役職によってマネジメント対象の人数や実際の業務内容が異なります。

人数や内容を明確にして伝えることで、あなたのマネジメント経験や能力を適切にアピールできますよ。

マネジメントの人数や内容を曖昧なままにしておくと、過大・過小評価につながる可能性があります。

また、詳細を伝えないことで「マネジメント能力」自体を疑われるおそれもあるでしょう。

5.提案力や調整力は折衝の経験や調整業務でアピールする

あなたが提案力や調整力をアピールしたいなら、折衝の経験や調整業務について話しましょう。

エンジニアとしての技術力だけでなく、より良いコンテンツを開発するための提案力や調整力がある人は評価されます。

しかし、単に「提案力があります」とだけ伝えても説得力がありません。

これまで折衝や調整業務でうまくいった経験があれば、エピソードをまじえて話すと効果的です。

さらに、提案や調整で心がけていることなどがあれば、アピールしましょう。

6.トラブルへの対応経験で現場での対応力を期待してもらう

エンジニアは仕事内容や携わるプロジェクトによって、柔軟な対応が求められるシーンも多いです。

対応力を重視している企業に対しては、トラブルへの対応経験でアピールしましょう。

具体的には、

  • どんなトラブルか
  • どんな対応をしたか
  • 結果どうなったか

の3点を明らかにしながら、あなたの対応力の高さが伝わる内容にします。

いざというときに柔軟な対応ができるよう、どんな工夫をしているかなども話せると良いでしょう。

7.情報収集やスキルアップのために工夫していることで差をつける

純粋にエンジニアとしての学習意欲や仕事のへの姿勢をアピールするなら、情報収集やスキルアップでどんな工夫しているかを伝えましょう。

積極性や主体性があり、ほかの人と差がつく内容であれば、評価されやすいです。

たとえば、次のような工夫が挙げられます。

  • 毎月エンジニア同士の勉強会を開催している
  • 学習内容や経験のまとめを定期的にQiitaに投稿している
  • 英語スキルを身につけて海外発のIT系ニュースでいち早く情報を収集している

どんな目的で行っているか、工夫によってどんな成果を実感できているかまで具体的に伝えられると良いでしょう。

スキルアップや情報収集については、こちらの記事も参考にしてみてください。

仕事のスキルアップをする方法5選を詳しく解説!成功させる9つのコツも紹介仕事のスキルアップをする方法5選を詳しく解説!成功させる9つのコツも紹介 エンジニアの情報収集を徹底解説!目的別のおすすめサイト16選も紹介エンジニアの情報収集を徹底解説!目的別のおすすめサイト16選も紹介

エンジニアの自己PRでの注意点7つ

エンジニアの自己PRでの注意点

エンジニアの自己PRを効果的にする方法についてお伝えしました。
自己PRを考えるときには、ぜひ参考にしてくださいね。

自己PRでは、注意すべきポイントも存在します。

うっかりすると、せっかくの自己PRが逆効果になることもあるので、覚えておきましょう。

ここでは、エンジニアの自己PRでの注意点を7つご紹介します。

  1. 専門用語を多用しない
  2. エピソードは1つに絞る
  3. 抽象的なアピールはNG
  4. 資格などの根拠を示す
  5. 回答が矛盾していないか考える
  6. キャリアプランと一致させる
  7. 自己PRは複数用意しておく

無自覚にできていないことが多いので、自己PRを考えたときはチェックしてみるといいですよ。

順番にご説明します。

1.専門用語を多用しない

エンジニアの面接では、専門用語を多用しないよう注意しましょう。

企業の面接官は、ITや技術の知識がない可能性があります。

また、エンジニアはクライアントやチームメンバーなど、技術的な知識がない相手と関わりながら仕事をする機会が少なくありません。

知識のない相手に対してわかりやすく説明する能力があるかも重要なポイントです。

専門用語を平易な言葉で説明できない場合、その言葉について深く理解できてないとみなされます。

2.エピソードは1つに絞る

自己PRは自分の魅力をアピールしたいあまり、あれもこれもと話してしまうことがあります。
しかし、エピソードは1つに絞ることで、端的かつ印象的になりますよ。

話が長くなる人は、自分への自信のなさから説明しすぎている場合が多いです。
紹介するエピソードが多いと、結局何が言いたかったのかがわかりにくくなります。

数を増やすのではなく、1つに絞ったエピソードについて、具体性や論理性がしっかりしているかを意識したほうが効果的です。

十分にエピソードの深堀りができていれば、いくつものエピソードを話さなくとも伝わります。

3.抽象的なアピールはNG

面接でやってはいけないのは抽象的なアピールです。

次のような自己PRは抽象的で、あなたの経験や能力がはかれません。

  • 「さまざまな案件に携わってきました」
  • 「幅広い仕事内容に対応できます」
  • 「コミュニケーション能力があります」

自己PRはあなたの強みを伝え、魅力を感じてもらうものです。
説得力のある内容になるよう、具体性を高めましょう。

4.資格などの根拠を示す

資格などの根拠を示すことは、知識やスキルの証明になります。

特に難易度の高い資格は面接を有利に進める助けにもなるので、取得しておくと安心です。

ただし、資格だけがあっても評価はされません

あくまで資格は知識やスキルがあることを証明するだけのもの。
現場で使える実践的な力があることを伝えるには、実績が有効ということに注意しましょう。

転職や年収アップに役立つエンジニアの資格については、こちらの記事でも紹介しています。

エンジニアにおすすめの資格15選!国家とベンダーに分けて解説エンジニアにおすすめの資格15選!国家とベンダーに分けて解説

5.回答が矛盾していないか考える

面接で質問に答えているうちに、回答が矛盾することがあります。
矛盾があると、十分に考えられていないと見なされるため、よく注意しましょう。

よくあるのは、エピソードで矛盾が生じることです。
記憶が曖昧な状態や、伝えたいことがまとめられていないと、矛盾が起きやすくなりますよ。

面接で矛盾なく話せるよう、事前にしっかり考え、話を整理しておきましょう。

6.キャリアプランと一致させる

自己PRで話す内容は、キャリアプランと一致させるように考えておきます。

自己PRで「転職後は経験を活かして技術を高めたい」と話しているのに、キャリアプランで「管理職として活躍したい」と話しては、一貫性がありません。

キャリアプランも面接でよく聞かれる質問です。

頻出の質問内容は、各質問で一貫性のある回答ができるよう、内容をよく考えておくことが大切ですよ。

エンジニアのキャリアプランについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

7.自己PRは複数用意しておく

自己PRは複数用意しておくようにします。
1つしか用意していないと、臨機応変に対応できません。

転職活動では複数の企業の面接を受けるでしょう。
しkし、企業ごとに求職者に求める人物像は異なります。

効果的な自己PRを実現するには、企業が求めている人物像を理解した上で、自分の強みをアピールしなければなりません。

つまり、企業ごとに適した自己PRができるよう準備しておく必要があるのです。

事前にいくつか用意した自己PRのなかから、面接する企業に最も適しているものを話しましょう。


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職種別!エンジニアの自己PRの例文5つ

職業別!エンジニアの自己PRの例文

エンジニアの自己PRの注意点をお伝えしました。
自己PRを作ったときだけでなく、ブラッシュアップのときにも活用してみてくださいね。

「具体的にどんな自己PRが効果的なのか知りたい!」という方には、エンジニアの職種別に回答例をご紹介します。

ここでは、次の5つの職種ごとに回答例をご用意しました。

  1. システムエンジニア
  2. Webサービス系エンジニア
  3. ネットワークエンジニア
  4. インフラエンジニア
  5. 社内SE

あなたが志望するエンジニアの職種に合わせて、参考にしてくださいね。

それでは見ていきましょう。

1.システムエンジニア

システムエンジニアは、エンジニアの基本とも言える職種です。
最初はシステムエンジニアとして働き始めて、キャリアを築く人も多いでしょう。

システムエンジニアの転職を想定した自己PR例は次の通りです。

私の強みは、要件定義から開発までの一貫した対応力です。クライアントのニーズを汲み取りながら、より効果的なシステムを提案し、現実的なスケジュールに落とし込んで開発します。クライアントに機能や品質、納品までの日数などを納得いただき、満足度の高いプロダクト開発を心がけています。また、管理の観点から、開発段階の時点でプログラムを改修しやすい工夫も施します。今後は技術や知識を生かし、プロジェクトマネージャーとしてマネジメントを行いたいと考えています。

上記の例文のポイントは、次の4つになります。

  • 要件定義から開発までの一貫したスキルがあることが伝わる
  • クライアントへの提案力や説明力などもアピールしている
  • 開発だけでなく管理の視点を持ち、改修を見越した工夫ができる俯瞰力がわかる
  • キャリアプランが明確で、意欲を感じられる

システムエンジニアは、システム開発のあらゆる工程を担当できるスキルがあると安心です。

支持されたことだけをやるのではなく、提案や工夫など積極的な姿勢があるとより高い評価になるでしょう。

2.Webサービス系エンジニア

Webサービス系エンジニアは、WebサイトやWebサービスを開発するエンジニアです。
近年では自社のWebサイトやWebサービスを展開する企業が増加しており、需要も増えています。

Webサービス系エンジニアの転職を想定した自己PR例は次の通りです。

Webサービスの開発では、利用者拡大に効果的な導線づくりを意識して取り組んでいます。ユーザーの流入傾向や離脱率を分析した結果をもとに構築した過去の開発では、100万人の利用者が集まるWebサービスとなりました。さらに、企業の担当者がWebサービスを運用できるシステムの実装を行い、自立した運用を可能にしています。

上記の例文のポイントは、次の3つになります。

  • ビジネス視点を持ったWebサービス開発ができることがわかる
  • 実績を具体的な数字で説明し、規模感をわかりやすく伝えている
  • 企業自身がWebサービスを運用できるような工夫も実現している

Webサービスエンジニアは、企業の目的に沿ってWebサービスの構造を作れることが大切です。

基本的にWebサービスでは利用者拡大を目指すため、実績があればアピールしやすいでしょう。

3.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークのシステム構築や保守管理をするエンジニアです。
企業がスムーズにコンピュータを扱えるよう、快適な通信環境を構築・管理します。

ネットワークエンジニアの転職を想定した自己PR例は次の通りです。

クライアントが何を望んでいるか、要望の実現にはどんなネットワークが必要かを意識しています。クライアントの知識量に合わせて十分なヒアリングや説明を重ね、満足いただくことを重視してきました。また、トラブルへの対応策を事前にまとめて共有し、誰でも迅速な対応ができる環境を整えています。知識やスキルにも自信があり、4年間のネットワーク開発経験で、『情報技術者試験』や『シスコ技術者認定資格』のネットワーク部門の資格を取得しています。

上記の例文のポイントは、次の3つになります。

  • クライアントに対する高いコミュニケーション能力がわかる
  • トラブルに対する対応力をアピールしている
  • ネットワークに関する知識・スキルを経験や資格とともに説明している

ネットワークエンジニアは、クライアントの課題を解決するネットワークを構築するため、ヒアリングが重要です。

コミュニケーション能力の高さは、企業に対する効果的なアピールになるでしょう。

4.インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのITインフラを設計・構築・運用するエンジニアです。

ITインフラは世界中のあらゆる危機に利用されており、社会貢献度が非常に高い職種と言えます。

インフラエンジニアの転職を想定した自己PR例は次の通りです。

わたしは現職で、社内のサーバーの設計・構築・運用を3年経験してきました。具体的にはWebサーバー10台、DBサーバー6台、メールサーバー6台の設計および構築、障害への対策などの運営・保守が中心となります。実際の業務ではLinuxを使用しており、Javaによるコーディング、ApacheとPostfixによるサーバー構築が可能です。

上記の例文のポイントは、次の3つになります。

  • 年数を明確にして職務経験を伝えている
  • サーバー台数を具体的に挙げることで、携わったインフラの規模を明確にしている
  • 実際の業務で使用しているOSやプログラミング言語などを伝えている

インフラエンジニアは、関わったインフラの規模が重視されます。

過去の開発プロジェクトの詳細に具体性を持ち、効果的なアピールにつなげましょう。

5.社内SE

社内SEは、自社の業務に関わるシステム構築・運用保守を担当するエンジニアです。
また、業務には社員に対するパソコンの操作・設定などのサポート(ヘルプデスク)も含まれます。

社内SEの転職を想定した自己PR例は次の通りです。

わたしの強みは、物事をすばやく把握して相手にわかりやすく伝えることです。現職では500名規模の企業で社内SEとして4年勤務しています。業務領域がまったく異なる社員からの問い合わせに対応し、専門用語を使わないのでわかりやすいと多くの社員の方から高く評価いただきました。さらに、社内の作業環境を整えて効率化を図るため、高速の社内Wi-Fiの導入を提案しました。結果として動作が軽くなり、機器を使用する場所を問わないために、社内の生産性が30%アップしました。

上記の例文のポイントは、次の3つになります。

  • 企業の規模や経験年数を明確にしている
  • 高く評価された説明力をアピールしている
  • 新しいインフラの提案によって社内の生産性を高めた実績を紹介している

社内SEは業務が多岐にわたるケースも多いです。

業務への対応力の高さをアピールすると効果的ですよ。

まとめ:就職先・転職先に合わせて自己PRを考えることが大事

今回は、エンジニアの自己PRについて詳しくご説明しました。

面接での自己PRはあなたの採用・不採用を決定づける大きな要素の1つです。

自己PRの評価が高ければ、採用の可能性も高まります。

あなたが志望する就職先・転職先に合わせて、自己PRを考えましょう

今回の内容を参考に、効果的な自己PRのコツをおさえて面接にのぞんでくださいね。

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